2010年01月27日

海外ゲーマーの反応 - Xbox360新CMを見ていると、ドリームキャストを思い出す?! -

Xbox360の新しいCMの話題です。
元記事は、はちま起稿さん。転載先はこちら


新しいXbox360のCMは、かつてのドリームキャストを思い出させる。

日本以外の国に住む人々にとって、この国のXbox360のCMはいつも面白い。
以前には、バンドが出てくるものや、不況を吹き飛ばす歌を使ったものもあった。

Xbox360の最新CMシリーズは、Xbox特命課のサラリーマン3人組が登場する。Xbox360のロゴのかぶりものをした男は、名を三六丸。意味は文字通り、360だ。

【ニコニコ動画】【特命課 戦いの記録】 第0話 特命課新人歓迎会


このCMでは、Xbox特命課に新人が入ってくる。顔にケガをしている課長と、包帯を巻いた三六丸。この二人は、Xbox360にビッグなゲーム・タイトルを獲得するためなら、危険も喜んで冒すやつら。課長は、新人に尋ねる。「なにか質問は?」。新人は問い返す。「この人、誰ですか?」。そう、彼は三六丸、その人!

でも、三六丸は、Xbox360のX音でしか話さない。

【ニコニコ動画】【特命課 戦いの記録】第1話 モンハン フロンティア、XBOX 360へ


CM第2弾は、特命課の3人のサラリーマンが、『モンスターハンター』をXbox360へ獲得するために出向いていくというもの。Xbox360のためにビッグタイトルを口説き落としにいくのだ。そして、次にXbox360にやってくる新しいタイトルがなにかという煽り。タイトル名は「XXXX」とまだ秘密にされてはいるが、さて、いったい何がくる?

このCMは、日本のビジネス文化のドライな側面を物語りつつ、かつてのセガの湯川英一のCMを思い出させる。願わくば、消えていったドリームキャストより、Xbox360がマシな運命にあることを祈りたい。

ドリームキャストはソニーのPS2に敗退し、これにより、セガはハードウェア業界から撤退した。だが、北米や欧州でのXbox360の高い普及率を考えれば、マイクロソフトが同じ運命を辿ることはないとは思うが。●



逆境を逆手に取った面白いCMですなあ。
ちなみに、以前もご紹介しましたが、ドリームキャスト、湯川専務のCMはこちら↓。

ドリームキャスト 湯川専務シリーズ



この記事についたコメントです↓。

■…大好きだ。

■XboxのX音って初めて聞いたけど、これは良い、……いやいや、そんことはないない。

■日本人にXbox360を無理にでも買わせようっていう、最後のあがきか?

■↑これはCM。日本人を脅迫してるわけじゃないよ。
マイクロソフトやXbox360をマジで嫌ってる人たちがいるけどさ、それって、大きいものへの嫉妬だよ…。

■このXって顔のやつは、マイクロソフトの日本での新しいマスコット?前の、日本のXboxのマスコット、Xbox少女がいないと寂しいなあ。(訳注:Xboxのマスコットを検索してみたのですが、見つかりませんでした。Xboxってマスコット、いましたでしょうか…。)

■皮肉じゃないよ。ただ、三六丸が死んだらどうなるの?やっぱり、赤いリング点灯?(Xbox360の故障時のアラーム)。コマーシャルは悪くないね。

■待て。ドリームキャストって、日本で失敗したのか?そうか、なら、間違いなくXbox360はドリームキャストの孫にあたる。たぶん、日本ではもう生き残れない。

■Jack in the Box(訳注:米国のハンバーガーチェーン)のCMっぽいねえ。


↓かぶりものマスコットが登場する、Jack in the BoxのCM。
内容は、フィラデルフィア・チーズ・ステーキのためにフィラデルフィアへ出向を命じられたケビンが、半年後、フィラデルフィアから戻ってきたら、………という筋。フィラデルフィアの人は、こういう感じがステロタイプなんでしょうか(笑。

Jack In The Box commercial - "The Philly Intern"


■Xbox360のX音なんて、聞いたことないよ。これって日本だけのもの?

