2010年05月01日

海外ゲーマーの反応 - 『ニーア レプリカント』が日本で売れてる! -

現在、品薄状態が続いているスクウェア・エニックスの『ニーア レプリカント』。

PS3 ニーア レプリカント (特典なし)

みなさますでにお聞き及びの通り、この最新作、PS3では美形キャラクター(若いニーア)が主役の『ニーア レプリカント』、海外およびXbox360ではマッチョ系(壮年ニーア)が主役の『ニーア ゲシュタルト』という2バージョンでのリリース。ありそうでなかったマーケティングが面白いところでございます(海外では、PS3も『ニーア ゲシュタルト』です)。

相違点は、主人公の他に、『ニーア レプリカント』では妹を、『ニーア ゲシュタルト』では娘を守るという設定変更があるようです。

ニーア ゲシュタルト(特典なし)


記事はこちらから。


日本は『ニーア』を愛してる。

スクウェア・エニックスの最新大作アドベンチャーが、日本で幸先の良いスタートを切った。日本限定発売の『ニーア レプリカント』が、週間ソフトウェア売上チャートで1位を獲得したのだ。

日本では、Xbox360で発売された別バージョン、『ニーア ゲシュタルト』も入手可能なのだが、こちらは、若いニーアが登場する『ニーア レプリカント』ほどは上手くいっていない。西欧のゲーマー向けに作られた『ゲシュタルト』はトップ30には入り込んだが、トップ10には及ばなかった。

トップ10内で、新タイトル、再発タイトルは、『The Elder Scrolls IV : オブリビオン Game of the Year Edition』、PSPのRPG『イース -フェルガナの誓い-』など一握り。あとは、日本国内で400万本に迫る勢いの『ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii』や『トモダチコレクション』といった、ほぼ常連の任天堂タイトルとなった。

4月19〜25日の日本の週間ゲームソフト売上は以下の通り。

機種/タイトル/メーカー/発売日/販売本数

1 PS3 『ニーア レプリカント』 / スクウェア・エニックス / 100422 / 60,174
2 Wii 『New スーパーマリオブラザーズ』 / 任天堂 / 091203 / 28,757
3 PSP 『東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』 / アトラス / 100422 / 21,953
4 DS 『トモダチコレクション』 / 任天堂 / 090618 / 19,681
5 PSP 『イース -フェルガナの誓い』 / 日本ファルコム / 100422 / 16,167
6 PSP 『プロ野球スピリッツ2010』 / KONAMI / 100401 / 15,607
7 Wii 『Wiiフィット プラス』 / 任天堂 / 091001 / 15,217
8 Wii 『マリオカートWii』 / 任天堂 / 080410 / 13,671
9 PS3 『The Elder Scrolls IV : オブリビオン Game of the Year Edition』 / ベセスダ・ソフトワークス / 100422 / 12,479
10 DS 『ポケモンレンジャー 光の軌跡』 / ポケモン / 100306 / 12,408●

(訳注:10位以下はこちらから。)



コメントは、『ニーア レプリカント』に関するものを中心にお送りいたします。


■なんでこんなクソつまらんバージョンのほうを押し付けられなきゃならないんだよ?どうしてそのまま、そっちとまったく同じバージョンをくれないんだよ?誰が、ジジイ・キャラをプレイしたいなんて頼んだよ?もーーーーーっ。

■↑いや、オレたちのほうがオリジナル・バージョンだったりするんだが。『ニーア レプリカント』は、日本人がオリジナル・バージョンのデザインが好きじゃないから、新しくメイン・キャラクターを変えたんだよ。だから、むしろ『ニーア レプリカント』が日本人向けにあつらえたものなの。クソなバージョンを押し付けられたわけじゃない。

■↑面白いけど、……それでもやっぱり、オレたちの多くが若い男の主人公のほうが好きだってことを知るべきだよ。一番良いのは、どっちか選ばせてくれることだっただろうに。ゲームにたくさんのリソースを追加しなきゃできないってわけじゃなかったろ。

■↑同意。少なくとも消費者にチャンスをくれよ!『ポケモン』の赤/青みたいに。

■プレイしはじめたばっかり。ここまでのところ、すっごくいいね。声優の演技がエクセレント。ここしばらくで最高の1つだな(特に、白の書の声)。音楽もファンタスティック。JRPGとしては驚くべきオープンな設定だよ。探索するものもいっぱいあるし、ミッションもたくさんある。

史上最高のゲームかって言われるとちがうけど、かなり効果的に引き込まれてる。『ロストオデッセイ』や『Demon's Souls』、『エンド オブ エタニティ』を別とすれば、今世代のたいがいのJRPGより上ではあるよ。

■↑プレイはどんな感じ?アクション・ゲームなのは知ってる。デカい剣で切り殺すんだろ。でも、それしか知らない。『ゴッド・オブ・ウォー』みたいな感じ?『デビル メイ クライ』?『ベヨネッタ』?比べるとしたらなに?

■↑『デビル メイ クライ』ほど複雑じゃない。もっと『ゴッド・オブ・ウォー』とか『キングダムハーツ』っぽい。
マジで、広いオープンワールドなRPGなんだ。戦闘システムは、バッサバサ斬りまくる感じのプラットフォーミング・アクション。『デビル メイ クライ』のクローンではないね。

■西欧のレビューを待たないとだめみたいだな。リリースされてほぼ1週間経ってるのに、誰も書かないって変な話だよ。

■「西洋に合わせる」って考え方は好きじゃないけど、これ、楽しみにしてる。

■ここまでのところ、「10代の少年が妹を心配する」っていうより、「醜い老いた男が娘を心配する」っていうアイディアのほうが入り込めてる。老いた男っていうのと、醜いっていう点で西欧にアピールするっていうのも失礼な話じゃあるけどさ、クラウドの焼き直しは飽きてたし。
娘を守るって凄いことだし、重みがあるんだよね、すごく。

■オレたちのほう(日本では『ゲシュタルト』)がオリジナル・バージョンなんだよな。『レプリカント』の発表はそのあとだったもんね。要は、『ニーア レプリカント』は改訂版ってところか。たぶん、思春期前の少女じゃない、年のいった主人公ってのは日本では売れないって踏んだんだろうな。

■売れるか売れないかって話だろ。主人公がいかつい年寄りなんてゲーム、日本ではあんまり売れない。これは販売元にとってはかなりはっきりしてること。
メタルギア ソリッド』は、日本じゃあきらかに変なゲームだけど、あれは小島が日本の市場を挑発しようとしたんだと思うな。小島にはそれができるから。

日本では、男が若くてソフトで、フェミニンな特徴をもってるのが魅力的っていうのが主流。それが主役にも反映されてるんだろう。オリジナルのキャラクターを完全に反故にしないで、2バージョンでやってくれたのはうれしいよね。

■こんな酷いデザインの不細工な老人のバージョンを買うのかよ。スクリーンショットを見て、もうこのゲームのことはどうでもよくなった。

■↑うん。あのバージョンは日本のXbox360、英語版のXbox360とPS3向け。日本のチャートで最高売上のバージョンは日本のPS3でしか出てないやつなんだよな。

■↑アジア版がこっちで出るのを祈ろう。

■良いにしろ、悪いにしろ、日本はスクエアってついてればなんでも食べつくそうってのをまだ止める気ないみたいだなあ。

■『ニーア レプリカント』=PS3、日本だけ。クールなルックスの男。
『ニーア ゲシュタルト』=日本と西欧のXbox360、西欧のPS3。脳みそのない穴居人。日本だけがPS3で凄いバージョンを手に入れる。他の地域は、どっちのシステムでもいっしょ。

■スクエニが、「西欧にはデカいケダモノっぽい穴居人だな、そうじゃないと西欧のやつらはプレイしないだろうから」って判断したのなら、もう『ニーア』のことは考えない。最初にゲームを買ったはずの一番のファン層を疎んじるようなことするなんて。

■↑年のいってるニーアがオリジナルだってば。そっちが最初に書かれて、デザインされたの。『レプリカント』のほうは後になって作られたんだよ。市場調査で対象になった日本人たちが、美少年じゃないやつでプレイするなんて!って騒いだから。

■↑一年半前を思い出せ。スクエアが最初にゲームの公開したときのことを。年とったほうのニーアのアートだったろ、最初にニーアとして公表されたのは。
日本のプレスが、不細工な主人公にえええーーってなって、その後、『ニーア レプリカント』が発表されたんだよ。

■このゲーム大好き。穴居人のバージョンを見て、『ニーア レプリカント』を輸入してよかったぁ。サウンドトラック、最高!

■6万本でトップか。動きのない週だったんだな、日本は。

■↑そんなに珍しいことでもないよ。日本の市場は米国や欧州よりは小さいからね。10万本で、米国の100万本ってとこ。だから、米国だったら60万本だから、悪い数字じゃないね。

■このゲームはジャパナイズされてるんだ。だから、主人公のことで不平を言うのはやめろ。どっちかっていえば、喜ぶべきなんだよ。オレたちが手にしてるのは、『ニーア レプリカント』みたいな、近親相姦ぽい匂いでいっぱいのゲームじゃないんだからさ。

■これは、言い広めたいね。日本の開発が、お膝元の客を喜ばせるためにゲームを改変するなんてめったにないことだもの。

■近親相姦ぽい含みって、西欧市場向けにローカライズしづらいよな。近親相姦的な行動を奨励するってことになっちゃうもんなあ。西欧バージョンがオリジナルっていうのは、良い指摘だった。

■でもさ、最初は日本リリース用に改造されたわけで、要はコンセプトの変更ってことだろ。西欧化はされてるよな、だって、こっちにもってくるために書き直してるんだから。

まあ、議論を成り立たなくさせようと思えば、同じストーリーで2つのゲームを作っただけ、効率いいーー!って話で終わるけどさ。

■↑書き直してない。このゲームは最初から、西欧っぽくデザインされてる。『ゲシュタルト』が本質的にオリジナルバージョン。『レプリカント』は改造版。同じゲームだけど、主人公がちがう。『レプリカント』のほうは、近親相姦の含みがあるぶん不利かな。

■齊藤陽介(訳注:『ニーア』のプロデューサー)がインタビューで言ってる。プロジェクトの初期、ニーアは少年の名前になるはずだったってね。(オリジナルでは主役は)少年になる予定だったんだよ。

■オリジナル・バージョンを手に入れられたのはうれしいけど、近親相姦ぽいっていうのを経験しそこなったってわかって、ちょっと動揺してるところ。

■スクエニは、西欧向けにゲームを作ろうって必死に努力してるけど、結果はひどいもんだ。日本のゲーマー向けに日本のゲームを作ることにこだわるべきだって。あとは、翻訳してもってくればいいんだから。

オレは、ステロタイプを中途半端にねらったゲームなんかサポートしたくない。いかついキャラクターが大好きな主流の人たちは、JRPGのファンじゃないよ。JRPGを買わない層だ。
オレは若い男の主人公がいいんだよ。年取ったゴツい男じゃなくて。選べもしないんだもの、もうこのゲームは降りた。

■日本版は、兄が妹を救う話なんだろ。たぶん妹萌えってやつだよな。日本の人たちはこの時代でも、この手の兄妹の関係を容認してるみたいだなあ。日本がそうなら、オレ的には構わんけども。

■↑萌えとは程遠いよ。

■ものすっごくこのゲームが好きだって言おう。声優と音楽、みんな言ってるけど、最高。最初、入り込みにくいところがちょっとあるし、戦闘もそんなに心動かなかったけど、新しい魔法や動作なんかが解除されたら、マジで楽しくなってきた。20人以上の敵がいるデカい部屋に突入してって、斬りまくれるんだもん。

■おい、『ニーア ゲシュタルト』、11位じゃないかよ。「トップ30には入り込んだが、トップ10には及ばなかった」ってよりぜんぜん良いじゃん。トップ10に入るところだったんだもん。

でも、そんなことより大事なのは、『ニーア レプリカント』のカバー。米国の『ゲシュタルト』のカバー、だせえよ。日本のカバーがうらやましいわ。…まあ、いんだけど、『レプリカント』ほどクールじゃないよな。


↓米国版の『ニーア ゲシュタルト』

NIER.jpg

■↑はっきり言って、『ゲシュタルト』バージョンはアメリカ発売用って感じがすごくする。米国バージョンのほうがいいとは思うけどね。
『レプリカント』の赤と煙った感じの白のコントラスト、最高じゃん。オレって、芸術家気取りなとこあるんかな。

■僕には、日本のゲームの美意識がさっぱりわからないよ。

■↑文化の違いっていう用語を覚えるときがきたね。

■かなりイケてるゲームだよ。昨日買った。『ゴッド・オブ・ウォー』と『キングダムハーツ』を混ぜた感じ。アートスタイルがすっごく好き。

■↑音楽は好きだけど、ゲーム自体はそんなでもないなあ、オレは。

■この話、カイネを中心に回っていくんだと思う。『ニーア レプリカント』が英語圏で絶対にリリースされない理由の1つはここだよ。完全にこっちじゃタブー。
カイネってFutanari(フタナリ)なんだよ。意味を調べてみろ。オレに言えることは、「日本、キミには微苦笑させられるわ」ってだけだな。

■↑残念なことに、オレにはフタナリの意味がわかる。………日本ってクレイジーなことを考えつくよなあ。

■『ニーア レプリカント』って、ニーアよりカイネに重点が置かれてるんじゃないの?僕はそうだと思ってる。だから、売上が良いのは、ちょっとも驚かない。

■↑日本のコンソール売上じゃ、PS3のほうがXbox360よりいいっていうのが、それより大きな要因だと思う。

■↑それもあったろうけど、たぶん、日本をターゲットにした『ニーア レプリカント』って、フタナリのカイネとの近親相姦を匂わせてるんだよ。で、ニーアは若くて魅力的な男なわけで、年取った男より、効果的なんだ。『ニーア レプリカント』がXbox360でリリースされてたら、『ゲシュタルト』より売れたんじゃないかな。(訳注:ニーアの妹はカイネではなくヨナ)


↓『ニーア レプリカント』、トレイラー。音楽良いです、確かに。主人公、妹、カイネも出てまいります。
【PS3】 NieR Replicant ニーア レプリカント アトラクトムービー


■『ニーア レプリカント』をDLCでこっちでも出してくれないかなあ。もうXbox360版はクリアしたんだけど、もう一回、別の主人公でプレイしてみたいんだよ。

■『ニーア レプリカント』が欧州に来るってアナウンスかなにかあった?

■↑ない。『ニーア レプリカント』は日本オンリー。

■『レプリカント』、こっちにもってこいってー。



『ニーア ゲシュタルト』のニーア、すっかり穴居人にされてました。なかなかナイスミドルなキャラクターかと思うのですが、『ニーア レプリカント』と比べると、そんな話になるのかもしれませんなあ。


流れ的には、「西欧向けにおっさんをよこした!」と怒ったあとで、オリジナル・バージョンだと言われれて、「よかったー、ならいいや」……という感じが、個人的には面白かったです。



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posted by gyanko at 18:00 | Comment(114) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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