2011年01月25日

海外のアニメファンが80年代アニメを語る。

本日はこちらの記事から。


米国でヒットしなかった80年代初期のアニメ・クラシック

アメリカ人にとって、1980年代初期は『トロン』や『ブレードランナー』といったSF映画の黄金期だった。だが、同時期、SFアニメもまた黄金期だったことを知るひとは多くはない。

悲しいかな、『マクロス』のような番組は米国に(『ロボテック』として)やってはきたものの、あのとき決して大々的に海を渡ることのなかったシリーズが相当数存在するのだ。

そんなわけで、今日はあの時代の人目につかなかった宝石のいくつかを、足早ではあるがご紹介しようと思う。

まずは、『超時空世紀オーガス』(1983)だ。

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『オーガス』は、米国ではのちに『ロボテック』となった『マクロス』を考え出したスタッフが制作したものだが、『ロボテック』の一部として再編成されなかったシリーズだ。これは残念なことだった。このアニメは、あの時代の最高傑作の1つなのだから。

物語は、軌道エレベーターを巡って2つの力が戦っている2065年に始まる。この大戦争に勝つために、時空震動弾を作動させることになるのだが、これが原因で時空連続体が破壊されてしまう。後に残されたのは、かつて見たこともないほどの混乱時空だった。

(訳注:『ロボテック』は、竜の子プロダクション製作の『超時空要塞マクロス』・『超時空騎団サザンクロス』 ・『機甲創世記モスピーダ』の3作品をハーモニーゴールド USA 社(Harmony Gold USA)がライセンス取得、同一世界の異なる時代と世代を描いた、連続する一つの大河シリーズとして翻案、再編集された作品)。


うる星やつら』(1981)。

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高橋留美子を『らんま1/2』で初めて知ったというアメリカのアニメファンは多い。だが、『うる星やつら』こそ、彼女を真に日本で有名にした一作なのだ。
このSFテーマのコメディは、ラムという、虎柄のビキニをつけたとてもキュートな宇宙人の冒険譚だ。シリーズは1981年から1986年まで放映され、195篇のエピソードがある。数回、映画にもなっている。


装甲騎兵ボトムズ』(1983)。

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『装甲騎兵ボトムズ』は軍事に焦点を当てたシリーズで、特殊部隊のロボット・パイロット、キリコ・キュービィーの物語だ。シリーズ自体は玩具(これがまた、素晴らしい玩具だったんだ!↓)を売る目的で制作されたものだったが、ストーリーは大変にまともなもので、広い範囲にわたるさまざまな装甲ロボットが登場した。

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戦闘メカ ザブングル』(1982)。

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『ザブングル』は珍しい番組だった。というのは、素晴らしい巨大ロボットが数体、出ていながら、その真髄に大量のコメディが含まれていたことだ。
舞台は惑星ゾラ。まるで昔の西部開拓時代を現在の地球にもってきたかのような未来だ。登場するキャラクターは20人以上。全50回。
『ザブングル』の玩具の中には、80年代の米国に辿り着いたものもあるが、悲しいことに、アニメシリーズは辿り着くことができなかった。


Dr. スランプ』(1981)。

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『Dr. スランプ』を真のSF番組と呼ぶのは少し言いすぎかもしれない。だが、シリーズの舞台は、人間と擬人化されたさまざまな動物たちが共存する世界だ。この番組には、日本とアメリカの文化のパロディがかなり入っている。

だが、残念なことに、当時のアメリカ人プログラマーたちは、この日本のユーモアが翻訳できるとは考えなかった。それが理由で、シリーズは日本では200回以上続いたにもかかわらず、アメリカにはやってこなかった。
近年になって、やっとVizが、このアニメの基となったマンガを米国にもってきている。


聖戦士ダンバイン』(1983)。

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『聖戦士ダンバイン』には巨大ロボットが登場するとはいえ、番組自体にはファンタジー要素が多い。舞台は中世ヨーロッパのようにも見え、シリーズ中で一角獣に乗った騎兵だとか城といったものを目にすることになる。全49回。
このアニメの米国上陸は、20年以上後の2003年になるまで待たねばならなかった。


六神合体ゴッドマーズ』(1981)。

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『ゴッドマーズ』のパイロットを見ると、僕は『スーパーマン』をかなり思い出してしまう。ストーリーは、マーズという名の一人の異性人を中心に展開する。この異性人は、人類と共存するために地球に送られるが、『スーパーマン』とはちがって、彼は巨大ロボットとともに登場する!そしてまた、キャラクターに深みをもたせているのは、このタケルというキャラクターが超能力をもっているということ。
全64回。いまだに公式の米国リリースはない。


未来警察ウラシマン』(1983)。

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『ウラシマン』は、1983年から放映を開始した短命のSFシリーズだったが、限られた範囲内とはいえ、コンピュータ・アニメーションが使用された最初のアニメの1つだ。舞台は、未来の東京。秘密の犯罪組織を追う警察の物語だった。●



この記事についたコメントです↓。
20代から40代と思われる古参のかたがたまで、和気藹々とコメントしていました。


■『UFOロボグレンダイザー』、『マジンガー(Z
)』、『鋼鉄神ジーグ』、『デビルマン』、『無敵鋼人ダイターン3』…。こういう傑作がどれも米国の大衆にはほとんど知られてないだろ?ところが、ラッキーなことに、ここイタリアでは、こうした傑作を満腹になるまで食べることができたんだよね。『北斗の拳』なんて、『ドラゴンボール』が登場する前までは、8〜15歳の子供たちの特別大事なお気に入りだったし。

■『太陽の牙ダグラム』。

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このアニメ、『バトルテック』のファンならメカ・デザインに見覚えがあるだろうね。一握りの幸運な子供だけが、輸入もののこういうダイカスト鋳造の玩具を手に入れられたんだよ。

このシリーズも米国には来なかったけど、ファンサブのプロジェクトがあって最近ついに全75回の翻訳が完成したんだ。

(訳注:『バトルテック』。米国のゲーム会社FASA社が製作した未来世界を舞台にしたロボット兵器同士の戦闘を楽しむウォー・シミュレーションゲームやその派生作品のシリーズ名。
初期の版では、日本のテレビアニメ『超時空要塞マクロス』のバトロイド、デストロイドや『太陽の牙ダグラム』のコンバットアーマー、劇場版「クラッシャージョウ」のハンターメカのメカニックデザインを無許可流用しており、その点で非常に注目を集めた。)

■『ザブングル』って、つい最近知ったばっかり。あ、『装甲騎兵ボトムズ』っていったら、『PAILSEN FILES』(訳注:2007年〜2008年に発売されたOVA)のことは調べてみてよ、みんな。

■このリストに『銀河英雄伝説』も入れたい。…これがどれほどクールなアニメだったか。

■↑壮大なスケールのチェスゲームって感じだったよな。

■↑というか、ほとんど碁だな。艦の前線を覆うためだけにシールドを貼って、そこに敵が取り込まれたら一巻の終わりみたいなね。

■『Dr.スランプ』はここケベック州(カナダ)じゃ、めちゃめちゃヒット作だけどなあ。マンガのほうね。アニメはエピソード1つしか見つけられなかった。

■『ジャイアントロボ』はどうして入れてくれなかったんだよ?

■あああ、子供の頃、『ボトムズ』の玩具がほしくってさあ。

■『ボトムズ』を愛してるのとを同じぐらい(まさにロボットシリーズの決定版だったよな)、『銀河英雄伝説』がここに挙げられてないのが本気で悲しい。アニメ・クラシックっていったら入るだろ、これが。

日本のアニメっていう媒体に輝きを与えた最高傑作じゃないかと思うよ。物語も意図も、思慮深く知的で、徹底的に野心的。まさに古典、まさに傑作。

僕がアニメに求めるものはこれなんだよ。…ヒロイックで悲劇的、意欲的で活力に満ちてる。そして、一番大事なのは、脚本がクレバーなこと。さらに、この物語は、アニメ史上最高に僕が愛するエンディングの1つなんだ。

幸運なことに、『銀河英雄伝説』は人気が上がってきてる。率直に言って、昔より多くの人が見たがってるんだ。時の流れに耐えうる、崇拝の対象だってことだよね。

■↑その通り。SFファンなら必ず見なければいけないシリーズ。番組を見たあと、このアニメの哲学について何時間も議論したもんさ。
良いやつばっかりじゃないんだよな。悪党もいる。でも、なにが善なのかを指摘することっていうのは難しいものなんだ。

最後の20回は、僕からしたら展開がのろいなとは思う。でも、あまりに偉大なシリーズすぎて、この先何年でも語れるぐらい。最後のほうは、これまで起こってきたいろんなことを見事にまとめあげるしね。

記事では80年代初期のアニメって言ってるよな。『銀河英雄伝説』は80年代後半だから、まあ、しょうがないかとは思うけど。

■↑ずっと見ようと思ってたんだ。長編の宇宙ものだとか、宇宙大戦争、政治的陰謀、悲劇。こういうのが大好きな僕としては、どうもこれは僕の夢のシリーズになりそう。最近やっとオリジナルの『マクロス』を見て、僕のお気に入りリストに入れたばっかりだし。

■オレのお気に入りの1つは、『聖闘士星矢』。パステルカラーの髪をした筋骨隆々の少年たちが出てくるからね。

■↑イエス!イエス!イエス!子供の頃、大っ好きだった。オレたちのところでは、『Les Chevaliers du Zodiaque』(訳注:フランス語)って言ったんだ。フランスの土曜の朝のクラブドロテで見てた。これほど過小評価されてる古典があるか!

■フランス、すごすぎんだろ、お前ら、おい(爆笑↓。


↓フランス吹き替え版のオープニングのようです。凄いです。
Les chevaliers du zodiaque (Bernard Minet) - Generique Vidéo


■↑歌手が出てこないだけで、スペイン語吹き替え版も同じ曲なんだが……。

Los Caballeros del Zodiaco - Intro Español


■↑フランス語版に出てくる歌手は、この曲を書いたやつなんじゃないかな。この人、80年代のいろんなフランス語吹き替えアニメで歌ったり、作曲したりしてるから。
なんちゅう安っぽさというか…。まあ、記憶には残るけどな。特に子供の頭には。

■似たようなアニメに見えるけど↓(訳注:『鎧伝サムライトルーパー』)。

Ronin Warriors Intro


■↑それも見てたよ。イタリアで!毎日午後になると、日本のアニメでイタリアの言葉をいろいろ学んでたなあ。

■↑一年だけ交換留学生でイタリアに滞在してたんだ。『聖闘士星矢』と『キャンディキャンディ』が僕の午後の気晴らしだった。

■↑そうそう。『I Cavalieri Dello Zodiaco』(訳注:『聖闘士星矢』)っていうんだよな。イタリアじゃ、放映当時、すげえ人気だったわ。

■ここのコメント欄を読んでると、当時のことが思い出されるよ。アニメファンだった。今より、障害は多かったよ。トレントなんてないからね。実際に他のファンたちと交流して(普通はコンベンションとかで)、自分のコレクションの、気が狂ってんじゃないかってぐらい細かいリストを見せ合うんだ。で、時間のあるときに、ビデオテープを交換しあうの。ああ、若かったなあ。

そういう意味で、僕の最高の思い出は、コンベンションで友達になった日本の人から小包を受け取った日のこと。開けてみたら、初作の『ダーティペア』の劇場版が入ってたんだよ!発売日にコピーしてくれて、三日後には僕の手元に届いたの。あのときはもう、みんなが僕のところに殺到してきたよ。頼むからコピーくれって。

■今、オリジナルの『ボトムズ』を半分まで見たところ。こういう古典アニメって好きだ。なんかこう荒涼とした感じとか、戦争の雰囲気とかね。全部。

■『宇宙海賊キャプテンハーロック』だろ!最高なのは!

■『ボトムズ』っていまだにライセンスされてないんだよなあ。昔のセントラル・パーク・メディアがライセンスをもってたタイトルだけど、誰も買い取ってない。

■米国で成功しなかった80年代初期のアニメ?まだまだあるぞ。

機甲戦記ドラグナー
蒼き流星SPTレイズナー
銀河旋風ブライガー
銀河烈風バクシンガー
銀河疾風サスライガー
新竹取物語 1000年女王
クラッシャージョウ
巨神ゴーグ

■↑同意。このあたりのタイトルと比べたら、『オーガス』、『うる星やつら』、『ゴッドマーズ』のほうが全然知ってるもん。

■見たいアニメをいろいろ紹介してくれてありがとう。

■愛の戦士……『キューティハニー』だって!永井豪のセクシーサイボーグ。1970〜2000年代までずっと、マンガ、アニメ、実写版といろいろ制作されてるんだよ?一見の価値があるアニメシリーズです!

■↑ハニーフラッシュ!凄い番組だったよなあ。

■『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を見終えたばっかり。自分がどれほど昔のアニメを評価してるかってことを実感させられたよ。

どうしてアメリカ人はアニメーションってものを低く見るんだろうな、自分にはわからん。『機動戦士ガンダム0080』なんて子供にも見せられるけど、大人も楽しめるっていう良いアニメーションの1例なのに。
今でも子供時代に見た『ガンダム』を覚えてるよ。悪いやつらも出てきたけど、うん、実際、物語の中でジオンの兵士たちは純粋によく出来たキャラクターで、感情移入できたよね。

それに対して、アメリカのアニメーション番組のほとんどが、小うるさくて落ち着きがないだけ。子供をテレビの前に引っ付かせて置く以外に、なんの価値もない。
確かに、米国のアニメーションはストーリーが日本のアニメとはちがう。でも、僕はもっとスマートで、現実的なアニメをここ米国でも制作してテレビで放映してほしんだよ。

■僕は、これ↓。いっつも失敗ばっかりしてて、デカいハンマーで殴られるんだよな(笑。


↓フランス語吹き替え。
Nicky Larson Générique N°1


■↑『シティハンター』じゃないかよ!

■『装甲騎兵ボトムズ PAILSEN FILES』、最近見た。全体的にかなり酷い。キャラクターは無味乾燥だし、アニメーションは汚い、音楽も酷い。でも、………でもね、かつて僕が見たアニメの中で最高のエンディングなんだよ。プロットのひねりが最高なの。…ふざけてないよ。本気で言ってる。

Soukou Kihei Votoms - Pailsen Files - OPENING


■記事中の玩具の画像。もう脳みそを射抜かれたよ。……このモデルキット、組み立てたんだ。地元のホビーショップに売っててさ。俺、8歳かそこらだった。いっつも不思議だったんだよな。この番組はどこで放映してるんだろうって。箱見ても、全部日本語だしさ。……このロボットキットには本当にたくさんのことを教えられたよ。実に教育的なキットだったね。

■記事のアニメは、なんやかやでどれも見たことあるよ。『オーガス』と『サブングル』に育ててもらったようなもんか。ラムもすっごい子供のときに見てる。『ボトムズ』も知ってる。コンベンションや、コミックブック・ストアや、ファンサブ。このへんのおかげで、もう何年にもわたって、気が変になったようにアニメを集めてるからね。

■『装鬼兵MDガイスト』!!
9歳だった。地元の店からVHSで借りたんだ。天の啓示だったわ。……アニメ、世紀末後、セックス、そして暴力ってものを初めて知った。何度も何度も借りたよ。とうとう店のオーナーが僕にそのVHSをくれる日までね。……で、いまだに僕の手元にあるってわけ。

■記事の作品、知ってるやつは知ってたよ。日本放映からほどなく米国で見てた。VHSの奇跡ってやつだね。

■90年代初期には、大学のアニメクラブでアニメを知っていたからね、良かったよ、ホント。80年代のファンサブは膨大な量を見たなあ。

■記事中の索引は何本かは、メキシコにはきてた。僕が子供の頃だけど(今26歳だから、しばらく前だよね)。当時は、これを米国の子供たちが知らないなんて考えてもみなかったなあ。
たとえば、『星矢』。こっちじゃ、もんのすごい人気だったのにねえ。アメリカ人って、あの頃のアニメの多くを知らないんだね?興味深いよ。

■劇場版『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は、僕が思う最高傑作の1つ。夢のようなアニメ、……ちょっと詩的でもある。押井守、最高ですよ。

■アメリカ人って『うる星やつら』も『Dr.スランプ』も見てないの?!?!?!信じられない。

■↑うん。見てる人はいたけど、テレビ放映されなかったんだ。80年代に『うる星やつら』の噂を聞いたの、覚えてる。VHSをもってる人もいたけど、それ、ファンサブもされてない日本語だったんだ。……これって、ほとんどのアメリカ人にとっては扱いかねる代物なんだよね…。

■やっぱ、『ロボテック』が最高だよな。

■↑神の祝福あれ!朝5時に起きてたよ、あれを見るために。本当なら学校行くまであと1時間は寝られたのにさ。

■↑いや、最高は、『マクロス』だろうね。

■『マクロス』に私も一票だ。ロボテックを愛した思い出があるなら申し訳ない。でも、『ロボテック』に私が見たものは、ただの原作レイプだ。プロデューサーたちが、アメリカ人は、こういう素晴らしいシリーズを理解できるほど利口じゃないって考えたっていう理由で、日本の古典を略奪してレイプしたんだよ。

■『うる星やつら』、日本からきた海賊版で80年代に見たな。わかってると思うけど、日本の人たちが録画して、米国のアニメクラブに送ってくれるんだ。日本に友達がいるってことは、いつだって助けになることだったなあ。

字幕はないこともあった。それどころか、DVDもありゃしないし、インターネットもない!雪の中を学校まで歩いて見に行ったんだ!!!!
でも、僕たちはそうするのが苦じゃなかったんだよ、あのころ。

■『エリア88』を支持。

area88.jpg

素晴らしいアニメであり、マンガだった。アメリカ人はたぶん、SNESのゲームでしか知らないだろう。
シリーズのDVDをもってるけど、字幕が酷すぎる。それでも、やっぱり傑作なんだけどさ。



このサイトは、30代〜40代の年配のアニメファンのかたがたが多いようでした。そのせいかどうかわかりませんが、まったく荒れていないのが珍しいなあ…と思いました。
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2011年01月18日

海外ゲーマーの反応 - 梅原大吾がメインキャラクターをリュウからユンへ -

本日の記事はこちらから。

「格闘ゲームプレイヤーの梅原大吾さんがメインキャラクターを変えた」というニュースでございます。
使用キャラクターを変えたことが十分にニュースになりえるというあたりが、このかたの海外での立ち位置を物語っていて興味深いところでございます。

実は、年末にも一度、ほぼ同内容の記事があがり、400件を超えるコメントを集めていたのですが、格闘ゲーム系のトピックは、独特の用語が突然出てくるので、私の浅い知識ではそこそこ調べる時間がないとあげられない+年末ということで断念しておりました。

そんなわけで。
本来は最初の記事をご紹介するところなのですが、せっかくなので最新記事のほうをお送りいたします。


日本のトップ・アーケード・ファイター、メインキャラクターを変更

ここ何年も、梅原大吾は、『ストリートファイター』のキャラクター、リュウでアーケードやトーナメントを勝ちまくってきたが、それもここまで。大吾はリュウと決別した。

当サイトに彼が語ったところによると、「キャラクターとしてユンはずっと好きだったということと、『スーパーストリートファイター アーケードエディション(以下:『スーパーストリートファイターAE』になって、ぜんぶが変わったからということもあります。実際、まったく新しいゲームなんです」とのこと。

12月のファミ通のインタビュー(英語版はShoryuken)でも説明されているが、これまで「飛び道具のあるキャラクター」(波動拳を出せるキャラクター)が不当に有利だったため、今回はその有利性が最小限になるよう手が加えられている。リュウ(またはリュウの相方、ケン)と決別するという大吾の決断は、今回のアーケード版のこうした再調整を受けてのものだ。大吾は、この現行バージョンで、彼がよりうまく動かせるキャラクターを選択した。

「最終的にトーナメントで使うのは(訳注:ユンではない)別のキャラクターになるかもしれません」と大吾は言う。「ただ、実験するなら今が一番良いし、僕としてはユンがすごくよく動いてるので」。大吾は、『ストリートファイター』ではガイルもプレイしている。

大吾は現在、新しいメインキャラクター、ユンを調整中だ。とはいえ、大吾を世界規模で有名なプロゲーマーに押し上げたのはリュウだ。その全キャリアを作り上げたリュウからすれば、大吾がユンをプレイするのを見るのは少し悲しいことだろう。決別は楽しいものではないのだ、たとえそれが2次元だとしても。●



この記事についたコメントです↓。
コメント数はほぼ200件。同じ話題のループが多かったので、内容がかぶっているコメントは割愛しつつ、一通りの流れをご紹介いたします。


■彼の一番の歴史的功績は、(訳注:リュウじゃなくて)ジャスティンの春麗と戦ったときに使ったケンじゃん。

Ken [Daigo] vs Chun Li [Justin Wong]


■↑あれは、これから何年も先まで語り継がれるまさに伝説だよな。オレがこれまで目にした中で、最もクールな『ストリートファイター』の試合なのは確実。

■↑すべてのゲーマーが永遠に忘れないだろうな。

■↑競技ゲームで最も偉大な瞬間だったと思う。

■↑競技ゲームで最も偉大な瞬間っていったら、これと、あと、Tokido(訳注:日本人格闘ゲームプレイヤー)のマーダーフェイス・ポーズだよな(爆笑↓。

Tokido's Victory Pose


(訳注:↑昨年、米国で開催されたSo Cal RegionalというトーナメントにTokidoさんが参加。勝利後、試合を映していたプロジェクターの前に立ちはだかり、Tシャツの背中にちょうど豪鬼の「天」が映し出されるようにポーズをとったというパフォーマンス。これが地元のかたがたに大変に受けたようです(解説のかたが「Tokido、どうしてキミはそんなに神がかってるんだよ!」と何度も叫んでます)。)

■↑試合後のお祝い的悪ノリって意味では、まさに歴史的一瞬だったよな。

■大吾の名前を聞くと、このリミックスを思い出さずにはいられないんだよ、オレ↓。

The Beast Daigo Rap


(訳注:詳細はわからないのですが、梅原さんの試合の実況をリミックスしている動画かと思われます。)

■↑いつ聴いても爆笑するわ。

■↑これは……すげえ。くせになる。

■↑この動画の出所は知らないんだけど、大吾の記事っていうと絶対に貼られてる気がする。

■↑トーナメントで大吾が入場するときにかけるべき。ボクサーの入場曲みたいにさ。ま、ちょっとクレイジーすぎる嫌いはあるけど。

■↑まず、動画の大吾がものすっごく落ち着き払ってるとこが大好き。それから、最後のところ、カービィが歌ってるみたいだな。そこも好き。

■↑すげえわ。なんだって日本人のアナウンサーってのは、こうもテンションが高いんだよ。『北斗の拳』のジャギが解説やってるかと思った。笑い方といい叫び方といい、神業。

■↑恨むぞ!「UMEHARA GA KIMETAAAAAA」が頭から離れねえ。

■ああ、大吾。アーケード・シーンで最も象徴的な男の一人。彼のトレードマークだったリュウを見ることができなくなるなんて悲しい。でも、また別のキャラクターでプレイする彼が見れるんだって、自分を元気づけてるところ。あとは、ユンでまた勝ちまくってくれることを願うだけ。

■ちょっと古いニュースだな。でも不満は言わない。このニュースをカバーしてくれただけでうれしいから。

■これ、もうここでニュースになってなかった?それとも、Eventhubsかどっかで読んだのかな。

■↑なった。ファミ通のインタビューのちょっと後ぐらいに。大吾の話題も『ストリートファイター』の話題も、まだまだ足りてないだろ?ってことなんじゃないの(笑。

■大吾がリュウしか使わないなんてことはないだろ。バイソン、ガイル、それとちょっとだけどサガット、それにケンだって使ってたし。

大吾がリュウでゲンをかついでるなんてこともないんじゃないかなあ。有利に立てる技をリュウがもってるって知ってたからこそ、大吾はリュウを使ってたんじゃないかと思う。要は、大吾がこれまで使ってきたキャラクターは、これなら勝てるっていうキャラクターだったってことね。

今回、大吾が選んだユンは、『スーパーストリートファイターAE』では最強ランクだろうって言われてるキャラクターだし、だからこそ大吾はキャラクター変更したんだよ。完璧に意味がある変更。

■↑『CAPCOM VS. SNK2』のときは春麗も使ってたけどな。

■↑『ヴァンパイア』シリーズじゃ、ほぼ全キャラクター使ってたよ。

■↑ユンは『スーパーストリートファイターAE』の最強ってわけじゃないよ。人気ランキングでトップってだけで。まあ、『ストリートファイター サードストライク』の頃は、最強ランクだったよね。ユンの幻影陣はまだ使えはするけど、家庭用で『スーパーストリートファイターAE』が出たら、ユンが今、考えられているほど強くないのはすぐにわかるよ。

最近の野試合で、Mago(訳注:日本人格闘ゲームプレイヤー)が、リュウのときより簡単に大吾のユンに勝ってたもん。

■↑お前、Eventhubsの記事を読んだんだろ。聞いた話じゃ、Magoのフェイロンとは(訳注:負けたわけではなく)接戦だったらしいよ。どうも、Eventhubsは大吾が負けた!ってのを記事にしたがるんだよなあ。どっちにしろ、使って1月にならない大吾のユンと、使いはじめて1年のMagoのフェイロンを比較してもねぇ…(Magoのフェイロンは、磨き抜かれてるんだからさ)。

■↑確かに、公式のキャラクターの強さのランキングは出てないし、どう言われてもそれは確実な情報ではないよね。でも、米国や日本のトッププレイヤーがインタビューでこぞって「ユンが最強」って言ってるでしょ。そのへんを考えなきゃ。

■↑その手のことは、これまでも間違いだらけだったろ。『スーパーストリートファイター4』が出る前、それなりのポジションにいるやつが「ダッドリーが最強、イブキがかなり脅威になる」なんて言ってたけど、そんなこと全然なかったじゃないの。

■↑だよな。現時点で、どれが最強かなんて語れるほどゲームを知り尽くしてるとも思えないし。

■↑すべてはまだ五里夢中ってところか。ただ、ユンが最強とまでは言わないにしても、すっごく手堅いキャラクターではあるよね。

それに、リュウは最強ではなかったけど、大吾はそれでも数多くのトーナメントを勝ち抜いてきたわけでさ。だから、ユンが最強じゃなくたって、大吾ならイケるって僕は考えてる。

■↑じゃあ、なんで今のBPランキング(大吾がトップだけど)で、ユンのプレイヤーが他のキャラクターより多いのか説明してくれよ。

■↑ユンは『サードストライク』の頃から人気あんの。常識。説明なんか要らん。

■ユンは弱くは決してないよ。『サードストライク』の頃は群を抜いて強かったけど、今だって十分に強い。大吾がユンにしたって聞いてうれしい。新しいキャラクターを試すのってめちゃめちゃ楽しいだろ。

でもさ、家庭用がリリースされたとき、オンラインがユンだらけになるのは歓迎しないなあ。みんな大吾の戦略をまねするの大好きだろ。あれ、マジでウザいんだよなあ。

■↑そう?オレは大歓迎。大吾のまねばっかしてる、そういう想像力のないやつらは、オレが叩き潰す。

■それでさ、カプコン、オレたちのアメリカに『スーパーストリートファイターAE』がくるまで何億年待てばいいの?(泣

■記事には賛同できなかった。……大吾はリュウで名声を築いてきたわけじゃない。『ストリートファイター』での彼のメインは、ガイルとリュウ。『サードストライク』じゃ、まずケンだ。それからリュウ。

キャラクター変更が悲しいことだなんて、まったくオレは思わないね。『ストリートファイター』の偉大なプレイヤーとして必要とされるものを彼は明示してくれてるんだよ。……そう、順応性ってやつをね。

■全キャリアを作り上げたリュウねえ。格闘ゲームファンの間で大吾っていう名前を知らしめたあの動画じゃ、大吾はケン使いだったけどな。

■↑その通り。ケンとリュウは戦法も入力もまったくちがう。

■↑いや、リュウとケンは動きは似てるよ。同じとは言わないが。ただ、プレイのしかたがかなり異なるんだよ。特に『サードストライク』だとね。

■ま、大吾だったら、適当にキャラクターを選んだうえに、ボタンを半分しか使わなくたって、ここを読んでるやつらの99.9%は倒しちゃうだろうが。

それに、このレベルのプレイヤーになると、1人のキャラクターにこだわってちゃ上手くなれないんだよ。
『スーパーストリートファイターAE』では、すべての体系がひっくり返ったわけで、そこからすると、大吾が新しいゲームに順応しようとしてるってのは自然な流れだろ。

■大吾のユンの試合を動画で見てきた。リュウほどグッとはこなかったよ。なにかが足りない気がする。

■彼は、飛び道具をもってるキャラクターが不当に強いときは、飛び道具ありのキャラクターを使う。で、それが弱くなると、次は別の強いキャラクターに切り替える。

他のすべてのプロゲーマーと、結局、大吾もいっしょだ。競争力のある、アドバンテージのあるキャラクターをいつも使うってことではね。なのに、オレたちは、なんでわからんけど、それに感動してしまうというね。

■↑うーん。大吾はプロゲーマーだ。金銭関係なくプレイしてる人たちとはちがう。勝とうと思うのは、さほど驚くことでもないんじゃないの。

■↑大吾の対戦相手だってみんな強いキャラクターを使うんだよ。同じことをやってるのに、それでも大吾はいっつも勝ってしまう。さすがって思わない?

大吾は、『スーパーストリートファイター』ではリュウを使い続けた。それで、トッププレイヤー相手に完全勝利だ。リュウなんて、『ストリートファイターIV』から比べたら、弱くなってたのにさ。

■↑彼がダメなプレイヤーだなんて僕は言ってない。彼はめちゃめちゃスキルのあるプレイヤーだし、僕たちが「こんなことできたら良いのに」って夢見るようなプレイをやってのける人。しかも、大きな大会のものすっごいプレッシャーの中で、いっつもいっつもだよ。
すごいもんはすごいし、認めるべき功績は僕だって認めてる。最強キャラクターを使うだけで勝てるってもんじゃないんだし。

たださ、いっつも最強キャラvs. 最強キャラってのに飽きちゃったの。いっつもまったく同じ最強ランクのキャラクター同士が闘い合うっていうのにね。

■大吾は、オレが見た中で最速で順応するプレイヤーの一人だ。Magoもそうだけど。大吾の成功は、取り乱したりすることなく、人を読むっていう能力によるものだとオレは考えてるんだ。

大吾とMagoの試合、特にGodsgarden(訳注:日本の格闘ゲームトーナメント)の10試合連戦とかを見たんだけどさ、普通の2試合先取がスタンダードのこっちの感覚からすると、もう度肝を抜かれたわ。だって、お互いにどんどん相手に合わせて調整してくんだもん。試合の最中ですらだよ。彼らのプレイは、本当に凄すぎる。

■この記事、間違ってるよ。大吾はもう『スーパーストリートファイターAE』ではケンをメインにするって言ってる。今、ユンを使ってるのは、大きな大会がまだ家庭用の『スーパーストリートファイター4』で開催されてるから。だいぶ様変わりしてしまったアーケード版でリュウやケンを使って、それに慣れてしまうリスクは犯せないだろ。
アーケード版が家庭用に移植されれば、すぐに飛び道具系のキャラクターに戻ってくるよ。

■↑それどこソース?オレが読んだ記事では全部、弱くなってるから飛び道具系は使わないって話だったんだけど。

■↑いや、俺も前にケンって聞いた。彼の今現在のコメントは、全体の文脈から切り離されてて正しく伝わってないと思う。

■↑だから、実験中なんだろ。記事にもある通り。またキャラクターを変更することだってありうる。日本でユンを試してるほかの多くのプレイヤーたちだって同様。

■格闘ゲームって面白いとも思わないし、僕自身、得意でもないんだけど、こういう人たちに感動するのは確かなんだよな。大吾の試合を見てるのって、クレイジーなほどに楽しいんだよね。

■くだらないやつが格闘ゲームのキャラクターを変えましたってのがニュースなわけか。いや、彼がゲームのチャンピオンなのは知ってるよ。それでも、やっぱりくだらないって思うし、ちゃんとした仕事をもってる人たちに失礼だと思う。

■↑ゲームは楽しい。この記事も面白い。載せるのになにか問題でもあるのか?企業の深刻な話題が載ってたところで、オレたちは読まねえよ。

■↑世界的に有名な格闘ゲーマーがキャラ替えしたんだ。ゲームブログのニュースになるだろ、そりゃ。GEICO(訳注:米国の保険会社)の誰かが副社長になったところで、ゲームブログでは記事にはならねえ。

■↑大吾はこういうポジションにいられるのは、「仕事」をしていないからだとでも?彼がなにも努力をせず、かつ彼の肩には実生活のプレッシャーなんて何もかかってないとでも?人間をそういうふうに浅くしか考えられない自分を恥ずかしいと思えよ。

■↑大吾は仕事してるよ。両親が医者って関係で、介護施設で働いてる。人を助ける仕事をしようって思ったんだって。彼は『ストリートファイター』を1日20時間やってるような人じゃないし、ちゃんと実生活があるんだって。

■↑彼は自分が好きなことで賞賛され、認められている。そして、それで大金をたぶん稼いでる。でもって、ここはゲームブログ。ゲームブログが、おそらく史上最高の、最も影響力のある格闘ゲームのトッププレイヤーの記事を載せたんだ。

でもって、彼は看護師として働いてもいる。

お前のコメントは、どっからどう見てもお門違いだったな。

■大吾はいつもリュウばっかり使うわけじゃない。だから驚かない。でも、ウメ昇龍が見れなくなるのは寂しいなあ。

■これは良いことだな。たぶん、これでオンラインの山ほどのリュウ初心者がいなくなってくれる。必殺技を適当にぶっ放されたり、起き上がりに昇龍拳で押し切るってのにもううんざりしてるんだもん。

■決別は難しいことだが、ときには人は変化を求めていかなきゃいけない。リュウは全盛期を過ぎてしまった。昔ほどクールじゃなくなってしまったんだ。今だって、多くのクロスオーバー作品にカメオ出演するほどのキャラクターではあるけどね。

■オレの『ストリートファイター4』のXboxオンライン最初の夜。

ランダムマッチに参加するをクリック。
最初の対戦相手…………Gameinn(訳注:梅原大吾のXboxオンラインでのゲーマータグ)

「…Fu*k!!」

■キャラクターを知り尽くすのに3年かかるって言ってたのって大吾だったと思うんだけど。その彼がキャラ替えを決断したっていうんだから、きっとそれは困難な道にちがいないって思うよ。



確認したいことがあってSRKの記事を流し読んでいたのですが、「大吾がユンにするなら、俺もユンにする。理由は大吾がクールだから。僕は真面目に言ってるよ」というコメントがあって、素直でかわいらしいなあ…と思いました。


最後に、Eventhubsに掲載されていた関連動画を。語り手のかたが非常に話上手なかたで、笑わせていただきました。

[sub] Nuki talks about Daigo. ep.02




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posted by gyanko at 18:00 | Comment(48) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

海外の反応 - 日本マクドナルドのビッグ・アメリカ2-

本日はこちらの記事から。


日本をアイダホと同じぐらいにヘルシーにするマクドナルドの新商品

mcdjapan.jpg

マクドナルド(かつては別名『アメリカ合衆国保健局』の名前で知られていた、例のところだ)が日本向けの新しいプランを出した。ビッグなプランだ。ハッシュブラウンをトップにのっけたアイダホ・ビッグ。

「日本人が愛してるものが1つあるとすれば、それは辛うじて合法スレスレの少女たちの使用済みの下着」なんて話は、レイシストもいいところ。実際のところはこうだ。「日本人が愛しているもう1つのもの、それは本物のアメリカのハンバーガー」。

ウォール・ストリート・ジャーナル誌によれば、
「日本マクドナルドは先週、米国の地方にちなんだ4種類のハンバーガーを登場させるというビッグ・アメリカ2・キャンペーンを発表した。今月末にデビューするアイダホ・バーガーは、4分の1ポンド(約113グラム)のビーフ・パテに、とろけるチーズ、たっぷりの油で揚げたハッシュブラウン、ベーコン数切れ、タマネギ、それにコショウとマスタードのソースという713カロリーの1品だ」。

トルティーヤ・チップスをトッピングにしたマイアミ・バーガーも出る!ウォール・ストリート・ジャーナル誌の記事では、日本の成人の23%が太り過ぎだと伝えている。一方、アメリカ人は、成人のほぼ70%が太り過ぎだ。●



↓国別太り過ぎ(BMI25以上)成人の割合。米国は想定内でしたが、英国も案外にヤバいですなあ…。
overweightcomparison.jpg


この記事についたコメントです↓。


■>かつては別名『アメリカ合衆国保健局』の名前で知られていた

「かつては」ってどういう意味よ?

■↑米国政府は、マクドナルドはやめて、ケンタッキーフライドチキンを保健局に指定したんだよ。なんでも2倍食べとけ!ってこと。

■記事のグラフを見ると、失業中の米国人はみんな、日本に行きゃ相撲レスラーとして大成できるんじゃないかって気がしてくるな。

■アメリカが世界を支配しつづける方法。世界中の人たちがオレたちと同じ食生活になればいいんだ。

↓これさ、中東だけで売られるピザハットのピザなんだけど。ミートボールとクリームチーズが生地の中に入ってるんだよね。

crowunclust.jpg

■↑最悪。究極に気持ち悪い。

■中国でT.G.I.フライデーズ(訳注:米国のファミリーレストラン・チェーン)を流行らせようぜ。貿易赤字も解決するし、オレたちの国の製薬会社は糖尿病薬の新しい市場を獲得できるしさ…。

■粗引きチーズたっぷりのアラバマ・バーガーはないの?

■このハンバーガーは米国ではいつ発売?アイダホバーガー、息を呑むほどに美味い朝食になるよ、これは。

■アイダホ・バーガー、魅惑的な響きだ。言わずもがなだが、オレも70%の一人。

■↑ヘルシーじゃないとは思う。サンドウィッチを水かダイエット・コークで食べてたほうが、カロリー的には健康に良いだろ。とは言いつつも、正直に言って……うん、同意だ、アイダホ・バーガー、すっごく美味そう。

■テキサス・バーガー…バンズからはみ出るほどデカい肉。好きだ、これ。

■おそらくだが、このキャンペーンの商品のどれか1つだけで、約8人の日本人家族を養えると思うんだが。

■オレの日本に対する印象(もしかしたら完全に勘違いかもしれないが)。「日本人は、アメリカ人以外のアメリカのものは全部大好き」。

■↑それは日本に限らん。

■↑僕が見てる限り、日本は余計にそうって感じがするんだ。

■↑キミの意見は的を射てる。彼らは、文化的な輸入品は良いものだけを選んで購入するが、一方で、平均的なアメリカ人に対する彼らの評価は必ずしも高くはない。

■↑ステロタイプってのは、非常にタチが悪いもんでね。「おー、アメリカ人?じゃあ、ハンバーガー大好きだろ?」ってのは、「ワーオ、箸使えるんだ!?!?!?!」ってのと同じぐらいしょっちゅう耳にする言葉だ。

■誰が何を言おうとオレには関係ねえ。このアイダホ・バーガーってやつを絶対に食べたい。

■うーん。……なんとかしてアイダホ・バーガーをここ米国で食べることはできないもんか。

■↑オレはアイダホ住まいだが、これは要らないわ。

■マイアミってさ、トルティーヤ・チップスが名物だったっけ?どっちかっていうと、あれってペルーとかバハマの食べ物じゃない?…(訳注:トルティーヤ=メキシコ、アメリカ合衆国南西部および中央アメリカの伝統料理)

■マンハッタン・バーガーって、なんだ、これ?マンハッタンはいつからカンザスのことを指すようになったんだよ?

■↑パストラミが入ってるのが見えるだろ?マンハッタンってのは、そこだよ、たぶん。

■↑パストラミっぽいな。本格的な日本人のアメリカ風デリスタイルのユダヤ的ニューヨーク・バーガーのスーパーデラックス版ってとこか。

■↑間違いない。ただ、パストラミってハムだと思うんだが、そこが変。ユダヤ人のデリでハムは出さないから。
それと、画像を見ても、パストラミだってわかんなかったあたりが、オレがいかにユダヤ人かって話。チキショー。

■僕は、マクドナルド信者であり、そのことをまったく恥ずかしいと思っていない。だが、その僕ですら、このマックのパストラミを食べきれるか自信がない。

■日本よ、これでキミの国の女性たちもブラのカップのサイズが上がるな。うん、このアメリカの高脂肪で塩気の多いジャンクフードの素晴らしさを堪能してくれたまえ。ようこそ!だ。

■↑米国を例にとるなら、デカくなるのは女性の胸だけじゃない。男の胸もブラがつけられるぐらいデカくなるぞ!

■このハンバーガーを食べるためだけに日本に旅行に行くアメリカ人が出そう。

■↑国外に出たら、必ずその国のマクドナルドを食べることにしてる。だって、クレイジーなんだもん。ラム肉とか、ガスパッチョとかね。メキシコのマクドナルドなんて、朝食のサンドウィッチに豆が乗っかってるんだよ。ぜひ、試してみてくれ。

■↑ブリュッセルで豚肉バーガー食べたことあるよ。

■テキサス・バーガーって基本的に、ベーコンをサンドしためっちゃ巨大なハンバーガーってだけじゃん。

■↑ご不満ですか?

■どうして日本の人たちは肉とベーコンの間にパンを挟むの?こんなベルリンの壁みたいなパン、ゴルバチョフに頼んで撤去してもらって!

■ハンバーガーって食べたことないんだけど(他意はないんだ。子供のときは食べる機会がなかったし、今はなんか怖くて食べられないだけ)、パン、ベーコン、マヨネーズ、またパンって、テキサスではノーマルなものなの?溢れんばかりのボリュームってだけで、取り合わせは酷いと思うんだけど。

■↑ノーマルとは言わない。なんというか、…普通のハンバーガーってのは真ん中にバンは挟まないだろ。でも、ファーストフードのメニューでは珍しくないんだ。

■↑いや、ノーマルではないよ。アメリカ的なものではないだろ。

■↑>アメリカ的なものではない。

冗談は休み休み言おう!

■↑バーガーにマヨネーズはおかしくない。BLT(ベーコン・レタス・トマト)サンドウィッチはマヨネーズ入ってるしね。ベーコンバーガーでも、ありだよ。実際、BLTにマヨネーズって最高じゃん。

■アイダホの地元民として、このハンバーガーをぎゅっと抱き締めたい。米国では誰もアイダホなんて眼中にないっていうのに。お褒めにあずかったようで光栄だよ。

■↑それと、ハッシュブラウンのパティをバーガーに載せるっていうありえないアイディア、これってサンドウィッチにポテトチップスを挟むのと同じぐらい天才だろ!このあたりもぎゅっと抱きしめたいね。

■↑僕、24歳。アイダホから越してきたんだけど、誰も僕のアイダホ発行の運転免許書を本物だって信じてくれなくて、しょっちゅうバーで喧嘩になる。

■↑オレもまったく同じ。ニューヨークに住んでるんだけどさ。なんとかしてほしいよ、まったく。

■考えた。オレの明日のプラン。まず、午前中の10時29分にマクドナルドに入る。ブレックファストの最後の1分でハッシュブラウンをオーダー。次に、再び列に戻り、一分後にランチのアンガス・デラックスを注文。これで、素晴らしい見栄えのアイダホ・バーガー完成。うまそうだろ、おい!!


↓アンガス・デラックス
angusdeluxe.gif

■実際のテキサス・バーガーの画像だよ↓。

idahoburger.jpg

■↑しょぼすぎるよ。これじゃ、テキサスっていうより、アーカンソーだよ。

■↑アーカンソーだとなんか問題でもあるのか?州の境界線を越えて、オレの目を見てもう一度言ってみろ。

■↑いや、…わかった。オクラホマだった。

■↑オクラホマだとなにか問題でもあるのか?少なくともオクラホマは、フィエスタボウル(訳注:年1回、開催されるカレッジフットボール・ゲーム)で優勝している。テキサスは勝ったことあんのか?

■昨日、食べたよ。とっても感動した。テキサス1バーガーよりぜんぜん良いと思ったね。マクドナルドっていつもはたいして美味しいと思わないんだ。なんかレトルト商品っぽいしさ。でも、このアメリカン・シリーズはすっごく良い。

■↑そうか。で、700円の価値はあった?あったのか??

■↑セットで買ってないんだ。バーガーだけ買って、飲み物はコンビニで買っちゃったから。まあ、マクドナルドで700円を支払うことは絶対にないだろうからね。キミは良いところついてるよ。

■トルティーヤでマイアミ・バーガーっていう、直截的じゃないイメージがいいね。ブリリアント。

■このバーガーに文句があるとは。ベーコン、チーズ、タマネギ、ハッシュブラウン。これにマスタード。本当に本当においしそうじゃないかよ。マクドナルド、素晴らしいわ。

■この中でアイダホ・バーガーが一番、しょぼいよ。ポテトの代わりに山芋(日本版ヤムイモ)だったら、飛びついたのになあ。

アメリカ人と違って、平均的な日本人ってのはジャンクフードを毎日毎日は食べないんだよ。住居も狭いし、肥満は社会的に不名誉なことだから、肥満率が低い。
こないだの旅行のとき気づいたんだけど、肥満、太り過ぎの人たちのほとんどが30歳以下か中年の人たち。年配の人たちはやせっぽちなんだ。あれは、伝統的な食事をしてるからだろうね。

■可愛らしい。テキサスバーガーは、帽子みたいにサンドウィッチをかぶってるのね。日本って、なんでも可愛い。

■一度、東京でマクドナルドに寄ったことがある。米国と比べると、すっごい量が少ないの。

■↑似たようなこと言おうとしてた。友達と日本のマクドナルドに行くと、シングル・レイヤーの小さいハンバーガーよりデカいものを食べてるのは、いつだってオレたちだけなんだ。みんな、オレたちが4分の1ポンドのバーガーやフライドポテト、シェイクなんかを食べてるのを、「とんでもねえやつらだ」みたいな目で見てくるんだ。

■↑しかも、ドリンクの無料のお代わりもないんだよなあ。

■クッソー。アイダホ・バーガー、こっちで売ってくれよ。超うまそうだわ。あ、イリノイ・バーガーは要らない、税金がみっちり詰まってそうだから。

■メイプル・シロップがかかったバーモント・バーガーはどこ?ブルーベリーを散らしたメイン・バーガーは?

■↑メイプル・シロップっていったら、カナダが黙ってないだろ。裁判になるぞ。

■こないだ日本に行ったときは、メガタマゴをやってたよ。ビーフパテ3枚の上に卵が載ってるの。素晴らしかった。日本マクドナルドの凄さと、(訳注:肥満をものともしない)創造的図太さは、米国のケンタッキーフライドチキン並み。大好きです。

■あー、エクスキューズ・ミー。キューバ系アメリカ人として、マイアミ・バーガーの上にトルティーヤは異議を唱えたい。

■713カロリーか。やつら、太る気はまだねえな、これは。



水曜日には更新する予定だったのですが、……寝てしまいました。たいした仕事はやってないのですが、長距離移動が続いたので疲れとったようです。

北東北に行っていたのですが、大雪でございました。それでも、新幹線が止まることもなく、車は何事もなく道を走り、宿泊先に呼んだタクシーは時間かっきりに玄関に来ました。すごいもんでございます。


<追記>思い切り元記事のリンクを貼り間違えておりました。関連記事のリンクを貼ってしまったというですね…。毎度申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました。助かります。



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posted by gyanko at 00:17 | Comment(129) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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