ニューヨークは、まるで雪まみれのゾンビの廃墟…でも、日本には適わない。
数フィートも降ったってわけじゃない。なのに、今、ニューヨークはこのありさま。みんなこれを雪の黙示録なんて呼んでる。
今にも雪男ゾンビが出てきそうに思える光景ではあるけど、それでも、これには適わない↓。
そう、みんな。これ、本物の雪なんだよ。もちろん、フォトショップ加工なんてしてない。日本の本州で撮影されたもの。
昨日と今日の天候を呪ってしまった後だったから、この写真を見たら、僕って情けない人間だなあって思ったよ。
まあ、そうは言っても、昨日の猛吹雪は怖かった。夜にマドリッドから到着したときなんて、上空で旋回しながら待つこと45分。で、やっと着陸。すべての道路が走行不能になってたから、家まで地下鉄で帰るよりなかったんだ。本当に数インチ、雪が積もっただけだっていうのに。
さて、そんなわけで今、僕は家に閉じ込めれたも同然。窓から真っ白の町を眺めてる。車も走っていない。駐車している車は半分雪で覆われてる。
猛吹雪が来ることはわかってはいたのに、ニューヨークみたいな都市はこういう雪に慣れない。どうやったら慣れることができるのか、僕には見当もつかないよ。●
この記事についたコメントです↓。
■うわぁ。フォトショっぽく見えるけど、ちがうのはわかる。すごいわ。
■↑明らかな疑問点。いったいどういう車が、これほどパーフェクトな直角カットで除雪できるっていうんだよ。しかも、道路に崩れ落ちてもいない。……さもありそうな画像だけど、ありえないと思うね。
■↑ここが日本のどこなのかちゃんと明らかにしてくれない限り、オレも信じない。
■↑フォトショップじゃないってば↓。
■↑立山黒部ってとこだ。ここ。
■↑記事の画像が嘘じゃないなら、逆に、その除雪車の写真のほうがフォトショってことになる。だって、パースがおかしい。…雪の壁が、除雪車の画像だとそんなに高くないじゃん。
■↑ほれ↓。そこまで馬鹿なのはなんでだよ。これはフォトショなんかじゃ全然ない。
■アラスカだろ。
■↑上のリンク先を見ろ。
■こんな道、車で通るのってめっちゃ怖いんじゃないかと思うんだけど。
■記事に同感。フィラデルフィアにいるけど、みんなめっちゃビビってるよ。バッファロー(訳注:ニューヨーク州北西部エリー郡)の大学に通ってた頃、こんな程度の雪ならホコリって感じだったのになあ。ああいうとこじゃ、雪はインチじゃなくて、フィートで勘定するからね。
■絶対、画像が嘘だと思う。だろ?だろ?!
■だいたい、どうやったら9メートルはありそうな雪の中を掘って道を作れるわけよ?
■↑素晴らしい根性で。
■↑しかも、慎重に。
■↑道路の上だけとはいえ、この高さの雪を除雪するなんて数日はかかるって。
■↑原子力ヘリコプターで熱光線を発射して除雪してるとしか思えないよな。
■↑雪が降るたびに、除雪する。(一度にできるわけじゃなくて)何度も何度も除雪しているうちに、脇にああいうふうに雪が積みあがってくんだよ。
■↑凄い根性で雪カキしてるか、あるいはこれって万年雪で、その中を掘って道を作ってるってことはない?
■↑どの答えも間違い。実際は、特別に設計された穴掘り用のデッカいマシンがあって、それを除雪車に搭載してる。そうすると、画像みたいになる。きっちり揃った「雪の壁」になるってわけ。
■↑レーザーじゃないの?
■日本人、すげえ!
■テレビで『フットボール・ナイト・イン・アメリカ』観てたんだけどさ。フィラデルフィアのイーグルス・スタジアムにお天気レポーターが出てきたの。「物凄い寒さです」って言ってたよ。気温が華氏25〜26度(訳注:摂氏-3度前後)、体感温度は華氏10度台(訳注:摂氏-10度前後)って言っててさ、唇が紫になってた。
冗談だろって思ったわ。雪降ったことないのかよ?2週間前の土曜日、ミネアポリスじゃ18インチの雪が積もった。気温は華氏0度(訳注:摂氏-18度前後)、体感温度なんて-10か-15度だ。それでも、僕は仕事に行かなきゃいけなかったんだぞ。
■20フィート(訳注:約7メートル)は雪が積もってるのに、松の木が生えてるってどうして?
■↑松の木が25フィートあるってことだろ。
■↑高い松の木を見たことないのかい?僕の家の裏庭には60フィート(訳注:18メートル)の松の木があるよ。しかも、まだ若い木だ。
■これは嘘じゃないってオレは確信がある。実際、リノとタホ湖の間のマウント・ローズ・ハイウェイがそう。20フィートの雪の壁があって、このぐらい雪が降るのも珍しくない。
■なんてことになってんだよ、ここは?! ここをドライブするの、怖いだろうなあ。ピューっと風が吹いたら、20フィートの雪に埋められるなんてこともありそう。
■↑確かに、春になって雪が溶けてきたら、雪が崩れてくることもありえるわな。
■↑ない。この雪は固い塊なの。基本的に、氷の壁。だから、簡単には崩れ落ちないよ。
■こういうとこなら、ビッグフットが絶対、出るはず。ビッグフットもこの道、通ってるわけか(笑。
■日本だろうなって思った。たぶん、北海道じゃないかな。信じられないぐらい物凄い量の雪が日常的に降るところだから。
日本人って、雪の中から道を掘り出すことにかけては常軌を逸してるってことだ。たぶん、侍の刀を使ってるね(笑。
■米国中部の人たちには、800万人の人が住む都市が吹雪でカオスに陥るってことが理解できないんだろうと思う。いつも雪に慣れてる人たちは、処理する設備も技術も経験もあるもんな。
でも、900マイルの鉄道が走り、空港が3つ、バスは数千台、自家用車をもってるのは60%だけ、800万人のうち子供は100万人で、あとはみんななにがしかの活動をしてる。そういう都市とは土台、同じに語れないだろ。
■嘘は嘘。30フィートも雪を積み上げるなんて無理。
■↑だから、嘘じゃないんだって。ここを見て(訳注:米国の気象学者、デーヴィス・ノーランのブログ。記事中の画像もこちらからのもの。)
■雪に関してはモンタナもすごいぜ。
■↑モンタナの地元民として、……認める。
■ツルツルの路面で衝突しまくりの馬鹿な車。ダセエ!ニューヨーク、ダセエ!言うぜ!オレは!ダセエ!
■カナダに住んでるが、こんなの日常茶飯事よ。
■日本人は、道をこんなふうに掘るのにいったいどういうマシンを使ってるのよ?正確なところを頼む。まるで、神が指でちょちょっと掃いて、除雪したかのように思えるよ、僕には。
■↑こういうの。
■↑クールだ。けど、それでもまだ、日本人がどうやって20〜30フィートもの雪をフラットに積めるのかが理解できん。
■↑オレも。立山で使ってるマシンの画像を見つけられなかった。でも、いろいろ読んだところによると、彼ら、道路に突き当たるまで一気に除雪するんだって。道路は、春と夏だけ通れるみたい。だから、記事の写真はそのころ撮られてるってことだ。
■↑オレの地元ノルウェーで使ってるのと同じ、ロータリー・スノー・カッターだろ↓。高さの調節ができるんだよ。似たようなタイプを日本でも使ってるんじゃないかな。
■↑解決した。ノルウェー人は頭いいな。
■日本の雪の壁、ゾクゾクっとするな。
■日本の画像、すげえ。
■今日のオレ。
「なんだよ、たいした雪じゃねーじゃん」
↓
記事をスクロール。
↓
日本の画像。
↓
「…やべえ」
■こんなに雪を積めるなんて、すげえ機械があるもんだ。
■↑日本人が使ってるのは、コレだと思う↓。
■↑オレもそう思う。
■ニューヨークの画像は、まさに『バイオハザード』。日本の画像は、もう現実に思えん。
■ニューヨークには笑わせてもらった。オンタリオに来い。本物の雪がどういうもんか見せてやるから。
■画像の日本の場所は大都市じゃないでしょ。そんな大雪が降るところに都市は作れないんじゃない?雪と都市は相性が悪いと思うね。
■三沢から弘前まで、こんな道を車で走ってたよ。あの頃は良かったなあ。
■↑オレも!バスに乗って行ったんだ。日の出頃に目が覚めてさ。(訳注:雪を見て)これ、夢?マジで?って思ったもんよ。本当に、懐かしい。良い時代だった。
■お困りのニューヨーク・シティの皆さん。…ニューヨーク州の北部にぜひ(バッファロー、ロチェスターね)。冬とはどういうものかが理解できれば、二度と泣き言は言わなくなると思うよ。
■カナダから愛を込めて、ハロー!
■↑なんだよ。「僕たちカナダ人は道路をちゃんと除雪できてるし、電車も走ってます」って自慢しに来たのか。
■↑うん、そう。
■ここカナダで、僕もコンピューターの前で腹抱えて笑ってるよ。
■オレはテキサスなんだけど、今、華氏60度(訳注:摂氏15度前後)、快晴。…羨ましいなって実は思ってるんだ。
■↑羨む必要はない!お前、だったらここ来て、雪かきしてみろ!
■↑オレの犬用にソリをレンタルしてきてくれ。それと、オレのホテル代な。その2つを出してくれるなら、来ていいぞ!
■いつでも、日本のほうがよりクレイジーなんだよな。日本、クレイジー……
■私はニュージャージーで育ったが、日本とニューヨークの大きな違いに気づいた。日本の道路は、恐ろしくちゃんときれいにされてるってことだ。
■一方、シカゴの人々↓。
■↑最高!
■↑すげえわ。
■ありえない。日本じゃ、どうやって道路を除雪してんだろ。僕はバッファローに住んでるんだけど、今年はしょっぱなから3フィート降った。でも、日本のこの画像ほどじゃないなあ。
■日本人は20フィートの雪の中に道路を掘り出すことができるのに、どうしてニューヨーク・シティの人間にはできないんだよ?
■凄すぎ!東京の近くに住んでたことあるんだけど、毎冬、日本アルプスにスノーボードに行ってたよ。深夜の2時にバスに乗ると、明け方頃にこういう雪の壁の道を通るんだ。そりゃもうクレイジーよ!
■いいか。まず、ニューヨーク・シティから50マイル以内のところに住んでいないなら、それはニューヨーカーとは言えない。で、オレたちニューヨーカーだって、バッファローやミネソタ、カナダのほうがもっと雪は降ることぐらい知ってる。
お前らは、オレたちをクレイジーだって言うよな。1本の牛乳に8ドル払ったり、華氏120度(訳注:摂氏50度前後)の地下鉄のプラットフォームに耐え抜いたり、お前らのクローゼットより狭い、荒れ放題のマンションのローンを払ったりしてるから。
そうだよ、オレたちはいろんなことに耐え抜いてるんだ。20インチの雪が降ったときぐらい騒がせろよ。他の多くの災難は静かに受け入れてるんだから。
■↑すねるなよ。10年ぐらい前、トロントにも3フィートの雪が降った。道路を除雪するために、軍隊呼んだからな。個人的には、ニューヨーカーが情けないとは思わないよ。
■日本海側(西側)の本州の北部じゃ、珍しくない光景。だから、この地方の人たちは、ほとんどの家で2階に2つ目の玄関をつくるんだよ。
「ここはどこだ?」、「絶対、嘘!」、「どうやって雪を積み上げてるの?」。このあたりはヘビーローテーションでした。ガンダム・ネタも3〜4回は出てたかと思います。
ニューヨークと日本アルプスを比較するのも無理がありましょうし、雪の壁ができるのも日本ばかりではなかろうと思うのですが。
きっちり直角に切ったように除雪されている光景が日本人のイメージと合致したんでしょうかねえ。
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