2010年04月13日

海外の反応 - 鹿島のビル解体新技術、だるま落とし -

本日は、鹿島が開発しただるま落とし式解体(鹿島カットアンドダウン工法)でございます。

この解体方法は、従来の上から壊していく方法と比べて、

・廃材のリサイクル率が高い(約50%→93%へ)。
・粉塵の飛び散りが約3割少ない。
・高い場所での作業が必要ないため、廃材や作業員が落ちる危険が少ない。
・同じ作業を繰り返すため、作業時間が10%〜20%短い。

という至れり尽くせりの新技術(詳しくはこちらから)。

地味ながら、かなり画期的な技術開発でございます。

Daruma-otoshi skyscraper demolition


再生回数、739,644回。コメント数、115件。この動画の人気が最も高い地域はこちら↓。

kashima.png


■ジャッキで上げてあるにしても、この下には立ちたくないなあ。

■爆笑だよ。ナイス。オレだったら、ダイナマイト一発でぶっ飛ばすわ。(非表示)

■東京に最近、いたんだ。だから、そんなに驚かない。粉塵とか騒音、解体時の乱雑さも、これだと軽減されるね。(+3)

■支柱が挿入されるところをスローで見たかった。(+3)

■かなり大きな労働力が必要に思えるし、経費もかかりそうだし、危険に思えるんだが。確かに、従来のものより、クリーンで静か、周囲のビルや環境に害は少ないだろうけど。

■ロンドン(ロンドン・ブリッジ駅のそば)でやった解体は、屋根を下ろして、瓦礫をリフト・シャフトで下ろすやり方。最初に外側にタワークレーンを建てて、それから工具を降ろしていったんだ。ビルの廃材を高いパーセンテージでリサイクルするのがねらい。(+3)

■ずいぶん前だけど、産業用の大煙突をレンガ1個ずつ解体したフィルムを見たよ。揺れてる煙突のてっぺんまで上って、レンガを削り落として、煙突の中に放り込んでくんだよね。この動画見て、それを思い出した。(+3)

■父親がロンドンのリージェンツ通りのビルで働いてたんだけど、ビルの内側全部を抜いて、前後の壁を残してから、内部を入れ替えて、外側を改装したんだ。

■わお……マジで唖然としたよ。…なにが起こってるのかわからん。どうやってるんだ?(+2)

■見たところ、あの赤いやつがピストンなんじゃないか。それでビルを降ろして、床を壊す。それから、ピストンでまた押し上げてる。…私見だが。

■↑正しいと思う。ピストンかジャッキをビルの垂直柱のしたに入れてるのに間違いない。各フロアを壊したら、柱を壊して、ピストンで支えるんだな。周囲に気を配らないといけない地域でビルを解体するとき、この方法は良いね。材料をリサイクルするのもより簡単なはず。(+3)

■思ってもみない方法だったよ…。

■破壊するのに一番手っ取り早いのは爆破だって。この動画の方法だと、金も時間もかかる。時は金なりってことからいけば、失う金が増えるだけ。

■↑金+時間は得するけど、近隣のビルのオーナーを怒らせる+死人が出る=失敗だな。…あはは、ごめん。たぶん、慎重にやらなきゃいけない地域なんだろうな。普通だったら、内側から爆破しておわり。

■ビル名から判断して、たぶん日本だよな。東京か大阪か京都だろう。このあたりの地域だと、爆破とかは不可能だろうから。だって、ビルとビルの間にほとんど隙間がないんだもの。ビルを1つ壊すと、かなりの確率で周囲のビルに被害が出る。知りたいのは、この解体をやりとげた過程だな。

■素晴らしい!僕の町、リマには、時代遅れのぼろぼろの高層ビルや建物がたくさんあるんだけど、フリースペースがほとんどないんだ。たぶん、キミたち日本人のやりかたをコピーさせてもらうことになる…。

■爆弾の破片や埃を心配せずに、解体中のビルの横の歩道を歩けるってわけだ。

■この解体法だと、どのぐらい時間がかかるのか知ってる人いないかな?

■ハローキティや変態ポルノを僕たちにくれた人たちと同じ人たちなんだよな。日本人からなにが出てもびっくりしちゃだめだな。(+2)

■ワオ、凄いわ。

■どうやって沈めてるの?

■↑赤い柱が水圧シリンダーなんだよ。

■これ、本物?

■こんなアホみたいな方法、4ヶ月かかるわ。爆破なら4秒。

■確かに爆破なら数秒だ。でも、周囲のビルを保護することや、ちゃんと崩壊するように準備すること、あとの片付けの手配。こういうお膳立てに数ヶ月かかるんだよ。そのうえ、常に危険がつきまとう。周囲のビルにもいつも損害がでるし、ちゃんと崩落しないことだってときにはあるんだ。
この解体法にかかる時間は、前準備込みの爆破の場合と似たようなもんだろう。でも、リスクはない。経費も安いんじゃないかな、機械効率で動けるわけだから。(+3)

■こういう労働力にどのぐらい経費がかかるんだろ。派手な解体でかける保険分は節約できるな。広いアングルでこのビルの解体を低速度撮影したら面白いだろうなあ。

■あの柱はどこに消えたんだ?(+4)

■30〜35人の清掃作業人を送りこむより、一番下のフロアに人を散らして、ビルを持ち上げながら掃除してったほうが簡単だからね。働いてたことあるんだ、僕。(+4)

■「おい、オレの車が中にまだあるんだが」

■どういう作業なんだ?あの赤っぽいのが水圧シリンダーなら、1つでも故障したらどうなるか想像してみろ。(+2)

■この解体法だと時間が20%短縮できる。廃材の取り扱いもよりたやすいし、リサイクルもしやすい。埃が少ないから、空気汚染も減る。(+2)

■まさにこのビルの前を半年間、会社まで歩いてたよ。見るたびに毎日、下から1個ずつフロアが消えてくから不思議だなあって思ってた。文字通り、階数を数えてたよ、毎日。素晴らしい仕事。(+3)

■基本的に、下からビルを壊してくんだな。水圧柱を入れて、一番下から取り掛かって、壊し終わったら次のフロアを壊す。この繰り返し。爆薬ほど早くはないけど、たぶん、混み合った地域だと、このほうがはるかに効率的だよね。(+11)

■なんで沈んでくんだ?!?! こんな技術見たことないよ!

■偽物!!!(非表示)

■これ、本当なの?わお、凄いな!!(+3)

■ビル破壊としては、普通より金がかかるんじゃないかな。いいアイディアだけど。(+3)

■機能してないビルを取り壊す方法としては金はかかる。でも、エンジニアリングという観点から言えば、すばらしい!(+2)

■ウォーター・ジェットを使ってるのかな。下のほうに水のしみがあるよね。

■下から柱をゆっくり削ってるのにちがいないよ。…奇妙だ。

■天才的なアイディア。これで行こう。すっごい人口が過密な地区でも数日で数区画を閉鎖だ。数万ドル、掃除にかかるだろうけど。

■WTC7(訳注:WTC第7ビル。9.11で、旅客機が突入していないにもかかわらず倒壊したビル。シークレットサービスやCIAの事務所が入っていたため、さまざまな憶測を呼んだ)って、この解体法を試したんだよ、たぶん。(+3)



よく海外のビル解体でボカンと一発で爆発させるものなどを見ますが、このだるま式解体法、どこかちまちまと丁寧&正確な印象がいかにも日本らしい感じがいたします。



↓励みになりますので、よろしければ、ひとつ。

人気ブログランキングへ


   
タグ:YouTube
posted by gyanko at 21:25 | Comment(92) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。