Kotakuは割合に、ファン視点な印象があり、ゲーム本道の記事以外にも、脇道の話題にも熱心なのが面白いところです(ちなみにIGNはコスプレは眼中にないのか、記事にしていません)。
今回の記事は画像が多数掲載されていますので、こちらを別ウィンドゥで開いて参照しつつお読みになるのが、わかりやすいかと思います。
東京ゲームショウ・スーパー・コスプレ祭、初日
東京ゲームショウの「コスプレ地区」は、手の込んだ手作りの衣装を着た少女や少年たち、……それと、理由は定かではないが、彼らを熱心に写真に収める、太ったカメラマンたちで大混雑だ。
東京ゲームショウの一般公開初日、コスプレイヤーたちは、『ファイナルファンタジー
ともあれ、東京ゲームショウの一般公開日初日の参加者たちによる、最高のコスプレを集めたこのギャラリーを楽しんでくれ。それで、どのキャラクターが一番撮るのが難しかったかわかるなら、言ってみてくれ…。●
参考までに、1UPの東京ゲームショウ・コスプレ動画もご紹介(本来、こちらを記事にしたかったのですが、コメントが集まらず断念)↓。ものすごくクオリティが高いです。
Cosplayers TGS 2009 Montage
↓さて、この記事についたコメントです。楽しげな品評会になってました。
■13番が爆笑モノ。「あいつ」のコスプレをやるなんて、これは金賞だな。
■↑アキバだ!(訳注:『メタルギア ソリッド4
■↑誰それ。
■↑ジョニー佐々木だろ。『MGS』で有名な。
■↑最初の彼だとわかったキミを支持するよ。
■オレは14番を支持。
■8番は八神(訳注:『キング・オブ・ファイターズ』の八神庵)か? それとも、邪悪なドナルド・トランプ(訳注:アメリカの大富豪)か?
↓ドナルド・トランプ。…と八神庵。(こんな大富豪になっても、カツラってこのレベル止まりなんだなあ、と感慨深かったです)。


■27番は、このギャラリーの「ウォーリーを探せ」だな。すげえわ。(訳注:指摘されてますが、たぶん18番のことかと。カメラマンに埋もれてまさに「ウォーリー」を探せ状態)
■↑これはなに? 何なのかわからないけど、僕好みだよ!
■↑『ドラゴンクエスト』!ミミックだって!
■↑18番のこと言ってない?舞(訳注:『キング・オブ・ファイターズ』、『餓狼伝説
■↑キミの願いは、オレの命令だ。
■↑「みんなの中のひとりだって他の人とはちがう」ってやつだな、まさに。
■コスプレのファンだったことってないんだけどさ、これは言っとく。日本人は、オレたちより物凄く、コスプレが上手い。たぶん、アニメの女性キャラのコスプレしてる日本人で、太った人なんか誰も見たことないだろ。
■↑当たってる。何年か前に雑誌で『セーラームーン』のコスプレしてるやつらを何人か見たんだよ。どう思ったかわかる? 女だったのかもな、ってぐらい。
■↑うん、どれもキモいよな。たぶん、米国では、アニメって、多くが社会的につまはじきにされてるやつとか、ダサいヤツによって消費されてるんだと思うんだ。米国でアニメファンになるキレイな人の割合って、不細工な人に比べたら、目立つほどのものじゃない。そのうえで、コスプレをやろうって人となると、もっと少ない。
アメリカ産のコミックのファンの日本人も、絶対同じようなもんなはず。…もしいるんならだけどさ。
■↑しばしば見過ごされることだけど、よく見る日本のコスプレイヤーの衣装は多くが、既製品だよ。で、一般に、彼らは、自分の体のサイズから、着れるものと着れないものを見分けるのが上手いんだよな。
■↑その通り。日本のコスプレって、体型と衣装が合わないってのがそんなにないんだよな。米国のコミコンとか他のコンベンションを見てみろよ。みんな、わざわざ自分の体にぜんぜん合ってない衣装を選んでる。
言いたいのは、オレなら間違わないってこと。オレがコスプレをやるとしたら、できるのは、オタコンか雷電(訳注:双方とも『MGS』の登場人物)みたいなやつだけ。なのに、オレみたいな体型のアメリカ人は、「クラトス(訳注:『ゴッド・オブ・ウォー
一般論を言えば、もちろん、米国にだって良いコスプレイヤーはいるさ。でも、そいつらはコスプレで金をもらってる連中か、実際にファッション・デザインの経験があるやつのどっちかだ。
↓クラトス。…確かに厳しい。衣装っつうより、ボディビルが先。

■↑どこで見るか知ってれば、西欧にだって良いコスプレはたくさんあるってば。いいものは、マジでいいよ。ただ、日本のコスプレイヤーは2流の人ですら、ウィッグやメイクアップには神経を使うんだ。これは覚えといて損ないから。
■↑そうだな、間違いない。米国の良いやつは、どのキャラクターなら自分に合うか考えて、それに従ってプランを調整する。そういうことに時間をかけてる。けど、そう、やっぱり、多くがプロだったり、ファッションデザインの学生なんだよなあ。
■8番の庵が最高だ。庵の猟奇的な感じが出てる。
■↑朝食がわりにチンピラを食いそうだな。異常な感じがすっごく出てるよね。
■『Gガンダム
■曲線豊かなKOS-MOS(訳注:23番。『ゼノサーガ
■9番の背景にいるジタンとダガー(訳注:『FF IX』)、完璧にすげえ、チェックだ!それ以外では、ピット(訳注:『35番。光神話 パルテナの鏡
■ベスト・コスプレイヤーを忘れちゃ困る。昨日、僕が撮った写真からお見せしたい↓。キモい顔のコスプレを愛せるようになるはず。

■↑怖いってば。
■15番のルードとレノ(訳注:『FF VII』)が素晴らしいよ。まあ、衣装がものすごく複雑ってわけじゃあないけど。
■35番のコの名前かアドレス、誰か知らない?彼女に、ドライクリーニング代を送らないといけないんだ。
■↑ありゃ、男だよ(爆笑。
■↑35番? 女かって? キミに悪いニュースを伝えなきゃいけないのがつらいよ…。
■↑35番は男に見えるけどなあ。もちろん、オレの目が間違ってるかもしれないけど(スクエニの男性キャラクターのデザインのせいで、見る目が歪んできてるのかもしれない)
■↑いや、35番は男だろう。かなりトラップではあるが。
■↑申し訳ないが、日本女性を見分ける自分自身の技術に、オレはこだわらせてもらおう。言わせてもらう。彼女は100%のA級女性だよ!フルサイズにして見てみろ。顔をチェックだ。ピンクの口紅を塗ってる。オレのネット恋愛を邪魔する気だろうが、オレの恋は冷めない。
……いや、確実に男性でしょう。胸ないし。
■ここに居合わせなかったことを神に感謝したい。……いたら、今頃、捕まってる。4番、7番、19番あたり、それから特に23番の彼女のせいで。クーーーーッ!
■8番と33番、かなり気持ち悪いなあ。あの頭は、あの状態で歪んでるように見える。
■↑同意。見たとき、あ!って声出た。すっごく変わった顔だ…。
■↑うん、僕もぞっとした。これが彼のねらいなら、計画通り成功ってやつだな。
■脳みそがフライになりそうだよ。どれが女で、どれが男だって?
■アレンビのコスプレイヤーだって? 意外。たぶん、『Gガンダム』のゲームが出るって前兆だな。…そう夢見ていいよな?な?
■ベヨネッタとベアトリクス(訳注:4番左と右)……私のファン小説が現実になってる。あとは必要なのは、ティファとチュンリーだけ。
■『FF XIII』のコたち、すげえ。ヴァイス(訳注:11番。『エターナル・アルカディア』)も。26番の隅にいるまよい(訳注:『逆転裁判』)もかわいい。バルフレア(訳注:31番。『FF XII』)も凄い見栄えだ。KOS-MOSはちょっとごちゃごちゃしてるけど、衣装は手が込んでるよね。みんなが殺到してる18番の女の子は何?
■↑たぶんだけど、不知火舞じゃないかな、扇と髪型から察するに。
■おい、Mcwhertor(訳注:この記事のライター)、お前は全人類を失望させたよ。舞の写真が最高なら、撮れってちゃんと。
■↑(この記事の記者本人)涙。
不知火舞は、なかなか露出度が高く、画像検索がフィギュアと同人誌ばっかりという…。適当な画像がなかったので、どんなコスプレか興味をもたれたかたは、検索なさってみてください。
■15番のカウボーイスタイルの女の子は一体なに?……(『ファイナルファンタジー』に)あんなのいたっけ?
■↑ティファが『FF VII』と『クライシスコア
■↑あああああああ。ありがとう。そうだった。忘れてた。
■11番と13番がお気に入りだな(『エターナル・アルカディア』の大ファンだから)。…それと、7番と14番は、何のコスプレ?
個人的に、面白かったです。
ストリートファッション物もそうですが、コスプレ写真は、気心の知れた友達とお茶でも飲みながら眺めてると、あれこれ話が弾むものの1つかもしれません。
3日目のコスプレの写真もアップされていたのですが、こちらはもう21番の彼女が大人気。彼女の昔のコスプレ写真なども掘り起こして、盛り上がっておりました。確かに、凛とした顔立ちの美女でございます。
…ちなみに、3日目は、1番の『FF XIII』のペアも秀逸。サッズ、アフロヘアの中でチョコボのヒナを飼ってるんすよね。『FF XIII』で一番ときめく設定ですな。
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↓たまには。今日の米国アマゾン、ゲームのベストセラー1〜4位。