2011年07月30日

海外の反応 - 日本式:夏、車内の熱気をすばやく取り除く方法 -

本日はこちらから。


オーブンのように熱した車の中の空気をすばやく取り除く日本の方法。

生活點子王


夏だ。キミが太陽輝く場所に住んでいるのなら、閉じた車の中が太陽に焼かれたとき、どれほど信じがたい熱さになるかはおわかりだろう。
この日本の動画によれば、片方の窓を開け、反対側のドアを数回開け閉めすれば、熱した車内が効果的にすばやくクールダウンできるという。

この動画はたった2分30秒。日本語が理解できない(あるいは中国語の字幕が読めない)場合は、1分52秒の図まで飛んでくれ。
Redditのユーザーが簡単な翻訳もしてくれている↓。

「車の片方の窓を開ける。仮に、運転席側としよう。その後、反対側のドアを開け(この場合、助手席側)、5回ほど開閉する。ただ開け閉めを普通にするだけだ。

科学:ここでやっていることは、ドアを開閉することで熱い空気を引き出し、冷機を車内に引き込み、空気の循環を促すことだ。ただ、……注意してほしのは、手をドアにうっかり挟んでしまったりしないよう。また、人を挟まないよう、ドアのそばに誰もいないことを確認してから行おう」。

動画の実験では、外気は華氏86.9度。車内の温度は、華氏106.8度から92.3度まで下がった。どのぐらい温度が変化するかはさまざまだろうが、これを試したRedditのユーザーたちによれば、結果は良好だそうだ。

さて、これで、簡単な温度調整方法で車の熱気をクールダウンする方法はわかったと思う。いつもなら、エアコンが効いてくるまで、オーブンのように暑い車内の熱に耐えねばならなかったはずだ。

まずは試してみてくれ。そして、どのぐらい効果があるのかコメント欄で教えてほしい。●



コメントはこの記事についたものと、redditから。話題が逸れまくっていたのですが、それなりに面白かったので、そのまま。


■人類に誇りをもったね、今日。スペース・シャトルは引退してしまったが、私たちはまだ急速に発展しつつある。

 ■↑そう。スペース・シャトルをいかにクールダウンさせるかって問題でもある。まずシャトルの窓を開け、貨物室のドアを開閉するんだ。……

■アリゾナ住まいのユーザーとして、これを発見したやつにハイ・タッチ。

 ■↑オレもアリゾナ。ただ、(ドアを何度も開け閉めしてるのを人に見られて、)強迫神経症だとか噂が立たないといいなって…。

 ■↑アリゾナ、僕も。けどさ、これを考えたやつは、まずアリゾナでは車のドア・ハンドルがヤケドするほど熱いって事実を考慮に入れてない。開閉する以前に、皮膚移植になる。

  ■↑オーストラリアから一言。手に布を巻け。

   ■↑なるほど。

    ■↑冗談じゃないんだぞ。時間も押してるのに、あまりにハンドルが熱すぎて、しょうがないからネクタイを手に巻いて、凶悪なまでの熱さに耐えたことだってあるんだ。こっちでは、夏に車を駐車しといたら、車内が摂氏50度なんてことも珍しくないんだ(華氏120度)。

■この方法を、うちの執事にやらせようと思う。

■明日、試す。フェニックスに引っ越してきたばっかり。そのうえ、オレの車のエアコンが動かねえ。先月は基本ずっと、サウナ車で通勤した。車に乗ったら、すぐ服を脱ぐんだ。まじめに、車中は華氏200度(訳注:摂氏93度)の世界だから。
運転しながら窓を開けたときなんか最高だぜ、ドライヤーの熱風が顔に吹きすさぶからな。

更新:今日の午後にこの方法を試した。たいして差は感じられん。

■オレもアリゾナで、エアコン死亡中。愛すべきモスーンの季節。通勤だけで体溶ける。オレはいつもは、みなりも小奇麗にしてるし、バリっとした感じにしてるんだが、この湿った熱風のせいで、せっかくスタイリングしてもものの数分でベッタリ。

 ■↑夏の間のアリゾナは第2世界だからな。湿気と華氏120度以上=モンスーンの季節=地獄。

■テキサスだ。心から大笑いだ。湿度100%、華氏105度(訳注:摂氏65度)の世界を経験してみろ!馬鹿野郎!

  ■↑アラブ首長国連邦だ。温度に関しては「だから何?」ってな話だが、湿気に耐える心は尊敬するよ。
華氏150度、湿度70%なんてことになったら、ハンドルもシートベルトも苦痛になるだろうな。こっちじゃエアコンがなかった日にゃ、帰宅途中に車の中でミディアムのステーキが焼けるよ。

   ■↑ニュー・イングランドだ。華氏95度程度(訳注:摂氏35度)で溶けるだとか、気の毒な感じだね。たいした熱さじゃねえだろ。実際、ふざけんなって思う。

   ■↑オレゴンだが、華氏85度(訳注:摂氏29.4度)以上になったら、熱いと感じてもいいと思うんだが。今日なんか、僕、長袖だし。
まあでも、悪いところとしては、今年は僕んちのトマトは実らなそう…。

 ■↑テキサスばっかりじゃない。サウス・カロライナじゃ、年中こんなだ。

  ■↑まあ、南東部の気候に関しては、テキサスに花をもたせてやれよw。

 ■↑テキサスの湿度なんか、お笑い種だわ。オレんとこの中西部の話をさせてもらう。オレの農場の湿度は、2000000000%。実際の大気の温度より熱い雨が降る。もうちょっとで湿度で窒息死するほどだ。

■アリゾナの場合、問題は大気の温度ではない。車内のインテリアがどれだけ熱くなるかってのが問題。つまり、ダッシュボードね。真昼に2時間も駐車してみろ、直射日光にダッシュボードがさらされて、縁の部分のメタルなんて軽く華氏150度超えだ。

 ■↑ダッシュボードなんかどうでもいい!誰も気にしてねえ!問題は、ハンドルなんだって。これはみんなの問題だ。あまりの熱さ(=hot)に、ぜんぜんイケて(=hot)ねえ。フ○ック!こいつはホット!…てか、マジで熱いんだよ!

 ■↑僕、背中の下のほうにヤケドの跡がある。II度のヤケド。昔、シートベルトのバックルでやったんだよ。シートベルトのバックルってのは、邪悪なものなんだ。

■しかし、アリゾナの連中ってのは、ヘタレばかりだな。車内を冷却する方法?イラク人のオレに聞け。いいか、答えはこうだ、「冷却?!どうにもならねえよ!忘れろ!」

 ■↑いや、さすがにアリゾナをイラクと比べるのはやめていただきたい。同じ砂漠でも、レベルがちがう。

■中西部だ。今日は華氏96度(訳注:摂氏35.5度)。熱指数111。ラッシュ・アワーの中を炎に包まれながら車で帰宅。さんざんだった…。

■この日本の方法を試してみようと思ってる。
車のマニュアルを読んだら、こういうことは書いてなかった。ただ、数インチだけ窓を開けて、エアコンをマックスにしろってだけ。やってみたら、効果的だったよ。
でも、日本人はさらにもっと深いところを理解してるのかもしれないね。それを確かめたいんだ。

 ■↑風変わりな秘伝ということなら、日本を疑ってはいけない。

 ■↑そうだ。Tシャツのたたみ方ですら、やつらは革命を起こした。この車のドアの冷却法にも、私は絶対の信頼をおいている。天才的であるのは間違いない。

   ■↑Tシャツのたたみ方って?

    ■↑このイケてるたたみ方のことだ。

     ■↑たった今、僕は魔法を見たよ…。

(訳注:この後、延々とTシャツの話題がつづく)。

■「…キミ、いったいなにしてんの?」
(ドアを開け閉めしながら)「意味はわからないけど、redditでこうするといいって見たのよ!」

 ■↑僕と僕のガールフレンドの会話のようだ…。

 ■↑こんな会話になるよ、オレも彼女と…。

■この日本の方法だが。まず、最初のステップとして、まわりに誰もいないことを確認しないといけない。なぜなら、人から見たら、アホにしか見えないからだ。

 ■↑自信をもてよ。自分の行動を他人に言い訳する必要はない。

■この方法は、オレの人生を劇的に変えるはずだ。

 ■↑イギリス人だが、今日こんなことしたら、雨で車内が水浸しだよ。

■この方法って、すべての窓を開けるより手っ取り早いの?

 ■↑それはそう。小さな穴を1つ作って、外の大気を吸いいれ、大きな穴から熱気を出すわけだから。窓を全部開けてしまったら、効果がなくなる。

■今日、やってみた。効いたよ!!! 僕の車(黒ね。住んでるところはギリシャ)は摂氏46度あった。ドアを10回開け閉めしたら、36度になったんだ!! 近所のやつらには見られてない。明日、もう一度やってみる。

■オレもやってみるつもり。それにしても、どうしてアメリカ人はこういう有用な情報を自分たちで出してこれないんだよ?

 ■↑なぜなら、アメリカ人は、人から教わるのが嫌いだから。

 ■↑いや、アメリカ人ってのは、夏の熱気をなんとかするより、セレブが暑い暑いって車の不満を言ってるのを見てるほうが好きなんだよ。

  ■↑日本にはセレブリティ崇拝はないっていうの?

   ■↑今、日本で一番有名なのって誰さ?

    ■↑初音ミク。

■こんなドアを何度も開閉する儀式をやらなきゃいけないのに、「インスタント(すばやく)」ってことはないだろ?

 ■↑インスタント・コーヒーぐらいの時間ってことだよ。

■テキサスだが。外の空気が100度あるんだから、ドアを開閉したところでねえ…。

 ■↑外が100度ってことは、車の中は140度だよ。ドアを開閉することで、冷蔵庫並みの温度に変わるわけじゃないが、40度下げて、エアコンが戦う相手を弱体化してやるんだから、価値はある。

■カナダ人ですけど。いつかこの方法を試すときがくることを楽しみに待つことにする。そんな日が本当にくるのか、わかんないけどw。

■僕はクエート人。外気は127度(訳注:摂氏52度)。ここでこの方法を試すとしたら。……

……ドアを開閉してる間に、死ぬ。

■オランダ人。外は快適な摂氏20度。バイク日和だよ。気の毒だなあ、キミら。

 ■↑12月の冬に、どっちが快適なのか再試合だな、お前とは。

  ■↑いや、それは…。

 ■↑オランダ人よ。確かにオレが住んでるところは、今クソ暑い。だが、お前の住んでるところなんて、もうすぐ水に沈むとこじゃねえか。

 ■↑ポートランドに住んでるが、この夏、華氏75度(訳注:摂氏23度)を超える日なんて数えるぐらいだった。オランダ人と同じ気持ち。

■南フロリダ住まい。この記事に対する感謝の気持ちを表現しきれない。私の人生を変えてくれた。炎暑の中の暮らしを変えてくれたんだよ。

 ■↑北フロリダ。先週、テキサスに旅行に行ったんだけど、あっちも同じような地獄だったなあ。数ヶ月前にこの動画を見ていればねえ!

■ぼーっと突っ立ってドアを開け閉め。こんな馬鹿みたいなことをしなきゃいけない皆さんが悲しい。
早く、なぜこんなことをしなきゃいけないのかをみんなに広めるんだ。みんながやるようになれば、もう馬鹿には見えない。ちゃんと利口に見えるから。

■ここメキシコの場合。まず、車の窓を開け、………てる間に、車を盗まれる。

■この動画、言葉はわからんけど、理解できた。日本人は、すごいよ。

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■オレの車のエアコンは効きが速いんだよ。超早い。数秒で、冷気が吹き出てくる。
エアコンの効きが悪い車なら、全部ドアを開けて、熱気が外に出すほうを選ぶね。

■これさ、冬に車を暖めるときにやる方法。どうして、夏にクールダウンさせるのにも使えるって気づかなかったんだろう…?

■車に飛び乗る。すべての窓を開ける。最高速で走る。これでいいだろ。

■これ、やってみたわ。車じゃなくて、部屋で。マジで効いた。車よりデカい場所でも効果あるぞ、これ。

■フォートローダーデール(訳注:マイアミの近く)に20年以上住んでる。風よけのついた太陽光反射板が、一番良い方法だと思ってた。今使ってるのは、表面がアルミのやつ。一番効くよ。

■OK。昨日、これを試した。別段、なにも変わらなかった気がする。ただ、アホみたいにドアを開け閉めしてただけっていう。5回やっても変わらなかったぞ。
たぶん、これ車によるんだよ。ドアの形とか、窓の形による。オレはダメだったが、人それぞれだろうな。

■自動ドアのミニバンに乗ってるんだ。家族思いの男なんで。キーで操作できるところまで近づいたら、両方のドアをオープン。バンまで50フィートほど歩いている間に、車内の温度は下がってるってわけさ。

■ベンチュリー効果ってわけか。

■通常の通風と比べて、どのぐらい効果的かっていうと。
ドアを開閉することで、強制的に圧力差を作ってるんだよ。そのおかげで、通常のなすがままの通風に比べて、より早く冷却される。エアコンがない、締め切った部屋なら、通常の通風のほうが効果的なんだけどね。

■僕としては、語る前に行動したい派。それに、太陽光線の中でぼーっと突っ立って熱気が去るのを待ってるよりは、ドアを開閉するという行動に出てたほうがまし。なので、試した。……魔法のように効いた。

ここはマニラだ。太陽は基本。知らぬ間に、車の中でゆで卵を作れるぐらいの温度よ。
みんな、なんでもかんでも否定してないで、まず試してみろよ。

■10年ものの車に乗ってる。エアコンは故障中。しかも、住んでるのアリゾナ(オレの街とデス・バレーが、アメリカの最高温度のトップを交互に奪い合ってる)。なんの価値もないボロ車だし、助手席側の窓には半インチぐらいのヒビまで入ってる。

だがしかし。この方法は、ものっすっごく効いた。このサイトに感謝する。どうして思いつけなかったんだろう。

■今日、試したよ!僕が、一見、意味もなさそうなのに、何度もドアを開け閉めしてるのを何人か見てる人たちがいてさ、ちょっと恥ずかしかったけど、僕の車はあきらかに涼しくなった。むっとする湿気もとれた。ありがとう!



ドアを何度も開閉するのが恥ずかしいという意見が何度も出てきて、そんなものかなあ…と。自分が目にしたとしても、さして気にしないかなあ…と思うのですが。



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posted by gyanko at 16:58 | Comment(103) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする