本日の元記事は、ファミ通とKotaku Japan。転載先はKotaku。
『ラブプラス』とポッキーがコラボしたバレンタイン・デイ・キャンペーンの特設ページはこちら。
■女子高生が!チョコレートをくれる!
もうすぐバレンタイン・デイ。コナミが、任天堂DSタイトル、『ラブプラス』をプロモーションする良い方法を考えついた。制服姿の女の子たちが、ランダムに男性たちにチョコレート菓子を手渡してくれるというもの。
手渡されたのは、ラッピングされたポッキーで、これには、ウェブカメラを使って画像データをディスプレイできるメッセージつきカードもついてくる。
女の子が一方的に男性たちにチョコレートを渡していることに、ファミ通が撮影した写真で気づくかもしれないね。日本では、チョコレートは女性から男性にあげるものなんだ。…男性から女性にチョコレートをプレゼントして、女性をはげまそうという、逆バレンタインを売り出そうとがんばっている製菓会社もあるにはあるけれど。
一ヶ月後の3月14日には、今度は男性が女性にチョコレートを上げる日がやってくる。ホワイト・デイと呼ばれてる日だ。これはもともと、チョコレートを買うのが「女性っぽい」と考えられてた頃に、マシュマロ・メーカーが売上増加を願って始めたものだが、今となっては誰もマシュマロはプレゼントしていない。
僕の6歳の息子は、バレンタイン・デイを指折り数えている。一人か二人の女の子からチョコレートをもらえるのを祈って。コナミは、このキャンペーンで、あの子ども時代の懐かしい思い出をじかに呼び覚ましてくれてるわけだ。素晴らしいね!●
写真は、こちらからどうぞ。
面白い企画ですなあ。街角で突然、手渡されたら、キャンペーンとわかりつつも、男女問わず、ちょっとうれしいんじゃないでしょうか。いや、キャンペーンだと知らなかったら、むしろ怖いか…。
バレンタイン・デイの発祥は、ローマ時代、豊年を祈願する(清めの祭りでもある)ルペルカリア祭の始まる日とされています。
Wikipediaによると、「当時若い男たちと娘たちは生活が別だった。祭りの前日、娘たちは紙に名前を書いた札を桶の中に入れることになっていた。翌日、男たちは桶から札を1枚ひいた。ひいた男と札の名の娘は、祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていた。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚した」。
チョコレートを贈る習慣は、19世紀後半、イギリスのキャドバリー社がハート型バレンタイン・キャンディボックスを発売したのが初め。
この記事についたコメントです↓。
■現代日本って、カソリック教徒はどのぐらいいるの?バレンタイン・デイってカソリックの祭日でしょ。要は、聖なる日ってこと(サンタクロースと同じように、356日中この日だけはとても大事な人になる。彼だけのために捧げられた日だからね)。
■↑うーん。昨今は、ほとんどの年中行事同様、こういうのって実際の祭日の意味よりは、商業主義のおかげで生き延びてるって気がするけどね。
■実際さ、バレンタイン・デイって愛とは何にも関係ないよ。なにを言ったところで、聖人の祝日ってだけ。この日が祝日なのは聖バレンタインだけじゃないしね。
2月の半ばってのは、鳥がツガイになる季節って考えられてて、それを恋人同士の日ってしただけ。
もっとも、オレはプロテスタントだから、カソリックのことはぜんぶわかるってわけじゃないけど。
■制服姿で配られる無料のチョコレートかあ。拒めないよ。ティッシュは断るけど、これはもらっちゃう。
■日本では、女の子たちが男の子にチョコレートを贈る。なんてスイートなんだ!日本に住む理由がもう1つできたよ。
■↑チョコレートをくれた相手すべてに、一ヶ月後、チョコレートを返さないとだめなんだぞ。大きな義務なの、これは。
■↑アニメで見て、知ってた。
■↑アメリカのバレンタインよりマシかな。アメリカの女の子がくれるのは請求書だけだもんな。オレがケチな男でむしろ良かったよ…。あとは、ギャンブル・チョコレートぐらいか(訳注:変な味のものも混ざっているチョコレート・ボックス)。
■聞いていい?メンズ・ポッキーと普通のポッキーのちがいってなに?
■↑オレが食べたメンズ・ポッキーは、ダーク・チョコレートだった。すっごいうまい。
■↑太いんだよ。それで、ナッツがついてる。いや、本当に。
■このキャンペーンをやることが正しいことだって女の子たちは感じてるのかな?だって、買ってほしいのは『ラブプラス』なわけで、彼女たちにとっては邪魔なライバルじゃないの?
■↑こういうオタクっぽいものって、どれも女性版が普通はある。ヤオイ、同人、執事カフェ、女性を対象にしたデート・シミュレーション等々…。
■↑オレが知る限りは、『ラブプラス』の女性版はないよ。ライバルは現実の女の子だけ。あとは、日本にある、ガールフレンドごっこをしてくれるビジネスぐらい。
■↑『ときめきメモリアル Girl's Side』は同じ制作会社だよ。
■日本の可愛い女子高生にバレンタイン・チョコレートを渡された場合の反応を想像してみた。彼女が僕のところにきて、「はい、これ、作ったの。……で、でも、別に好きとかっていうんじゃないんだからね!!!!(I-It's not like I like you or anything!!!)」…もう、オレは溶けると思う。
■↑兄弟、アニメの見すぎ。でも、うん、マジで、そうだったら、可愛いし、スイートだわー。オレだったら、「Honto ni? Kawai desu neee~~」(訳注:台詞だけ原文ママ)
■↑言えてる。頭が爆発する、そんなことになったら。彼女は、爆発したオレの返り血を浴びることになるわけさ。
■こんなことオレは信じないね。絶対、爆発物が入ってるんだ。
■うがーーーー。バレンタイン・デイって、UBIソフトの『Imagine』(訳注:北米の低年齢層の女の子対象のなりきりDSゲーム)シリーズより嫌い。
■今年はバレンタイン・デイと中国の新年が同日なんだよな。なんて日だ。それと、一枚目の写真の真ん中の女の子とその右の子が、イエス!
■罠!
■↑美味しい罠じゃないか。
■これって、ほとんど、文字通り義理チョコじゃん。小学校のとき、先生が、誰も負け組にならないようにって、クラスの全員にカードを書きなさいって規則を作ったときより酷いと思う。
■そして、もちろん、Yahooオークションで、このチョコレートがものすごい価格で山のように売られてるわけだが…。
■バレンタインか。どれほど、あの女に金を使ったか思い出すのも嫌だ。
■↑同志だな。……離婚は金がかかるわ。
■あまりにも商業化されすぎたあたりから、バレンタイン・デイって全然好きじゃなくなったなあ。
■バレンタインが商業的じゃなかった時代って、どれだけ長生きなんだよ、キミは。
■↑ハハハハ。
■またしても愚かしいマス・メディアのせいで、社会がホワイト・デイにお返しを要求するなんて痛ましい話だよ。
■オレは、義理チョコの味しか知らん…。
■オーマイガ!可愛い女の子がオレにチョコレートをくれるのか?!?! (合法であることを願う)もう一人じゃないんだな!(彼女たちがつけてる青いスタッフバッチを見つめて)……チキショーーーーーーー!
■アメリカだと、女の子が男の子にチョコレートをくれるなんてことはない!
■↑本当に?私、いつもボーイフレンドにチョコレート・バーとトリュフをあげるよ。大好物だから。
■あきらかに住む国を間違えたよ。もし可愛い日本の女の子が僕のところにチョコレートをもってきてくれたら、焼け死んだと思う。
■2週間前にトヨタ関連のものは全部捨てたから、次はポッキー関連を買い込もうと思う。
■コナミ、なんてズル賢いやつなんだ。
■変わった宣伝方法だけど、効くわな、これは。
■日本がどれだけ凄い国か。日々、勉強になるし、持論が強まってくよ。
■↑日本に行って住んでみろ。言葉を覚えて、日本の会社で働くんだ。たぶん考えが変わる。保証する。オレは今、日本を憎み、そうして愛してる。素晴らしいものはたくさんあるよ。食べ物、文化、ビール自販機……。でも、同時に、グループ思考、外人嫌い、「お箸、上手ですね」みたいなの、ワーカホリック的なところ。西欧的なノンキな精神構造じゃやってられないよ。
■メンズ・ポッキーなんてあんのか????
■↑ダークチョコだって。見たところ、女の子は、ダークチョコレートは食べちゃだめみたいだなあ。
■Only in Japan。博愛で可愛らしいストレンジャーのおかげで、愛されえてるって感じることができるわけだ。
■数年前に、日本で働いてた。2人の女性からチョコレートをもらったよ。結果、2年後にその一人とつきあうようになった。今は、いっしょにアメリカにいるよ。バレンタイン・デイ、ありがとう。●
お歳暮やお中元は廃止された会社も少なくなかろうと思いますが、バレンタインだけは永遠に続きそうな気がします。うれしい、ときめく、ではなく、「お父さんの面子である」と昔、上司が言ってました。質より数みたいです。
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