2011年06月01日

海外の反応 - 日本のルナリング構想:未来のエネルギーは月面で作る!-

本日はこちらから。
壮大な計画でございます。詳細はこちらと動画から↓。

シミズ・ドリーム 月太陽発電 -LUNA RING-



月をミラーボールにしようという日本の計画:地球のすべてのエネルギーをソーラーパネルの『ルナリング』で供給する

まるでSF小説のような話だ。…ソーラーパネルで月を帯状に覆い、そこで作ったエネルギーを地球に送ろうというのだ。

月を巨大なミラーボールにし、ロボットを使って地球の全エネルギーを供給するという計画が、日本の科学者たちによって明らかにされた。

この壮大な計画は、月面から地球の受電ステーションへマイクロ波レーザー光としてエネルギーを送ることで、1万3000テラワットの連続太陽エネルギーを供給しようというもの。

この計画を公表したのは、日本の大手建設会社、清水建設の研究部。計画では、月の太陽光が当たる側の赤道上に、長さ6800マイル、幅248マイルに及ぶ帯状のソーラーパネルが12マイルの幅のアンテナ付きで設置される。

日本では、3月の津波による福島原発の危機によって、代替エネルギーを見つけようという探求が加速している。

この計画の具体的なスケジュールは発表されていないが、実現されれば、史上最大の公共インフラ事業となる。

清水建設は公式サイトで、「有限の資源を節約しながら使う時代から、クリーンエネルギー無限利用の次代へ。すべての人類の究極の夢」と謳っている。

「私たちの月太陽エネルギー、ルナリングのコンセプトは、進化した宇宙工学と結合した独創的なアイディアで、夢を現実にします」。
「無限で無公害の太陽エネルギーこそ、自然エネルギーの究極の源であり、私たちの暮らしにも自然にも繁栄をもたらします」。
「清水建設は、ルナリングを人類と地球の永遠の共存のために提案します」。

清水建設は、この計画なら、悪天候による効率の悪さもなく、全世界のエネルギー需要を満たせると主張している。

再び宇宙飛行士を月に旅立たせ、ロボットの協力を得て仕事を始めるとなると、クレーターだらけの月面を水平にする作業が必要となる。

清水建設によると、月の砂から、この計画に必要な水、コンクリート、酸素、セラミックを作ることができるという。

メンテナンス用の材料を運搬する鉄道システムの建設もまた、この計画に必要なものとなる。

清水建設は、フランスで開催される次のG8サミットでこの計画の発表を行うことが決定している。G8サミットでは、自然エネルギーの生成が大きな議題になるだろう。

福島原発危機にもかかわらず、管首相は原発利用を続けていく意向を述べるのではないかと予想されてはいるが、このテクノロジー先進国で再生可能なエネルギーの利用を前進させる計画も同時に明らかにされるはずだ。●



コメントは、この記事についたものとこちらから。


■良いことばかりだ。ただ、屋根にソーラーパネルを設置する費用はバカにならんだろ。月面にソーラーパネルを6000マイルにわたって設置するとなると、採算とれるものなのかね。(+1)

■月ってアメリカの領土じゃないかと思うんだが?そう主張してなかった?(-6)

■すべてが真新しいアイディアというわけじゃないけど、このプロジェクトを進めるためにどれだけ投資するのかが興味深いところだね。

理論上、計画に必要なものはすべて、ロボットによって月面に建設されるかもってことだよね。人間の手ばかりじゃなく。人間の代わりになるロボットや乗り物を作るってことにもなる。(+1)

■良いアイディアだなあ。ロボットは他のオートメーション機械とかより、はるかに頑丈に作らなきゃならないから、高くつくだろうけど、もう他の惑星にもそういうのは送られたことあるものね。

ただ、小さい隕石がぶつかって、ソーラーパネルが壊れちゃうなんてことはないのかな?それから、月って大気がないよね。隕石の軌道を変えたり、焼き尽くしたりってできるの?

■レーザー光やマイクロ波でエネルギーを地球に送るってのが、グッドアイディアだと思う。ただ、気体分子って、強いエネルギー刺激にさらされると、均一開裂しやすいでしょ。オゾン層にどのぐらいの影響があるのか考慮したいところかも。

■エクセレント!去年、月の土地を1平方マイル買ったんだよね。こりゃ、賃貸で儲けられるな!税金システムができるまでの話だろうけど…(笑。(+2)

■めちゃめちゃクールな話だよ。なんでこれが新聞の一面にならない?セレブの報道禁止命令がどうした、情報がもれてどうしたのってことよりさ。だろ?(+16)

■月をソーラーパネルで覆うことに関しては、オレたちにも口を出す権利があると思うんだが。月が日本のもんってわけじゃないだろ。(+3)

■グレートなアイディア。みんなでやれば、実現できる。ただ、高エネルギーを使った武器に利用したがる国もたぶん出てくるなあ。(+2)

■僕んちの屋根にソーラーパネルを設置するのだって経済的なことじゃないのに、これって実現可能なことなの?月にソーラーパネル。248X6800平方マイルだろ。それをロボットで設置してメンテ。それに、マイクロ波かレーザー光で地球にエネルギーを送る設備。計算してみろ、笑えるぞ。(+2)

■ワオ。驚異だな。でも、まあ、先に原発をなんとかできるといいなと願ってるよ。(+3)

■素晴らしい考えだが、月に住んでる宇宙人から建設許可もらったのか?(笑(+13)

■これって、光量子タイプの武器に簡単に転換できるかもしれないぞ。でもって、オレたちの街にドカン!だ。…『007』映画の見すぎか(笑。安定剤飲んで寝るわ(笑。(+16)

■アイディアはすごいが、月から送られてくるエネルギーでオレたちがカラッとあがってフライになるなんてことないだろうな?(+6)

■オレたちだって、こういう未来のテクノロジー競争の中にいなきゃだめだ。議論してるばっかじゃなく。(+2)

■僕、科学、テクノロジー、発明好きなんだけど、マジメな話、地球にソーラーパネルや風力タービンを設置して維持してったほうが安上がりだよ。月面より!(+2)

■古いニュースだ。最初に報じられたのは1年前だからね。地球に1万3000テラワットのエネルギーを送るっていう彼らのやり方が当たることを祈っとこう!(+1)

■僕の望遠鏡で、宇宙飛行士たちが月面で作業するのが見れたら面白いだろうなあ!そうすぐには実現しないだろうけど。……まあ、月面にこういうものを建てるってなったら、抗議する人はたくさんいるだろうね。(+1)

■日本人はシンプルにスゴいよ。前世紀に傷つきながら、自分たちの国の文化もなんとか守っていこうとしてるし、こういう素晴らしい未来のコンセプトを考えだしてくる。
一方で、世界の他の国は、有限の石油資源をめぐって小競り合いだ。イースター島の人たちが、最後の1本の木をめぐって争ったのと似てるよね。(+1)

■世界の3分の1は陸地だ。で、その中には、住人のいない土地がたくさんある。サハラ砂漠みたいな。まず、ここが第一の太陽エネルギー生成場所だよ。地球上でできるのに、わざわざ莫大な費用のかかる月面計画に向かうのはなぜ?

砂漠じゃなくても、海にパネルを浮かべる手もあるかもしれない(エネルギー移動とか貯蔵法の問題はあるけど)。潮流、海流をエネルギーにするのもある。……みんなが月面構想でワクワクしたいっていうなら、僕は同じぐらい大きな、地球を基盤にした案をここにすわって考えるよ…。(+13)

■SF小説みたいか。だって、まさにそうだもの!日本人は地震から復興するのに忙殺されてるもんだとばっかり思ってたのになあ…。(+2)

■いいんじゃない?ただ、月面に「清水建設」の名前がピカピカすんのはやだよ(笑。(+4)

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■ヒューヒュー!

■こういう宇宙へ広がる計画をもてたらいいよね。ただ、月面クレーターが、まず当面の問題だな(訳注:=隕石が多い)。
耐破損パネルを作ってくれるといいなあって思う。隕石にも大丈夫なように。人類みんなの利益にもなるだろうし。

■↑月ってのは、地球に比べたら、隕石の衝突って少ないんだよ。ただ、大気がないから小さい隕石でも燃え尽きずに当たっちゃうし、地球より隕石跡(クレーター)が長く残るんだよ。

どっちにせよ、地球の軌道上を巡ってる衛星に隕石が当たることに比べたら、たいした問題じゃない。

■良い考えだけど、これだけのパワーをもっちゃうと、どっかの政府が宇宙から都市に向けてハイパワーのレーザーを撃つなんてことになりそうでゾッとする。

■↑小僧、コミック本を読むのはそこらでやめておけ(笑。

■↑そうそう。そして、コミック本を手放した手で新聞を取るんだな。

■心配なのは、夜の象徴である月の外観が台無しになったりしないかってこと。月でこういう計画を進めることに他の国々がOKを出すかってことは考えてるのかな。それに、この計画が実現する頃には、もっと信頼性の高い核融合エネルギーが出てきて、月計画は夢物語になりそう。

■なんで、帯なの?全面を覆おうよ。

■こういう奇想天外なアイディアって大好きなんだけど、清水は、このシステムを建設できる場所が地球にだってあるってこと忘れてない?宇宙旅行やレーザー設備、メンテの経費だって省けるよ。

■↑ソーラーパワーってのは、地球上だと効率が悪いって考えられてる。大気のせいでエネルギーの偏向が起きて、地球に届くころにはすっかりエネルギー量が少なくなっちゃうんだ。言い換えると、大気のある場所では効率が上がらない。

それと、レーザー設備の経費なんて、そこで得られるパワー出力を考えたら屁みたいなもんです。

■エクセレント・アイディア!

■クレイジーであると同時に素晴らしい計画だ。現在の政治、経済、気候から言えば実現は絶対に不可能。世界のいくつかの国から物凄い抵抗にあうだろう。でも、僕は、この並外れた考え方をほめたい。こういう新しいコンセプトを僕らは必要としてるんだもの。



本当に、SF小説のような世界です。
コメントは、計画の壮大さを称える一方で、懐疑的な声も少なくありませんでした。それはそうだろうなあ…。

個人的には、次のエネルギーは月からだってよ!月!……というときめきを感じます。



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posted by gyanko at 22:04 | Comment(114) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする