2010年10月06日

海外の反応 - 日本のアニメ・キャラクターは白人に似せているわけではありません!-

本日は、こちらの記事から。

元記事を書いたのは、ニューヨークに住むコンピュータ・プログラマーのAbagondさんという個人のかたですが、Sociological ImagesKotakuSankaku Complexなどに転載され、各所でかなりの数のコメントを集めました。


ご紹介するコメントは、Sociological Imagesから。学生、教授を含め、社会学に関わる人たちに向けたサイトのようで、なかなか私の守備範囲と交わることはないかと思われるので、せっかくなのでこの機会に。


Sociological ImagesKotakuSankaku Complex


なぜ日本人は自分たちを白人のように描くのか?

3girls.jpg

なぜ日本人は自分たちを白人のように描くのか?特に、アニメやマンガを見ると、そう思うのではないだろうか。

だが、とどのつまり、これはアメリカ人の意見でしかない。日本人はそう考えていないし、日本人は、アニメのキャラクターをちゃんと日本人として見ているのだ。白人だと思い込んでいるのは、アメリカ人。なぜか?それは、アメリカ人にとって、白人こそがデフォルトの「人種」だからだ。

ここに棒人間を書こう。ほとんどのアメリカ人は、これを白人だと考える。というのは、アメリカ人にとって、白人がデフォルトの「人種」だから。
アメリカ人にこの棒人間を女性だと思いこませるには、ドレスか長い髪をつけなければならないし、アジア人に思わせるには目を吊り上げさせ、黒人にするならチリチリの髪か黒い肌にしなければならなくなる。

defaut.png

とにかく、棒人間になにか他のものをつけなければならないのだ。他人種を示すステロタイプなものが何もない場合は、アメリカ人はそれを白人だと考える。

アメリカ人は、この考え方を日本の絵を見るときにも当てはめている。だがしかし、だ。日本人にとって、デフォルトの「人種」は日本人なのだ!日本人が、自分たちのキャラクターをあえて「アジア人に見せよう」とする必要を感じているわけがない。
日本人がしなきゃならないことは、自分たちのまわりにいる人たちに似せてキャラクターを作ることであり、日本人はこうだよなと日本人が思うようなキャラクターを描くこと。たとえ、その外見的特徴がいかにありえないものであっても、だ。

同じようなことがアメリカでもある。みんな、マージ・シンプソンを白人だとどうして思う?彼女の肌を見てみよう。黄色だ。髪を見て。青のアフロ。でも、「デフォルトの人種」というすり込みはとても強い。だからこそ、マージが、黒人かアジア人のステロタイプなはっきりとした特徴以外のものを何ももってないにもかかわらず、彼女はデフォルトで白人ということになってしまう。

marge_simpson.jpg

アニメのキャラクターは、外見に関しても、特に白人だという部分はまったくない。

大きな丸い目:こんな目の人は誰もいない。白人にすらいない(こういう目の描きかたは、ベティ・ブープにまで遡れるが)。

黄色い髪:日本のアニメのキャラクターには、青い髪も緑の髪もあるし、どんな色でも揃っている。ということは、髪の色は、実際の人間に即しているわけじゃないということだ。

小さな鼻:世界の他の人たちと比べると、白人の鼻は長く飛び出ている。

白い肌:白人のアメリカ人と同じぐらい青白いか、白い肌をもつ日本人は多い。

これにくわえて、日本人のアニメキャラクターの描き方では、白人も、そうして中国人ですら異なったもになる。外国人を描くときは、はっきりと外見的ステロタイプで違いを描き分けているのだ。そう、アメリカ人が有色人種を描くときにそうするように。
アニメでは、白人のアメリカ人は、黄色い髪、青い目、長くてデカい鼻というステロタイプに描かれる↓。

gaikokujin.jpg

大きな丸い目や奇妙の色の髪ことはもう解決だ。なぜなら、そうしたものは白人とはまったく関係がないのだから。

気をつけてほしいのは、アニメの舞台が外国、たとえば中国やアメリカになると、日本人は外国人の特徴をキャラクターから削り落としてしまうことだ。この場合、キャラクターは(訳注:外国人であっても)通常のアニメ・スタイルで描かれる。なぜなら、(訳注:いちいち外国人的特徴を描かなくても)、ストーリーでデフォルトの人種が理解できるからだ。

アメリカ人の中には、学者ですら、日本のアニメの描き方に異議を唱える人たちがいる。彼らは、日本人がアメリカや白人を崇拝しているのだと思いたいのだ。
そして、その証拠としてアニメを挙げたいのだ。しかし、彼らは、自分たちの人種差別主義やナショナリズムに振り回されているだけのように私には思えるのである。●



■この記事の考えは多くが真実だし、興味深いとは思うが、すべてに賛同はしないな。

たとえば、マンガを見て、インド人が「こういうマンガのキャラクターってどうしてみんなインド人に見えるの?」って思ったとしたら?インド人が彼のデフォルトの人種なんだからさ。僕は、そんなやつがいるとは思えないけど。

例を挙げると、(あの素晴らしい)『妄想代理人』は、珍しいことに実に日本人らしいキャラクターが出てくる。黒髪か茶髪で、目も黒か茶。こういうのって、もし、日本の制作会社や観客がそういうキャラクターを欲しているんだったら、他のアニメでも絶対に可能なことだろ。

それにさ、日本人がより白人っぽい外見を求めてるって、西欧ばっかりが言ってるわけじゃないよ。日本人のライターの中にもそういう意見を言う人はいるんだ。

日本人の美の理想に白人的特徴が入ってることは驚くようなことじゃない。肌を白くするのは、非白人の間でも普通にされてることだし。瞼の整形だって、アジアでは大人気。一般的に言って、西欧文化が日本に大きな影響をもたらしてることは、はっきりしてることでしょ。

この記事であげられてる外人のキャラクターは、誤解を招くね。日本人とされてるキャラクターと区別がつかない非日本人のキャラクターはたくさんいるって。『エヴァンゲリオン』のドイツ人のハーフなんか良い例じゃん。

そんなわけで、僕は、真実は真ん中にあるって言いたい。そう、日本人はアニメ・キャラクターを白人とは見なしていない。だが、いくらかと白人の特徴は取り入れてる、ってね。

■青白い肌が美とされる理由にはこういうのもあるよ。文化を問わず伝統的に、青白い肌っていうのは、高い階級の人たちがもっていたものだったんだ。肌が白いのは外で労働しない人々だっていう事実に関連してる。

■小倉優子って日本のアイドルの女の子。彼女、アニメのキャラクターそっくりだよね。これ

■こういう下らない質問や断言をよく聞いたなあ。どうして白人ぽくしようとするの?ただのアニメだっつうのに。

でも、これは言わざるをえない。この記事は、ちょっとオレにはこんなふうに響いた。「アメリカ人ってのは本当に自分の民族中心で、デフォルトの人種は白人って信じ込んでるような差別主義者」って。いや、これは心理学だろ。キミだって、デフォルトの人種はキミ自身の人種。(つまり、世界中の人間がこういうふうに心理的に考えるってこと)。

マージ・シンプソンを白人のアメリカ人だって思うことは(潜在的にしろ)オレにとっては差別主義的なことじゃないよ。(訳注:『セーラームーン』の)うさぎが日本人だって思いこむことに比べたらさ。

まあ、でも、この記事には賛同する。たぶん、オレがこの記事の言葉の選び方に神経質になりすぎてるんだな。

■↑文化研究で、マイノリティのアメリカ人はデフォルトの人間に自分たち自身ではなく、アメリカのメディアが描くデフォルト(白人、若くて魅力的なアッパーミドル階級)を思い浮かべることがあるっていう結果が出てる。自分たちを他者と見なすんだよ。実生活で個人的によそ者として扱われた経験からね。
だから、多くの人に共通の心理学ではない。社会学だね。…究極の文化的影響。

■日本はアニメを発明し、アメリカの若者の心を堕落させ、日本を崇拝させている。こっちが真実だろうが……。

■↑まあ、そうだけど、………日本人ってどうしてあんなに目を大きく描くの?火星人の心を堕落させて、火星侵略とか考えてるのかなあ……(笑。

■↑日本人(一般にアジア人)の顔の肌って、こっちの人たちより張りがある。高齢でも若く見えるのはこのせい。でも、これが同時に、顔をしかめたりするのを難しくしてるものでもあるんだ。

日本人は、片目でウィンクすらできない人が多いんだよ。できないから、顔全体で表情を作ることは、そんなに重要視されない。目っていうのは、日本人にとって、顔のとても重要な部分であり、感情を表現するもの。だから、大事なところは、大袈裟にカリカチュアライズするわけ。西欧のコミックが(特に欧州のもの)は極端に鼻が大きくて、顔の表情が大袈裟になりがちなのといっしょだよ。

■元記事とそれに対する日本の反応が、Sankaku Complexに投稿されたよ↓。

Are anime characters caucasian or japanese


(↑布教したいぐらいに素晴らしい出来の動画です。再生回数、211,524回。コメント数、なんと11,367件。)

わかってるだろうが、Sankaku Complex自体にはいかがわしいコンテンツがたくさんある。でも、投稿されたコメントはとても良いものだった、こことは対照的。

■↑このYoutubeの動画は見るべき。

■もう1つ面白いものとして、厚い唇っていうのが白人の特徴としてマンガによく出てくるんだよな。

■キャラクターが何人なのか知りたいとき、当てになる唯一の方法は名前を調べることさ。

■美白とか目をより丸っこくする整形手術については、この記事の人はどういう立場をとってるんだろう?