■↑そうだと思う。このCMでは、ジングルみたいに使われてるな。

■↑なんかキャッチーだわ。米国でもこういう音を使うこと、考えてみたらいいのに。日本のショウなんかも、奇妙は奇妙だけど、こっちでも人気出たりするじゃん、『風雲たけし城』みたいにさ。

■三六丸、すごいクールな男だなあ(笑。

■頭がXboxになるぐらい、Xbox360を愛しすぎてる社員がいるってことか。

■↑あれが、今話題のナタル(訳注:コントローラーなしで、体の動きを感知してゲームを操作できるという、マイクロソフト製品)ってやつ(笑。

■いずれ、三六丸のイトコの赤井輪具が出てくるぜ↓。

redring.jpg

■↑マジで、………誰が、故障したXbox360をマスコットにしたいとか思うのよ?!?!?!

■↑三六丸が怒るって。

■↑ネットのネタに笑うことはそんなにないけど、これは笑ったよ。

■↑これがまた、三六丸の折れた腕と良い具合に合ってるしな(笑。

■このCMシリーズ、いいなあ。笑ったわ。日本以外でも、このX頭のやつをマスコットにすべき。

■あのかぶりもの、ほしいわ。

■↑同じこと言おうと思ってた。内蔵のライトとか全部込みでほしい。

■↑音もほしい。あれをかぶって、面接を受けて、落ちてみたいから。リアクション撮影用のカメラもつけなきゃ。
CMのほうは、キュートなシリーズだよね。字幕付けて、アップしてくれないかなあ。

■このCMに必要なのは、あのXbox頭のとこに、「わたし、PSP Goより売れてるんです。そう思いたいんです。そういうことにしておいてください」ってテキストをスクロールさせることだな。

■ふむ、まあまあかな。リンクしてあったドリームキャストのCMのほうが好き。すっごく面白かった!今日は、ずっとドリームキャストで遊ぶかな。ありがとう、Kotaku!

■↓このCMって、ドリームキャストで遊ばずに外で遊んでる子どもを、セガタ三四郎がみんなぶちのめしたってことかな?(笑。セガタ、キミがいなくなってさびしいよ!

3 Segata Sanshiro commercial sega saturn japan


■↑セガタは、(ドリームキャストではなくて)セガ・サターンのスポークスマンだよ。

■↑セガ・サターンは、ドリームキャストのために死んでいったんだよ。これほど尊い犠牲があるか(涙。

■地獄を見る思いで自分の弱点をあえてさらすことで、面白いCMを作るってのは、広告としては方向がちがう気がするけどな。……つまりね、あれは確実に、セガだからこそ効果的だったってこと。

■本当にあの頃に戻りたいよ。懐かしさでいっぱい。今でもドリームキャストはもってるし、ときどき遊ぶよ。誰か、他にもドリームキャストが大好きだった人いない?あの頃は良かったよね。

■↑はい、はい、オレ。まだ、テレビにつないであるよ。

■↑オレも。もってるのは、2000年の11月より前のモデル!!

■↑『シェンムー』をクリアしたばっかし。たぶん、これで10億回目だな!

■↑『シェンムー2』はプレイした?あれは、初作より良いぐらいだよ。僕?僕の場合は、『クレイジータクシー』だな。あれに飽きる日が来るとは思えないね。

■『シェンムー2』はドリームキャスト版もXbox版(訳注:海外のみ)も、どっちももってるよ。個人的には初作が好き。初作のほうが個人を感じたんだよね。『クレイジータクシー』もかなりやったなあ。それと、『パワーストーン』ね。これには絶対に飽きない。

■(2番目の)CMの中の影は、『エヴァンゲリオン』かと思ったんだけどなあ。(『モンハン』(訳注:『モンスターハンター フロンティア』)がXbox360に来るって発表されたばっかりではあるけど)。

■↑そんなこと言われると、『エヴァ』だったら…って気持ちでいっぱいになっちゃうじゃん。

■↑そうそう。

■Xboxはドリームキャストの魂の継承者だってずっと思ってた。初代は、ドリームキャストと同じようなバカデカいコントローラだったし!ドリームキャストの担当が、マイクロソフトのゲーム部門に転職したなんてことあるかな?

