2011年05月09日

海外ゲーマーの反応 - 日本の震災チャリティ・格闘ゲームイベント、TOPANGA CUP -

本日はこちらから。

TOPANGA CUP
日本の格闘ゲーマーのかたがたが中心となって静岡で開催された『スーパー・ストリートファイターIV AE』の対戦チャリティ・イベント(集まった収益は全額、日本赤十字に寄付)。

対戦形式は、チーム戦(5人1組)。国内の有名格闘ゲーマーをはじめとして、24チーム120人が参加。

決勝は、

主催者チームのTOPANGA vs. 地獄のミサワJAPANチーム

というカードとなりましたが、地獄のミサワJAPANチームの3人目の時点ですでに、TOPANGAチームがラストの5人目を迎えてしまうという波乱の展開となったようです。

TOPANGAチーム:ときど、マゴ、ニャン師、ボンちゃん、ウメハラ
地獄のミサワJAPANチーム:ヨシヲ、怒り親父、志郎、はなまるき、瞬獄ノイローゼ

(敬称略。エントリー名は公式サイトから。)


TOPANGAチャリティ・カップ決勝:大吾のユンだ。

Ov3rheadGregが、昨夜(訳注:4月23日)のTOPANGAチャリティ・カップの決勝戦の映像を何本か動画に撮った。この記事で紹介する動画では、梅原大吾のユンが、志郎のまこと、はなまるきのサガット、瞬獄ノイローゼのベガ(欧米では、M.バイソン)を迎え撃っている。

Ov3rheadGregで、TOPANGAチャリティ・カップのその他の動画も見ることができる。●

Daigo Umehara (Yun) at TOPANGA Cup (Tournament finals)



コメントはこの記事についたものとYOUTUBE、そしてこちらから。

技術論やキャラクターの強さランキングに関わる議論はおおよそ割愛させていただきました。


■オレがこの試合をまとめよう。

大吾、ノックダウンをとる。ベガ、リバーサル。大吾、ノックダウンをとる。ベガ、リバーサル。ベガ、前にダッシュしてちょこちょこっとダブルニープレス、何度もキック。大吾、ノックダウンをとる。ベガ、リバーサル、ノックダウンをとる。大吾、ブロック、またノックダウンをとる。ベガ、今度はリバーサルしないで、土壇場でガードの仕方がわからないことを思い出す。そして、ピヨピヨ星が出る。終了。

■↑オレが見たベガのリバーサルは1回だったけどなあ。1ラウンド目の最後のほう。残ったちょっとの体力を削ろうとしたとき。……ダブルニープレスはベガ最高の動きだよな。ダメージって意味でも、プレッシャーをかけるって意味でも。

とにかく、ものすごい接戦だったな。

■↑同意。彼のコメントを読んで、相当、しょっぱいベガなのかなって思ったけど、めっちゃいいプレイヤーじゃん。足技で試合を運んでた。(慌ててミスさせようと)ラッシュで攻勢をかけられても引っかからなかったし。マジで熱かったわ。

■決勝戦はかなりの綱渡りだったなあ。誰って言われたら、一番感動したプレイヤーは志郎。めちゃめちゃカッコいいまことだったわ。

大吾は絶好調だな。全体的にグレートな試合。それにしても、ユンとヤンは面倒なキャラクターだねえ。ざんぎたん(訳注:千葉神奈川連合軍チーム)と板橋ザンギエフ(訳注:高モチベチーム)には拍手を送る。相手を何人か徹頭徹尾、ぶちのめしたもん。

■EX必殺技の突進するパンチって、アーマーブレイク属性なんだな。ガードしても、ダメージはあるんだ。こりゃ、オンラインでEX必殺技パンチを使って狩るやつがいっぱい出るぞ。予言しとく。

■EX必殺技パンチ、大吾ですら乱用するんだなあ。

■大吾は、マジで冷静で忍耐強い。

■大吾って、心ってやつをもってるのか?

■すげえ対戦が何本かあったなあ!特に好きだったのは、ベガの7:05のテレポート。

■↑わかる!その後でもう1回テレポートしようとしたときは、大吾にやられちゃったけどね。最初のテレポートのときは、大吾が空振るってわかってたのかも。じゃなかったら、2度目のテレポートのときはもう、大吾のほうがタイミングを調整できてたか。

■やっぱり大吾って怖いやつだよ。こりゃ大吾が負けるって思ったけど、結局、ちがった。

■↑最近、大吾は米国に来てないからな。みんな大吾がもう頂点にはいないって思っちゃってるのが笑える。

やつは日本のアーケード・ランキングのNo.1だ。これ以上にガチなことがあるか?…

■↑大吾はおそらく、世界で唯一の「アルティメット・マスター」だぞ。
(訳注:筐体に差し込むプレイヤーのカードを介して、対戦の結果(バトルポイント)を集計し、40000 以上かつ上位100位までに入るとグランドマスター、BP 45000以上かつ上位1位をアルティメット・マスターとするクラス分け)

■正直言って、大吾がうまいこと勝てるのか疑問に思ってた。だって、マジでなんのウォーミングアップもしてなかったでしょ。決勝戦まで、全然出番がなかったんだから(対戦順が5番目。決勝戦までは、順番が巡ってくる前に片が付いていた)。でも、勝ったね。最後のほうはもうハラハラだったけど。

■土壇場の勝利だったな……。

■ヤンにますます惹かれてきた!(訳注:ユンとヤンは双子で、動きも似ているようです)でも、チキショー……大吾はユンじゃ、めっちゃ強え。今年のEVO(訳注:米国で開催される大規模格闘ゲームイベント)は、大吾が暴れそうだな、これは。

■大吾のチーム、結局、大吾に一度もプレイさせないで決勝戦を迎えたか。

最後に残った4チーム、キャラクターのバラエティが豊かだった。ベガのプレイヤーは大吾に勝つチャンスはあったのになあ。他のユンやヤンには難なく勝ってるしさ。

■そして、今年も大吾がEVOにやってくるわけだ。……すげえトーナメントになるだろうな。間違いない。

■実況が、すげえ。

■心から本当に、日本語がわかるようになりたい。実況の人がなにを言ってるのかひとっつもわからないのに、それでも聞いてて楽しかったぐらいだもの。

■あぁ……。オレが行くアーケードにユンが少なすぎる。この動画を見たら、絶対にユンかヤンを選ぶやつが大勢出てくる。
なのに、これまでのところ、オレが出会った、まあまあのユンは一人だけ。でも、こっちにミスさせようと攻勢をかけたはいいけど、過信してて、簡単にオレのカウンターを食らった。大吾が使ってるユンぐらい忍耐があれば、ハイレベルなプレイヤーと対戦しても、もっと怖いプレイヤーになれるのにな。

うまいユンともっと経験を積んで、このくすぶってるユンに対する小さな恐怖を振るい落としたい。EVOの前に。

■ねえ、大吾が『MARVEL VS. CAPCOM 3』やってる動画はまだ出てきてないの?このゲームって、3人キャラクターを選ばないとだめだから、大吾がどういうキャラクターでチームを組んでるのかマジで知りたいんだ。

■なあ、これだと、大吾はEVOじゃ厄介な存在になりそうだよなあ。基本的に、彼は一撃で日本のベスト・プレイヤーたちの何人かに圧勝だった。はっきり言って、米国に大吾を止められるやつがいるのかよ?………たぶん、リッキー?(訳注:去年のEVOの準優勝)

■↑お前はMago(訳注:日本人プレイヤー)を忘れてるよ。今年は、彼が出る。大吾がどれほど高みにいようと問題ない。Magoが勝ちに行く。

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■ハイタニに負けはしたけど、Sako、Kindevu、MRDを倒した、ランキングに入ってないザンギエフのプレイヤーがいたよね。これって、めちゃめちゃすごい話じゃない?

■おーまいがー。プレイのレベルが、死ぬほど高すぎ!!

■ジーザス。ベガのプレイヤーがあまりにもカッケー。誰か対戦を全部録画してる人いない?

■しっかし、決勝戦。ずいぶいんと早い段階でラスボスを登場させることになったもんだ。驚いたよ。

■ハイレベルで面白いプレイが何戦か見れたわ。もう次元がちがう。ハハハハ……。

■盾になって、大吾を最後まで登場させないなんて、なんちゅうか、一筋縄でいかんチームだねえ……。

■志郎のまこと、素晴らしい。

■ビースト(訳注:梅原大吾の海外でのニックネーム)が帰ってきた!!まことのプレイヤー、ナイス!

■ユンが強すぎるって、泣き言ばっかり言ってた人たちいたよな。あいつらが言うほど、ユンは凄くないってことがこのイベントでわかったんじゃない?大吾が、勝つためにあれだけ必死でプレイしなきゃならなかったぐらいなんだから。

■大吾が誰を使おうとたいした意味はない。彼はピンチに強いってこと!

■またもやビースト、大暴れか。

■残念だ。志郎、僅差だった。

■オレ的には、しろいたちとハイタニが、世界最高のまことプレイヤー。今夜の対戦だけで判断してるわけじゃない。Youtubeでチェックしてみろ。もう、まことが、これ壊れてんじゃないの?って思っちゃうぐらいにすげえ。

■↑あれ、しろいたちじゃないよ。志郎。『ストリートファイターIV』ではアベルのプレイヤーだった。

■最後まで、チームの力もボスも温存しちゃったな。相手チームは、その前の対戦からもうある程度、勢いがついてきてたのに。ときどとMagoが負けたのは、そのせいだろう。まだ本調子じゃなかったんだ。

他のチームが良くなかったってことじゃないよ。逆。むしろ、相手チームには、最強のベガ、それから、たった一人でマゴ、ボンちゃん、ニャン師を倒した大暴れのまことがいた。大吾相手にもあと2ヒットってとこだったし。相手チームはよくやったよ。
でも、大吾ね。アルティメット・マスター……。最後は、野獣(ビースト)が解き放たれて終わりって話だ。

(訳注:野獣が解き放たれる=The Beast is unleashed.これは海外では梅原さんのキャッチコピーと言ってもいいほどの有名な言葉のようで、この動画で使われたのが最初のようです。
こちらのカナダの格闘ゲームイベントのトレイラーでも、「2010年11月13日。カナダの歴史で初めて、…野獣が解き放たれる」という梅原さんの登場を宣伝するキャッチが冒頭からいきなり入っておりました。)

■↑なんでそう、Magoとときどが負けたことを言い訳したがるんだよ?ファンボーイってのは、やれやれだわ……。彼らは日本でプレイしてるってことを忘れてないか?日本じゃ、彼らと同等にプレイできる人たちがいるんだよ。

■アルティメット・マスター、大吾がおいしいところを全部もってったな。おめでとう。志郎のまことは、世界最高だろうとオレは思うよ。

■ありえねえだろうが!
大吾、Mago、それにときど?こんなチームに誰が勝てんだ!ふざけんな!

■『スーパー・ストリートファイターIV AE』。好き。だって、有名プレイヤーがほとんどメインを変えるでしょ。でも、もう志郎は、まことをすっごいスキルでプレイしてる。

アメリカは日本のことを「ずっと同じキャラクター使う」って言うけど、そういうわけじゃないと思うよ。日本人は、キャラクターを選んだら、それをマスターする。別のキャラクターに変えたら、それもマスターするんだ。

アメリカを煽ってるわけじゃない。アメリカのプレイヤーだって、良いんだよ。でも、一つ確実なのは、アメリカは、もともとのキャラクターの強さで誰が上なのかしか考えてないってこと。

■おいおい。大吾のチーム、スーパー・チームじゃねえか。

■信じられん。ほぼほとんどのトップ・プレイヤーたちがメインを変えてるんだな。志郎がまこと。ふ〜どがフェイロン。ニャン師がサガット。

■このトーナメント、出てるプレイヤーが凄すぎる。異常だろ。よかったよ、この人たちみんながEVOに来るわけじゃないってのが。

■Mago、ときど、Sakoは確実に今年、EVOにくるよ。

■まあ、ユンを使ったことで、大吾が強いキャラクターしか使わないプレイヤーだって文句を言うこともできる。
けど、大吾がどんな状況でも一番ダメージが高いコンボを出せるっていう事実は変わらん。(大吾がリュウを使ってたときの)相手からの攻撃を避けたついでに、起き上がりに昇龍拳なんて攻撃、お前らブロッキングできんの?

相手チームのまことのプレイヤーは凄かった。ベガのプレイヤーも。僅差だよ。ただ、大吾のユンのEXパンチのラッシュが良すぎたんだ。

■オレ、ストリームで見てたけど、ユンのプレイヤーはたくさんいたと思うよ。みんな負けちゃったけど。

■トップの3チームにユンが、大吾一人だけか。いい感じだ。

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■決勝の志郎はすごかったわ。誰を応援していいかわかんなくなったぐらい。でも、最後に大吾のプレイを見れてよかった。

■早くキミの対戦が見たいんだよ!大吾!

■ああ、もう大吾の(リュウを使っていたときの)FADCからウルトラっていう技がトーナメントで見れないんだなあ(涙。

■大吾、もう『ストリートファイター』をプレイするのはやめてくれ。他の人にも勝つチャンスをあげようや。

■実況がめちゃくちゃ大好き。すっごく試合を盛り上げてるよね。EVOの実況も、これを参考にしないと。それと、まことの試合、カッコよかったよ。一つ良い試合を挙げるとしたらこれだね。

■大吾………すげえ。この男のユンを尊敬する。オレが言いたいのはそれだけだ。

■イエス!やっと大吾の動画がきたよ。アップしてくれてありがとう。

■ユンはそれでなくても強いキャラなのに、………そのうえ、大吾が使うとか…。

■トーナメント自体も、試合もグレート。ストリームも一流。オレのiPhoneでさえ、信じられんクオリティだった。

■志郎。オレの大好きなアベルのプレイヤーが、オレの大好きなキャラクター、まことにキャラ変えだなんて。これは、オレ、恋に落ちたと思う。

■大吾、すげえ度胸。(+56)

■ウメ昇龍はもう見れない。今は、ウメ掌底か。

■日本でチャリティのためのこういうイベントがなかったら、大吾はプレイしてなかったかもしれない。こもってた彼を引きずり出してくれたってことでも、価値あるイベント。

■↑「こもってた」って。この男はアルティメット・マスターだぞ?!(訳注:=アルティメット・マスターになれるほどプレイしている)。

■大吾vs.マーン(訳注:米国の格闘ゲームプレイヤー)=ユンvs.ユン=ビーストvs.バカ。この対戦は、EVO2011に必要なものだよな。

■大吾、どうしてそうハンサムなんだよ。アイラビュー!キミはオレのアイドル!

■弱体化が必要なのは、リュウでもユンでもない。大吾だ!バカどもが!(+72)

■周りは大興奮なのに、大吾は冷静(笑。

■大吾はもう怪物じみてる。どうやってかわからんけど、最初のラウンドを負けた後はもうベガのゾーニング・テクニックを読んでたよな。明らかに人間じゃない。

■ユンが掌底でゲージを伸ばすところ(2:38)。ゲージの伸びがめちゃめちゃ速えええ。かといって、攻勢をしかけることもできないっていう。やったら、掌底がこっちに当たっちゃうからな(2:22)。

■5:15のところ。大吾、まっすぐ相手に向かって歩いてってる。なんていう怖いもの知らずだ。



どこのサイトでも、実況のかたが非常に褒められていました。「言葉はわからないけど、気持ちがあがる」という理由のようです。


毎度のことながら、格闘ゲーム独特の用語、略語、技名、試合運びの言い回し等は、適切な日本語の表現があるのだろうとは思うのですが、わたくしの知識と能力が足りておりません…。適宜、脳内で補完していただけますと幸いです。



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posted by gyanko at 18:00 | Comment(56) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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