2011年10月05日

海外の反応 - 米国テレビドラマは、日本のドラマや女性向けマンガを参考にするべき -

御礼

本日は、とにもかくにも御礼から。

前回、はなはだ身勝手なお願いをしてしまったにもかかわらず、コメントとメッセージでそれぞれ書き換えてくださったかたがいらっしゃいまして、ありがたくコピペで修正させていただきました。

お忙しい中、わざわざ時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
自分の情けなさを棚にあげるようではございますが、理数系のかたがたのカッコよさを実感させていただきました…。ありがとうございました。感謝の言葉にたえませんです…。



↓前回の記事についたコメントです。本日はやや長めとなっております。


■くー、チキショー。私の中の13歳が、もっとアニメやマンガをガツガツ食べたいって、期待と喜びに震えてるよ。

 ■↑イエー!マンガ!

■「リリーを自由にしてあげて!」…か。確かに、彼女ってほとんどいつも、ひどい扱いを受けてるよね。それでも、そういうときの彼女のリアクションを見るのがすっごい面白いんだけど。

女の子ってさ、コミカルなタイミングで使うと天才的に面白いもんだよね。

■『NANA』、ラブ!あのぐらい良質の物語をもったマンガをずっと探してたけどやめた!この記事の作品をチェックしてみるわ!
『NANA』の実写映画は見た?2作目は駄作だったけど、初作は見る価値ありよ。

 ■↑中島美嘉は大好きだけど、映画の『NANA』は合わなかったなあ、私には。理由はいくつかあるけど。

アニメの『NANA』の世界にひたりすぎたせいかも。2次元以外で、小松奈々っていうキャラクターの存在を信じるのがむずかしかった。

 ■↑実写映画はどうでもいいよね。マンガからかけ離れすぎてると思う。マンガのことを全部忘れて映画を見れるなら、キャラクターの出来を気にする必要もないし、もっと深い人間関係を理解しなくてもいいんだろうけど。
例をあげると、早乙女淳子と高倉京助の扱いが小さすぎちゃってもう…。

とにかく、矢沢あいの病気が回復して、戻ってきてくれることを祈ってる。VIZから20巻が数週間内に出るけど、この後しばらくは北米では『NANA』の出版スケジュールは立たないだろうね。

■ああ、この記事は10点満点以上の出来。これ以外で私が指摘したいのは1つだけ。

性別の符号化って、雑誌連載の対象が統計的にどんなふうな層に分けられてるかっていうことが大きいの。(訳注:層分けが硬直していると、符号化がきつくなる)。
たとえば、成人女性にはjosei(女性)ジャンル、成人男性にはseine(青年)ジャンル、それからshojo(少女)、shonen(少年)、サラリーマン、スポーツ、などなど。

日本のマンガ雑誌って、読者側の心の中の刷り込みを映し出すときの視野が広いんだよ。つまりさ、出版社側が、対象層のいろんなタイプに応じて、いろんなレーベルを出してる。クッキー、Wings、モーニング、少年サンデー、Asuka、LaLa、そりゃもういろいろ。

出版側が、女の子、男の子、女性、男性の多種多様な好みにうまく応じようと努力することが結局、主人公やストーリーの多様性につながってるってことね。

そのうえ、ニッチなマンガですら(まあ、Wingsのことだけど)発行部数がそれなりにすごいから、紙や経費がより安く済む。
だから、米国市場だったら即効で握りつぶされてしまうようなストーリーや主人公だって、日本市場なら隅っこのほうでなんとかやってけちゃうんだよ。

■『紅色HERO』はすごいよね!高梨みつばはすごい話を書いたもんだ。

日本のメディアが英語圏のメディアより全体として性差別が少ないかどうかを議論するのは、難しいことだとは思う。
でも、やっぱりなんらかの理由があるからこそ、日本のメディアでは、女性クリエイターたちのメディア露出がより多いし、レンジもパワーもあるんじゃないかな。

まあ、マンガには今だって、男の子vs.女の子っていう厳密なジャンル分けはありはするけど(その下にまた、細かいジャンル分けがあるのは置いといて)、女の子向けコミックのバリエーションって、もうそれ自体がジャンルっていうより、1つのメディアになってしまってる。

だって、スポーツっていったら『紅色HERO』、ストレートな恋愛ものっていったら『ピーチガール』、SFアクションなら『東京クレイジーパラダイス』。ロマンス少な目の人生ドラマなら『NANA』。ファンタジーだったら『彼方から』、歴史モノ?『ベルサイユのばら』。

なんかもう、男の子向けと女の子向けに分けたおかげで、逆に、女の子向けコミックが、特定のメディアのニーズに応えるはめにもならず、私たち米国のテレビや映画(それからコミックも…)でよく見る、ステロタイプで小さくまとまった女性キャラクターにもはまらず、自由に成長、発展したって感じがする。

 ■↑同意。日本のメディア・ミックスに、米国と比べて性差別が多いとか少ないとかって話じゃなくて、「ちがう」んだよね。だから、解説や比較がどうにも難しいものになってしまってる。

伊藤の論文は、このあたりの難しいところをいろいろと解体してる。たとえば、kawaii(かわいい)とkakkoii(カッコいい)の力学、性別が米国のオタク・コミュニティでどんなふうな扱われ方をしてるかってあたりから説明してるの。
ここに書くにはオタク的過ぎる話だから、ここまでにするけど。

あと、それ自体がメディアになってるってのに賛成。サブジャンルのおかげだよね。

 ■↑伊藤の論文、絶対読むわ。kawaii(かわいい)とkakkoii(カッコいい)の力学っていうのが気になる。
シリーズものって、どっちかに分類されることが多いよね。女の子だったら「かわいい」カテゴリとかさ……。

それと、オタク・コミュニティとジェンダーの関係っていうのは確かに面白い。女の子が、男性キャラクターのコスプレするのなんて、ごく普通のことだしね。
もっとも、男の子が女性キャラクターのコスプレしたのは一度しか見たことないけど。

男性キャラクターを演じる女性声優だって、たくさんいるもんねえ。…剣心の声優が女だって知ったときはびっくりしたもんよ!

ちょっと、マニアックな話になってきたから、ここらでやめとく。

■私の「読みたいものリスト」に新しい作品を加えてくれてありがとう。ヤオイに関する記事はやってほしいな。どうしてかと言うと、どんな作品が選ばれるのか興味があるから!

私だったら、『X』と『BANANA FISH』!

X illustrated collection 2 X∞〔INFINITY〕 (X illustrated collection (2))  BANANA FISH REBIRTHオフィシャルガイドブック

■記事の5つのポイントについては完璧に同意。米国メディアにこういうポイントを組み込んでいってほしいと思う。

『ママと恋に落ちるまで』も『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』も本当に大好きだけど、女性キャラクターが徐々に脇に追いやられていっちゃって、ガッカリだったから。

■『BASARA』をみんなに薦めたいわ!有名なタイトルじゃないし、価格も高い(27巻あるし)。ときどき馬鹿馬鹿しい展開にもなる。

でも、世紀末後の日本を統一しようと、革命を先導する女の子の話なんだってば!もうマジで、これだけ言えば、十分でしょ?

BASARA (1) (小学館文庫)

 ■↑十分です!

 ■↑それ、英語版かイタリア語版、それかインドネシア語版、出てる?日本語読めない……。

  ■↑英語版がVIZから出てるよ。

   ■↑よっしゃ。これでまた、金が飛ぶよー。

■つい先日のことだけど。別に、主役が男か女かでマンガを選んではいないつもりだったんだけど、考えてみたら、好きな作品って女性作家ってことが多いなって気づいたの。

このへんが、どうして私がアメリカのインディー・コミックやヨーロッパのコミックにはまらないかっていう理由の手がかりになるかもしれない。

ヤマトナデシコ七変化』はいまだにお気に入り。少女マンガの学園モノって、もう自分が学生じゃなくなっても、読む価値があるよね。

ヤマトナデシコ七変化 (29) (講談社コミックスフレンド B)  僕らはいつも 7 (マーガレットコミックス)

僕らはいつも』とか『好きっていいなよ。』もお薦め。

好きっていいなよ。(5) (デザートコミックス) きみはペット L’integrale(1) (KCデラックス)

■ありがとう!『きみはペット』をこれから買いに出かける!

■ああ、『Shojo Beat』…。それと『NANA』!あの雑誌に載ってる作品は、だいたいどれも面白かった。うん、思うよ、バリエーションの幅が広いの。

実際、同じ作者の『Paradise Kiss』も読んでたせいで、『NANA』はハマった。『Paradise Kiss』って(もう本当に心から大好き)、『NANA』よりたくさんの問題があるんだよね、キャラクターに。
主人公は、自分をボーイフレンドのアクセサリ以上の存在にしようって気がないせいで、どうしようもない生活をしてる女の子なんだ。

ファッション・デザイン・スクールの10代の子たちの話なの。面白いよー。だって、ありがちな人間関係ドラマもあるんだけど、キャラクターがみんな、それぞれの分野で成功しようって躍起になってる人ばっかり。
人間関係に構ってられないぐらいガツガツがんばってる10代を描いた話なんて、そうそう見つかるもんじゃないわよ。

 ■↑私も大好き。でも、あなたの言う通りの理由で、ここで紹介するマンガではないかなって思う。ファッションはステキなんだけど、主人公がかなり弱い子だから。

『Shojo Beat』がなくなったのは悲しかった。いろんなマンガを紹介してくれる雑誌だったのに。Yen Press(訳注:米国のマンガ出版社)はまだチェックしてないけど、やっぱり少女マンガがいいんだ、私は。

 ■↑恋で自分を見失った女の子が自身を取り戻してく話だよね。そこが、このマンガの魅力。

 ■↑面白い話だったと私も思う。主人公が欠点だらけだから、感情移入ができる。ただ、「ご立派なロールモデル」ではないってだけのことだよね。

 ■↑私も心から大好きだ。欠点のある主人公だけど、ストーリーはそういう弱さに批判的だったように感じる。

記憶が確かなら(読んだの数年前だから)、ジョージが彼女のことを「熱意が足りない」って言うところがあってさ、そういうところがよかった。女性が主役の本における表現を超えてたと思う。

 ■↑エンディングはウザかったけどね。私の場合、結局、主人公が「ロールモデル」にはなりえなかったっていう事実にイラっとしたんだな。
入り組んだ人間関係をほろ苦いエンディングで締めておしまいって感じがしたし。

■ああああ、この記事にどのぐらい幸せな気持ちになったか。独身時代、ほろ苦い20代を日本で過ごしていたころ、『きみはペット』を読んだ。オリジナルの日本語で。あれで心の平穏を保ってたなあ。

■中学校から高校にかけて、しばらくの間だけど、ものすっごい少女マンガ・ファンだったの。
それで気づいたのは、日本の少女マンガって、ストーリーのある部分が甘ったるく、性差別的になればなるほど、独創的になってくんだ。そりゃもう、焼き直しばっかりの米国のロマンティック・コメディのストーリーとは比べものにならないぐらい。

でも、(訳注:そういう甘ったるくて性差別的な部分もあるから)、『フルーツバスケット』とか『ママレード・ボーイ』みたいな作品を米国で映画化したり、テレビドラマ化するなんて、想像するのもむずかしいよ。

フルーツバスケットファンブック/宴 (花とゆめCOMICSスペシャル)  ママレード・ボーイ 4 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 よ 15-16)

それと、私はホモ的要素は多いほど好き。まあ、要は、男でも女でも、ジェンダー・ロール(男女の性別による役割)がゆるくなればなるほど好きなんだ。

ゲイじゃないけど女っぽい男性キャラクターがいたっていいし、隠れレズビアンってわけじゃないけどオテンバで元気の良い女の子がいたっていい(必ずしもステロタイプじゃないゲイ・キャラクターが大勢出てくるのだってもちろんいい)。

私は、毎日メークしたり、オシャレを楽しんだりっていうタイプの女の子に自分を投影できないの。しかも、ムキムキの筋肉質の男性より、繊細な男の人にいっつも惹かれる。
そういう人間だから、マンガを読むと元気をもらえる。こういう10代向けのメディアって、アメリカにはないでしょ。

■アハハ。松潤って、意志の強い女性が好きになっちゃうような意地っ張りの男の子を演じることにかけては実績あるよね(『花より男子』の前に『ごくせん』で松潤を見たの。それで恋に落ちちゃった。松潤は、不良っぽい役柄のほうがいいなって感じる)。

■この記事、大好き。私、少女マンガの中でも、頭の変な女の子とか、そういうのが登場するようなアホな感じの作品が大好きなんだ。
こっちで女性向けマンガが一般に広く認められるようになったことがうれしいよ。

『NANA』ってさ、アートワークもラブリーだけど、それ以外にもストーリーがファンタスティックなんだよ。映画化されたのもそこが理由でしょ。

女性キャラクターの成長とバックボーンを描いてるって意味で、私が薦める日本モノのシリーズは、『ライフ』だな。マンガもテレビ・ドラマもある。学校でのイジメが題材で、主人公には自傷癖があるの。
読んでてゾッとするところもあったけど、興味がある人は試しに読んでみて。

ライフ 1~最新巻(講談社コミックスフレンドB )

それから、『ごくせん』のヤンクミとかどう?(マンガでもドラマでも)『XXXHOLiC』の次元の魔、侑子は?私の中では、確実に強い女性キャラクター。

■『XXXHOLiC』は女性向けってわけじゃないけど、侑子が知的でスピリチュアルなんだよね。酒ばっかり飲んでるけど、本当にすごいキャラクター。恋の相手はいないの。他にキャラクターとして、四月一日(わたぬき)って男の子が出てくるけど、特に何もないし。本当に大好きだったなあ。私、アニメ好きですらないのにね!

■『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』でついにアレクサンドラ・イームズの話になったでしょ。飛び上がって喜んじゃった。素晴らしく力強いキャラクターだよね(やっと脚本家も、イームズが相棒だってことに気づいたんだね(笑。しかも、もう終盤だってのにさ。お前なんか、呪われろ!)

あと、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』には、少なくとも、エミリー・プレンティス、ジェニファー・ジャロウ、ペネロープ・ガルシアが出てるから。

とりあえず、次のシーズンが始まるまでは、マンガを読んで待ってるよ。


訳注:『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』=途中から、『LAW&ORDER クリミナル・インテント』に改題。
アメリカの現役刑事が最もリアルに感じるキャラクターと絶賛した天才刑事、ロバート・ゴーレンが、豊富な経験と知識で、次々と凶悪殺人事件を解決していくドラマ。アレクサンドラ・イームズは、相棒の女刑事。)

訳注:『クリミナル・マインド FBI行動分析課』:FBIの行動分析課のメンバーたちが、犯罪者たちをプロファイリングし、犯罪心理を読み解き、事件の解決に挑む。)

■『New Adventure of Old Christine』はホントに笑ったなあ。

子どもができたら、宮崎駿の映画は全部買って、見せるつもり。ディズニーは買わない。見たいと思えば、どっかで見られるもんだしね、ディズニーは。

■『NANA』大好き。でも、私が熱愛してるのは『Paradise Kiss』のほう。特にイザベラ。


Paradise kiss (1) (Feelコミックス)

訳注:イザベラ:『Paradise Kiss』の登場人物。物心ついた頃から自分が男であることに違和感を持っていたため、「イザベラ」と名乗って女装で生活している。)

よつばと!』もお気に入り。シングル・ファーザーに育てられてる4歳の可愛らしい女の子の話。隣の家の3姉妹とお母さんとの交流も描かれてる。4歳から40代まで、女性キャラクターが全員、素晴らしく良く出来てるんだよ。

よつばと! 10 (電撃コミックス)

エマ』もかなり好きだなあ。物語の主体は登場人物2人のロマンスなんだけど、家庭教師だとか、貴族、その他いろんな脇の女性キャラクターにも焦点が当てられてる。
英国のビクトリア朝時代の下流〜中流階級で暮らす女性たちをめぐる短編の連作。

エマ (7) (Beam comix)

■『サプリ』にがんばってほしい。Tokyopopは出版をキャンセルしたみたいで、怒りのあまり髪の毛をかきむしってるよ…。

サプリ10 (Feelコミックス)

これ、広告代理店で働く27歳の女性の話なの。恋に破れて、なんとか仕事と恋愛のバランスをとろうとする中で、自分とは何かってことを理解してく。Tokyopopの出版物としては、驚くほど深くて成熟した作品だよ。

 ■↑グッド・ニュース!Tokyopopがサプリの出版を再開するよ!

  ■↑おおおお!イエス!

■『R.O.D -READ OR DIE-』の主役の女性、読子・リードマンが力強かった。数年前に見たアニメだけど。
ジェームズ・ボンドみたいな有能な秘密エージェントでさ。あれはよく出来てた。

『NANA』、読んでみるよ。あと、ここにあげられてるマンガやアニメも。

■『放課後保健室』!『放課後保健室』だって!
この作品を絶対的に薦める、とまでは言えない。でも、「ジェンダーと恋愛」っていう問題と闘う若者を魅力的な視点で描いてるマンガに興味がある人には、薦めたい。

放課後保健室 10 (プリンセスコミックス)

■まず、最初に。私は昔、マンガやアニメって総じて、かたくなに男性向けと女性向けにジャンルを分けるよね、って考えてた。
『NANA』とか、そういう少女マンガ、女性マンガを大好きな男たちがいることも知ってるし、私自身、少年マンガや青年マンガに好きな作品がたくさんあるのに、って。

日本って一般的に、ジャンルにはっきりと線引きするよね(性別とか年齢で)。一方で、作品によっては、突出して、そういうジャンルの壁を乗り越えてしまうものもある。
私は、すべての日本のメディアが性別の壁を乗り越えられてるとまでは言わない。けど、乗り越えることにかなり成功してるシリーズもやっぱりあるんだよ。

アメリカのテレビにも、こういう鋳型をぶちこわそうとがんばってる番組はあるとは思うけどね。
思いついたところだと、『フリンジ』。アクション・ドラマとして卓抜だし、主役は強くて、複雑な女性キャラクター。『ベター・オフ・テッド』も、男女のバランスが取れてる番組。女性キャラクターがいろいろコミカルなことをやるあたりとか。


訳注:『フリンジ』:世界中で発生する説明不能なおぞましい一連の事件。これを解決するため、「fringe science」(疑似科学)と呼ばれる型破りな手法で捜査するFBIのFringeチームの活躍を描く。

訳注:『ベター・オフ・テッド』:真実をゆがめ、目標のためだけに突進する巨大ブラック企業で働くテッド。仕事を愛しながらも、会社の体制に疑問をいだくテッドを巡るオフィス・コメディ。

■ヤオイや百合は、女性視聴者、それから少数だけど男性のファンのニーズに応えてる。百合は特に(ヘンタイ系の話じゃなくて)。

ただ、物語って意味では、最も変化に富むのがヤオイだと思うなあ。量的にもたくさん出てるし。ヤオイの物量って、百合の比じゃない。もちろん百合だってレンジは広いけど、市場はヤオイのほうに傾いてるよね。

ヤオイの中でも、ベストと言ったら、よしながふみ。露骨なシーンはないけど、ストーリーに重点が置かれてる。『西洋骨董洋菓子店』はアニメ化もされたし、台湾でドラマになったうえ、韓国じゃ映画にもなった。

西洋骨董洋菓子店 (1) (Wings comics)  honey & honey

百合なら、私が読んだ中で一番ユニークだったのは、竹内佐千子の『honey & honey』だな。作者が、現代日本でレズビアンとして暮らす自分の体験をもとに描いてる。

■この記事はありがたい。ここ1年半ほどでアニメにハマったの。西欧のテレビや映画より女性キャラクターに多様性があるところがすっごくいいの。

マンガは読まないけど、コメントを読む限り、マンガってアニメより女性の象徴的キャラクターが多いのかもって思った。
女の子が中心になるアニメって、年少の視聴者が対象になりがちでしょ(高校生とか、もうちょっと下の子たち)。今後、もっと女性向けのものがアニメになってくれたらなあって感じる。そしたら、私たちみんなが楽しめるもの。

どっちかって言うと、私はアニメだな。アクションやキャラクターの成長、深い含意があるし、目立つキャラクターだと、男であれ女であれ、単純なステロタイプってことは稀だから。

■私もマンガを読まなくなりかけてた。だって、あまりに、「気が利かなくて、おどおどしてて、そのくせめちゃくちゃ可愛い」っていうヒロインばっかりだって思って。
でも、そうだね、日本には、良質の複雑なストーリーやキャラクターがあるんだな。

なにもないとしても、いつだって宮崎とジブリに頼れるし。『ナウシカ』は永遠の私のお気に入り。みんな、正直に認めようよ。彼女って、すごいじゃない?

■この記事をこのサイトで読めたことがうれしい。ただ、ここで言及されてないことを1つ。少女マンガで私が気になるのは、女性の性の取り扱い。

彼 First Love』とか『ホットギミック』みたいなマンガでさえ、成長と成熟を描きながら、セックスが全編を通じて、大きなテーマになってる。セックスってまるで、「女の子は求めてないもの」みたいな扱われかたなんだよね。

マンガの中で、女の子がセックスをためらうことはしょっちゅう。なのに、それで彼氏に疑問をぶつけたり、話し合ったりするわけでもなくて(誰かにアドバイスを求めるわけでもなの)、ただもう丸め込まれてセックスになだれこむって感じ。
でもって、セックスを楽しんでいるときですら、苦痛を感じてるような描かれ方。

マンガは大好きだけど、特に矢沢あい(『NANA』の作者)、それ以外の少女マンガってほとんどが「ひどいな」って思うことのほうが多いよ。

彼first love 8 (フラワーコミックス)  ホットギミック 2 (フラワーコミックス)

 ■↑実際、『NANA』だと、主人公の1人は、「セックスしたがりだけど、それに罪悪感を感じてる子」として描かれることが多いよね。それでも、やっぱり「すごい子」っていう描かれ方ではあるけど。

たださ、アメリカみたいに、混乱も少なくあっさりと性を扱うようなマンガを、少女マンガとは私は呼ばないわ。
性は気楽に話せるカジュアルなことである場合が多いけど、ほとんどのアメリカものと比べたら、日本のほうがずっとヘルシーなんじゃないの?私見だけど。

 ■↑少女マンガのセックスの取り扱い方って、いろいろだよ。そうだね、一般的には、セックスをしたがるのは悪い女の子、良い子は「決意をもって取り組む」って感じか。

でも、そういうのは女性マンガと少女マンガのミックスなジャンルだよね。josei(女性)マンガは大人向けに調整されてるから、セックスするキャラクターも出てくる。『きみはペット』とかは、何度もセックスが出てくるでしょ。桜沢エリカの作品はほとんどそうだし。
『スパイシーピンク』はないけど、これは環境が環境だし、ヒロインが無関心だしなあ。『砂時計』は、杏が成長するとそういう場面がある。

マンガの性表現って多様性があるんだよ。多くは、良い子と悪い子っていう相対化がされちゃうとはいえ、ね。
まあ、メジャーな会社が輸入して翻訳した作品だと、一般に性体験とかは出てこなくて、高校生活に焦点がおかれたものが多いとは、読んでて感じる。

