2011年01月18日

海外ゲーマーの反応 - 梅原大吾がメインキャラクターをリュウからユンへ -

本日の記事はこちらから。

「格闘ゲームプレイヤーの梅原大吾さんがメインキャラクターを変えた」というニュースでございます。
使用キャラクターを変えたことが十分にニュースになりえるというあたりが、このかたの海外での立ち位置を物語っていて興味深いところでございます。

実は、年末にも一度、ほぼ同内容の記事があがり、400件を超えるコメントを集めていたのですが、格闘ゲーム系のトピックは、独特の用語が突然出てくるので、私の浅い知識ではそこそこ調べる時間がないとあげられない+年末ということで断念しておりました。

そんなわけで。
本来は最初の記事をご紹介するところなのですが、せっかくなので最新記事のほうをお送りいたします。


日本のトップ・アーケード・ファイター、メインキャラクターを変更

ここ何年も、梅原大吾は、『ストリートファイター』のキャラクター、リュウでアーケードやトーナメントを勝ちまくってきたが、それもここまで。大吾はリュウと決別した。

当サイトに彼が語ったところによると、「キャラクターとしてユンはずっと好きだったということと、『スーパーストリートファイター アーケードエディション(以下:『スーパーストリートファイターAE』になって、ぜんぶが変わったからということもあります。実際、まったく新しいゲームなんです」とのこと。

12月のファミ通のインタビュー(英語版はShoryuken)でも説明されているが、これまで「飛び道具のあるキャラクター」(波動拳を出せるキャラクター)が不当に有利だったため、今回はその有利性が最小限になるよう手が加えられている。リュウ(またはリュウの相方、ケン)と決別するという大吾の決断は、今回のアーケード版のこうした再調整を受けてのものだ。大吾は、この現行バージョンで、彼がよりうまく動かせるキャラクターを選択した。

「最終的にトーナメントで使うのは(訳注:ユンではない)別のキャラクターになるかもしれません」と大吾は言う。「ただ、実験するなら今が一番良いし、僕としてはユンがすごくよく動いてるので」。大吾は、『ストリートファイター』ではガイルもプレイしている。

大吾は現在、新しいメインキャラクター、ユンを調整中だ。とはいえ、大吾を世界規模で有名なプロゲーマーに押し上げたのはリュウだ。その全キャリアを作り上げたリュウからすれば、大吾がユンをプレイするのを見るのは少し悲しいことだろう。決別は楽しいものではないのだ、たとえそれが2次元だとしても。●



この記事についたコメントです↓。
コメント数はほぼ200件。同じ話題のループが多かったので、内容がかぶっているコメントは割愛しつつ、一通りの流れをご紹介いたします。


■彼の一番の歴史的功績は、(訳注:リュウじゃなくて)ジャスティンの春麗と戦ったときに使ったケンじゃん。

Ken [Daigo] vs Chun Li [Justin Wong]


■↑あれは、これから何年も先まで語り継がれるまさに伝説だよな。オレがこれまで目にした中で、最もクールな『ストリートファイター』の試合なのは確実。

■↑すべてのゲーマーが永遠に忘れないだろうな。

■↑競技ゲームで最も偉大な瞬間だったと思う。

■↑競技ゲームで最も偉大な瞬間っていったら、これと、あと、Tokido(訳注:日本人格闘ゲームプレイヤー)のマーダーフェイス・ポーズだよな(爆笑↓。

Tokido's Victory Pose


(訳注:↑昨年、米国で開催されたSo Cal RegionalというトーナメントにTokidoさんが参加。勝利後、試合を映していたプロジェクターの前に立ちはだかり、Tシャツの背中にちょうど豪鬼の「天」が映し出されるようにポーズをとったというパフォーマンス。これが地元のかたがたに大変に受けたようです(解説のかたが「Tokido、どうしてキミはそんなに神がかってるんだよ!」と何度も叫んでます)。)

■↑試合後のお祝い的悪ノリって意味では、まさに歴史的一瞬だったよな。

■大吾の名前を聞くと、このリミックスを思い出さずにはいられないんだよ、オレ↓。

The Beast Daigo Rap


(訳注:詳細はわからないのですが、梅原さんの試合の実況をリミックスしている動画かと思われます。)

■↑いつ聴いても爆笑するわ。

■↑これは……すげえ。くせになる。

■↑この動画の出所は知らないんだけど、大吾の記事っていうと絶対に貼られてる気がする。

■↑トーナメントで大吾が入場するときにかけるべき。ボクサーの入場曲みたいにさ。ま、ちょっとクレイジーすぎる嫌いはあるけど。

■↑まず、動画の大吾がものすっごく落ち着き払ってるとこが大好き。それから、最後のところ、カービィが歌ってるみたいだな。そこも好き。

■↑すげえわ。なんだって日本人のアナウンサーってのは、こうもテンションが高いんだよ。『北斗の拳』のジャギが解説やってるかと思った。笑い方といい叫び方といい、神業。

■↑恨むぞ!「UMEHARA GA KIMETAAAAAA」が頭から離れねえ。

■ああ、大吾。アーケード・シーンで最も象徴的な男の一人。彼のトレードマークだったリュウを見ることができなくなるなんて悲しい。でも、また別のキャラクターでプレイする彼が見れるんだって、自分を元気づけてるところ。あとは、ユンでまた勝ちまくってくれることを願うだけ。

■ちょっと古いニュースだな。でも不満は言わない。このニュースをカバーしてくれただけでうれしいから。

■これ、もうここでニュースになってなかった?それとも、Eventhubsかどっかで読んだのかな。

■↑なった。ファミ通のインタビューのちょっと後ぐらいに。大吾の話題も『ストリートファイター』の話題も、まだまだ足りてないだろ?ってことなんじゃないの(笑。

■大吾がリュウしか使わないなんてことはないだろ。バイソン、ガイル、それとちょっとだけどサガット、それにケンだって使ってたし。

大吾がリュウでゲンをかついでるなんてこともないんじゃないかなあ。有利に立てる技をリュウがもってるって知ってたからこそ、大吾はリュウを使ってたんじゃないかと思う。要は、大吾がこれまで使ってきたキャラクターは、これなら勝てるっていうキャラクターだったってことね。

今回、大吾が選んだユンは、『スーパーストリートファイターAE』では最強ランクだろうって言われてるキャラクターだし、だからこそ大吾はキャラクター変更したんだよ。完璧に意味がある変更。

■↑『CAPCOM VS. SNK2』のときは春麗も使ってたけどな。

■↑『ヴァンパイア』シリーズじゃ、ほぼ全キャラクター使ってたよ。

■↑ユンは『スーパーストリートファイターAE』の最強ってわけじゃないよ。人気ランキングでトップってだけで。まあ、『ストリートファイター サードストライク』の頃は、最強ランクだったよね。ユンの幻影陣はまだ使えはするけど、家庭用で『スーパーストリートファイターAE』が出たら、ユンが今、考えられているほど強くないのはすぐにわかるよ。

最近の野試合で、Mago(訳注:日本人格闘ゲームプレイヤー)が、リュウのときより簡単に大吾のユンに勝ってたもん。

■↑お前、Eventhubsの記事を読んだんだろ。聞いた話じゃ、Magoのフェイロンとは(訳注:負けたわけではなく)接戦だったらしいよ。どうも、Eventhubsは大吾が負けた!ってのを記事にしたがるんだよなあ。どっちにしろ、使って1月にならない大吾のユンと、使いはじめて1年のMagoのフェイロンを比較してもねぇ…(Magoのフェイロンは、磨き抜かれてるんだからさ)。

■↑確かに、公式のキャラクターの強さのランキングは出てないし、どう言われてもそれは確実な情報ではないよね。でも、米国や日本のトッププレイヤーがインタビューでこぞって「ユンが最強」って言ってるでしょ。そのへんを考えなきゃ。

■↑その手のことは、これまでも間違いだらけだったろ。『スーパーストリートファイター4』が出る前、それなりのポジションにいるやつが「ダッドリーが最強、イブキがかなり脅威になる」なんて言ってたけど、そんなこと全然なかったじゃないの。

■↑だよな。現時点で、どれが最強かなんて語れるほどゲームを知り尽くしてるとも思えないし。

■↑すべてはまだ五里夢中ってところか。ただ、ユンが最強とまでは言わないにしても、すっごく手堅いキャラクターではあるよね。

それに、リュウは最強ではなかったけど、大吾はそれでも数多くのトーナメントを勝ち抜いてきたわけでさ。だから、ユンが最強じゃなくたって、大吾ならイケるって僕は考えてる。

■↑じゃあ、なんで今のBPランキング(大吾がトップだけど)で、ユンのプレイヤーが他のキャラクターより多いのか説明してくれよ。

■↑ユンは『サードストライク』の頃から人気あんの。常識。説明なんか要らん。

■ユンは弱くは決してないよ。『サードストライク』の頃は群を抜いて強かったけど、今だって十分に強い。大吾がユンにしたって聞いてうれしい。新しいキャラクターを試すのってめちゃめちゃ楽しいだろ。

でもさ、家庭用がリリースされたとき、オンラインがユンだらけになるのは歓迎しないなあ。みんな大吾の戦略をまねするの大好きだろ。あれ、マジでウザいんだよなあ。

■↑そう?オレは大歓迎。大吾のまねばっかしてる、そういう想像力のないやつらは、オレが叩き潰す。

■それでさ、カプコン、オレたちのアメリカに『スーパーストリートファイターAE』がくるまで何億年待てばいいの?(泣

■記事には賛同できなかった。……大吾はリュウで名声を築いてきたわけじゃない。『ストリートファイター』での彼のメインは、ガイルとリュウ。『サードストライク』じゃ、まずケンだ。それからリュウ。

キャラクター変更が悲しいことだなんて、まったくオレは思わないね。『ストリートファイター』の偉大なプレイヤーとして必要とされるものを彼は明示してくれてるんだよ。……そう、順応性ってやつをね。

■全キャリアを作り上げたリュウねえ。格闘ゲームファンの間で大吾っていう名前を知らしめたあの動画じゃ、大吾はケン使いだったけどな。

■↑その通り。ケンとリュウは戦法も入力もまったくちがう。

■↑いや、リュウとケンは動きは似てるよ。同じとは言わないが。ただ、プレイのしかたがかなり異なるんだよ。特に『サードストライク』だとね。

■ま、大吾だったら、適当にキャラクターを選んだうえに、ボタンを半分しか使わなくたって、ここを読んでるやつらの99.9%は倒しちゃうだろうが。

それに、このレベルのプレイヤーになると、1人のキャラクターにこだわってちゃ上手くなれないんだよ。
『スーパーストリートファイターAE』では、すべての体系がひっくり返ったわけで、そこからすると、大吾が新しいゲームに順応しようとしてるってのは自然な流れだろ。

■大吾のユンの試合を動画で見てきた。リュウほどグッとはこなかったよ。なにかが足りない気がする。

■彼は、飛び道具をもってるキャラクターが不当に強いときは、飛び道具ありのキャラクターを使う。で、それが弱くなると、次は別の強いキャラクターに切り替える。

他のすべてのプロゲーマーと、結局、大吾もいっしょだ。競争力のある、アドバンテージのあるキャラクターをいつも使うってことではね。なのに、オレたちは、なんでわからんけど、それに感動してしまうというね。

■↑うーん。大吾はプロゲーマーだ。金銭関係なくプレイしてる人たちとはちがう。勝とうと思うのは、さほど驚くことでもないんじゃないの。

■↑大吾の対戦相手だってみんな強いキャラクターを使うんだよ。同じことをやってるのに、それでも大吾はいっつも勝ってしまう。さすがって思わない?

大吾は、『スーパーストリートファイター』ではリュウを使い続けた。それで、トッププレイヤー相手に完全勝利だ。リュウなんて、『ストリートファイターIV』から比べたら、弱くなってたのにさ。

■↑彼がダメなプレイヤーだなんて僕は言ってない。彼はめちゃめちゃスキルのあるプレイヤーだし、僕たちが「こんなことできたら良いのに」って夢見るようなプレイをやってのける人。しかも、大きな大会のものすっごいプレッシャーの中で、いっつもいっつもだよ。
すごいもんはすごいし、認めるべき功績は僕だって認めてる。最強キャラクターを使うだけで勝てるってもんじゃないんだし。

たださ、いっつも最強キャラvs. 最強キャラってのに飽きちゃったの。いっつもまったく同じ最強ランクのキャラクター同士が闘い合うっていうのにね。

■大吾は、オレが見た中で最速で順応するプレイヤーの一人だ。Magoもそうだけど。大吾の成功は、取り乱したりすることなく、人を読むっていう能力によるものだとオレは考えてるんだ。

大吾とMagoの試合、特にGodsgarden(訳注:日本の格闘ゲームトーナメント)の10試合連戦とかを見たんだけどさ、普通の2試合先取がスタンダードのこっちの感覚からすると、もう度肝を抜かれたわ。だって、お互いにどんどん相手に合わせて調整してくんだもん。試合の最中ですらだよ。彼らのプレイは、本当に凄すぎる。

