2011年09月05日

海外の反応 - 日本人の萌え:巨大ロボット -

前回の記事についたコメントです。


記事についての論議というより、メカ・ファンが集まって和気藹々としておりました。
一通り、流れのままお送りいたします。


■素晴らしい記事だったよ。

■オレが巨大ロボやメカを愛するようになったのは、『ロボテック』がきっかけ。巨大ロボットってのは、60フィートのデカさってだけじゃないんだよ、ジェット噴射ってとこが大事!オレは騎士であり、戦闘機パイロットでもあるってこと!ここがすげえとこなの!

(訳注:『ロボテック』=『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』を1つの大河シリーズとして米国で編集したアニメ。
英語圏とスペイン語圏の国々(南米)では、アニメに興味がない人々でもタイトルと物語の概要は知っているというほどの成功を収めた(Wikipedia))

この記事、最高だったよ。ただ、ちょっとちがう視点からつけ加えさせてもらいたい。

『ガンダム』のデザインはかつて、日本の歴史的な甲冑にものすごく影響を受けてた。その流れで、『ガンダム』は、戦う人々の高貴さと、避けては通れない残酷な行為を描いた物語でもある。

それはそれとして、自軍の甲冑一式には誇りがあるんだよ。甲冑ってのは、着ていない場合でも、座ってる形で飾っておく場合がよくあるんだ。まるで、その鎧を着て戦った戦士たちすべての魂が今もそこにあるかのようにね。

オレが思うに、これは等身大『ガンダム』にも言える。それを夢見た人々の魂が、ガンダムという鎧にこもってる。
まるで歩哨のように静かにそこに立ち、未来がやがてくることを、見るたびにみんなに思い出させてくれる。

オレたちは「人間である」ことの限界には打ち勝てないかもしれない。でも、目を向ければそこに、オレたちが目指す誇り、勇気、そして自己犠牲がいつもあるだろうってことさ。

109っていう、SFコミュニティがあるんだけど、そこでいつも荒れるネタがある。オレたちは21世紀を迎えたけど、これは昔、みんなが話してた未来とはちがうじゃないかってね。

でも、どうやったら、もう一度未来に向かって続く道を見直せるんだろう?子どもたちにどうやったら、希望をもって大人になっていってもらえるんだろう?

オレは思うんだ。等身大ロボってのは、「ヘイ、……ここに地図がある。…これで未来を見つけろ」ってオレたちに言ってるんだよ。オレたちが向かうべき道なんだ。
絶対に金のムダなんかじゃない。

 ■↑これは、みんなが読む価値のあるコメント。

■日本が、操縦可能ですべての機能が完璧に備わったガンダムの作り方なんかわかった日にゃ、日本以外のすべてが終わるわ。

 ■↑まるで、まだ日本にそういうガンダムがないみたいな言い方…(笑。

   ■↑実際、まだないだろ。それに、そうなれば、アメリカと中国もすぐさまガンダムを手に入れるだろうしね。おわかりの通り。

    ■↑そうなったら、世界が終わっちゃうよ。

■>等身大のガンダム、ザクを製作

ザクはガンダムとはみなされてない。フェイス、アンテナがついていないものはガンダムとは呼べない。

 ■↑まあ、『ガンダム』のザクって意味だろうと思う。
確かに、ほとんどのガンダムはV字型のアンテナが額についてるけど(もしくは、ヒゲ型のアンテナね)、ガンダムもザクもモビルスーツには変わりがないし。

  ■↑わかってるけど、やっぱりおかしいって。……ところで、ヒゲ型アンテナってナニソレ?

   ■↑……確かに、なかったことにはしたいよな。不愉快な思い出が蘇って、いらだつのが嫌だから、知らないふりしようってんだろ?

まあ、みんなのために語るか。
『∀ガンダム』のことだよ、ヒゲ型ってのは。「げえ…」って思っても大丈夫。それが普通。ガンダムが、移動中に不具合を起こして、「これならいっそ…生きてないほうがこの子のためには幸せだったかも…」ってなったのが『∀ガンダム』。

好きだったらいいけど、そうじゃなかったら、忘れることもなかなかできないっていうね。

↓『∀ガンダム』
turnA.gif

    ■↑僕はまだ見てないけど、『∀ガンダム』って、僕が読んだとこではどこでもすっごく評価高いんだけどなあ。

     ■↑『∀ガンダム』はスゴかったよ。プロットも新鮮味があってよかったし、ゴージャスな手書きのアニメ、ブリリアントな菅野よう子のサントラ。

パイロットの操縦室がガンダムのちん○の先っぽだったという不幸はあったが↓、そこはほら、完璧なものなんて世の中にないからさ。

cockpit.jpg

『∀ガンダム』はファンがたくさんいるよ。

      ■↑まさに「コック」ピットでしたな。

■リアル・ガンダムが出来上がったら、日本人に降伏すべきってこと?