『彼first love』はセックスに至るまでずいぶん引っ張るけど、少女向けに描かれたものだし、いいんじゃないの?こういう本だってないとだめでしょ。

『ホットギミック』はセックスの話っていうより、セックスを抑制する話に思える。あのシリーズ大好きだけど、初(はつみ)って煮え切らないよねえ。ああいう性格じゃなかったら、セックスに対しても態度はちがったかも。……とりあえず、私的には、イライラして叫びたくなるわ。

■『NANA』も『きみはペット』も大好き。アメリカの主流メディアでも、ああいうキャラクターがもっと増えるといいよねえ。『Daria』(訳注:米国のテーン向けアニメ)以来、米国のテレビですごいなって思う女性キャラクターってマジでいない。

■ヤオイと百合マンガ、かなりの量、そればっかり読んでるよ(ぎりぎりshonen-ai(少年愛)な要素が多少入ってるのも)。だから、ヤオイや百合がベースになったアニメや実写版には特に興味があります。

■すごい記事だった。
私は真面目に日本のアニメーションやマンガ産業に関心をもってる。
昨今、萌え文化がどんどん大きくなりつづけているよね。不況で韓国や中国に外注に出される作品が増えて、そのせいで小さなスタジオがつぶれてもいってる。小さいニッチなスタジオが置き去りにされないといいなって願ってる。

それと、『NANA』の映画版は、大崎ナナ役の中島美嘉の音楽が素晴らしかったよ。ソニーのアーティストを売るためのタイアップなんだろうけど、それにしてもすごかった。『GLAMOROUS SKY』とか。

■私もMysoju中毒なんだけど、『Around40 注文の多いオンナたち』は、どうしてもみんなに薦めたいの。

これね、独身の医師の話。年齢は、タイトル通りの40前後で、そろそろ女性としての賞味期限も切れそうって自覚してるのね。
で、彼女には、同年齢の主婦の友達がいる。この人はまた仕事に戻りたいんだけど、スキルがなにもない。
それから、もう1人。彼女たちよりちょっと若い雑誌編集者がいて、こっちは独身主義。

……もう本当に面白かった。スイートな番組。セックス・アピールだけのセクシーな10代なんか一人も出てなくて、30〜40代の女性をちゃんと描いてくれてるところがステキだったの。

■マンガもアニメも、蔵書として買って集めてる。軽めの人気作も買うけど、メインの目的は、良質で、現実的で、意味のあるストーリーとキャラクターが出てくる作品を見つけ出すこと。
けど、ここ何年も、輸入されてくるものって、軽いやつばっかりに思えるんだよなあ…。

■『きみはペット』とか『サプリ』のどこが大好きって、「若くて貧乏な男の子」が、真面目に仕事をしてるキャリア・ウーマンに「筋の通った選択肢」として提供されるってあたりよね。

明らかにこれって、今までの「成人男性と、社会的地位を誇示するため迎えた、若くて美人の妻」っていうパラダイムを変えつつあるでしょ?
同時に、今までの「白馬に乗った、私の王子様は誰?」っていうテーマに対する新鮮な挑戦だとも思うの!

■この記事読み始めるとき、「もし『きみはペット』に言及してなかったら、絶対にコメントで言わなきゃ」って思ってた。

マジで、これは私がかつて読んだ中で一番素晴らしい作品の1つ。
実は、本屋でマンガを眺めてて、この本のタイトルと宣伝文句が初めて目に入ったとき、「ハハハ、馬鹿じゃないの…」って冷ややかな態度だったの。
けど、結局、45分経っても、私はそこから離れられず、第1巻を半分まで読んでしまってた…。

買わざるをえなかったわね。4巻まで全部まとめて。

あとはもう、次の新刊が出るのをストーカーのように待ち続けたよ。1年間ずっと。

スミレが大好きなんだ。他人に思えない。かなり長いこと、架空のキャラクターなんだって納得できてなかったぐらい。

テレビ・シリーズはかなり原作とはちがってたけど、気にしない。松潤の可愛さがもう神がかってたせいだ、これはたぶん。

■こういう話題を議論できるなんて、超ハッピー!josei(女性)ジャンルが大好き。理由はこの記事にあるのがすべて。

ほとんどのアメリカのシリーズって、強い女性キャラクターが出てきても、その強さの理由って肉体的な強靭さか、さほど強靭な肉体をもってない女性の場合は、メンタルに優れてるかのどっちかしかない。

つまりさ、フェミニンな人が「強い女性」とみなされることって稀なの。「強い女性」っていうと、すぐに「美人」と対照化して、肉体やメンタルの力を誇示するんだよね。

私は特別、肉体的にもメンタル的にも強い人間じゃない。だから、こういう2値化されたキャラクターじゃ、勇気をもらえないの。

『NANA』を見てると、勇気が出てくるんだよ。だって、大崎ナナの肉体的な強さやメンタルの強さを楽しみながら、小松菜奈と気持ちを通わせることができるから。小松菜奈って、私に似てるんだ。強い女性としては描かれてないから。

■あなたの記事っていっつもグレート。本当に。

『ホタルノヒカリ』、探しに行く。だって、主人公が私みたいなんだもの。「遊びまわるより、ゴロゴロしていたい」?……友達になりましょう、ぜひ。

■ここで、私たちが共有できるもの、それは、………

松潤!ギャーーーーー!!!

……失礼。

私が言いたいのは、少年マンガだし、女性が主人公ではないけど、『鋼の錬金術師』もリストに加えてってこと。もうね、主要女性キャラクターが全員、とにかくダイナミック。
ほぼ間違いなく、主役の兄弟以外で一番タフなのが女性。アニメにもなってるよ。ほぼ原作通りの出来。
カッコいいイケてる女性がついに登場したってことよ。

 ■↑『鋼の錬金術師』は、描いてるの女性だもん。当然、女性キャラクターはイケてるって。

少年向けのアクション・マンガ雑誌で、女性がマンガを描いてるってことと関係があるかもなあとは思うけど。
(少年向けアクション・マンガって)『BLEACH』とかに登場するような、異常に巨乳なキャラクターが目立っちゃうけど、その背後を見れば、けっこうな量の「クールな女性」が出てくるよ。

  ■↑私、荒川(『鋼の錬金術師』)の人となりにちょっと惚れこんでる。荒川って、「男は大きくてがっしりしてるべき。女性は曲線美」って言うわりには、オリヴィエ(訳注:「ブリッグズの北壁」「氷の女王」という異名を持つ苛烈な性格の女性司令官)みたいなすごいキャラクターを出してくる。
でもって、そんな例外的なキャラクターなのに、ストーリー上で「だからダメなんだ」とばかりに酷い目に遭うなんて展開にもしないんだよね。

また『鋼の錬金術師』みたいな素晴らしいストーリーを描いてほしいよ、彼女には。

それと。『BLEACH』の久保は、ありえないぐらいの巨大な乳が好きってだけでしょw。女性キャラクターはだいたい、イケてると思うよ。パーソナリティもちゃんと作られてるしさ。…だから、私的には、たとえストーリーが永遠に進まないとしても、『BLEACH』はお気に入りの1つ。

女性キャラクターの描き方じゃ、岸本(『NARUTO』)より良いよ。…って、これじゃ、さして褒め言葉にならないか。

■『ドラゴンボール』と『スラムダンク』を読み返してた(いや、うん、もうけっこうな年なのよ、私)。

どっちも女性がステロタイプじゃないんだよなあ。ブルマは、めちゃくちゃ機械に強い天才だし、彩子は素晴らしいバスケ部のマネージャーで、しかもグラマー。

彩子って、キャラクター作りが「リョータが好きになった女」ってだけの立ち位置じゃないんだよね。それって、サイドラインのネタでしかないの。彩子はリョータの恋心なんて完無視だしさ。

■『エイリアス』のシドニー・ブリストウって、ここ十年はアイコンって言える女性キャラクターだよ。


訳注:『エイリアス』:国語教師を目指しながら大学院での学生生活を送るシドニー・ブリストウ。実は、CIAの秘密作戦支部のエージェントとしての顔を持つ。だが、シドニーは自らがスパイであることを恋人に打ち明けてしまう。情報漏洩を恐れた秘密作戦支部はダニーを殺害、シドニーも同じく追われる身となる…。

■↑けどさあ、私、シドニー・ブリストウほど自分が強いとは思えないし、彼女の生活って、私の実生活とかけ離れすぎてるんだよなあ。

 ■↑アイコンだというのは同意。

最初の頃のシドニーは、「誰に対しても、なんでもやってあげようとする若い女性」って感じだったよね。

……たとえば、カー・チェイス中なのに、いきなりフランシーからチャーリーのことで泣きながら電話がかかってきて、シドニーは、カー・チェイスをしながら、スパイ活動もして、フランシーのことも励ます、しかも全部同時みたいな。
…それに、なにかっていうと、体を鍛えてたし、いっつも走り込んでたしね…。

……ま、このドラマ、私とは相性が良かったよ。『エイリアス』のテーマって、「すべてのエピソードに、シドニーのエイリアス(替え玉)がいるので、なんでも同時にできるんです」だったのかな。考えすぎか。



長文が多いうえ、数が少なくなかったので、「アメリカのドラマだったら、この作品の女性キャラクターが好き!」、「日本だったらこれも!」という品評会コメントはある程度の数に抑えております。


ずいぶん前、米国の図書館で日本の少女マンガが人気があるというニュースを見たことがありますが(『フルーツバスケット』が米国のベストセラーランキングに入ったりしていた頃だと思います)、映像には小中学生の女の子が図書館でマンガを読んでる様子が映し出されていました。
あのころの子どもたちがそろそろ大人になって、女性向けマンガを読んでいるのかもわかりませんな。



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posted by gyanko at 21:12 | Comment(162) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

海外記事 - 米国テレビドラマは、日本のドラマや女性向けマンガを参考にするべき -


本日はこちらから。

JEZEBELは、ファッションやセレブといった女性向けの情報を扱うサイト。月間1000万ビュー。ユーザーの70%が女性と言われています。


本日の記事は好評を博していた記事なのですが、いずれ…と思っているうちに忘れ果てておりました。ここらでやっておかねば、賞味期限も切れそうなので。


メディアのかたがたへご連絡:来年は、もっとダイナミックな女性キャラクターを作ってください。

2010年代も終わり、ベスト○○が取り沙汰される時期だが、はっきりしてることが1つある。『セックス・アンド・ザ・シティ』を除けば、米国にはメディアの象徴的女性キャラクターがリストを作れるほどいない。問題なのは、選べるほど数がないことだ。

ダイナミックな女性キャラクターがなかなか見つからない理由の1つには、アメリカ人の、性別に対する狭苦しい二元論がある。
このせいで、米国の娯楽作品は「男性層」と「女性層」にグループ分けされたうえ、誰もが「男性18〜30歳」の視聴者層をねらいたがる。この層の獲得に重点が置かれ、広告費もここにかけられるのだ。

その結果、現在、私たちをめぐる環境には、こうした女性層の「腰の低さっぷり」が当たり前のように組み込まれている。これを修復するにはどうしたらいいのか?

ここで1つの解決策になるのは、日本のポップ・カルチャーの現状、男女観、コンテンツ制作、そしてマーケティングに目を向けることかもしれない。

研究者、伊藤瑞子(訳注:、カリフォルニア大学アーバイン校、文化人類学准教授)は、『Beyond Barbie and Mortal Kombat: New Perspectives on Gender and Gaming』に「日本のメディア・ミックスにおけるジェンダーの力学」という面白い文章を寄せている。それによれば、日本文化は、性別を符号化するとき、米国文化とはやり方がちがうという。

伊藤はこれを、『ポケモン』や『とっとこハム太郎』を例にとって解説している。どちらも、男らしさや女らしさを符号化はしているものの、性別を問わず子どもに楽しまれているものだ。

伊藤はこう結論づけている。
「性差(訳注:でものを考えること)は他国と同様に日本でも盛んだが、流動性やクロスオーバーも存在するという点で米国とは異なる。日本のメディア・ミックス文化がますます海外に影響力を強めている昨今、このことを「情報としては有益だが、自分たちとは無関係な奇妙なこと」として片付けるわけにはいかない。
男の子ならこんな感じ、女の子はこんな感じという「文化として染みついた思い込み」のせいで、本来なら起こったかもしれない、ジェンダーに関する政治闘争や権利の主張が妨げられている場合もあるのだから」

なにか新しいものを読んだり見たりすると、伊藤の研究についてしばしば考えさせられる。私はかなりの量の米国産のメディアを消費する一方で、漫画ドロイド(訳注:Amazonで販売されているマンガを検索&購入できるアプリ)にとりつかれたり、mysoju.com(訳注:日本、台湾、韓国のドラマや映画紹介サイト)といったサイトに執拗に通う自分にも気づいている。なんといっても、米国と比べると、日本の女性向けコンテンツは数が多いのだ。

私がここで言いたいのは、日本のメディア・ミックスには性差別がないだとか(ないわけではない)、よくありがちなステロタイプに陥ってないなどということではない(ステロタイプはある)。
ただ、一般的に言って、女性モノのコンテンツを探そうと思ったとき、日本のメディア・ミックスのほうが段違いに多くの選択肢がある。しかも、作者が女性であることも多いとくる。

これからここで、ハリウッドや米国のテレビ産業にここを重視してほしいと私が思う5つの点を書いていこうと思う。


アクセサリってだけではない女性キャラクター

『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』は面白いとは思うが、男二人の対決より、もっとペニーが大きな役割を果たしてくれていたらよかったのになあと思ってしまう。(ペニーが『ウォークラフト』にはまっていることを語った回で、彼女がストーリーを引っ張っていけることは証明済み)。


訳注:『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』=ルームシェア中の二十代の仲良しオタクコンビ、レナードとシェルドンは、頭脳明晰な物理学者。が、どうも世間からズレていて、ルックスもイマイチなので女性にモテる気配もない。
そんな2人の部屋の向かいにある日、キュートなブロンドの独身美女、ペニーが引っ越してきたことから始まるコメディ・ドラマ。)

『ママと恋に落ちるまで』も見てはいるが、リリーとロビンがいっしょに登場するシーン(あったとしても全部で5回ぐらいだが)を見るたびに、テレビ画面に向かって「リリーを自由にしてあげて!」と絶叫したい欲求に駆られる。

訳注:『ママと恋に落ちるまで』=大都会にごく普通に暮らすテッドとその愉快な仲間たちの恋愛事情がコミカルに描かれたラブコメディー。
ロビンは、テッドの一目惚れの相手で、男勝りなキャリアウーマン。リリーは、テッドの親友の婚約者で、幼稚園の先生。)

私が言いたいのは、「気の強い親友」に恵まれない負け犬なんて立ち位置以外の女性主人公が見たいってことなのだ。(そう、『New Adventures of Old Christine(オールド・クリスティーンの新しい冒険)』、あなたのことよ!)

訳注:『New Adventures of Old Christine』=離婚し、シングルマザーとなったクリスティーン。子育てと仕事に忙しい彼女だが、元夫はすでに、一回りも年下のガールフレンドとラブラブであることを知る。しかも、自分と同名で、夫は彼女のことをニュー・クリスティーン、自分のことはオールド・クリスティーンと呼んでいるらしい。そんなオールド・クリスティーンの日常と友人たちとの関係を描いたコメディ・ドラマ。)

VIZ発行の雑誌、Shojo Beatが休刊するまで、私は2つのシリーズに惹かれていた。
1つは『紅色HERO』。これはバレーボールを愛するオテンバな女の子の話。私自身はスポーツに興味はないが、自分の運動神経の良さに申し訳なさそうにしつつも、一点集中型の主人公、のばらが面白かったのだ。
彼女が恋する相手はいるかというと、もちろんいる。でも、試合に備えて集中トレーニングとなると、恋もためらいなく振り切るのだ。


訳注:『Shojo Beat』=2005年にVIZ Mediaが北米で創刊した月刊少女漫画誌。年平均3万8000部を出すも、同じ時期に30万部以上を発行するShonen Jumpには遠く及ばず2009年休刊。が、サイトと単行本のShojo Beatレーベルは今も存在し、北米に少女マンガを紹介する役割を果たしている。)

紅色HERO 20 (マーガレットコミックス)

のばらはまた、他チームとの対戦のためにチームを結束させようと一生懸命だ。読めば、のばらに勝ってほしいと祈らざるをえなくなる。
こんなことを言わなきゃいけないのは変な話だが、男のためだけに存在するわけじゃない女性キャラクターを見られるなんてステキなことだ。

もう1つのシリーズは、私が大好きな『砂時計』。

砂時計 (1) (Betsucomiフラワーコミックス)

このコミックにも、恋する相手は登場するが、シリーズの最初の数巻は暗闇に包まれている。
主人公の杏は、母親の借金のため、島根の小さな町に引っ越さねばならなくなる。シリーズの大きな転機は、母親の自殺と、取り残された杏がそれに対処しねばならなくなるところだ。

表向き、『砂時計』は思春期のラブ・ストーリーに見える。が、読み進めるうちに浮かび上がってくる根本テーマは、成長だったり、愛情と貞節への考え方の変化だ。杏は、年をとるにつれて、人格の多くの面を成長させていく。
そうやって成長して大人になっていくキャラクターを見ていると、新鮮な気分になるのだ。


さまざまな人生を歩む女性を描いたストーリーを。

正直言って、23歳のとき、私はもうほとんどマンガを読まなくなりかけていた。輸入ものはどれも高校を中心にやりとりされていたし、ドラマとなると、さして人生経験のない人間にとっては、興味を持とうにも、初めて経験する要素が多すぎた。

が、幸運なことに、私がマンガを完全に読まなくなる前に、Tokyopop(訳注:米国でマンガの翻訳、出版を手がける会社)が『きみはペット』の連載を開始したのだ。これが私の「josei manga(女性マンガ)」への扉を開いてくれた。

『きみはペット』はもう、オープンニングからして私の心をとらえた。

きみはペット(14)<完> (講談社コミックスKiss (571巻))

スミレは、背が高く、高学歴の有能なキャリア・ウーマンだが、そこが理由で損をしているとも感じている。仕事でクタクタの中、上司を殴ってしまい、ついでに昔のボーイフレンドの泣き言まで聞かねばならない。

そこに、典型的なマンガの流儀だが、ありえないことが起こり、彼女と一人の少年を結びつける。彼女は少年をモモと名づけ、ペットと呼ぶことになる。
この物語の横糸は、年上であること、デート、寂しさであり、そこへ見る側の私たちの期待が重なる。

このマンガは実写版シリーズにもなり、人気作となった。ドラマのほうは、哀愁に満ちた原作より、かなり浮ついていて、間抜けな感じだったが、まあ、いい、松潤が出てるから。不平は言わない。

KImi Wa Petto


米国では、メリル・ストリープが、人生や愛のさまざまなステージにいる老いた女性たちを描くプロジェクトを一人で推し進めているところだ。同じような道を着実に進んでいる女優は他にもいる。

こうした、思い悩む、複雑な女性たちを描いた作品が見られるのは、興味深いことだ。なぜなら、そうしたイメージというのはおうおうにして削除され、かわりに、果てしなく明るくて、果てしなくビッチなガールフレンドだとか、複雑さなどみじんもない恋人なんてほうが支持されることが多いものだから。


働く女性

これは言っておこう。私は、リッチで有名な人たちのライフスタイルにはもう興味がないし、働く必要もなく、際限のない自由な時間を過ごす人々をテレビで見るのもうんざりだ。

『TVキャスター マーフィー・ブラウン』や『メアリー・タイラー・ムーア・ショー』を充実させていたのは、やはりワーク・ライフを描いたところだった。


訳注:『TVキャスター マーフィー・ブラウン』=アルコールとタバコへの依存から療養所に送られたテレビキャスター、マーフィー・ブラウン。療養所からテレビ局へ戻ってきた彼女と取り巻く人々を、時事問題や社会情勢を映しながらユーモアたっぷりに描いた大ヒット・コメディ。)

訳注:『メアリー・タイラー・ムーア・ショー』=30歳の独身女性が、婚約破棄の傷からミネアポリスへ引越し、テレビ局の秘書から、やがてプロデューサーになっていくというサクセス・ストーリー。)

ワーク・ライフが描かれていれば、『ザ・ヒルズ』への憎悪を飲み込み、『The City』の数エピソードをチェックすることだってできるというものだ。
いや、キャラクターはどうでもいい。ただ、私としては、ファッション雑誌で働くのってどんな感じなのかを知りたくてしょうがなかったのだ。(あれがテレビ用に作られたしょうもない番組だったことはわかってるべきだったとは思うけれども)。


訳注:『ザ・ヒルズ』=ロスアンゼルスの若者の私生活に密着した、建前上は「リアリティ番組」。)

訳注:『The City』=『ザ・ヒルズ』のスピン・オフ作品。『ザ・ヒルズ』シーズン1〜4に出演したホイットニー・ポートとその周辺を描いたドラマ。ファッション雑誌『Teen Vogue』の正社員の後、『ダイアンフォンファステンバーグ』のニューヨーク・オフィスで働く。)

スパイシーピンク』を読みはじめたのは、漫画ドロイドのおかげだった。これは、仕事と恋愛のバランスをどうとるかを描いた作品だ。
プロットは、私の好みからすれば少々進みがのろいとはいえ、キャリアを優先しつつ、女友達との関係もちゃんと維持する努力をし、20代後半の暮らしの多くを仕事に費やしている女性の話を読むのが本当に楽しかった。私にとって、これはリアルだった。

スパイシーピンク 1 (クイーンズコミックス)


取り繕わなくていい。

去年、友達の1人が、Jドラマのロマンティック・コメディ『ホタルノヒカリ』にはまり込んだが、これは当然といえば当然の話だった。

「蛍は、有名なインテリア・デザイン会社に勤めている。仕事は華やかだが、私生活といえば「華やか」などとはまったくかけ離れたものだった。一人暮らしの彼女は、仕事をしていないときは、ほぼぐうたら。部屋ではジャージで過ごしている。男に関心はなく、それどころか、何にも興味がない。遊びまわるより、ゴロゴロしていたいというのが彼女の信条だった。」

ビールをがぶ飲みし、ゲップまでする主人公。「干物女」(若くして乾き切っているという意味)な彼女への同僚からの忠告も完全に無視だ。

興味深いのは、この物語が、スタンダードな三角関係に面白いひねりをくわえていることだ。蛍は、「理想の女の子」である、彼女のライバルのことが大好きなのだ。男をめぐる女の争いの力学は、しばしば議論されることだというのに。

美しくつくろったJドラマは多くないのかって?もちろん、多い。けれど、ヒロインをあるがままに描いたドラマだって、Jドラマにはたくさんあるのだ。


『NANA』のような作品を一般的に。

私はよく、矢沢あいの人気シリーズ『NANA』の話をする。どうしてかといえば、この話には、女性を語る良質のストーリーの要素がたくさん組み込まれているからだ。

シリーズは、愛、生活、仕事、名声をテーマとしている。だが、物語のベースは大崎ナナと小松奈々の友情だ。キャラクターはそれぞれ自身の人格を備え、弱さももっている。

ツンとしていて、チェーン・スモーカーで、ヴィヴィアン・ウエストウッドを着た、未来のロッカー、大崎ナナ。ぼんやりしていて、恋に恋する、かわいい女の子、小松奈々。大崎ナナのファンになれば、一方で少しずつ小松奈々のことも知っていくことになる。

『NANA』がこれほど人気作になった理由は、自分の力で生きてはいるが、さほど成功しているわけでもない、20代の子たちの暮らしを決して見下すことなく描いているところだろう。

ハリウッドが2人の女性を登場させて映画を作ることに半信半疑であることぐらい、私たちはわかっている。おそらく、『NANA』の人気ぶりを彼らに説明すれば、こうした描写をハリウッドが描く余地もできてくるのだろうが。

備考:私は、百合やヤオイに関しては、どんな要素を米国に取り入れるべきなのか議論できるほど読んでいない。テンプレートを作れるほど十分な数の実写版が存在するのかもわかっていない。
けれど、日本のメディア・ミックスのホモセクシュアル表現に興味がある読者がいるのなら、知らせてほしい。将来、記事にするために調べておくのはやぶさかではないので。●



この記事についたコメントは次回。


   


<お願い>

かなり図々しいお願いなので、書くのを躊躇していたのですが。

IEでコメント番号がすべて1になってしまうという不具合について。……すみません、何度もご指摘いただいていたうえ、以前、コメントで修復方法をご示唆くださったかたまでいらっしゃったのですが(ありがとうございます)、恥ずかしながら「授業の内容がわからない小学生」状態で、具体的にどこをどう直せばいいのか理解できていないのでございます。

そもそも、コメント番号のタグも勝手にブログカスタマイズさんからのまんまコピペでございます(ありがとうございます)。

厚かましいのは百も承知でございますが、どなたかお時間のあるかたがいらっしゃれば、書き換えていただくわけにはまいりませんでしょうか。……コピペして修正いたしたいと思います…。すみません…。気長にお待ちしております…。

ちなみに、コメント番号のためにコピペしてはめ込んだ部分↓。


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posted by gyanko at 17:00 | Comment(133) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

海外ゲーマーの反応 - 日本の最新ゲーム売上チャート:『ダークソウル』初登場1位 -

久しぶりのGAMESPOTのレギュラー・コーナー、『Big in Japan』記事です。


こちらから。


Big in Japan:9月19〜25日の週は『ダークソウル

デモンズ ソウル』の後継作が危なげなく1位。2位に、チームICOのバンドル版。ハードウェア売上チャートの1位は楽勝で3DS。



DARK SOULS (ダークソウル)(特典なし)

DARK SOULS プロモーション映像 第5弾



世界中のゲーマーたちがフロム・ソフトウェアの『ダークソウル』をいまだ待ち続けているというのに、日本では多くのゲーマーたちがすでに1週間以上、例の「ボコボコにされる体験」を楽しんでいる。

メディア・クリエイトの9月19〜25日分売上チャートによると、PS3向け『ダークソウル』は279,567本を売り上げた(本作は日本ではPS3独占)。

2009年に高い評価を受けた『デモンズ ソウル』の魂の後継作、『ダークソウル』では、ほとんど手がかりもないまま、ゲーマーたちが再びファンタジー世界へ放り込まれている。今作では『人間性』システムが導入され、ゲーム内でのプレイヤーの行動次第でさまざまな恩恵に浴することができる。
詳細は、最近のコラムを参照してほしい。
北米発売は10月4日、ヨーロッパが10月7日発売だ。

2位に入ったのは、『ICO/ワンダと巨像』の限定版コレクション。このバンドルは、ブルーポイント・ゲームズ(訳注:米国テキサスのゲーム制作会社)によるHDリマスター版で、初登場で91,902本の売上だった。別売りもされていて、『ICO』は13,420本で1420位、『ワンダと巨像』は7,941本で2014位。(訳注:修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。助かります)

今週のチャートには、Xbox360のタイトルもトップ10に食い込んできた。『ギアーズ オブ ウォー3』が初登場4位、56,113本だった。本作についての詳細は、こちらのレビューを参照のこと。

マーベラスエンターテイメントの新作アクションゲーム、『閃乱カグラ -少女達の真影-』が6位で52,206本。このタイトルは、5人の忍者の中からキャラクターを選んで操作可能だが、キャラクターがダメージを受けると服が破れるという描写で有名だ。
ゲーム自体は2Dアクションだが、ダッシュや空中コンボで敵を倒せる。

閃乱カグラ -少女達の真影- 特典 少女達の秘密ファイル ~ビジュアルブック&サントラ・ドラマCDセット~ 付き

「閃乱カグラ 少女達の真影」 PV


ハードウェア売上チャートは、PS3のタイトルがソフトウェア・チャートで大きな存在感を示しているにもかかわらず、3DSがトップ。今週は70,159台の売上だった。PS3は39,452台。3位がPSPで28,533台。Wiiは14,034台で後塵を拝した。


9月19日〜25日の日本のゲーム売上チャート

・ソフトウェア


1. PS3 DARK SOULS (ダークソウル)/ フロム・ソフトウェア / 279,567本
2. PS3 ICO/ワンダと巨像 Limited Box / SCE / 91,902本
3. PSP 遊戯王ファイブディーズ タッグフォース6 / コナミ/ 64,350本
4. XB360 ギアーズ オブ ウォー3(限定版、同梱版含む)/ マイクロソフト / 56,113本
5. Wii ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III / スクウェア・エニックス / 54,775本
6. 3DS 閃乱カグラ -少女達の真影- / マーベラスエンターテイメント / 52,206本
7. PSP 武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2/コナミ/32,318本
8. PS3 ToHeart2 DX PLUS(限定版含む)/ アクアプラス / 24,429本
9. PS3 テイルズ オブ エクシリア(同梱版含む)/ バンダイナムコゲームス / 22,484本
10. PS3 ギャロップレーサー & ジーワンジョッキー / コーエーテクモゲームス / 18,281本

・ハードウェア・チャート
3DS - 70,159
PS3 - 39,452
PSP - 28,533
Wii - 14,034
Xbox 360 - 3,897
DSi XL - 2,991
DSi - 2,351
PS2 - 1,517
DS Lite - 86
PSP Go - 15●



この記事についたコメントです↓。


■日本人って、シューティングよりRPGとアニメ・ベースのゲームが本当に好きだよなあ。うん、なにも悪くない。

■いやあ、価値あるゲームがそれに見合うだけ売れるってのは、いつだって良いもんだ。

■『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲&降誕の刻印 HDコレクション』と『ICO/ワンダと巨像』のバンドル版、どっちを買うべきか。そりゃ、どっちも買えるならそうするけど、あんまり金を使えないんだ、『Rage』が今週火曜日に出るから。(訳注:前評判が非常に高い、idソフトウェアの完全新作FPS。10月6日、日本発売。世界観が、殺伐とした中にも色気と華があるといいますか、……ゲームがお好きなかたはご覧になってみてください↓。)

RAGE - ID SOFTWARE TEASER TRAILER HD


『ダークソウル』に関しては、ほしいけど、『デモンズ ソウル』ですらクリアしてないオレだから…。『ダークソウル』をクリアできるほどオレに技量があるか疑わしいんだよ。『デモンズ ソウル』でさえ超ムズかったってのに!!!

■『ダークソウル』がうまいことやってるみたいで、うれしいよ。ついに良作RPGってものを作ったやつがいるっていう事実がね。(+2)

■『遊戯王』が『ギアーズ オブ ウォー』より上なのか。なんつうか、昨今のゲーム・コミュニティってのは混沌としてるなあ。(-2)

■『ギアーズ オブ ウォー』のおかげで、Xbox360がようやくPS2の売上を超えられたってあたりがねえ。(-2)

■Xbox360の売上が上がったのって、『ギアーズ オブ ウォー』だろ、うん。(+3)

■『閃乱カグラ』、ローカライズしてほしいんだ。………

それと、3DS、悪くない売上じゃない?(+3)

■『ダークソウル』!!!!!!!(+6)

■今、『デモンズ ソウル』プレイ中。『ダークソウル』待ってるからね!(+6)

■オレ的には、『ダークソウル』と『テイルズ オブ エクシリア』だな。(+6)

■今、ここに宣言する。Xbox360が、日本の歴史上初めて、PS2の売上を2380台上回ったことを!(+6)

■どうして日本の人はXbox360を嫌うんだろう。…嫌いだって、一般には言われてるよね?(+2)

 ■↑Xbox360を嫌いなわけじゃないよ。あの国はプレイステーションが生まれた国だってこと。(-3)

  ■↑簡単な話。日本の人たちのほうがゲームの趣味がいい。Xbox360が一番多く出してくる『コールオブデューティ』だとか『Halo』だとか『ギアーズ オブ ウォー』みたいなシューティングばっかりじゃないんだよ、彼らは。だから、任天堂とソニーが日本じゃうまいことやってるのさ。(+3)

   ■↑そうか?彼らが本当に趣味が良いなら、Wiiがこんなに売れてるはずないと思うんだが。(-1)

   ■↑趣味なんて主観じゃん。正直言って、僕は、日本のゲームの90%はひどい出来だと思ってる。特に、紋切り型のJRPGね。でも、オレがそう言っても、否定する人のほうがぜんぜん多いんだよな。

  ■↑つうか、Xbox360は怠け者過ぎるんだよ。だいたい、日本で『ダークソウル』をXbox360にもってこれてないあたりがもうね(訳注:海外ではPS3とXbox360のマルチ)。

まあ、日本で『ギアーズ』と『halo』を売ろうとがんばりつづけるのは、大ヒット作なんだから(マイクロソフトとしては)王道なんだろう。けど、そんなもん、日本人はほしくないんだって。
真・三國無双6』だって同じこと。日本じゃ、Xbox360版は発売されないんだよ(訳注:日本はPS3独占、海外はマルチ)。だから、店だって、Xbox360のゲームを置きたがらない。

オレはXbox360はもってるし、大好きだけど、ファンボーイじゃない。ただ、事実を言ったまで。

まあ、話を戻そう。『ダークソウル』な。売れてよかったな。米国でも売れるといいなって思ってる。

   ■↑……これは知っておいてくれ。『ダークソウル』はもともとPS3独占だったはずのもの。『デモンズ ソウル』と同じようにね。つまり、開発側のフロムは、そもそも『デモンズ ソウル』を日本国内でのみ、PS3独占で出したんだってこと。

で、今回はそこへ、バンナムだよ。彼らが、北米発売元として『ダークソウル』をXbox360とPS3のマルチにした。北米以外の国でXbox360版が出るかどうかは知らんけど。

マイクロソフトはちゃんとやってるんだって。まあ、もちろん、すごいゲームだから、「北米で出すならXbox360版も」ってこともあるんだろうけどさ。

    ■↑いや、問題は、マイクロソフト側が買い取るなり、日本市場に投資するなりしろってことなんだよ。スポーツとかFPS以外にも、もっとゲームをXbox360にもってくる努力をしなきゃ。(+2)

     ■↑そんな努力いらん。実際、オレは『ダークソウル』がマルチになったことがちょっと嫌なんだ。独占タイトルは独占タイトルとして出すべき。手っ取り早く稼ごうってんで、複数のコンソールでゲームを出すとかいうんじゃなく。

(訳注:無理にマルチで出すなんて)十分に良作なのに、売れる自信がないってことじゃないか。
だいたい、ゲームがマルチになると、こんなはずじゃなかったって出来になることが多い。理由は、マルチにすれば、特定の人たちだけじゃなく、より広いゲーマー層に売れるから、必死になって作らないせいなんだよ。

『ダークソウル』は本来、一握りのグループのゲーマーを対象にして制作されたもの。それがどんどん人気が出た。素晴らしいゲームなのは疑わないが、もし最初からマルチを指向して制作されていたら、『FF XIII』みたいなことになっちゃうって。

『Halo』や『ギアーズ3』を見ろ。マルチになったら、たいして力を注いで作ってないじゃん。

そいや、『メタルギアソリッド』の新作はマルチだってね。オレが正しいか間違ってるかは、これで決まると思うよ。(−1)

      ■↑PS3もXbox360も両方もっててよかったよ。ちまたの人たちは両方買う余裕がないんだね。だから、選択肢が1つに限られちゃう。すごいゲームが出たってなったら、大事なのは金じゃなくて、この喜びを体験するってことだろ。

       ■↑独占タイトルの価値が下がってきてるんだよな。独占タイトルとして全うするゲームはいまどきはほとんどない。

でも、オレたちは、発売されてるゲームをすべてプレイするわけじゃないだろ。だから、一番やりたいと思ったゲームを買う。ただ、その一番やりたいゲームはちゃんと作られてないと嫌だよな?

そういう意味じゃ、オレは、PCゲームがコンソールへの移植を嫌がるのが心の底から納得がいく。だって、PC独占タイトルがマルチになると、もうすべてが本当に粉々になってしまうから。適当に作るせいだろうな。

一番いい例が、『クライシス1』(訳注:EAのFPS。PC版のみだったのが、のちにPS3、Xbox360のマルチに)だ。『クライシス2』(訳注:最初からマルチ)と比べてみろよ。

『ダークソウル』の続編が『クライシス』シリーズみたいなことになるのが、オレは怖い。

■イエー!3DS!カナダにもっと3DSユーザーが増えるべき!(+1)

■>4. XB360 ギアーズ オブ ウォー3(限定版、同梱版含む)/ マイクロソフト / 56,113本

日本でXbox360をもってるやつが全員、『ギアーズ オブ ウォー3』を買ったみたいだな……。日本じゃ、56000人がXbox360をもってる、と。(+5)

■『ギャロップレーサー & ジーワンジョッキー』かあ……。なんか違和感あるけど、日本の人たちって競馬もマジで好きなんだな、こりゃきっと。

■『ダークソウル』がイギリスでも売れますように。(+3)

■PS2がまだ売れてるってのが本当に喜ばしい。PS2、大好きなんだ。(+16)

■『ギアーズ オブ ウォー3』みたいな偉大なゲームが出て、日本人がXbox360を買ってくれたってのはすごいことだよね。(+2)

■PSP go、売上15台って、お前……(爆笑。(-4)

■おおお、3DS、気合入ってきたな。
『ダークソウル』、ダントツじゃねーか。来週も1位だろうな。こりゃもう、今年のGOTY、少なくともGOTY候補作だろ。ベイビー!(訳注:『デモンズ ソウル』は2009年のGAMESPOTのGOTY。記事はこちら)。

オレとしては、『L.A.ノワール』なんかがGOTYを獲った日にゃ、もうぐったりするからさ。あれって、何年も何度も使いふるされてるゲームプレイなんだもんなあ。

■『ダークソウル』、このまま行ってくれ!(+6)

■ワオ。3DSがかなり成功してるね。ま、オレ的にはとにかく、予約してある『ダークソウル』が待ち遠しい。んがぁぁぁぁ。(+2)

■マイクロソフトが独占タイトルを出すたびに、初週でトップ10に入るんだけど、他のXbox360のタイトルは何も売れないんだよな、そのへんがちょっと面白いよね。

3DSが売れたのは、『モンハン』が独占で出るって発表があったからじゃない?たぶん。

で、『ダークソウル』ね、オレはやるぜ!まかせろ!(+16)●



1UPで、『ダークソウル』デス日記の連載が始まりました。第1回は、ゲーム開始から2時間で10回ほど死んだ内容を記したものですが、おそらく死んだ回数を数えつつ、レポートしていくものと思われます。楽しそうに死んでるなあ…と、ちょっと面白かったです。


米国amazonのゲーム・ベストセラー・ランキングでは今現在、『ICO/ワンダと巨像 』が1位。2位が『ギアーズ オブ ウォー 3』。5位に『RAGE』。10位に『ダークソウル』(PS3)が入っています。



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posted by gyanko at 00:42 | Comment(107) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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