■この記事、間違ってるよ。大吾はもう『スーパーストリートファイターAE』ではケンをメインにするって言ってる。今、ユンを使ってるのは、大きな大会がまだ家庭用の『スーパーストリートファイター4』で開催されてるから。だいぶ様変わりしてしまったアーケード版でリュウやケンを使って、それに慣れてしまうリスクは犯せないだろ。
アーケード版が家庭用に移植されれば、すぐに飛び道具系のキャラクターに戻ってくるよ。

■↑それどこソース?オレが読んだ記事では全部、弱くなってるから飛び道具系は使わないって話だったんだけど。

■↑いや、俺も前にケンって聞いた。彼の今現在のコメントは、全体の文脈から切り離されてて正しく伝わってないと思う。

■↑だから、実験中なんだろ。記事にもある通り。またキャラクターを変更することだってありうる。日本でユンを試してるほかの多くのプレイヤーたちだって同様。

■格闘ゲームって面白いとも思わないし、僕自身、得意でもないんだけど、こういう人たちに感動するのは確かなんだよな。大吾の試合を見てるのって、クレイジーなほどに楽しいんだよね。

■くだらないやつが格闘ゲームのキャラクターを変えましたってのがニュースなわけか。いや、彼がゲームのチャンピオンなのは知ってるよ。それでも、やっぱりくだらないって思うし、ちゃんとした仕事をもってる人たちに失礼だと思う。

■↑ゲームは楽しい。この記事も面白い。載せるのになにか問題でもあるのか?企業の深刻な話題が載ってたところで、オレたちは読まねえよ。

■↑世界的に有名な格闘ゲーマーがキャラ替えしたんだ。ゲームブログのニュースになるだろ、そりゃ。GEICO(訳注:米国の保険会社)の誰かが副社長になったところで、ゲームブログでは記事にはならねえ。

■↑大吾はこういうポジションにいられるのは、「仕事」をしていないからだとでも?彼がなにも努力をせず、かつ彼の肩には実生活のプレッシャーなんて何もかかってないとでも?人間をそういうふうに浅くしか考えられない自分を恥ずかしいと思えよ。

■↑大吾は仕事してるよ。両親が医者って関係で、介護施設で働いてる。人を助ける仕事をしようって思ったんだって。彼は『ストリートファイター』を1日20時間やってるような人じゃないし、ちゃんと実生活があるんだって。

■↑彼は自分が好きなことで賞賛され、認められている。そして、それで大金をたぶん稼いでる。でもって、ここはゲームブログ。ゲームブログが、おそらく史上最高の、最も影響力のある格闘ゲームのトッププレイヤーの記事を載せたんだ。

でもって、彼は看護師として働いてもいる。

お前のコメントは、どっからどう見てもお門違いだったな。

■大吾はいつもリュウばっかり使うわけじゃない。だから驚かない。でも、ウメ昇龍が見れなくなるのは寂しいなあ。

■これは良いことだな。たぶん、これでオンラインの山ほどのリュウ初心者がいなくなってくれる。必殺技を適当にぶっ放されたり、起き上がりに昇龍拳で押し切るってのにもううんざりしてるんだもん。

■決別は難しいことだが、ときには人は変化を求めていかなきゃいけない。リュウは全盛期を過ぎてしまった。昔ほどクールじゃなくなってしまったんだ。今だって、多くのクロスオーバー作品にカメオ出演するほどのキャラクターではあるけどね。

■オレの『ストリートファイター4』のXboxオンライン最初の夜。

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最初の対戦相手…………Gameinn(訳注:梅原大吾のXboxオンラインでのゲーマータグ)

「…Fu*k!!」

■キャラクターを知り尽くすのに3年かかるって言ってたのって大吾だったと思うんだけど。その彼がキャラ替えを決断したっていうんだから、きっとそれは困難な道にちがいないって思うよ。



確認したいことがあってSRKの記事を流し読んでいたのですが、「大吾がユンにするなら、俺もユンにする。理由は大吾がクールだから。僕は真面目に言ってるよ」というコメントがあって、素直でかわいらしいなあ…と思いました。


最後に、Eventhubsに掲載されていた関連動画を。語り手のかたが非常に話上手なかたで、笑わせていただきました。

[sub] Nuki talks about Daigo. ep.02




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posted by gyanko at 18:00 | Comment(48) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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