『エヴァンゲリオン』ホテルに一泊450ドルで泊まる。
3月1日、日本の富士吉田市富士急ハイランドに、GAINAX制作のあのアニメ、『新世紀エヴァンゲリオン』をテーマとしたホテル・ルーム、『EVANGELION:ROOM」が1室限定でオープンする(訳注:富士急ハイランド併設のオフィシャルホテル『ハイランドリゾート ホテル&スパ』内)。1泊450ドル(訳注:37000円)。バケーションに『エヴァンゲリオン』のパイロットになった気分を味わえるというわけだ。
Anime News Networkによると。
「このホテルの部屋には、エントリープラグ型ベッドが備え付けられており、ここでゲストは寝転んでDVDを見ることができる。また、綾波レイの声で録音された、この部屋だけのモーニング・コールで目覚めることもできるし、インタラクティブなボイス・タッチ・パネルや電話でレイの声を聞くことも可能だ。
壁には、ブラック・ライトに照らされて台詞や絵が登場する他、オリジナルの『エヴァンゲリオン』の原画レプリカや綾波レイの実物大フィギュアも置かれる。」
これは、イケてる。ということは、僕が特許出願中の『AKIRA』の「鉄雄が病院で幻覚を見るシーン」をテーマにしたスイート・ルームにも市場があるかもしれないことだ!アニマトロニクスを利用したミルクを吐き出し続ける玩具の車さえあればなあ。誰か、僕のベンチャービジネスに投資してくれ!●
この記事についたコメントです↓。
コメント数が多くないので、ほぼすべてお送りいたします。
■レイの実物大フィギュアがケースに入ってるのは、やっぱりワケがあるんだろうな…。
■アニメにインスパイアされたホテルってのは、面白いかもねえ。…『スターウォーズ』がテーマのホテルとかはどうだろ?!?!?!
■面白い。日本に住んでた頃、部屋に葛城ミサトがテーマのキッチンがあったよ。…エビスビールとUCCコーヒーだらけだったってだけだけどね…。
■部屋の中に、膨大な量のティッシュの箱があるんだろ?(笑
■数ヶ月前、富士急ハイランドで展示中の『EVANGELION:WORLD』を見に行ったんだ。あれぐらいのクオリティの部屋だとすれば、十分に価値あるものだと思う。
■テーマには実存主義的危機だとか母親の問題だとか、そのへんのことも盛り込まれてるの?それとも、そういうのは追加料金?
■大破して昏睡状態の綾波レイのクローンだったりしたら、すすり泣きながら泊まることになるわ。
自身と、自身を嫌悪するもう一人の完璧な自分に分かれてしまう前に、束の間、人生が永遠に再生可能な形態に融合されていくっていうシミュレーションができたりする?
できない?そっか。なら、オレが支払えるのは1晩199ドルだ。すまん。
あ、『エヴァ』の実写版を作ることがあれば、シンジ役はジョン・ベイナー以外に候補はないよな(訳注:合衆国下院議長。2011年1月に下院議長に選出された際に号泣)。シンジ役は、すぐ泣けるってことが絶対不可欠でしょ。しかも、しょっちゅう泣けなきゃな!
↓ジョン・ベイナーの泣き場面総集編↓。本当にしょっちゅう泣くかたのようですなあ…。
John Boehner Again
■ワオ。アニメ・ファンって金持ちー。
■一晩150〜175ドルぐらいなら、クールな部屋。実際、日本って、クールなテーマのラブ・ホテルがたくさんあるもんね。
あのケースの中の綾波が生きて動いて、僕といっしょにアサヒのスーパードライを飲んでくれるんなら、450ドルでOK。
■この部屋でファン・ビデオを撮ったり、コスプレの写真撮ったりするんでしょ、きっと。
■綾波かあ…。アスカが良かった。アスカと部屋でお話しするんだ。
■ちゃんとこれを作るべきだったと思うよ↓。
■↑そのほうが絶対に、もっともっとカッコよくて、本物の雰囲気に浸れるものになったよね。
■↑塗装した木箱の中にベッドなんて、しょぼいよなあ。
■↑理解できないことがある。たぶん、ここで書けば誰か教えてくれるかな。
どうして、画像のアパートの窓が全部閉まってるの?住んでるのはミサトとシンジだけとか?ミサトとシンジだって、プライバシーがあるわけで、それぞれ独りで住んでるんじゃなかったの?
■↑ミサトはシンジを独りにさせたくなくて、いっしょに住んでる。
第3新東京市は、物語が進むに連れてどんどん廃墟になってくんだよ。レイは独り住まいだけど。
■↑第3新東京市は外面だけの街なの。住んでる人間はかなり少ない。シリーズ最後のほうになると、常に危険が襲い掛かってくる街になってて、市民はここから退去してくんだ。
■↑レイの住んでるところも、未完成なまま打ち捨てられた集合住宅だもんな。
■450ドル?じゃあ、ミサトそっくりな子が話し相手になってくれなきゃ。
■↑…だよな。じゃなきゃ、冷蔵庫からペンペンが飛び出してくるとかさ。
■↑…それも無理なら、せめてイワトビペンギンぐらいは出てきてくれないとねえ。
■450ドル。「なにか起こるかもしれないから高めに」って多少神経質になっちゃって、こんな価格なのかね…。
免責事項:エントリープラグから血液の匂いがしたり、試運転で多少、魂が吸い取られる場合がございますが、ごゆっくりおくつろぎください!
なんてことになってたりして。
■レイ……って。アスカかミサトがいいよ。それなら泊まる。
■↑ミサトの部屋ならペンペンがついてくるしね。
■↑僕も、レイじゃないほうがいんだけど、たださ…
アスカだと、いろいろ抱えてる問題が多すぎる。しかも、時が経てば経つほど、問題が悪化してくでしょ。
思うに、アスカらしいバスルームを作るなんてことになったら、バスタブはデカいスカイライトで覆うか、そうじゃなきゃ、部屋を出ている間に、ホテル・スタッフが客の持ち物を適当に放り出して、かわりに部屋がアスカ宛ての宅配便の箱だらけなんてことになるって。
かといって、ミサトはズボラ。ってことは、ホテルの部屋は、服はちらばってるわ、カップラーメンの空やらゴミが転がってるなんてことに。こりゃパスだろ。
次、リツコ。ヘビースモーカーのうえに猫を飼ってる。で、部屋のテーマは、「綾波レイの容れ物」だろ。めっちゃきめえ。
オレだったら、伊吹マヤだ。まともそうだし、知的だし、死だとか、捨てられるだとか、愛するものを殺すだとか、そういうゾッとするような感情的な悩みがない。でもって、かわいい。
■↑よく、そこまで考えられるな、お前…。感動するわ。
■むしろ450ドルでミサトのアパートに泊まりたい。
■↑了解した。冷蔵庫の中はビールだけでいいな?
■L.C.L.(訳注:エントリープラグ中に注水される液体)の風呂はどうだ。オレは入るぞ。
■やっぱり、綾波レイのアパートを再現だよな(碇ゲンドウのメガネをカウンターに置いておいたりしてさ)。それで450ドルだったら、いいよね。
あ、ドアのベルは直しといてよ!
■富士急ハイランド、まだ『エヴァ』の実物大頭部を展示してるのかな。
富士山に登った帰りに見に行こうとしてたんだけど、別のところに行くことになっちゃってさ。見られなかった。
チャンスがあったら見たいんだよね。また向こうにいけるかどうかはわかんないけど。
■このホテルの部屋、もっと大きな画像で見られないのが残念。
■これが『THE ビッグオー』がテーマの部屋だってんなら、泊まるのに!
↓『THEビッグオー』
THEビッグオー ビッグオー vs アーキタイプ
■綾波レイに萌えるっていうのが、まったく理解できないんだよ。彼女、退屈な人じゃん。
■記事のライターへ。僕がスタッフとして働いてる病院が、新棟を建設中なの。たぶんあなたのプロジェクトに最適だと思うよ。
■エントリープラグ・ベッド。……IKEAから新発売。
……だめだな、こりゃ。
■僕が大好きな曲『FLY ME TO THE MOON』(訳注:『エヴァ』のエンディング曲)で起こしてくれるなら、泊まってもいい。
なんか、アスカが好きなの、オレだけって感じ…。
■外側だけ似てるだけじゃ、エントリープラグじゃないよ。内側、ただのベッドなんだろ?……エントリープラグって言うからには中もこうじゃないと!↓
あとさ、ベッドじゃなくていいって。だって、ここに泊まったら、時間のほとんどを寝ないで妄想して過ごすんだから。
■ここに泊まりたいわー。
■ここに泊まったとたん、450ドルと自分の尊厳を失うわけか…。
■プラグスーツのパジャマはあるの?
■このホテル・ルーム。滞在して最初の数時間は期待でワクワク。次の数時間は、素晴らしい時間になる。その次の数時間は、いまだかつてないほどの最高の時間に。
でも、最後の2時間は、ググらないと意味がわかんないなんてことになりそう。
高いなあ…とは思ったのですが、原画レプリカやフィギュア以外にも、アメニティが『エヴァ』オリジナルでいろいろと凝ったものが揃っていたりしたら、納得のお値段になるのかもしれませんなあ。
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