2011年07月03日

海外の反応 - AKB新メンバー、江口愛美 -

本日はこちらから



そんなに完璧ではないプリンセス:日本の音楽プロデューサーが、コンピューターで作った歌手で、多くのファンたちの心をもてあそぶ。

AKB48 アイスの実 Aisu no Mi CM (with Eguchi Aimi 江口愛実)


多くのファンたちにとって、今話題の日本の歌手、江口愛美はパーフェクトなポップ・スターだ。
だが、一皮むけば、彼女のデリケートな顔立ちもきっちりと整えたヘアも、すべてが順調だったわけではない。

うんざりするほどスイートな、このポップ・アイドルは、AKB48で一番魅力的なメンバー6人の写真をコンピューターで合成して生まれた。彼女の高い声も、ある俳優の声を自動調整したものにすぎない(訳注:声は、12期生の佐々木優佳里)。

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写真(上):コンピューター生まれの江口愛美。日本のキャンディのCMで、微笑みつつ手を振る。このCMでファンの間に疑惑が生まれた。


16歳とされる、この日本のガール・グループのスターを追いかけていたファンたちは、愛美の真実にショックを受けている。

愛美が、AKB48に加入したのは今年の初め。AKB48は今、日本の音楽シーンにセンセーションを巻き起こしているグループだ。

メンバーは61人。日々、東京の劇場でパフォーマンスを披露しながら、新メンバーになるべく多くの10代の少女たちが競争を繰り広げている。テレビのヒット番組にも出演中だ。

AKB48の愛美のプロフィールによると、彼女は16歳。陸上競技の経験がある、埼玉生まれ。集英社の『週刊プレイボーイ』の表紙でデビューした。


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写真(上):ポップ・シンガーの製造過程。オンラインで公表された動画で、右側の本物の歌手からどのように顔の特徴をとり、左側の愛美の顔に溶け込ませたかがわかる。

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写真(上):口を開いているところ。プロデューサー側は、右側のポップ・スターの口元が愛美にとってパーフェクトと考えた。


愛美が、下っ端の練習生として加入したとき、AKB48の熱心なファンたちは疑問を抱きはしたが、すぐに愛美は、グループ内で最も認知されているメンバーたちとともにキャンディのCMに出演した。

だが、眼力鋭いファンたちは、愛美の誕生日2月11日が、このCMのキャンディ・メーカー、江崎グリコの創立日と同じであることに気づいていた。

この企業のスローガンは「ひとつぶ300メートル」。このあたりも、愛美が好きな陸上競技の300メートル短距離走を連想させる。

AKB48のマネージメント会社は、江口を守ろうと試みた。「実在しますよ。12期生のオーディションで取れなかったので、急きょ採用しました」とはマネージメント側の弁。


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写真(上):右側の実在の歌手と愛美が似ているのはあきらかだ。

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写真(上):頭の形とアゴのラインがほぼいっしょ。

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写真(上):愛美の目が、このガール・グループの歌手からデジタルに移植されてるのがはっきりとわかる。


しかし、結局、とあるサイトが、彼女たちのプロデューサーが愛美の顔をどのようにして作ったかという動画を公表し、この企画の真実はばれた。
Singularity Hubによると、「江口愛美を作るにあたって、多くの作業が行われた」という。「実在する人々の競争と同じぐらい、ファンにアピールするCGスターを作る時代になりつつあるのか」とSingularity Hubは伝えている。

動画では、グラフィックの専門家たちが、キャンディのCMに出演する、最も魅力的なメンバー6人の顔のつくりを調べている様子がわかる。

AKB48 - Making of Eguchi Aimi 江口愛実 HD


専門家たちは、それぞれの少女の目、鼻、口、ヘア、体型、顔の輪郭、眉をコンピューター・イメージとして取り込み、デジタルで融合することで、グループの「パーフェクトな」メンバーを作り上げた。

愛美は売名目的の企画だという解説者たちもいれば、もしファンが疑問を抱かなかったら、この偽者はどれだけ長い間通用していたんだろうといぶかる向きもある。

日本では、コンピューター・グラフィックで作り出した想像上のポップ・スターを使うというトレンドが成長中だ。

アニメ・シリーズ『けいおん!』には、全員女の子のバンド、『放課後ティータイム』が登場するが、この想像上のバンドが2009年にリリースしたアルバムは週間チャートの1位に輝いた。

ChannelNews Asiaは、「動画は江口のファンたちに衝撃を与えたが、江口の顔だちは、コンピューター・グラフィックの巧みな利用というより、(訳注:AKBのメンバーたちの)良い遺伝子の結果なのだということをファンたちに納得させてくれるものだ」と報じている。●



コメントは、この記事についたものと、こちらから。


■もう何も信じられないよ。ぜんぶ幻覚じゃないか!たぶん、僕たち自身も幻覚なんだよ……。(+10)

■ウィリアム・ギブソン(訳注:米国のSF作家。コンピューター上のバーチャル・リアリティの概念を作った)が、大好きそうな話題だな。(+6)

■ワオ。感動的な捏造じゃないか。この技術的手腕はほめられてしかるべきだろ。(+144)

■ガールズ・アラウドに起こったことと同じだろ。あそこだと、シェリルがCGだ(笑。(+62)

↓シェリル・コール。

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■アジア人ってのは、ほんっとにビューティフルだよ。(+103)

 ■↑アジア社会に住んでると、平べったい顔の不細工なアジア人だっているってわかる。どんな社会だって同じこと。ただ、奇妙なのは、西欧的な造作のほうが魅力的だって考えられてるってこと。そこがちがうね。興味深いところだよ。(+18)

■笑いごとじゃないぞ。いずれ、こんなふうに現実の人々をデザインする時代がくるんだから…。(+56)

■でも、彼女の顔、ちょっとバランス取れてない感じがするんだが。(+10)

■すごいテクノロジーだ。ただ、彼女の耳は誰からだったの?(+4)

■彼女たちみんな、すばらしくきれいだねえ。(+8)

■『シモーヌ』ってアル・パチーノの映画を思い出したよ。(訳注:バーチャル女優の作成プログラムをめぐるSF映画)。(+13)

■この日本の女の子たち、大好きだ。彼女たちにはすっごくスイートで、スペシャルなものがあるよ。
日本が、悲惨な災害から早く復興することを祈ってる。(+24)

■つまり。私たちに商品を売るために、魅力的な人々を選び出して使ったコンテンツというんじゃないんだな。私たちにさらに商品を売るために、人工的に魅力的な人々を作り出して使ったコンテンツってことだ。

若い女の子が自分に満足できずに、美人になろうと整形手術を受けるより賢いことだと思わないか?
若い女の子たちが不可能の可能にするためにあがくっていう未来に、私たちは向かいつつあるからね。(+15)

■目にするものすべてを手に入れられるわけではない!今あるモデルたちだって、フォトショップで加工された偽者だろ。これに比べたら、完璧な顔だちではないにしろ。(+17)

■日本から戻ってきたところ。あっちのテレビ番組は、こんなふうな幼稚な知性のものばっかり。彼女たちみたいな衣装を着て、耳をつんざくような声で話す。ずっと英語のチャンネルばっかり見てたよ。

日本の人たちはすっごく礼儀正しいし、フレンドリー(受身ではあるけど)。でも、この手の番組に彼らがじっと我慢してるってのが理解できない。(+26)

■フィルム・スタジオにとっては、お金の節約になるよね。だって、俳優に出演料払わなくていいんだもん。(+48)

■ひどい歌だなあ…。コンピューター・グラフィックは魅力的なのに。(+6)

■別に誰かをもてあそんだわけじゃないだろ。だって、周知のことなわけでしょ。作りものだっていうのは動画のクオリティでわかるし。(訳注:本物かどうか判別しにくい)キメのあらいバックステージ写真をわざとリークしたとかでもないわけでさ。

この記事ではスキャンダルみたいな書き方してるけど、ちがうよ。

それと、このグループって、ソニーよりも任天堂よりも地震救援のために寄付してるんだよね。(+16)

■面白い。偽者に過ぎないけれど、あたかも本物のようにエアブラシ処理されて、振り付けされて、声も自動調整された歌手登場ってわけか。(+73)

■それにしても、どうして彼女の顔の左側を右側より大きめに作ったんだろう?人間って、左右対称が一番受けがいいって言われない?(+14)

■この子をメンバーで最高の容姿に作るつもりだったんだろうけど、眉のモデルになった子が、CGの子よりかわいいと思うんだけどなあ。(+17)

■ハリウッドがスターを作るやり方より、安全だと思うね。…これは、ビバリーヒルズの整形外科医を怒らせることになるよ、絶対。……新キャラクターは、きれいだ。明るい自然な感じで、わざと完璧じゃなくしてる。整形よりぜんっぜんいい!よくやったよ!(+8)

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■うん、面白い。こういうやり口はちょっと不安を感じもするけど、日本の人口甘味料的仕事って話にすぎないのかもな。

■「そんなわけだから、キミはクビだ。今まで一生懸命働いてくれてありがとう」ってことになりかねんよな。

■不気味の谷が、これほどたくさんのキャッチーなJポップでいっぱいになるとは思わなかったよ。まあ、振り返ってみれば、こうなることはわかっていたことなのかな。

 ■↑Jポップは、不気味の谷のサウンドラックと言っていいよ。そうだな、これか、Kポップ。韓国と日本は、こういう工場生産型のバブルガム・ミュージック(訳注:1960年代後半から1970年代初めに流行った、子ども向けの単純明快なロック音楽)で競い合ってる。トップをとるのはどっちなのかね……。

  ■↑世界中そうだろ。

■ついに完璧な女性が登場したわけか。「完璧」っていうのは、ありえたとしても、……悪夢じみてたり、病的だったり、気味が悪かったりするもんなんだけどね。

■こういうテクノロジーの使い方は、認める。

 ■↑僕もだな。僕から見ると、すっごい自然だもん。……不気味の谷はほとんど感じないね。もうちょっと頭とか顔の動き、アイ・コンタクトがあったら、かなりパーフェクト。

みんなメイキング・ビデオを知らなかったら、コンピューターで合成したんだなんて考えてもみなかったんじゃないの?

「人間の判断」の研究するのに、大きな意味があるとも言える。人間の顔のつくりがどんなふうだと人はそれを美しいと思うのかっていうね。

■少なくとも、日本の科学者たちは、彼女を「似たり寄ったりの、どっかで見た顔」にはしなかったってこと…。

 ■↑確かに。

■こういうのがあるから、ウィリアム・ギブスンは未来について書くのをやめちゃったんだろうなあ。

■おお……アイスの実って、最高よ。暑いジメジメした東京の夏には!

■うわぁ…。吐き気がするよ。十分に偽者くさい。順番にメンバーの女の子たちを見せてたほうがよっぽど楽しめるって。

■声を『ボーカロイド』にしろって。そうしたいんでしょ、本当は。わかってるんだから!やっていいってば!

もう『ボーカロイド』は嫌われてる!気持ちの悪い魂のない、憎悪の対象だ!これ以上失うものはない!行け!日本!責めたりはしない!約束する!

■アップルあたりが、こういうことを研究しはじめたらどういうことになるのかなあ。

■もうすぐこういうのが、デカい企業のスターになるんだろう。人工的に作れて、好きなだけ搾取できるんだから、もう人間なんか要らないよ。偽者なんだから、1セントも払う必要ないしね。

■これのアイディアをどっからとってきたか、オレは知ってる。『あいこら』だ。(訳注:女性の「パーツ」にうるさい好みと強烈な愛情をもつ主人公、前田ハチベエ。彼と、彼好みのパーツをもつ数人の女性たちとの騒動を描いたラブコメ。)

■AKB48のファンとして言いたい。メンバーからパーツをとって、キメラを作り上げるっていうのは、どこか気味が悪いよ。フランケンシュタイン的悪夢というかさ…。



高橋みなみという子の顔が、昔のヨーロッパ映画の女優さんみたいな顔だなあと思います。ロミー・シュナイダーとか、そのへんの。



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タグ:AKB48
posted by gyanko at 08:49 | Comment(66) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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