2010年02月16日

海外ゲーマーの反応 - 『FF XIII』、NBAのオールスター・セレブリティ・ゲームをスポンサード -

本日は、記事の前に、3月9日の『FF XIII』の北米/欧州発売に合わせて、北米で発売されるバンドル版Xbox360(400USドル)を。フェイスプレートは別売りで発売されるようです↓。

xboxffxiii.jpg ffxiiifaceplate.jpg


では、本日の記事を。


『FF XIII』がNBAオールスター・セレブリティ・ゲーマーをスポンサードする

「2010年のNBAオールスター・セレブリティ・ゲームは『ファイナル・ファンタジーXIII』がお送りいたします」。NBAとスクウェア・エニックスがプロモーション契約を交わしたおかげで、金曜、ESPN(訳注:ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のスポーツ専門チャンネル)のアナウンサーがこういうのを僕たちは聞くことになりそうだ。

(訳注:オールスター・セレブリティ・ゲームは、オールスター・ゲーム中のイベントとして、米国のセレブリティがゲームを行うもの。公式ページはこちら。)

スクウェア・エニックスが、NBAをスポンサードするという声明を出したのは今日(訳注:10日)。これに加えて、オールスター・ゲームに付帯するNBAオールスター・ジャムセッションでも、『FF XIII』のプレビュー・ブースが設けられることになる。今年のオールスター・ゲームはダラスで行われる。

(訳注:オールスター・ジャム・セッション。3ポイントシュート・コンテスト、シューティングスター、スラムダンクなどのバスケットボールのアトラクションを見せるオールスター・ゲーム中のイベント。)

声明では、NBAのファン層が、若いゲームファン層とかぶるというようなことを言っていたが、プロ・バスケットボール・リーグのスポンサーって、こんなに多種多様だったっけ?まあ、とにかく、セレブリティ・ゲームは金曜日、イースタン・タイムで7時からだ。●



バスケットボールと『FF XIII』。考えたこともない取り合わせで、合ってるのか合ってないのかもよくわかりませんが、セレブリティゲームの際、センターコートに『FF XIII』の広告も掲げられたようです。

↓センターコートの宣伝広告はこちらで。

2010 ALLSTAR CELEBRITY GAME WEST WINS


↓セレブリティ・ゲームで放映されたCMはこちら。

Final Fantasy XIII 13 Commercial US HD



この記事についたコメントです↓。

■変だよ。それしか言えない。変。

■控えめに言っても、『FF XIII』がNBA関連のスポンサーになるって、……行き当たりばったりって感じがするけど、今までで一番家族向けな『FF』がリリースされるってことなのかな。

■ESPNでコネチカット大学vs.シラキュースの試合のとき、これ、言ってた。

■『FF XIII』より、『ダンテズ・インフェルノ』とか『バイオショック2』のほうが良かったなあ。

■↑確かにね。スクウェア・エニックスのゲームを米国のメジャー・スポーツで見たことなんてないもんなあ。

■↑オールスター・ウィークエンドでプレビュー・ブースをもつことを考えたら、……成人向けゲームはスポンサーとしては良いアイディアじゃないよ。特に、『ダンテズ・インフェルノ』はだめだ。あのゲーム、巨乳が走り回ってるもの。

■Xbox360版やバンドルに金を注ぎ込むかわりに、セレブリティ・ゲームで宣伝しようって決心したのかねえ。

■これがどれだけの金の浪費かわかってないんじゃないの?そりゃ確かに、若いゲーマーだってたくさん試合を見るだろうけど、オレが若い頃って、JRPGは変なものだと思ってたし、オレの回りもそう思ってたよ。みんなじゃないにしてもさ。

バスケットボールのファン層と『FF』のファン層って一致しないよ。コメディ・セントラル(訳注:コメディ中心の米国のケーブルTV)みたいなネットワークにお金を使うべき。

■↑『FF』は知らないけど、CMを見て、クールな感じって思ってくれるかもしれない層にお金をかけるか、それとも、すでに『FF』を知っていて、予約をしてる層にお金をかけるかってこと?広告は、そんなごちゃごちゃ言うほど小難しいものでもないだろ。

■↑スクウェア・エニックスとしては、レオナ・ルイス(海外版のテーマソングの歌手)を使ったし、その「若い」ゲーマーたちが『FF』に惹かれるかもしれないって考えてるんじゃないかなあ。

■↑そういうことが言いたいんじゃないんだ。スクエニは、この宣伝で、より多くの若いゲーマーに買ってもらえるって考えてる。でも、何も知らないにしろ、少なくとも、より詳しい情報がほしいって思ってくれるような、もっと大人のゲーマー層に買わせるほうが、オレ的には簡単だろうと思うんだ。

■若い層にアピールするっていうのが的外れだっていうのは、確かに。でも、若い層って、セレブリティ・ゲーマーを金曜の夜にじっと座って見てないと思うんだわ。これを見てる見込みが高いのはもっと大人の層じゃないかな。

■妙な感じ。……最初に見出しを見たときは、冗談かと思ったよ。

■昔ながらのアメリカのスポーツマンってのは、JRPGが大好きってことになってるのか。

■↑広告というのはほとんどの場合、それまで気にもかけてなかった人たちに、商品への興味をもたせるためにある。

■↑筋骨隆々の男が、テレビの前で「リミット・ブレーク!」(訳注:『FF XIII』の戦闘システムの1つ)って叫んでるのを想像しちゃったよ…。

■↑オレたちに宣伝してもしょうがないもんな。ほとんどがすでに買う気なんだし。リサ・クドロー(訳注:TVドラマ『フレンド』等の出演した米国の女優)が『レイトン教授』のCMやるのと似たようなもんか。


↓リサ・クドローの『レイトン教授と不思議な町』のCM。
Professor Layton and the Curious Village | Lisa Kudrow Trailer


■サッカーとか野球のほうが、バスケットボールよりはターンベースっぽいのになあ。

■スクエアの素晴らしいやり方なのかも。セレブリティ・ゲームを観戦する人たちはたぶん、ゲームはやらないんだろうけど、『FF XIII』のビジュアルには歓心を得るだけの魅力がある。そういう人たちが、好き嫌いは別としても、ゲームを買ってくれたら、売上は上がるもんね。

■信じるかどうかわかんないけど、ドワイト・ハワード(訳注:NBAの選手。リーグ屈指のセンタープレーヤー)って、オーランドのオレが働いてるGameStopに何度も来てるよ。『ファイナル・ファンタジー』のことも知ってる。

■↑億万長者のドワイトが、GameStopで中古のゲームを買って、節約にはげんでるとか、やめてくれよ。

■↑新品買ってったよ。でも、中古の下取りはやったな。本当の話。

■NBAオールスターのファン層と『FF』のファン層はちがうだろ?ま、一番良い金の使い方ではないけど、スクエア、ナイス・トライだよ。

■『FF』とNBAって、マスタードとアイスクリームぐらい違うよね。どっちもファンタスティックだけど、共存できるものじゃ絶対ない。

■かなりアホらしい提携だわ。スクウェア・エニックスがより広い西欧の客層にアピールしようとしてるのはわかる。でも、必死すぎて、要点を見失ってると思う。お金を使うなら、北米で、前話にあたる小説を翻訳出版してくれるとか、コレクターズ版を出してくれるとか、そっちでしょうよ…。

■こうだな…。
選手がフリースローを決めようとしてる。
スコアは同点。時間はもうほとんど残ってない。
決まるか、外れるか、勝利のすべてがこの1投にかかってる。
みんなの目が彼に集まる。彼の顔から汗が飛び散る。

ハイ、ここで、チョコボの音楽がイン!


↓チョコボのテーマ曲。

FF - Chocobo Themes


■↑これだな。

■サッズやチョコボならNBAに入れるはず。問題は、彼らがデニス・ロッドマンのことを気に入ってくれるかだ。

■選手の誰かにサッズのコスプレさせないとだめだ。

■こんな奇妙なゲームのマーケティングは初めてだよ。次はなに?ハローキティDSがスーパー・ボウルのスポンサーか?

■変ではあるけど、……それほどでもない。昔、月曜の夜のRAW(訳注:アメリカ合衆国のプロレス団体WWEのテレビ番組)で『FF』の宣伝をアナウンサーがやったの思い出したよ。

■シカゴ・ブルズにヘイスト(訳注:動きが早まる魔法)をかけたいよ、いっそ。ブルズ、今、ダメなんだもん…(涙。

■↑ヘイストじゃ効かない。ブルズがダメになるのが早くなるだけだ。むしろ、相手チームにブライン(訳注:暗闇状態にする魔法)をかけたほうがいい。

■↑もういっそ、ニューヨーク・ニックスのファンになったほうが。

■↑JRPGがオールスターをスポンサードするなら、せめて『ファンタシースター オンライン』がよかったな。

■スクエニ、いくら払ったんだろ。

■NBAを観てる人の中で潜在的に『FF』のファンになりそうな人がどれぐらいいるのかわかんないけど、スクエアのマーケティング・チームにとっては意味があるんだろうな。……そうオレは思う。

■僕は、とにかく観るよ。だって、選手に、『FF』のファンですか?とか、このゲームをやろうと思いますか?とか聞くかもしれないし。これって、エキサイティングだよ。

■『FF』のすべてを愛してるけど、これは正しくないって思うんだ…。

■ま、「2010年NBAオールスター・セレブリティ・ゲームは、『ウイニング・イレブン2010』の提供でお送りいたします」ってよりはぜんぜん良いだろ。

■面白くもあり、変でもある……。ビジネス面では、下手なマーケティングの一例。間違った層にゲームを売ろうとしてるってことでは、EA並み。

■スクエニは、北米でより広い大衆へのマーケティングをする時期が来たんだよ。『FF XI』のときは宣伝が少なすぎて、スタートが弱かったから。

■みんな、NBAを見るやつは『FF』を知らないって言うけどさ、宣伝はなんのためにあるんだ?

■スクエニ。ずれてるって。セレブリティ・ゲームを観戦して、かつ『FF XIII』をプレイするやつなんて、オレはたった一人しか知らない。

■↑オレ、今、『FF XIII』とNBAっていう大好きなもの2つの組み合わせを絶賛しようと思ってたとこだった。

■↑じゃ、これで二人だ。オレの兄貴とキミ!



こういうマーケティングは北米のスクエニが担当するのだろうと思いますが、いろんなことにチャレンジしますなあ。



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posted by gyanko at 18:00 | Comment(30) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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