2011年01月06日

海外の反応 - 日本の大雪はこうやって除雪しています。-

年末にニューヨークと日本の大雪の記事をお送りいたしましたが、黒部の大雪を一目で信じる人が少なかったことにライターが困惑したものか、こんな記事が出ました。閲覧数28万近い大ヒット記事になっております。


日本の終末的大雪はこうやって処理されてるんだ。

動画はこちらから。

絶句してしまうほどの日本の大雪を信じられない人たちがいたよね。それから、どんなモンスター・マシンを使って、4階建てのビルほどの高さの雪を道路から取り除いてるの?ガンダム除雪車?などなど。
さて、彼らがどんなふうに除雪しているのかこの動画で見ることができる。

答えはシンプル。掘削機、除雪機、訓練されたイエティ、それに忍耐だ。ちなみに、イエティは動画には映っていない。彼らをカメラに収めるのは非常に難しいからね。●



この記事についたコメントです↓。コメント数345件。先日の記事とだぶっている内容のコメントは割愛しつつ、流れのまま一通りお送りいたします。


■なあ、こんな大雪が降るってのに、なんだって日本の人たちはブレッケンリッジ(訳注:コロラドのスキーリゾート)にスキーに来るんだよ?

■↑ドルが弱いから、こっちに来るほうが安いんだ。アメリカ人だってアイスランド行ったほうが安いだろ。

■「クソッ。道路はここだと思ってたのに、……東に20フィートずれてたわ!クソGPSが!」。…なんてことにならんの?なんか、新しく道路作ったほうが簡単そう。

■日本の仕事の能率の良さ!

■2:35あたりの、道路がきれいになってく様子が好き。とはいえ、これをここニュージャージーでやれったって、1フィートの雪だって無理だろうね。

■除雪に特化した特別なマシンなんだろうなって思ってた。スキーリゾートのハーフパイプのコースを作るときに使うようなやつね↓。

halfpipes.jpg

■立山スキーリゾートだな。長野県だ。東京から南西方向に数県、跨いだ先にある。すっごく人気のある場所みたい。

■↑長野かー!なるほど。あそこはめちゃめちゃ雪が降るからなあ。2008年に冬季オリンピックをあそこでやったよね?

■↑98年な。2008年に冬季オリンピックはない。

■雪の上に道路作ったほうが早くね?

…って、ツナにマヨネーズかけるのを見て、思いつきました。

■思ってたより、平凡で地道な方法だったわ。

■え?! 忍者じゃない?!?! ゴジラが吹く火で溶かしてるんでもない?! ゲーム番組の参加者が熱い魚油に飛び込んだ後、坂を転がりながら滑り落ちたんでもない???

これはあきらかに、我々、ガイジンをだまそうとして加工した画像だ!!!

■いたわ。イエティ。こいつだろ↓。

yeti.jpg

■ニューヨーク市長はこの動画を見るべきだよ。そしたら、どうすりゃいいのか理解するだろ。

■↑除雪と同時に、駐車したまんまの車とか廃棄された車をいっしょに細かく砕けるような機械の購入なら認可するんじゃないかねえ。

■こうだろ↓。

gozilla.jpg

■↑死ぬほど笑った。ありがとう、良い一日になったよ。

■米国だったら2フィートの雪ってだけでおおごとなのになあ。これじゃ、「明日の天気予報です。明日は、雪。ビル2階建て分の降雪になるでしょう」ってことになるじゃん。

■それにしても、どうやって道路のありかを割り出してんだろう。GPSだって、ここを掘ってくださいってわかるぐらい正確じゃないだろ。

■↓
gozilla2.jpg

■↑やっぱな。…ついに証拠画像がきた。日本人は絶対なにか隠してるって僕にはわかってた。

■こういう日本の人たちって、オレたち南カリフォルニアの人間より、しっかりした人たちなんだな。オレたちなんて、1インチ雨が降っただけで、文明が崩壊しそうな勢いだもんな…。マジで!

■本当にさ、俺は本当に、ガンダムが雪カキしてる動画を楽しみに楽しみにしてたのにさ…。

■うん、オレが、めっちゃデカいシャベルをもったガンダムを期待したのは間違ってたんだな。

■↑間違ってない。これは偽造で、実際はガンダムがやってるってオレは信じてる。

■↑ビームサーベルだよな。ガンダムの。僕もあれで除雪してるって思ってた。

■↑ガンダムの凄さを考えたら、シャベルはないだろ。ロケットランチャーとか、なんかそういうすげえやつだよ。

■ガールフレンドに聞いてみた(彼女、数年間、日本でただ一人の天然赤毛としてあっちに住んでたことがあるんだよ)。で、彼女が言うには、この動画の機械のことはわからないって。ただ、日本には、雪が固まってくっついてしまわないように、常に湯を流せる管を敷設してる道路があるんだってさ(温泉から直接のこともあるらしい)。

■↑科学だわ。

■日本に住んでたことあるよ。妻が富士の出身なんだ。ここは美しい場所なんだ。立山黒部アルペンルートっていう。

↓こんな感じ。
tateyamamap.gif

tateyamamap2.gif

■↑3インチの雪で東海岸は麻痺してしまう。アメリカ人であることが恥ずかしくなってきたわ。

■↑妻が日本人っていうのもあるし、住んでた経験もあるから言うけど、日本人って、社会の中で個人がみんなのためになることをしようって考えるんだ。一生懸命働くし、なにをするにしろ、自分たちがやってることにとても気を配るんだよね。

■↑共産主義者もそうだ。資本主義社会ってのは、人に何かをしてほしければ金を払えっていう法則が根本にある。でもって、その何かをちゃんとやってほしければ、もっと金を払えっていうね。

■↑なんというか、理由はわからんがイラっとするコメントだな。日本は共産主義なんかじゃまったくない。土台、なんでここで共産主義の話になるんだよ。上のコメントの彼が話してるのは、日本人やアジア人の全体的な考え方だろ。諦めない、なにごとにも一生懸命働くっていう。

議題は、心構えのこと。…つまり、日本では、失敗しても、もう一回トライって考える。米国だと、失敗すると、周囲の人たちが肩を叩いて「次があるさ」とは言ってくれるけど、次は諦めたりする。日本人は諦めないってこと。

全部が全部じゃないし、すべてのアメリカ人がそうってわけじゃない。でも、ちょっと立ち止まって、他の国にはない米国ならではの問題に目を向けてみろよ。わかるだろ。

■↑日本が共産主義じゃないことぐらい知ってる(違いがわかるぐらい、いろんな共産主義の国に行ったことあるから)。でも、公正に行って、個人が全体の利益を考えるってのは、マルクス主義まんまなんだよ。キミ、鎮静剤でも飲んだほうがいいよ。

■今、やっと信じたよ。

■イェティじゃないとオレは思う↓。

ultraman.jpg

■1975年に日本人がどうやって除雪をしていたかはわかったよ。で、今は?今はどんなすげえマシンで除雪してんの?もう35先の未来から来ましたって感じのマシンなんだろ?

■うーむ。…クールだが、どうして彼らがこんなところを「除雪しなきゃ!」って思うのかがわからん。なんか主要な、重要な通路なのかい?それとも、旅行者向け?

■道路は雪に埋まってるわけだろ。どうやって、曲がりくねった道に沿ってこんなにきっちり除雪できるんだろ。GPS?どっちにしろ、なんか感動的だわ。

■ワシントン州だけど。冬にドカドカ雪がつもった道は、閉鎖しておわり。開通させようなんて考えもしないな。

■ニューヨークには、この人たちが必要だと思う。

■『ガンダム デスサイズ』が雪を攻撃してるところを想像してたいから、動画は見ない。

■↑『ウイング ガンダム ゼロカスタム』の除雪してるほうが、ぜんっぜんカッコいいよ。

「確認させてくれ。道路は通行不可能なのか?」
「なにをするつもりだ?!」
「道路は雪で覆われているんだな?」
「その通りだ。どうにもできないってことを自分の目で確かめてみろ」
「ラジャ」

■↑僕も、ガンダムオタク。オタクが過ぎちゃって、同僚はみんな僕のことを頭が変になったって思ってんだろうなあ。

■揃えてカットってことじゃ、オレたちだって、このぐらいだったらできるんだけどなあ↓。

haircut.jpg

■ニューヨークがモーゼを必要としていたとき、モーゼは日本にいたんだな↓。

mose.jpg

■史上、最もデカく、最もカッコよく、最もすげえ除雪車!

■ニューヨーク市長、この動画ちゃんと見てるか?

■↑ニューヨークのクイーンズに住んでるが、いまだに除雪されてないわ(訳注:30日)。市長はどう言ってるか知らんが。

■ガンダムじゃないのか。ガッカリだ…。

■↑いや、きっとあの除雪車がガンダムにトランスフォームするんだって。

■オレはこんな感じのもんを想像してたのにぃ↓。

snowplow.jpg

■日本には、仕事をのろのろやらせて道路を汚れたまんまにさせとくような労働組合はないと見える。

■これは極端な例だし、比べる対象にはならないけど、アメリカの多くの都市は除雪に関しては酷い有様だってことだ。

もうずぅーっと大雪にまったく備えがない。最初の吹雪で大慌て。最初は気が狂ったように雪カキをするけど、すぐに金が尽きて、やらなくなる。

そのうえ、不器用でのろまな連中がやるもんだから、雪カキのついでに舗装まで剥いできやがる。

■↑雇用確保ってやつだな。同じ不器用でのろまな連中が、春になると今度は舗装を直すってこと(笑。

■記事の最後のやつ。忍耐だっけ?

それは確かに、アメリカにはないものだな。

■↑「記」まで読んだ。

■こういう除雪用のスノウカッターは、米国にはないのかよ?

■近いうちに日本に行くんだけど、冬にここに行くプランを押すつもり。つまり、僕はこの凄い光景の目撃者になれるんだ。

■南極や北極でもないのに、こんなに雪が降る場所があるって知らなかったよ。

■効率と常識。日本という国はなにをするんでも、ドジでのろまなオレたち西欧人よりうまいことやる。あー…、日本、大好きだ。3ヶ月前まで日本にいたんだ。めちゃめちゃ日本に戻りたい。

■いつだって、日本はやり方が賢い!

■↑第二次世界大戦でオレたちと組まなかったこと以外は、確かに賢い。

■グレート。たった二人の日本人が、これほどの量の雪を除雪して、道を通れるようにできる。なのに、ニューヨークじゃ、9000人の清掃作業員が数百の除雪車でとりかかっても、ミッドタウンのオフィスまで歩くのに2日もかかるうえに、靴はビショビショ、機嫌はサイテーときたもんだ。

日本には労働組合があるのか?そのへんを我々はじっくり考えなきゃいかん。

■↑素晴らしい指摘。素晴らしすぎるよ。なんだってこう、米国にはグウタラなやつばっかなんだ(泣。

■『マリオカート』の『フラッペスノーランド』がどうやって作られたか、今わかったわ。

■たぶん時間はすごくかかるんだろう。それでもなお、日本人はもたもたせずに取り掛かる。アメリカ人みたいに、デカいケツでどっしり座ったまんま、自分たちの問題を他人に押し付けるような真似はしない。

日本は集団社会だ。彼らは、もっとよりよくするためには何をしなければならないのかをちゃんと認識して、すぐに着手する。これから先だって、米国ではこんなことは無理だろう。みんな自分のことばっかりだもの。

僕たちはニューヨークの大雪を楽しむしかないんだな。お気に入りのドーナツ屋にいけないことを嘆きながら。

■日本、大好きだよ。彼らにできないことはない。これが無私の力だ。共通のゴールを目指して、みんないっしょに働くっていう。だから、いろんな凄いエンジニアリングが日本から出てくる。日本って、津波用の防波堤もあるんだよね。開閉するやつ。凄すぎだろ。

一方、ニューヨーク。たった2フィートの雪を一週間かけても除雪できないっていうね…。

■↑無私の心が人やコミュニティに為す力についてはその通り。

ニューヨークへの要求については、まったく正しいんだけど、比較対象としてはフェアじゃないよ。
1) 除雪のときに、4階の窓から(除雪された)雪が吹き込んでくるのは困る。
2) 2フィートの雪なんてニューヨークじゃめったにない。だから、設備もないし、経験もない。
3) 動画の場所には、駐車してる車や立ち往生してる車がない。
4) ニューヨーク市の清掃課には、膨大な量の身勝手な申し立てが集まってる。

そして、最後に。

ニューヨーク市の清掃課だって、大雪のニューヨークにあるってことさ。●



ニューヨークは除雪がはかばかしく進んでいなかったようで、フラストレーションがたまったコメントがちらほらございました。
あとは、ガンダムでございますね。ガンダム、ガンダム、ガンダム。なにか、日本ならではの物凄い近未来的な除雪車を期待されていた模様。


週末、東京を少し離れるので、次回更新は週明けになります。

   
posted by gyanko at 18:00 | Comment(151) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月02日

海外も見ていた:長島☆自演乙☆雄一郎 vs 青木真也

あけましておめでとうございます。
昨年は誠にお世話になりました。本年も、昨年同様にまったりと続けてまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。


さて、もう年は明けてしまいましたが。
31日の『Dynamite!!』。観ていらしたかたも多かったのではないでしょうか。
なかでもやはり、長島選手と青木選手の試合は、映画でも見ているかのようでございましたなあ。

長島☆自演乙☆雄一郎 vs 青木真也


日本の格闘技や選手は海外ではどうなのかなあ…と思って検索してみましたところ、米国では『K-1Dynamaite!!』をHDnet(訳注:米国を本拠地とする総合格闘技プロモーション。総合格闘技プロモーションのイベント放送事業も取り扱う)が放映したようで、この試合を話題にしているかたがたが海外にもいらっしゃいました。
そんなわけで、本年最初の記事はまずはこちらから。


『K-1 Dynamaite!!』結果:長島雄一郎が青木真也
をいっそ笑えるほど容赦なくKO


DREAMのチャンピオン、青木真也とK-1 MAXの選手、長島雄一郎のDREAM/K-1のミックス・ルールでの試合が決まり、そのルールの制限事項が発表されたとき、青木がK-1ルールの第1ラウンドの3分間なにがなんでも長島の前で突っ立たないようにがんばることはわかりきったことだった。青木は、今朝行われた『K-1 Dynamaite!!』でそれを新しいレベルでやってのけた。

試合開始のゴングが鳴ったときから、青木はダメージを受けないために、必要なあらゆる戦略を使った。蹴りを試みながらマットに倒れ込み、ロープに向かってダイビングし、レスリング・スタイルのドロップキックを繰り出し、長島をタックルで倒しそうになったりもした。
が、これは良く言っても、笑えるというだけの話だったし、おそらく青木の人気がこれで上がることはないだろう。いや、すでに人気は下落中だ。
とはいえ、とにかくこの戦略は時間潰しとしては完璧なまでに効力を発揮し、青木は最初のラウンドを無傷で乗り越えた。

が、残念ながら、この後、どんなことになるのかを青木は知らなかった。DREAM総合格闘技ルールの下で行われる2ラウンドの開始数秒で、青木は動いてタックルを狙いに行ったのだが、そこで容赦ない飛び膝蹴りを食らってしまったのだ。青木はあっという間に、KOされて、ダウン。動かなくなった。度肝を抜かれた観衆は大歓声。

青木が1分内にサブミッション(訳注:極技。相手の体を自分の体で固定し続けることによって相手にダメージを与える技の総称。)を長島にかけるだろうと思っていた人も多かったはずの、そのラウンド。長島は、青木がそのグラップリング(訳注:寝技全般、すなわち組み技と関節技で闘う競技の総称)能力で長島を制圧する前に、一瞬のアドバンテージをものにしたというわけだ。

試合前、私たちは、この試合結果でどちらの男が観衆の人気を得られるのだろうかと考えていたが、結果として、長島がこの勝利によって日本で自身の存在を大きくアピールしたことになるかもしれない。特に、注目すべきなのは、青木が最初のラウンドでとった、首をかしげたくなるような態度だ。たった1試合で、青木はほぼヒールというステータスを得てしまった。●



コメントは、この記事についたものと、SHERDOG.netから。

(訳注:SHERDOG(シャードッグ)は、米国の大規模な総合格闘技のウェブサイト。総合格闘家に関する大規模なデータベースを有していることで知られ、多くのウェブサイトに参照されている(Wikipedia))。


■エンターテイメントって意味でしか見るべきところがない試合だったなあ。

■青木はジョークだった。1Rはジョークだったよ。

■あの膝蹴り、正確に入ったな。パッキャオ(訳注:フィリピンのプロボクサー。現WBC世界スーパーウェルター級王者、WBO世界ウェルター級スーパー王者)がハットン(訳注:英国のプロボクサー。元WBA世界ウェルター級チャンピオン)をKOしたときみたいだった。

■ウーフー!おめでとう、オレ、長島、大好き。彼にとっては、良い2011年になりそうだね。

■青木は嫌いだけど、あそこまで罰を受けることになった青木を見るのは気分が良くないよ。大丈夫だと良いが。でも、青木にとってはこれでたぶん、「最低な男になっちゃだめなんだ」って教訓にはなったろう。

■長島、おめでとう。公衆の面前でドレス姿になるなんて、そんな肝っ玉の据わったお前のような男をオレは尊敬する。

■グレートなKO!青木が起き上がるのは見なかったが、病院に行ったとはいえ、元気でいるんじゃないかな。

■あの女装のキックボクサー、見たのは今回が初めてだった。最初は青木を応援していたが、あの1Rのチキンぶりを見て、こいつKOされたら面白いのになって思っちゃってたよ。

■青木より、よっぽど男だったな!↓

Mikunagashima.jpg

■↑何が言いたいんだ?闘ったのは、どっちも男だぞ。

■今年最高の闘いだった。日本人のコメンテーター(魔裟斗と元気)が大興奮してたね。魔裟斗なんて、KOの瞬間、立ち上がって、長島を褒め称えてさ、「K-1、舐めんな」って言ってた。

>闘ったのは、どっちも男だぞ。

↑青木って、闘ってたっけ?

■今度、総合格闘技のやつがK-1のやつと闘うときは、ゲガール・ムサシ(訳注:アルメニア系オランダ人の総合格闘家。現DREAMライトヘビー級王者)を連れてきたほうがいいのは確かだな(あるいは、ワールドクラスのK-1のジムでずっとトレーニングさせるか)。

■↑そりゃまた、2人ともえらくコワモテのコメンテーターを連れてきたもんだ。オレ的には、あの二人が興奮するとは思えないんだが。

■>何が言いたいんだ?闘ったのは、どっちも男だぞ。

キミ、試合を見てなかったね。青木は、(訳注:1Rの)キックボクシング・ルールの間中、完璧に不愉快な奴だったんだよ。K-1ルールの1Rで長島に捕まらないように、倒れ込んだり、走り回ったり、あげく、5秒おきに反則を犯してた。
で、総合格闘技ルールの2Rが始まったわけ。今度は青木の本領だろ。ところが、長島は青木の戦略には乗らなかった。がっつり当てて、青木をKOしたんだよ。

■>あの二人が興奮するとは思えないんだが。

ちょっと待ってろ。英語字幕付きの日本放映バージョンをアップしてやるから。

■↑彼ら、なんて言ってたの?

■↑オレ、英語の解説で試合を見てた。飛び蹴りには笑った。青木は、立ってる状態でかなり手痛い膝蹴りを食らったな。

それと、シルバーウルフ(訳注:魔裟斗が所属するキックボクシングジム)のトレイナー、大宮司だっけ?彼が長島のコーナーについてたね。

■↑長島は、シルバーウルフでトレーニングしたんだな。オレもあそこでトレーニングしたいわ。

■↑1Rのセカンド・ハーフ。

元気:「これは反則スレスレじゃないですかね?いや、ただの反則かな(大笑)」
魔裟斗:「こんなふうに闘うんなら、最初からこの試合を受けるなって青木に言いたい」
元気:「青木は、人のことを気にするようなタイプじゃないですからね。まあ、ここまでやると、いっそ敬意を感じますが」
魔裟斗:「2Rで乙に青木を叩きのめしてほしいって強烈に思いますね」
元気:「視聴者もみんなそう思ってますよ」

KOされた瞬間
元気:「ワオ!あんな酷い試合をした罰が当たったんでしょうかね」
魔裟斗:「凄い!」
元気:「あ、まーくん、立ち上がりました!」
魔裟斗:「乙!乙!イェー!よくやった!K-1、舐めんな!」
谷川:「魔裟斗くんがスタンディング・オベーションしてるの初めて見た!」
元気:「人の試合でこんなに感情的になってるのも初めて見た」
魔裟斗:「だって、1Rでかなり腹立ってたんですよ」

最後は、魔裟斗が、逃げるやつは勝てないって評価をしてたね。

■↑凄いわ。ありがとう。長島、試合の後、K-1は強いんだって言ってた?

■↑ありがとう!魔裟斗、興奮してるなあ。魔裟斗も元気も、大好きなんだよね。

■青木の強さは、寝技だ。でも、1Rはキックボクシングのラウンドだった。だから、その時点で青木はもう、かなり混乱してたんだろうなあ。

■↑オレも同じことを思ったね。試合を受けるべきじゃなかったな。試合の間中、卑怯に時間稼ぎばっかりしてたもの。まったくもってプロフェッショナルじゃないよ。最後は、詩的と言ってもいいぐらいに、気持ちよく正義が勝った。

■1Rの青木のすっごくテクニカルなドロップキックは忘れちゃいけない。あれは、見事だった。

■青木はキックボクシングのラウンドでは闘おうとしてなかったからなあ。酷かった。食らった膝蹴りは、凄かったね。イタタタ。

■この勝利は、長島の総合格闘技での勝利にカウントされるの?されないの?

■魔裟斗に、遅れたクリスマスが来たな↓。

masato.jpg

■青木が男らしく闘おうとしなかったと言ってしまうのは、あまりに無知だし、はっきり言って愚かな言い草だよ。正々堂々と組み合おうとしないからといって、男らしくないということにはならないだろ。要は、青木が、試合に勝つにはどうしたら有効なのかってことを考えられるぐらい十分に頭が良いってことだ。

これは総合格闘技なんだぜ、K-1じゃない。キックボクサーが総合格闘技の寝技を無視しても誰も怒らないのに、グラップラーがグラップラーであろうとするとみんな怒るって、どういうことだよ、それは。

■↑でも、1RはK-1ルールだったんだぞ。長島だって、グラップリングの試合でジャブを出したり、蹴りを出しなきゃならんわけで、同じだろ。

■↑今年最高の試合を見逃したやつが、オレたちがみんなでグラップラーをディスってるって考えてるのが面白すぎる。
曲芸みたいなまねをしなきゃなんないなら、青木は最初からこの試合を受けるべきじゃなかったんだよ。

■↑じゃあ、総合格闘技ルールのラウンドで、長島がリングから出たり、ロープを掴んでも、お前らみたいなグラップラー信者は泣き言は言わないんだろうな?
何が違ったかっていうと、長島はズルをしないが、青木はするってことだ。

総合格闘技をやってない男に数秒でKOされたことは、もはや言うまでもなく最高に笑えるが。

■↑完璧にミスリードしてるよな。グラップラーは普通、キックボクシングルールでは試合をしないし、キックボクシングのまねごともしない。同様に、キックボクサーはグラップリングの試合には出ないし、そのまねごともしない。

でも、青木は契約を交わしたわけだ。で、その試合は、開けてみれば、キックボクシング・ルールのラウンドをなんとか切り抜けようとふざけまわって時間をつぶして、総合格闘技のルールのラウンドで有利に立とうとした青木を見ることになった。

この試合は、K-1ルールと総合格闘技のルール両方っていう、特殊なルールの試合。普通だったら、あれだけふざけた態度でやってたら失格になっててもおかしくないし、1RのK-1ルールを軽視してるってことでもある。わかるか?

■↑キックボクシングと総合格闘技両方だもんな。長島は青木と試合をしようとしてたし、その中で青木をKOした。青木といえば、長島とまったく闘う気がなかったうえに、繰り返し反則を犯した。闘いたくないなら、試合を受けるなってことだわな。

■青木は過大評価されてるって、オレは何年もずっと言ってきたんだよ。これからも言うからな。

■青木にとっては、わかりきった結末だったよ。彼にとってこれは危険な試合だった。はじめからルールなんてあってないようなものだったんだから。

■青木にはふさわしいKOだったんじゃないの。総合格闘技は巧いが(サブミッションね)、やつは男じゃない。青木のかわりに、K-1のラウンドでガチで試合ができるやつが見たいもんだ。今日の試合は、ジョークだよ。スポーツなんて言うシロモノじゃあない…。

■結果、この試合が記憶に残るものになってしまったという皮肉。

■HDnetで見てたよ。

試合がどういう終わりかたをしようと、……青木にとって長島と正面からやりあうのは自殺行為だったんだって。青木がこの試合に勝つ唯一の方法が、K-1ルールのラウンドをなんとか凌いで、総合格闘技のラウンドで寝技にもちこむことだった。

それこそが青木の試合の戦略だったし、一般的に言って、青木にとって有効な唯一の戦略でもあった。この試合は特殊ルールだったんだ。いつもの総合格闘技の試合と同様に、青木のことを考えることはできないよ。

それに、K-1ルールの試合では、長島にとって青木はまったく怖い存在じゃないっていう事実がある。なのに、長島は、総合格闘技ルールにおいてもやっぱり怖い存在だってことなんだよ。
思い出してくれ。これは総合格闘技のリングだっていうのに、試合は最初、長島のテリトリーで始まったんだ。ロープを掴んでしまったのは、長島にタックルしようとしたからだ。…長島だって、青木を捕まえようとして、レフリーに分けられるまでクリンチしてたじゃん。同じだよ。ただ、長島の場合は、誰も文句をつけなかっただけ。

オレはK-1の大ファンだし、自演乙のファンだよ。でも、ここのK-1フォーラムはちょっと意地悪なコメントが多すぎる。

■↑ラウンドをなんとか凌ぐってのは、反則を犯すことじゃねえよ…。

■↑やっと有意義なコメントが出たな。これは、いつもと違う変わったルールの『Dynamite!!』だったってこと!どっちの男にとっても、通常試合のとはかけ離れすぎた、特殊な試合だった。
青木がこういう闘い方をして、それで試合を面白いものにしたんなら、それでいいじゃないか。彼は負けたが、僕は彼に敬意を払うよ。こんな試合ができるのはそう多くはない。

■↑そんなら、もし長島側も反則を犯して、たとえばトップロープに両腕を巻きつけてしがみついてても、それは「長島が試合を面白いものにした」ってことでいいんだな?

■これは1回限りの試合。ルールは、むしろ馬鹿げてるって言ってもいいルールだ。青木は、1Rを切り抜けるためにやらなきゃいけないことをやったまで。でもって、青木は、レフリーが反則を犯しても、見ないふりをするだろうってこともわかってたんだよ。

■最初のラウンド、青木は長島に対して使える武器が何もなかった。こんな試合をした唯一の理由は、ガチを避けて1Rを切り抜けるためだ。2R目なら勝てるかもしれないからね。
普通の戦略じゃ、勝てっこなかったんだよ。普通の試合だと考えるなよ。普通の試合じゃなかったんだから。

■↑日本のマフィアが青木のお母さんを人質にとって、無理やりこの試合を飲めとでも言ったのかね?それとも、あれか、青木はマフィアにヤバい写真でも撮られたかとか?そうじゃなかったら、青木はK-1の奴隷で、どんな試合でも受けなきゃならんと?

ないないないない。青木は、キックボクサーなんかに自分は倒せないってことを証明するために試合を受けたんだ。結果、青木は、自分で同意したはずのキックボクシング・ルールのラウンドで逃げ回る腰抜けだってことを証明しただけでなく、自分が有利なはずだったラウンドで秒殺された。

青木はこの試合に同意するべきじゃなかったのに、同意した。で、いざ試合になったら、ビビったのさ。これじゃ、学校でえらそうにして、放課後に喧嘩のために他の生徒を呼び出すガキだ。結果、放課後になってみれば、ミスター・タフガイは消えてたってわけよ。

■↑笑わせんな。お前ら、長島がリングから出たり、ロープを掴んでたら、このチート野郎が!って言ってたはずだぜ!!!!
青木が、「なんとか凌いで」、「試合を面白いものにした」ね。いいかげんにしてくれ。青木はチートしたあげく、KOされたんだ。やつは、傲慢で、過大評価されてる、ガラスの顎のチート野郎だ。

せめて、頑強に闘うことを拒否しないで、3分間、長島のまわりで闘う意思を見せてくれれば、こんなことにはならなかったのに。

■この試合を見るまで、長島はそんなに好きじゃなかった。でも、今、ファンになったわ。あのKO、最高だった。膝が顎にヒット+チート野郎青木をKO=ビューティフル!!!

■↑長島は、多くのファンをあの試合で獲得したとオレは思うね。

■青木は、自分がやるべきことを正確に把握しつつ試合をした。どうして、そんなに青木のことを「試合会場に行って何もしなかったやつ」みたいに言うんだよ?総合格闘技ルールの2Rで彼がKOされちゃったからって、ダメな総合格闘技家ってことにはならないでしょ。犠牲の大きいミスを犯しただけだ。ゴングと同時にあまりに読みやすい攻め方に走ってしまっただけ。で、その報いは受けた。

1Rで長島に向かっていったら、グラップリングも使えないまま青木は負けてたんだってことを理解してくれよ。時間稼ぎをするほか、文字通り、青木には方法がなかったんだ。

総合格闘技ルールのラウンドでだって、長島は自分の武器を全部使えるし、グラップリングの試合になるのを避けることだってできた。……どうやっても、青木の勝率は超低かったんだってば。でも、やつはやった。とにかく、挑戦したんだ。こんな試合で勝利することがどれほど難しいことかを、誰よりもやつ自身がわかりながら、だ。

■↑時間稼ぎ、ブロッキング、スリップしたパンチ、カウンター。こういうこと以外に、青木にはやれることがあったはず。川尻は、魔裟斗相手に逃げもしなかったし、卑怯なまねもしなかったぞ。

それと、なんだって?勝率が超低い?レフリーはあきらかに、青木を勝たせたがって、彼がやることはなんでもやらせたろうよ。あからさまな反則から、やつのレインボーパンツまで全部な。なんのために長い間、トレーニングしてきたんだよ。青木は3分間、打撃で打ち合うべきだったんだ。
長島だって、総合格闘技のハイレベルな選手相手に、かなり不得手なことだってやらなきゃならなかったんだから。

■青木は自分のやりかたで闘い続けてればよかったのに。それと、レフリーは、彼のふざけた行動に対して2枚、イエローカードを切るべきだったね。

■ちゃんと考えればさ、このミックスルールは馬鹿げてはいるんだが、観てる分には面白かったわー。

■↑問題は、彼が繰り返し反則を犯してたってことだろ。K-1ルールのラウンドでは許されないはずのことをやった。やつは、長島が有利なラウンドで彼に闘うチャンスすら与えなかったんだ。
そのくせ、総合格闘技のルールのラウンドがきたら、やつには長島を寝技に持ち込むことになんの障害もないっていうアドバンテージ。ま、不運なことに、青木にとっては、長島は作戦通りに行かなかったがね。ルールに従う気持ちもないなら、試合なんかすんなよ。

■1Rをなんとか乗り切って、2Rのゴング。ここであまりに予測しやすい戦法に出ちゃって、青木はやられちゃっただけ。闘うやつなら、みんな知ってる。勝者は多くないってことさ。オレはどっちも大ファンだよ。



喧々諤々でございました。
肯定、否定どちらの意見にも、一理あるなあと個人的には思いました。打撃で打ち合えというのにも、理屈はそうなるよなあと思い、逃げる以外になにができたんだというのにも現実論、それもそうかと思い。


とにもかくにも、日本の試合を海外で熱心に見ているかたがたがいるというあたりだけで、世界は狭くなってますなあ…。


参考までに、英WikipediaにはK-1の項目があり、以下の記述がございました。

「K-1は日本、韓国、ブラジル、欧州では非常に人気が高いが、英国や米国でK-1を楽しむ人々は限られている。K-1は英国のテレビではめったに放映されないし、米国となると格闘イベントが法的に認可されていない地域が多いため、そうした場合、K-1の試合も禁止されている。現在のところ、米国でK-1のトーナメントが開催されているのはラスベガスかホノルルだけである(例外は2001年のミルウォーキー)。

試合の放映は、日本だとTBSかフジTVが放映することが多い。韓国ではXTM、ブラジルはCombate、Combate HD、あるいはSporTV。米国はHDNet、欧州ならEurosportだ。以前の試合の再放送の場合、カナダではFight Network、インドではStar Sportsが放映している」。




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posted by gyanko at 16:54 | Comment(112) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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