■おい、お前ら、自分が一番好きなメカの画像、貼ろうぜ。

オレは『ヤクト・ミラージュ』が大好き。『ファイブスター物語』の過剰殺戮用人型ロボット。
「なんだ、そりゃ?お前のモーターヘッド(訳注:『ファイブスター物語』中のロボット兵器)、15メートルしかないの?オレのは40メートル(大笑。これでなにができるかって?一撃で月も吹き飛ぶよ。これをオレは、2機出しちゃうからね。あ、連射もできますんで」って感じ↓。

mirage.jpg

 ■↑『重戦機エルガイム』も好きだろ?直接的ではないけど、『ファイブスター物語』の続編みたいなもんだし。

 ■↑僕はシンプルでエレガントなデザインが好きなんだ。悩んだけど、お気に入りの1つに、グフカスタムは入れないとなあ↓。

goufc.jpg

 ■↑決まってる。『ダイゼンガー(Daizengar)』↓。
言っておくけど、公式のダジャレみたいな、クソな英語スペルは認めませんから(訳注:『ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン』(Dynamic General Guardian)を略したDygenguarが公式英語名)。

Daizengar.png

派手なメカがマジで好きなんだ。だから、『マジンカイザー』とか『天元突破グレンラガン』は、すっごい幸せな気持ちになる。

 ■↑『エヴァ001』。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の出来がとにかく素晴らしかったから。

eva.jpg

最初はどうかなって思ってたんだけど、CG追加でエヴァが凄いことになってた。あと、002のデザインがちょっと変更になったとこも好き。

 ■↑グフがいい。でも、普通のザクも好き。エレガントでシンプルな感じ。どことなく「ありそう」って思えるレトロな見栄えもチャーミングなんだよね。『マシーネンクリーガー』のマンガ版みたいな。

一番のお気に入りは、『フルメタル・パニック!』のサンドカラーのアーム・スレイブ、サベージ↓。

savage.jpg

あの番組のメカ・デザインはほとんど好みじゃなかったんだけど、チキショー、レトロ風味な見栄えのがいくつかあって、それがマジですごいんだよ。

  ■↑劣化ウラン製のキュートなカエルって感じだね。

 ■↑いつだって、百式!↓

hyakushiki.jpg

 ■↑アニメの歴史で最もカッコよかったメカは、『ガオガイガー』だろ↓。

Goldion Hammer



 ■↑『ガンダムエクシア』。剣7本にピストルだもん、だって↓。

exia.jpg

 ■↑『ガンダム』のケンプファーぐらい、純粋にカッコいいと思えるものは、かつてほとんどなかった。モビルスーツなんだけど、大量殺戮用なんだ。「せいぜい自滅しないぐらいのものは作ろうぜ」なんて程度のシロモノじゃないんだよね↓。

kampher.jpg

 ■↑ZGMF-X20A、ストライク・フリーダム・ガンダム↓。
リモート・コントロールの武器ポッド8つ。レール砲、ビームライフル、ビームサーベル、ビームシールド、複数の敵をターゲットにできる、そのうえに、ウイング!これだろ、絶対。

freedomgundum.jpg

 ■↑『ビッグオー』だわ↓。

bigo.jpg

 ■↑ケンプファー一択。30メートルってのがもうカッコいいし。白兵戦用スーツ、しかも特殊部隊用(距離のある戦闘はどうすんのかって?いいんだよ、ショットガンとビームサーベルがあんだから)。

kempher2.jpg

 ■↑『マクロス』への愛が語られてないってどうなのよ?ほれ、VF−1Sストライクバルキリーだ↓。

macross.jpg

 ■↑お気に入り?『ゼノギアス』のクレスケンスだね。
たぶんヴェルトールのほうがカッコいいのは確かだけどさ。光の翼が出てくるとことか、独創的だわーって思ったし。

Xenogears - Crescens


 ■↑はい、ヴェルトール↓。

XenoGears Weltell Transorms


 ■↑『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』のデンドロビウム↓。ベテランのニュータイプ・パイロットに与えられるやつ(経験の少ない主人公じゃなくて)。これは宇宙の戦闘では手強い相手になると思うよ。

dendro.gif

■日本が文化としてロボットに魅了されつづけてる理由。僕の持論では、これは日本の出生率の低下と関係がある。日本は、労働層の減少をなんとかしなきゃいけない。そこでロボットが一つの解決法になるんだな。

日本のメカ・アニメを見てると、人類を救うものとしてロボットが描かれてるよね。一方で、日本の科学者たちは、ロボットのお手伝いさんとか教師、人間より進んだ人間みたいもの、つまり「人間に代わるもの」のテクノロジーを研究してる。

これって、西欧のメディアでのロボットの描かれ方とは、ものすごく対照的だ。こっちじゃ物語で描かれるロボットって(20世紀の作品だと確実に)人間味がなくて、不気味だもん。ロボットは人間に取って代わる、危険で恐ろしいものって発想。

興味深いことに、こういう文化的な強化からわかるのは、「他にはないもの」ってことじゃ、日本は最前線部隊になる運命にある国ってこと。僕たちはパーティに乗り遅れることになるだろうね。

……これもすべて、日本が『ガンダム』や『鉄腕アトム』から影響を受けてるのに対して、僕たちは『マトリックス』だったり『HAL 9000』だったことが原因だよ。

■オレにとって、これこそがSFそのものなんだ。夢見ることなんだ。

オレたちの西欧じゃ、SFっていうと、「はるか遠い未来を舞台にしてテロリストの寓意であるエイリアンと兵士たちが戦う、それに凝りに凝ったマシンと理論がついてくる」ってな感じのばっかりだろ。未来を夢見るなんて話じゃないんだ。
……爆発?軍への敬愛?でもって、ミーガン・フォックス?そんなのは、すごい未来を夢見るってことじゃないだろ。

オレにとって、巨大メカが象徴してるのは「力を与えてくれるもの」。巨大メカは惑星連邦(訳注:『スタートレック』)の隣人であり、より良い社会のためにオレたちががんばった結果なんだよ。

ここにオレが愛するアイザック・アシモフの言葉を引用しておく。

「SFなんて、視野の狭い評論家や哲学者には、今も昔も取るに足らないものかもしれない。でも、もし私たちがみな救われるべきものだというなら、SFのコア、その本質はその救済になくてはならないものになっている」。

オレにとってこの言葉は、「SFとはオレたちをはげます力をもつものだ」って意味なんだ。どうやって希望をもつのか、どうやれば未来を楽しみに待てるのか、それを教えてくれるパワーをもってる。

この力があれば、オレたちは、いつか人類がこの小さな地球から抜け出して、星々へと移住するんだろうとちゃんとわかりながら毎朝、目覚められる。そうして、子どもたちや孫たちが、オレたちの想像以上に素晴らしい未来に生きることができるってことを納得しながら死ねる。

オレの言うことが大げさすぎるって思うやつは、こう考えてみてくれ。
アメリカには等身大のロボットがあるか?アメリカは、テクノロジーや科学を使って、人工衛星で爆弾を誘導する以外の方法で世界をリードしているか?ないよな?

でも、アメリカ以外の国では、ちゃんとオレと同じようにSFを考える連中がいるってことさ。
売れる売れないでSFを語ることは簡単だ。だけど、同時に、夢見るものがそこにあるのか、大事にしたいものがそこにあるのかどうか、その差だってはっきり語れることなんだ。

日本人にとって、ファンタジーとは人類が今、成し遂げられる限界と向き合うことだ。そして、彼らは、人類の限界に向けて努力し、オレたちが自分の目では見えない未来を想像してる。それが彼らを興奮させ、上へ上へとかきたてているんだよ。

それとさ。……巨大ロボって、もう、そんだけだってマジ、すげえじゃん。……うん。ロケットパーンチ!

■個人的にはだけど、新しい機械の神様は歓迎するよ。

■機械で出来てるだけで人間が操縦するものにロボットって言葉を使うのは、絶対に嫌だなあ。

英語の用法に限界があるから、日本人がそういうふうに使うのは理解できる(もしくはポーランド語の用法ね。ロボットはもともとポーランド語だから)。
でも、それ以外の場合は、そういう使い方されると馬鹿じゃないの?って思っちゃう。

ロボットてのは、オートで動くもの。人間が操縦するなら、それはオートではない。

追記:等身大ザク作るなら、見に行くってば、絶対。2009年のお台場のやつは見に行ったんだ。最高だった。ザクはガンダムでオレの一番のお気に入り。さらに楽しいことになると思うからね。

■ガンプラ大好き。もっともっとほしいって思う。

■この動画を置いておこう。これでわかるはずだ↓。

Mazinkaiser SKL OP HD


 ■↑イエーーッス!!!!

 ■↑スーパー・ロボットのガン=カタだな!カッケー!(訳注:ガン=カタ=アメリカ映画『リベリオン』の劇中に登場する架空の近接格闘術)

 ■↑ああ、『マジンカイザー』。スーパー・ロボットの頂点。『伝説巨神イデオン』とか『ガンバスター』(訳注:『トップをねらえ!』)と比べると、小さい感じはするけどさ。

 ■↑『イデオン』や『ガンバスター』にガン=カタができるか? 無理。『マジンカイザー』最高。

 ■↑まあ、そうだけど、『イデオン』は(訳注:コックピットのスクリーンに)サインが現れると、ものすっごいパワーが発動されるからね。

 ■↑『スーパーロボット大戦』で『イデオン』を好きになったためしがない。ゲーム終盤でアップグレードが全部済んでても、そうじゃなくても。『聖戦士ダンバイン』のロボットほど、いいなって思わないんだよ。

 ■↑それそれ!『ダンバイン』は、ステロイド増強したうえに速度はまんまの蚊みたいなもんだよ。サイズのわりに(3〜5メートル)えっらい速い。近接戦じゃ、すげえ大事。

 ■↑ありゃ、忍者だからね。本質が。誰も勝てねえよ。

■最後のやつだけどさ。50万ドルの歩くやつ。僕だけかもしれないけど、あんまり日本ぽくない。どっちかっていうと、『メックウォーリア』っぽい。

(訳注:『メックウォーリア』=『バトルテック』の派生作品。米国のゲーム会社FASA社が製作。未来世界を舞台にしたロボット兵器同士の戦闘を楽しむゲームや小説などのシリーズの1つ)。

 ■↑なあ、……お前、『メックウォーリア』ってどこから着想を得てるかちゃんと知ってる?

『フロントミッション』、『クロムハウンズ』、『アーマード・コア』。いちばん最近だと、『ホーケン』か。

こういうタイプのメカはたくさんあるが、着想の大元はいつもいっしょだよ。

(訳注:『バトルテック』の初期の版では、日本のテレビアニメ『超時空要塞マクロス』のバトロイド、デストロイドや『太陽の牙ダグラム』のコンバットアーマー、劇場版『クラッシャージョウ』のハンターメカのメカニックデザインや設定などを無断使用。日本アニメのライセンスを取得していたハーモニー・ゴールド社に訴えられて、使用を停止)。

 ■↑日本のメカ・アニメを見てれば、ああいうのは出てくるよね。『装甲騎兵ボトムズ』なんかその1つ↓。

votoms.jpg

■ロボットってのは、戦争中に日本で反米のプロパガンダでも使われたんだよな。巨大ロボットがニューヨークを粉々に踏み潰したりする絵もあった。

 ■↑うん、その絵をもとに『鉄人28号』を描いたか、その絵を描いたのが『鉄人28号』の作者だったかのどっちか。

 ■↑これだろ↓。

propaganda.jpg

 ■↑第二次世界大戦はひどい時代だった。スーパーマンが日本人を叩きのめすなんてやつもあったからな。どっちもどっちだ。とはいえ、ポップ・カルチャーを戦争に利用するなんてひどい話だよ。

■日本のロボットって、(訳注:配色が)ピエロっぽいけどなあ。西欧のメカのほうが信憑性がある。

 ■↑初期はね。そういう色彩設計だったから。青や茶が多くて、それに次いでグレイって感じになった。

■なんでもかんでも『ガンダム』みたいな流行のせいで、巨大ロボットって嫌いになっちゃったよ。ほとんどが馬鹿っぽいって感じる。

■アメリカには、巨大なイカしたマリリン・モンローがあるじゃないか!↓

monroe.jpg

■やっぱ、『ガンダムデスサイズ』でしょ!……わかってるよ、『新機動戦記ガンダムW』に出てくるモビルスーツの1つってだけだってことぐらい。でも、これだって『ガンダム』にはちがいないから!

scythe.jpg

■いっつも等身大のやつを見てみたいって思ってた。今はもう、実物大のシールドを見るだけでも大興奮してしまいそう。

■(『ANUBIS Z.O.E.』の)ジェフティは?上がってないの?ワオ!マジかよ。


anubis.jpg



未来を夢見る。いい言葉ですなあ。

等身大ガンダムをお台場で見た人々のなかに、きっと将来、ロボット工学やメカトロニクスに進んで、夢を現実にする一役をになうかたが出てくるんだろうなあ…と思います。



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posted by gyanko at 13:00 | Comment(124) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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