明らかにアングロやヨーロッパには白い肌の歴史があるし、それが日本にも入り込んでるんだよ。…まあ、日本にもそういう(訳注:白い肌を好む)歴史があったんだとしてもさ。

日本人って自分たちの民族中心なところが多少あるけど、同時に従属的なところもあるよね。白を好むっていうスタンダードって、従属的な部分だよな(実際、占領されたことがあるわけだし、その範囲で従属的な部分があるんだろうね)。

■↑お前、もう一度、上の動画を見てこい。

ヨーロッパ人のほうが目も大きく丸いなんてことはないんだよ。ヨーロッパ人がもってるのは、より大きい眼窩のみ。
白人の目は、他の人種にくらべてそんなに大きくない。眼窩だけが大きいけど、これは目がデカいってことにはならないんだよ。本当に目が大きいのは、アフリカ人、ポリネシア人。フィリピン人とかタイの人たちだね。

それとな、目を丸くする手術ってのが間違ってる。瞼を二重にする手術だよ。今、ググって、答えを見つけてきた。
「日本人の半分は、生まれながらに二重である。二重は一重より目がより大きく見える」だと。

■↑あのなあ、アジア人が明るい色の肌を好むっていうのは、欧州の影響とはほとんど関係ないよ(いくらかはあるんだろうけど、そう多くは関係してないって)。ほとんどのアジアの文化では、肌の色っていうのは社会的地位に関連してるんだ。農民(太陽の下で働く)は肌色が濃いってことね。

ただ、丸い目に整形するっていう指向は、ヨーロッパの影響があるのかもしれない。

■↑西欧文化にも、日に焼けた肌に対する偏見はあったよ。前世紀に入るあたり、日焼けがレジャーを楽しむ富裕層にと関係してくるようになるまでは。似たようなこととして、昔は肥満が富の象徴だったってのもある。カロリーの高い食べ物が安価で手に入る時代になる前ね。

■アジアで、肌を白くするのは白人とはまぁったく関係ない!オレはアジア人だ。オレは、黒い肌のアジア人は、明るい肌のアジア人に比べて貧しく、教育がないという思い込みの元で育てられた。なぜなら、伝統的に、黒い肌は野で働く農民のものだからだ。貴族は屋内にいたのさ。

■(訳注:記事の外国人のキャラクターについて)そんなに鼻デカくないだろ。

■↑アニメの多くのキャラクターに比べたら、かなり突き出た鼻だよ。

■彼の分析は正しい。でも、重大な情報を見逃してるね。アニメ・スタイルっていうのは、実際、第二次世界大戦後、日本に輸入されたディズニー映画のキャラクターをベースにしてる。アニメにはディズニー・スタイルの名残があるんだよ。アニメにもよく(訳注:ディズニーのように)ドジな仲間や動物の友達なんかが出てくるだろ。

■アニメのキャラクターが白人かどうかってことを一番判断できるのは日本人自身だと思う。前に、日本人の反応も含めて、このことを議論してるYoutubeの動画があった。日本人は、私たちアメリカ人がアニメのキャラクターを白人だと考えることを面白がってた。事実、そのなかの一人は、アメリカ人がそんなふうに考えるようになったことに対して哀れだって言ってたぐらい。他の日本人たちは頑強に、アニメのキャラクターは白人じゃないって言ってたけどね。だって、白人に見えないじゃんって。
日本人にとって、アニメのキャラクターは日本人に見えるんだよ。

日本人が、白人はアニメのキャラクターに見えないからコスプレすんなって言ってるレイシスト動画もあったな。もちろん、私はそういう意見には反対だけど、日本の人たちがキャラクターを白人ではなく、彼らの社会の人間、つまり日本人として見てることは明らかなことだと思う。(ちなみに、中国の人はよくアニメで大袈裟な特徴をもって描かれる)。

前は、私もアニメのキャラクターは白人だって信じてたもんよ。でも、もう今はちがう。ウザったいのは、「デフォルトの人間」理論だね。これはアメリカの人間はみんな影響を受けてる。マイノリティですら。

私は白人じゃないのに、いつも自分が人間を描くときに白人にしたり、白い色を塗るのをどうしてだろうって思ってたけど、やっとわかった。28歳のこの年になるまで、わかってなかったよ。「私の心の中で人間とは白人だった」ってことを誰か教えてくれていればねえ。
マンガの動物ですら私には白なんだ。私は黒人なんだよ、なのにそうだった。自分ではないものが、「デフォルトの人間」だなんてね。「人間とは何か」って、社会が教え込むものなんだね。

私たちは、日本の人たちの考え方につけ込んで、考えを押し付けるのはやめるべきだと思う。彼らが実際にどう考えているのかに耳を傾けようよ。

■日本人がアニメを白人に描くのって、そのほうが輸出しやすいからじゃないかと思うんだけど?

■↑ちがう。アニメのキャラクターは白人じゃないし、一番大事なマーケットは日本。僕は日本人だからね。

■僕は日本人。だから、これが回答。日本のアニメ・キャラクターは白人ではないよ。

僕はそんなに英語がうまくないから、そこはごめん。
僕たち日本人は、白人は姿形が良いなぁって思ってるんだ。背が高いし、足も長い、ブロンドで青い目。特に、日本の若い女性は白人みたいになりたがってる。でも、白人になりたいわけじゃないんだ。僕たちは日本を愛してるし、自分を見失いたくない。

そんなわけで、日本のアニメの制作者たちは、その2つをミックスしたんだよ。日本人の理想像……普通の日本人じゃない姿だね。

僕が貼った東京ガールズ・コレクションの動画にも、同じ背景がある。日本人モデルが、日本人の夢の理想像を実現したんだ。だから、モデルたちが多くの女性に愛されてる。

この動画に4人の日本の女の子が出てる。これが、日本の人たちの夢の理想像だよ。アニメのキャラクターはこういう女の子たちに近い。白人じゃないよ。

■反論するつもりはない。ただ、「日本人はアニメのキャラクターを日本人として見てる」のは事実かもしれないけど、日本人がどういう人たちかはわかってるでしょ。アニメ・キャラクターみたいじゃあないよ。

もし日本の人たちがアニメのキャラクターを白人だと思ってないとしたら、それでいい。アニメ・キャラクターは白人には見えないし、ああいったキャラクターと同じように白い日本人もたくさんいるんだから。

でも、彼らがああいうキャラクターを日本人ぽいと思っているんだとしたら、一度現実と向き合ったほうがいいと思う。日本の人が言ってたように、あれは日本人が美しいと思う妄想上のキャラクターなんだよね。でも、それって、日本人には見えないよ。

■アメリカ人がアジア人になりたがってるのは、明らかだ。考えてもみろ。アメリカ人は、肌を茶色にするために太陽の下で寝転がって日焼けするなんていう、危険な行為にどれだけ長いこといそしんでることか。日焼けサロンまである。アメリカ人はそこで人工の紫外線を浴びて、肌を焼いてるんだぜ!

理想の茶色い肌になるために、ガンになるリスクをあえて負いたくない人たち向けには、肌を茶色に塗るスプレーまであるときた!それだけじゃない、どれだけたくさんのアメリカ人が、完璧なアジア人の鼻になるために鼻を小さくする手術を受けてると思う?アメリカ人は、あきらかにアジア人みたいになろうと努力している。なぜなら、アジア人になりたいからだ。

■↑ハハハ。これは良い回答だわ。40〜50年代のくだらない歴史ファンタジー映画のことを考えちゃったよ。シンドバッドやら、ヘラクレスやらのさ。誰も気にしちゃいなかったが、俳優のどいつもアラビア人にもギリシャ人にも見えなかったよなあ。

■白人のイギリス人だけど、……日本人が自分たちを白人ぽく描いてるなんて考えたこともなかったよ。…マジで。……白人はアニメでは、はっきりわかるように描かれるよ。ステロタイプな特徴をもってね(一般に、デフォルトの日本人キャラクターより白く描かれるんだ)。

■オレの捉え方。アニメ・キャラクターは、いろいろ混じってる感じに、それでもって曖昧な感じになるように作られてる。キャラクターが見方によっていろんな人種に見えたほうが、成功するだろ。番組も良いものになる。80年代以降のアニメーションに多く見られることだけどね。

ある人たちを特定のスタイルで描いて、ステロタイプを提示するやり方だと、クレームがつくだろ。でも、これだとそれも避けられる。要は、日本的感覚、アメリカ的感覚の両方でビジネスをしようってことだと思うな。

■ラテン・アメリカ人の昼のメロドラマについて説明しよう。白い肌のブロンドがたくさん出てくるね。特に、女性。でも、多少はラテンの特徴を出すのも忘れない。つまり、体の曲線美な。

これって、アニメのキャラクターでも当てはまることだろ。答えは、「両方の良いとこどり」。

で、これが西欧文化とどういう関係があるかというと。ディズニーや1900年代初期の米国産のアニメーションのキャラクターはほとんどが動物や、(訳注:何者なのか正体が)曖昧なものだった。人間のキャラクターを使ったのは、ロシア人とイタリア人のアニメーターが最初。ハリウッドはもちろん、日本のアニメより先駆けてた。

紙、カンバス、照明、映画のスクリーン、その他、背景に使うものっては大概、白いもんだ。着色すると金がかかるからな。これは人種の問題か?ちがうだろ?材料の問題。作家が手軽に手に入れられる資材なんだよ。

ついでに、最近、ギリシャ・ローマ時代の彫刻が実は色つきだったことがわかった。経年で色が洗い流されてしまったんだな。彫刻の元の肌の色は、金、茶、そしてオリーブだった。時の流れが、人種差別主義者だったってわけじゃないぞ。

■なぜなら、紙は白い。アニメは紙に描かれるってわけか。

■この問題に人種を持ち込むやつは、潜在的なレイシストだ。
日本では、肌の色は議題にも上がらない。

質問:なぜ、マンガは肌が白いキャラクターが多いの?
答え:白いと、作業量が減るから。

■中国に住んだ経験があるアジア人として、言わねばなるまい。白人の西欧世界を理想のものだと思っているというのは確かにある。もちろん、白人がマンガのキャラクターを白人だと考えるのは、白人たちの人種差別から来るものだ。だが、アジア人には白人に対する劣等感があり、それが潜在的にマンガに注ぎ込まれているのだろうと私は思う。

たとえば、『デジモン』シリーズ。2期で賢というキャラクターが出てくる。短く言うと、この賢は、ニュースに取り上げられるほどの天才。で、この賢がいかに頭が良いのかを表現するために、「ケンはとても賢かったので、行きたがっていたアメリカの大学に行くことができた」と語るんだ。これがアメリカを理想化してないというなら、他になんというのか私にはわからない。

■うーむ。興味深いけど、全面的には同意しない。白人のほうが上だと信じるような人たちは大半が傲慢な連中だろうと思うよ。でも、社会やコミュニティが全体がそういう考え方だったらって考えると………。
うまく言えないけど、僕の言いたいことはわかってくれると思う。僕は、黒人であり白人でありチェロキー、ネイティブ・アメリカンなんだ。

■ここで無駄にオタクであることを晒したくはないんだけど。でも、これは指摘しないと。最初の画像だけど、悪い例だと思う。これは、『Fate/Stay Night』の中心人物である3人の少女の幼い頃なんだけど、3人のうちの一人、真ん中のブロンドは日本人じゃない。もう一人はストーリー中であきらかに普通の容姿ではないことになってる(紫の髪の子)。

最後のアニメの外国人の画像に関しては、ほぼ正しいよ。……でも、このキャラクターが出た番組は『DARKER THAN BLACK』って言って、標準的なアニメに比べたら、様式化は少ないよ。巨大な目、変わった髪の色は、むしろこのアニメでは例外的。

これより良い例は、『コードギアス』だったろうと思う。レイシズム、文化的な葛藤がプロットの中心にくるから。でも、このアニメだと、外見をたよりに、日本人キャラクターと西欧人キャラクターの違いを見分けるのは、事実上、無理だよ。



Sankaku Complexのほうも、ざっくりと読んでまいりました。
記事中で、この元記事に対する2ちゃんねるの反応を英訳で紹介しておりまして、その中に、
「外国のやつらはそんなとこにこだわりたいのか。人種なんか誰が気にするんだよ?アニメだろ」というコメントがありました。

これに対してなのか、Sankaku Complexのユーザーが

残念ながら、アメリカでは人種から逃れることはむずかしい。だって、政策に大きく関係してる問題なうえに、人種もばらばら。日本人は国籍なんてそんなに面倒くさく考えないんだな。日本のマジョリティは日本人なんだから、そりゃそうか。米国じゃ、記事でも書かれてたが、人種はいつだって激論になる話題。だから、人種のこととなると、考えすぎちゃうんだろう」

コメントしているのが印象的でございました。


※Sankaku Complexはかなり露骨な画像が多いサイトなので、女性のかたは閲覧注意でございます。



↓励みになりますので、よろしければ、ひとつ。

人気ブログランキングへ

↓ついに明日発売です、『レッド・デッド・リデンプション』。

   
タグ:海外ブログ
posted by gyanko at 18:00 | Comment(1053) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。