■良いCMだね、ハハハ…。でも、日本では、Xより360のほうをもっと強調すべきだったんじゃ、と思う。だって、○なら合格だけど、×だと失敗って意味だもの。

■CMの「XXXX」に入るものって、「PSで売れたゲームシリーズで、マイクロソフトの切り札になるようなゲームの名前をここに入れろ」って意味だとしか考えられなかったんだけど。

■ドリームキャスト=Xbox360か。マイクロソフトは、セガのようになるために、やれるだけのことはやるのかもな。コントローラーの形から、マーケティングまで、ドリームキャストをコピーしてさ…。でもな、ドリームキャストは昔も今も、これからだってずっと、正真正銘の最高のゲーム機なんだ。

■↑そうかな?僕、ドリームキャストは大好きだけど、コントローラーはだめだと思ったよ。Xboxのコントローラーのほうがまあ、マシ。それと、ドリームキャストをコピーしたいなんて誰も思わないだろ。

■↑言いたいことはわかるけどなあ。……意識的にマイクロソフトがコピーしようとしてるのか、それとも単にドリームキャストが時代の先を行ってて、そこにマイクロソフトが追いついただけなのかは判断しにくいところ。

でも、確かに、初代Xboxはドリームキャストを部分的にまねてたよね。コントローラーは、サイズも形もボタン構成も似てたし、ドリームキャスト同様、初めからオンライン対応だった(このへん、ソニーは違ったよね。完全に勝機を逸して、埋め合わせるのにいまだに苦労してる)。

ドリームキャストとちがってた、新しいところって言ったら、大容量と内蔵HDDを導入したことか。PCゲームではもう当たり前のことだったけど、PS2も任天堂もやってなかったもんな。

ビジュアルメモリ(訳注:ドリームキャストの外部メモリ。ソフトをダウンロード可能で、ゲーム機としても利用できた)の考え方はすっごく好きだったけど、………あのコンセプトはドリームキャストといっしょに死んじゃったからね…。

■↑マイクロソフトは実際、セガのためにドリームキャストの設計をいくらか手伝ってるんだよ。

■三六丸って、ダフトパンク(訳注:フランスのハウス/テクノ系バンド)に入り損ねて、このCMに出るはめになったんじゃなくて?


↓ダフトパンクのメンバー。

daft-punk.png


■XboxとXbox360は、次世代ドリームキャストなんだ。

■素晴らしい!!!! 360特命課!

■「えっくすぼっくす、さんろくまるです。お会いできて光栄です。みなさんのための、プロフェッショナルで紳士的な娯楽品になりたいと思ってます」って感じだね。

■この三六丸をマスコットにしたら、日本じゃ絶対、大失敗するって。2Dの萌えな女の子にしたほうがいいってば。妙なロボ頭より、ずっとオタクを惹き寄せられるから。マジで。



Kotakuに限らず、ドリームキャストが話題に出ると、必ずファンが集まってきます。本当にファンが多いうえに、熱いなあといつも思います。

Xbox=ドリームキャストの後継者説は、真偽を検証するほどの知識はわたくしにはございませんが、もしも『シェンムー3』がリリースされるとしたら、やっぱりXbox360が一番可能性が高いのでしょうなあ。


以前、取り上げたドリームキャストの10周年の記事は、こちら



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posted by gyanko at 19:00 | Comment(53) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする