2011年07月15日

海外の反応:日本には、酷暑をしのぐための冷却スプレーというものがある。

お暑うございます。
本日はこちらから。


クール・ジャパンの製品で、日本の夏に勝つ。

夏といえば花火かもしれないが、日本の夏はとにかく湿気が多い。

この酷暑と戦うため、日本企業が面白い新製品を登場させてきた。氷のように冷たい冷却泡スプレーだ。これは、使えば瞬間で温度を下げる製品として宣伝されているものだ。

日本の男性向けコスメ・ブランド、ギャッツビーやUnoは、冷却用ボディペーパーフェイシャルペーパーでも高い評価を得ている。こうした製品は、びっくりするほどの冷たさを感じさせてくれるだけでなく、顔の脂も同時にとってくれる。

ギャツビー アイスデオドラントボディペーパー アイスシトラス 徳用 30枚 ギャツビー アイスデオドラントスプレー アイスシトラス 135g

冷却スプレーもペーパーも新しい製品ではない。が、日本の人々の毎日の暮らしの中で「節電」が差し迫った問題となっている今、こうした製品の今夏の需要は大きな盛り上がりを見せている。

この冷却泡スプレーからさらに一歩、前進した商品も登場している。冷たい泡を吹きつけると、それが固まり、手首にまきつけて使えるという、なんとも魅惑的なイノベーションだ。

ice-cold-spray.jpg

北極物語』のような商品は、クール・ダウンのまったく新しい方法を提供している。便利なだけではない。どんな形にもできるのだ。冷たい腕時計型にもできれば、いっそ体にイタズラ書きだって可能。この青い泡の感触は綿飴のようだ。押しつぶすと、気泡がふくらみはじけて、すぅっとする涼しい空気を送りこんでくれるのだ。

↓『北極物語』と『アイス・パーク』の使用例。
Japanese Summer Cooling Sprays


アイススパーク』のほうも、日本の夏を似たような方法で解決する製品だ。
スプレーすると、-9度のシュワシュワとした泡が肌を覆って、驚くほどの冷たさで満足させてくれる。泡がはじけるパチパチという音も耳に心地良く、ジェルは肌にべたつきも残さず数秒で乾く。また、このスプレーは、シトラスの香りのデオドラントとしても使える。

ice-cold-spray-2.jpg

「節電グッズ」という用語が作られ、日本の酷暑対策のための新商品を開発している日本企業が何社かある。
東急ハンズは、ホビー、リフォーム、ライフスタイル製品を中心に扱っている日本のデパートだが、1フロアすべてをこうしたクーリング商品にあてている。

ここでは、さまざまなアイディアの冷却スプレーが商品棚に置かれている。吹きつけると-15度のミストで、靴の中や服、タオルやハンカチを冷やす『SAVANNA50 ブリザード』なんていう商品もある。

ice-cold-spray-display.JPG

東急ハンズに並んでいるのは、スプレーばかりではない。アイス・マスク、0度枕、首に巻くパッド、バンダナ、通常の製品に冷却性能を加えたたくさんの発明品が揃っている。

japan-cooling-products-3.jpg

濡れるのをいとわなければ、肌にひやっとした感触を体験できるジェルやバーもある。
ギャッツビーのアイス・タイプのフェイシャルシートやボディシートは、日本の人々の間では大変な人気だ。熱を冷ますデオドラントというだけでなく、脂もすっきり。

もちろん、こうした製品を入れる、日本ならではのかわいいケースも売っている。これがなきゃ日本は語れない。

Chopper-Ice-Pack-Cooler.JPG

もっとも、『北極物語』や『アイス・スパーク』のようなスプレーは、厳密にはエコとは言えないかもしれないが、エアコンや扇風機とはちがって、節電しつつ酷暑に耐えうる手段を提供してくれる商品なのは確かだ。●



コメントはこの記事についたものと、記事中の動画、そしてこちらから。


■これはスゴいわ!米国にこういう商品を今こそもってこないと!そしたら、ニューヨークの夏の暑さの中で、ちょっとスプレーして涼しくなるなんてことができるかも。

■日本の研究者ってのは最高だな。

■アイディアを考えつくことに関しては、日本人ってのはいつも素晴らしいよ。Sugoiiii …

■うん、すごいね。スプレー缶はオゾン層を破壊するフロンガスを出すものもあるけど、長期的に見てリスクがあるってことより、やっぱりそのときの満足感だよなあ。ポンプ式とかにすればいいのかな?

 ■↑まあ、スプレー缶にフロンガスを使ってる場合だけだよ。今は、新製品にフロンガスを使うのは違法だし。

■どうすれば、これ、アメリカで手に入る?

■ワオ!!! こりゃ素晴らしい商品だ。日本は、革新的な新製品を作るのを決してやめることはないんだね。

■日本の製品大好き!ここイタリアでも、こういうのが売ってればいいんだけど!

■誰か、このこういう商品をヨーロッパで買えるところ知らない?eBayを探しまくったんだけど、ない。こういう目新しいものって大好きなんだよね。

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■これってどういう原理?誰か知ってる?

 ■↑これって、ブレスレット型のヒーターと似たような原理だと思う。手首とか首みたいな大動脈が通っているところに巻くと、血流を冷やして、その冷えた血液が体を巡って体温が下がる。……って、全然、ちがうかも。誰か、

  ■↑ありがとう。でも、そういう意味で聞いたんじゃないんだ。この冷たい泡をどうやって作ってるのかってこと。

■ワシントンD.C.の郊外に住んでる。電力供給はPepcoなんだけど、いっつも停電だよ。ときには、ぶっつづけで何日も停電なんてこともある。5月の初めのことだけど、一度なんて、オレのマンション、華氏90度(訳注:約摂氏32度)になったんだぞ。この商品をもってたら、どんなによかったろう…。

 ■↑ワオ……。アメリカは、早く先進国の仲間入りしなくちゃね(笑。僕のところでは、停電なんて、前に起こったのいつだったか覚えてないぐらいだよ。チャブ(訳注:労働者階級の乱暴者のテーンエイジャーを言うイギリスの言葉)が変圧器から銅線を盗もうとして、事故って死んだとき以来かな。それだって、3時間で戻ったし。僕、イギリス住まいなんですけどもね。

  ■↑ちっせー島国に住んでるっていいわねー!(笑。

  ■↑チャブだって!(笑。米国にも、ほしいわー、それ。…なんてな、いらねえわ。送ってくんなよ!

   ■↑ハワイあたりに送ってあげるから、火山の火口にでも放り込んどいて。

    ■↑爆笑した。

■2年前の夏、日本で働いてた。オフィスじゃみんな扇子を使ってたよ。首のまわりに、濡らしたハンカチを当てて、ほっと一息っていうのも珍しくなかったな。こういうのと似たようなコンセプトだと思うよ、こういう商品って。

■こういう冷却性能をもった下着を作ってくれたら、2個は買うね。

■こういうので下着を作ったら、記録的な暑さの中でも震えがきそうだな。

■夏の東京がどんだけ暑いか理解しないとだめだよ。温度じゃないんだよ、湿度がすげえ。アリゾナ、ラスベガス、メキシコ、パキスタンでも暮らしてたことあるけど、東京の暴力的な酷暑とは比べものにならん。

 ■↑うん。今年の夏、どんだけ暑いんだろって考えるだけで身震いがする。6月に日本に滞在してたんだけど、それでも想像してた以上に暑かった。湿気がもうビッチって感じ。今より、6月のほうが暑かったんじゃないのかとは思うけど。

 ■↑南オンタリオの夏って感じに近いのかな…。

■これはどのぐらい冷たさがもつのかな?

■数週間先に東京に行くんだが、これ、絶対買うと思う。

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■動画見てたら、ベーコン食いたくなったわ。

■よくわかんないけど、たぶん日本人とか、他のアジア人って、ヨーロッパ人や中東の人みたいに毛深くないから、こういうのが使えるんだよ。
ステキな発明品だとは思うし、彼らみたいな毛深くない人たちには有効なんだろうけどね。
オレたちみたいな毛深い人種でも、こういう泡モノが使えたらいいんだけどねえ。

■ここブラジルになぜこれがない。………あったらどんなに使えるか(泣。(+27)

■日本にいる。砂漠の暑さにフロリダの湿気。コレ、試してみた。涼しいのは一時的なものではあるけど、何もないよりいいね。
ショウノウ精油とかペパーミント・オイルとか、ちまたにもっと効くのが売ってるけど、CNNみたいなとこってこういうのばっかり奇跡の暑気対策みたいに言うんだよなあ。

■日本よ、キミはときどきえっらい変わったしょうもない商品も思いつくが、同時にこんな冷却スプレーなんてものも発明してくる。だから、キミが大好きなんだよ。

神より。

■どっかオンラインでこれ売ってないの?

■2番目のほうが良さそうだけど、これって体には安全なの?

■日本を見るっていうのは、未来を見るってことと似てる。……本当に奇妙な異次元でもある。

■なぜ、オレのところでこれを売らない?!?!?! テキサスは今、地獄のような暑さなんだよ!!!!



暑いながらも、夏の冷菓は楽しみの1つでございますが。
今年は、近所のコンビニに赤城乳業の「濃厚旨ミルク メロン」が入ってません。
残念です…。



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posted by gyanko at 18:00 | Comment(110) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする