2011年05月08日

海外記事 - 日本人と鉄道 -

本日はこちらから。


今週の日本のフェティッシュはなんだ?鉄道だ。

「違いなんて、わかる人いるの?」
カーキ色のパンツに緑のウィンドブレーカーを着込んだその客は、当惑した様子でそう言った。
僕が彼に聞いたのは、日本と西欧の鉄道ファンの違いは何かということだった。
その男はミニチュアの駅と線路を何本か小脇に抱えると、それ以上はもう話に興味を見せず、店のレジへと進んでいった。

日本と西欧で鉄道の見方に違いはあるのかなんて、誰かわかっている人がいるんだろうか?
こんな話をしよう。

鉄道ファンとは、電車愛好者のことだ。日本では、『鉄道ファン』(英名:Japan Railfan Magazine)という月刊誌が出ている。創刊1961年だ。

鉄道愛好者たちは「鉄道ファン」もしくはシンプルに「てっちゃん」と呼ばれる。「鉄道」とは文字通り「railroad」のことだ。男女別でニックネームもちがう。男性が「てっちゃん」なら、女性は「てつこ」。

最初の日本の鉄道ファンたちは、別に本物の機関車に夢中だった人たちではない。模型電車のファンたちだった。が、数十年後、この国全体が電車に熱狂することとなる。

日本では1846年という早い時期に、すでに鉄道についての記録がある。オランダ人貿易商が日本の幕府将軍に、パナマに鉄道を横断させるという自分たちの計画について話をしている。
また、難破した日本人船員が、米国で鉄道で旅をした体験を話した記録も残っている。Samurai, Shoguns & the Age of Steam(サムライ、将軍、そして蒸気機関車の時代)によれば、「家の形をした物体の中から外を見れば、まるで空を飛んでいる鳥のような気分だ。景色をよく見ようと思っても、瞬く間に過ぎ去ってしまう」(訳注:ジョン万次郎)。

1853年8月には、ロシア人外交官、エフィム・プチャーチンが、ペリー提督とアメリカ艦隊より一ヶ月遅れて長崎に到着し、船上で小さな玩具の蒸気エンジン機関を使って実例説明を行った(これには線路もついていた!)。


(訳注:エフィム・プチャーチン:日露和親条約を締結した人物。幕府の全権としてプチャーチンと交渉に当たった外国奉行・川路聖謨は、アメリカ使節ペリーなどが武力を背景に恫喝的な態度を取っていたのとは対照的に、紳士的に日本の国情を尊重して交渉を進めようというプチャーチンの姿勢に大変好感を持った。)

その後、日本のエジソン、田中久重(のちの東芝の創業者)によって、日本初の蒸気機関が開発された。

↓田中久重が作った模型機関車。

704px-JapanSteamEngine1853.jpg

1868年になると、スコットランド人商人が英国のグレートウエスタン鉄道から「Iron Duke(鉄の公爵)」を輸入し、この機関車と8マイルの線路を使って日本向けに実演宣伝を行った。

鉄の公爵:グレートウエスタン鉄道が製作した有名な蒸気機関車、GWR 3031級の1つ。)

↓鉄の公爵。

800px-Iron_Duke_Modell_db.jpg

そして、1871年までには、日本は最初の鉄道を開通させている。これは、東京の新橋から横浜を繋ぐものだった。
が、当時、弱体だった日本政府にはこの鉄道を国有化する余裕はなく、やっと国有化されたのは日本が戦争に突入したあたりである。

日本の産業化が進むにつれ、いくつかの私鉄会社も登場し、1893年には日本はもはや汽車の輸入はしなくなっていた。この国は自身で汽車を作れるようになっていたのである。

歴史的に見て、日本にとって汽車が意味するものは、西欧とは異なる。西欧人にとって、汽車、つまり蒸気機関車とはエンジニアリングの功績だ。蒸気機関は、未知の領域だった。
当たり前の話だが、馬なしで走る乗り物などと言うアイディアは当時、ほとんど妄想でしかなかったのである。

開発された汽車は、自由を象徴するものになった。米国では、大陸横断鉄道は広漠とした国土が繋がり始めたことを意味していた。

だが、日本は、鎖国政策のために近代化に遅れをとっていた。鎖国のせいで、外側の世界から大きく隔てられていたのだ。
日本にとって、汽車は近代世界だった。近代化は、(鎖国によって)何世紀にもわたって日本が拒み続けていたすべてだったはずなのだが、今度はそれに追いつこうと切望した。
汽車とは、日本にとって西欧だったのだ。

汽車の魅力を理解するのはたやすい。大きくて力強い機械、素晴らしい速度で距離を縮め、大量の乗客を運ぶことができる。エンジニアリングの美しい模範例でもある。

戦前、日本は、英国と米国の汽車をリバース・エンジニアリングして、国に線路を敷設していた。
(訳注:リバース・エンジニアリング:機械を分解したり、製品の動作を観察したりすることで、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図、ソースコードなどを調査すること。)

20世紀の自動車の登場によって、ヨーロッパでは鉄道の旅が損害を受け、米国となるとさらに酷いものだったが、日本はそうした衝撃を受けることはなかった。

というのは、まず、戦前、日本に輸入されていた自動車はごく少数でしかなかったことがある。
それから、フォードやクライスラーといった米国の自動車会社は横浜や大阪といった場所に自動車工場を置いていたし、トヨタのような日本の自動車会社も1930年代に出現はしていたとはいえ、戦後になってですら、自家用車をもつなど標準的なことではなかったからだ。
こんにちですら、大都市に住む多くの人々は自家用車をもたない。

日本の自動車産業の開花が遅れたことで、国の鉄道ネットワークが大きな障害もなく、本領を発揮できたのだ。

阪急のような鉄道会社は、沿線の中心ターミナル駅にデパートを建て、高級デパートと鉄道を関連づけた。これは今もなお存在している。

戦後になると、日本は、空襲で破壊された鉄道ネットワークを再建するだけでなく、新幹線、つまり「弾丸列車」と作るという目的まで達成してしまった。最初の弾丸列車が通じたのは、今も走っている大阪‐東京間だ。1964年、東京オリンピックの年のことで、この弾丸列車の開業運転は国家イベントであった。

この汽車、すなわち弾丸列車は、もはやただ西欧を意味するだけのものではなかった。日本が第二次世界大戦から国を再建したことを意味していた。
ここにおいて、汽車は、日本人の創意工夫と国民性を明示する一つのマニフェストになったのである。

こんにちでも、新しい列車のお目見え(あるいは古い列車の引退)は夕方のニュースになる。
鉄道ファンが大挙してプラットホームに集まり、写真やビデオを撮る。こうした特別な乗車用の切符がものの数分で完売になり、オンラインにプレミア価格で売り出されることなどしょっちゅうだ。

お気に入りの列車を撮りたいとなれば、ことさら特別なイベントではなくとも、鉄道ファンがプラットフォームに写真を撮りに行くこともよくある。
少数ではあるが、熱心なファンには、車掌の声を録音して練習したうえで、列車のアナウンスに合わせていっしょに口を動かしたり、はっきりと声に出してやる人もいる。

中古の鉄道制服は、高価格の半合法マーケットですらある。鉄道各社は、制服を売ることも買うことも許可はしていない。

ヨーロッパ、そして米国ですらそうだが、日本の鉄道ファンの世界は、子供の頃から存在する。日本では、小さな子供の要求を満足させるなら、玩具の列車という固定観念が全体としてある。

トミーの『プラレール』は1959年に発売されてい以来、小さな子供たちを喜ばせ続けている。
もっとリアルなトミー製の列車は、トミーテックの『トミックス』のブランド名で製造されている。これは大人向けだ。


↓トミックスのティーゼル機関車。
TOMIX Nゲージ 2222 国鉄 DE10-1000形ディーゼル機関車

ヨーロッパも、つまりドイツのことだが、玩具の列車というアートでは達人の域ではあるのだが、この場合、トミーの列車のほうが出来が良いということではなく、やはり子供だって日本人だ。子供たちにとっては、日本の鉄道路線の膨大なバラエティが揃う中から『プラレール』を買うことができるほうがいい。それはもう、JR山手線だろうと京阪線だろうと買えるのだから。

↓ドイツの老舗メーカー、メルクリンの鉄道模型。
marklin(メルクリン) Zゲージ 【88181】 鉄道模型

本物の何かの小さなバージョンで遊びたいという欲求は、世界共通だ。テキサスの子供でさえ、そう僕だってライオネル(訳注:米国の鉄道模型メーカー)とLGB(訳注:ドイツの鉄道模型メーカー)をもっていた。テキサスは自動車王国なのだが、だからこそ現実以上にエキゾチックに思えたものだった。
ここがおそらく鉄道模型の魅力だろう。西欧の列車モデルが日本でも人気があるのは不思議ではない。

そして、玩具が片付けられると、それに取って代わるのは大量のアーケードや家庭用ゲーム機だ。

電車のシュミレーション・ゲームで完璧な車掌の職業訓練ができそうに思えるが、日本では車掌になるのは簡単なことではない。
鉄道各社は、単なる鉄道マニアと、時間に厳格でしっかりとした人材を選り分けるために試験を実施している。この場合、「時間に遅れる」というのは、秒単位のことを言う。

ライターの三戸祐子によると、平均的な新幹線の遅れは20秒、その他のJRの列車だと55秒だという。「この一見すると執着しているかのような時間に対する厳格さを笑う国もあるかもしれません。こういう潔癖さは、日本人乗客の資質のせいだろうと」と水戸は書いている。
「でも、列車が時間通りに走る本当の理由は、乗客の要求に応えるためではなく、鉄道会社の適応戦略にそのほうが合っているからなのです」。水戸はそう続ける。

つまり、あらゆるものが時間通りに機能していたほうが、大量の列車や大量の乗客を扱いやすいのだ。

とはいえ、そのプレッシャーは計り知れないほどのものがある。
90秒でもスケジュールに遅れが出れば、破滅的な事故を引き起こしたり、致命的な決断に繋がってしまうかもしれない。
このことは、2005年に大阪近くで起こった事故(訳注:JR福知山線脱線事故)ではっきりした。日本では鉄道事故はめったになく、世界一安全だと考えられてきたはずだったのだが。

列車の遅れはあることはあるが、通常は自然災害や自殺が原因だ。列車に飛び込むというのは、地上で最も経費が高くつく自殺にちがいない。鉄道会社は遺族に対して損害賠償を請求することになるからだ。
事故の場所や時間次第で変わるとはいえ、莫大な請求書は、こうした自殺を防ぐことを目的としている。

西欧では、列車というと痴漢やり放題のイメージがある。
だが、それも、大勢の見も知らぬ人々が混んだ電車にスシ詰めになっていた過去の話かもしれない。
事件というのは残念ながらどうしても起こってしまう運命にあるが、近年、「女性専用車両」が登場し、最初は大阪、それから各地に広がっていった。
大阪の電車内での痴漢行為の発生率はおそらく、きわめて高いのだ。痴漢が犯罪だということを乗客に想起させるためのアナウンスやポスターまである。

女性専用車両に関しては当初、これに怒った男性たちもいた。彼らの言い分は、男性すべてを痴漢の予備軍だと決め付けているというものだった。
だが、そこに、とある有名な事件が起こった。ある男性が、身に覚えもないのに痴漢行為で罪に問われたのだ(刑務所にまで送られた)(訳注:『それでもボクはやってない』のモデルになった事件)。
この事件で多くが言い分を考え直し、不当に告発されないために、電車では女性の隣に立たないという行動を取ることになった。

一方で、産業全体が電車の痴漢行為をファンタジーとして支持することで成立している分野もある。
1960年代の鉄道ブームが去った後、1980年代中頃までには、痴漢をテーマとする映画が劇場やホームビデオにどんどん進出していった。

映画監督の滝田洋二郎は夥しい量の痴漢電車映画を撮っているし、その弟子、片岡修二も『地下鉄連続レイプ』シリーズを大量生産している。
西欧の観客にとって、滝田はアカデミー賞受賞作『おくりびと』で最も知られているだろう。

1990年代初頭までには、日本のピンク映画界に、電車レイプ映画が氾濫することとなったが、それはオリジナルである滝田の作品よりはるかに暗く、暴力的なものだった。ここへきて、(かつて隆盛を極めた)痴漢電車映画は、ポルノ映画の下位ジャンルに姿を変えてしまっていた。

「イメージヘルス」クラブ(舞台設定があるフェラチオ・パーラーだと思ってくれ)もまた、客が実際に乗れる電車車両を模したものを用意している。そこで働く人たちは、何も知らない通勤客を演じることで料金を支払ってもらうわけだ。

こうした性的なフェティシズムは、電車そのものに直接向けられたものでない。ここで提供されているものは、むしろチャンスだ。公共の場所で、そこにはチャンスがあり、そして身も知らぬ人との出会いがある。
ここでは電車は、そのチャンスを実現させてくれるものであり、それ自体はフェティッシュの対象でもないし、たとえばエレベーターガール(デパートでエレベーターを操作する従業員)に焦点を合わせた日本のニッチなポルノとなんら変わりはない。

本、そしてそれに続いて映画化、テレビシリーズ化された『電車男』は、この電車が提供してくれるチャンスをはるかに純粋に提示する例だ。
ひとりの自信のないオタクが、電車内で美女に嫌がらせをしていた酔っ払いに立ち向い、最終的に彼女がオタクと恋に落ちるという話だ。

単なる列車の画像を次から次へという、実際の「列車ポルノ」というものも確かに存在する。
国中を走るさまざまな電車をカタログ化した写真集やビデオもある。子供向けの列車の写真集も人気だ。こうしたものはどんな意味でも性的なものはなく、単に日本の素晴らしい列車の写真が終わりなく続くだけだ。

日本の鉄道は素晴らしい。外国から首脳陣が来日すると、日本が彼らに見せるのが鉄道。
結局のところ、列車は、日本と言えば思い出すものの一つだ。列車とは、日本が熟達できるもの。そして、歴史上最も暗かった時代の一つの中で、日本の魂を高揚させたものだ。

先月、3月11日に東日本大震災が日本を揺らした少し前、西日本の九州が、博多と鹿児島を結ぶ九州新幹線の開通を祝っていた。
だが、地震が起こり、開通の祝賀イベントは中止されてしまった。その開通運転を祝ってテレビCMが制作されていたが、これも放映はされなかった。
人々が、列車に向かって幸せな顔で手を振るCMより、公共広告機構のアナウンスを見たいだろうと思い込んでのことだ。

祝!九州 九州新幹線全線開CM180秒


だが、この思い込みは間違っていた。人々は見たかったのだ。3分間のCMは今、テレビに戻ってきている。Youtubeに投稿されたCMは口コミで広がり、現在、再生回数は150万を越えた。

このCM撮影には、1万人の人々が出ている。3時間に及ぶ映像を3分にまとめたものだ。
CMの最後に、アナウンスが流れる。「あの日、手を振ってくれてありがとう。笑ってくれてありがとう。一つになってくれてありがとう」。アナウンスはこうも続ける。「一つになった九州。新しい力が生まれています。一つになった九州から日本は楽しくなるはずです」。

このCMは、人々が一つになったのを見せた。日本は今だって成し遂げられることがあるのだと示した。それが、日本の人々の心の琴線に触れたのだ。

この国が、鉄道に恋をするのも不思議ではない話じゃないか。●



記事についたコメントです。
さほど数がないので、話が逸れすぎているもの以外は一通り。


■日本人は本当に列車が好きだよね。日本でしか出ない電車シミュレーターが安定した売れ筋なのはそれが理由。
↓これは最新のやつ。日本製新幹線ゲーム。……でも、ゲームの舞台は台湾。

Railfan Taiwan PS3 Game Trailer


■列車ってカッコいいじゃん!子供の頃から列車、大好き。

この記事に関連して、……この動画を↓。

Ginga Ensen - School Rumble Ending (English) with Lyrics


■↑あぅ…。この動画見ると、ちょっとうるっときちゃうんだ。オレの人生そのもののだぁって思っちゃってさ…(涙。

■↑これはまた、最高のチョイスだ。いろいろ思って、言いたくなる気持ちはとにかくとしてさ…。

■どうして、オレが『仮面ライダー電王』が好きかって理由。文字通り、セクシーなすげえ列車だから(車掌もいる)。

■オレというか、外国人の目から見て、日本の弾丸列車って確かに、日本の輸送エンジニアリングの一番象徴的なものの1つだよな。かたや、オレの古き良きイギリス。…過去から動けてない(笑。

■日本の列車の中では、いろんなことが起こるのさ。こんなふうな↓。

twointhetrain.jpg

■↑ガラガラの電車が、まるで瞑想するかのように走ってる。静かで一定したモノトーンの列車の声が、線路と車輪から響く。電車はリズムを刻んで揺れてる…。

■こっちはどう?↓宇宙の空虚さっていったら、瞑想するには十分だろ。

999.jpg

■↑本当にホットで品のあるレディだ。長い銀河鉄道の旅の間、彼女以外にともに旅する人がいなくたって全然OKだよ…。

■こないだ、東京の乗り換えシステムのことを思い出してたんだ。あれはマジで偉業と言っていいものだし、歓迎されてしかるべきものだよ。

毎日、同じ時間に同じ電車で同じ人たちと乗ってた。で、乗り継ぎ駅にくると、もうそこにオレが次に乗る電車が来てる。そりゃもう確実にだよ。しかも、その電車が発車しないうちに乗り込む時間も十分にある。

そのうえ、うまいこと運行しなかった場合。通勤客が仕事や学校に遅れてしまったときのために、遅刻の理由を説明する証明書まで出してくれるとくる。

なんちゅう完璧さだよ。

■↑同意だ。どっかで読んだんだけど、電車の発車や到着が予定より7秒遅れると、それはもう遅延扱いだって。日本の新幹線の統計だと思うけど、99%以上の確率で時間通りだと。すげえわ。

まさに偉業。

■『それでもボクはやってない』を先週見たばっかり。痴漢は深刻な問題だよ。

■↑グレートな映画だよな。ものすごく腹立たしい映画でもあった。慣例的な手続きと物の見方の違いのせいで、どんなふうに自分の両手に手錠が回って、事態がどんどん悪い方向へ行くのかってことがなんとなくわかったよ。

良い日本映画ってだけじゃなくて、犯罪の司法手続きに関するエクセレントな映画だった。『The Next Three Days』(訳注:『ラスト3デイズ~すべて彼女のために~』のハリウッド版リメイク。日本未公開)でも似たようなやるせなさを覚えたなあ。もっとも、こっちは格段に嘘っぽい映画的な作りなんだけどね。

■今週の日本の本当のフェティッシュは、『エルシャダイ』だったけどね↓(ただし、女子限定)。

elshaddaigirls.jpg

■ムッソリーニが生きてたら、今の日本を大好きだったろうなあ。時間通りに列車が走るなんてさ。

■↑イタリアの列車が時間通りなんてめーーーったにないけどな(笑。

■日本は、列車が大好きなんだなあ。新しい(九州)の新幹線のCM、すっごく心が温かくなったよ。

■僕も列車、大好きだ。新幹線が一番好き。ただ、飛行機はもっと好きかな。米国にも、大陸横断のリニアモーターカーがあればいんだけどなあ。

■列車って、素晴らしいから!TGV(訳注:フランス国鉄の超高速列車)大好きだし、ユーロスター(訳注:イギリスと大陸ヨーロッパとを結ぶ国際列車)で英仏海峡トンネルを抜けるのは、いつだってうっとり=3

■マジで列車に夢中な4歳の日本の男の子に会ったことあるよ。バイリンガルの子なんだ。子供扱いして、なだめるみたいな普通に大人な感じで話してたんだよ。そう、列車が好きなんだ?そりゃいいねえ。うんうん。みたいに。

そしたら、その子が僕に向かって、列車の知識を話しだしたんだ。サヴァン症候群の子の才気っていうんじゃないの。ちゃんと勉強してて、事実ありのまま。

もうこの話題を何百回もしてて、明らかに生半可な興味しかもってない人相手に技術用語を使うのにうんざりって感じだった。次の学期にはいないってわかってる生徒相手に、超簡単な芸術論を語ることに疲れ果てた教授みたいだったね。

自分がアホに思えたわ。

■ファンタスティックな記事だった。僕の街にどうしてもっと鉄道ファンがいないんだろう。ほとんどの人が電車で行き来してるってのに。

■ああ、マジで日本に引っ越したい。一度だけ行ったことがあるんだ。あのままあそこに住むべきだったよ。

■ああああ、日本。いつもキミのすべてを見たって思うのに、次にキミがくると、キミはキミ自身すら超えてくるって思うんだ↓。

■日本に行ったことはないんだ。でも、日本の、山手線はなにからなにまで愛してる↓。

yamanote.jpg

この電車、……とにかく凄いの。路線が円を描いてるんだよ!駅が円状に連なってて、各駅で乗客が待ってる。

もう『電車でGO!』で何回この山手線をプレイしたか数え切れない。時間厳守、停車位置厳守だからね、これが楽しい。良い点数をとれるまで、永遠にプレイできるっていうゲームなんだよね。



記事中に出てきたドイツ製鉄道模型ですが。
検索していたら、483,000円というお値段の模型もございました。凄い値段だなあと思いましたが、公式サイトのトップ画像を見て、ちょっと納得いたしました。



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タグ:鉄道
posted by gyanko at 23:21 | Comment(72) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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