2009年06月22日

外国人ゲーマーと日本のゲームショップ その1

今日から3回は、前から、いつかやろうと思っていた、4CRの記事をご紹介します。


この記事のライターのかたは、アメリカ人で、大分の高校で英語の先生をやってらっしゃいます。最近はあまり記事をアップされないんですが、以前はいつも楽しみにしている記事の1つでした。


今日、紹介する記事は、ちょっと変わってます。というのは、ライターのかたが、地元大分の小さな町の小さなゲームショップのオーナーにインタービューをするという内容なのです。


ローカルな話題ではあるのですが、大変なごむ面白い記事です。


では、早速。
題して、『ヴィンク、買い物に行く パート3:『ファミコン道場』

(訳注:そのうち、パート1、2もやります。)


これまで、この『ヴィンク、ショッピングに行く』では、僕が大都市に出かけて、クールなものを探すっていうのが普通だった。けど、今回は、僕が住む町の、僕のアパートから10分の場所にあるショップに行った。このショップは小さいけど、発見があったよ。スゴいものは小さい包みで届くっていうやつだね。


この小さな店はファミコン道場っていう名前なんだ。広さ的には小さめの1フロアだ。
カウンターの後ろにドアがあって、そのドアはリビングに続いてる。後でわかったんだけど、この店はオーナーの家の前面部分なんだよね。

僕が初めてこの店の前を通ったのは去年で、いろんなゲームがあるなあ、機会があったら寄ろうって思った。それで、何度か通っているうちに、あるとき、店のスタッフがすごく英語が上手いことに気づいたんだ。

すごく驚いた。だって、僕が住む町には英語を話せる人はほとんどいないし、英語が上手いってなるとそれよりもっといない。その人の名前はヒロっていって、英語を習ってた人だった。彼が言うには、アメリカの映画を見て覚えたらしい。

彼はすごくクールなやつなんだ。ユーモアのセンスがすごくいい。話をしているうちに、もしこのサイト用に彼にインタビューできたら面白いだろうなって考えついた。僕は彼に、来週、質問とノートを用意してまた来るからって伝えて、いっしょに、このサイトのURLをチェックしてみてって言って、帰った。



↓ファミコン道場

store.jpg

他の写真はこちらで。


次の週、僕は、質問の束と、5年モノのデジタル・カメラをもって、店を訪ねた。でも、ヒロはそのとき店にいなくて、かわりに彼のお母さんがカウンターの後ろにいた。ヒロはすぐに戻ってくるかってお母さんに聞いたら、わかんないって言う。でも、待ってていいって機嫌良く言ってくれたから、しばらく店内を見て回ってたけど、そのうち、僕の日本語の練習もかねてお母さんに話しかけみようって思ったんだ。


お母さんが言うには、店は1982年にオープンしたらしい。そのときはまだ、「ふじやおもちゃ」っていう名前で、玩具の銃やなんかを売ってたんだって(任天堂のカード・ゲームも売ってた)。日本にファミコンが登場したとき、家族みんなで、これは未来の波だって思って、任天堂製品を店の棚に並べた。このとき、店の名前もファミコン道場に変わったんだ。もうファミコンは製造されてないのに、彼らはこの名前を今日まで守ってきたんだよ。


僕はお母さんともっといろいろ話した。そうしてるうちに、わかったのは、お母さんが実はゲームを全然やらないってこと。なのに、お母さん、ゲームのことすごくいろいろ知ってるんだよね。

一時間ぐらいして、こりゃもうヒロはすぐには戻ってこないなってわかったから、また夜にきますってお母さんに言ったんだ。お母さんは、ヒロに伝えておくからって。


僕が店に戻ったのは夜の9時ぐらいだった。ヒロがいて挨拶してきた。彼は僕がカメラをもってくるとは予想してなくて、今日は写真を撮られる準備がないよって言ってた。そういうわけで、ヒロの写真は、シャープのツイン・ファミコンと頭が切れたヒロってわけだ。けど、彼は、いつか写真を僕に撮らせてくれるって約束してくれた。


インタビューを始める前に、ヒロは、僕が、話に出てくるゲームやなんかの写真があるか確かめてきた。で、この写真だ。ゲーム・ボーイ、スーパー・ファミコンのゲームのセレクション。ほとんどが新品で箱入り。



↓スーパー・ファミコンのゲーム。

snesgames.jpg


スーパー・ファミコンのゲームはもっとあって、ハードはいくつかセールになってるのもある。スーファミと64は1980円(約17米ドル)。後ろのPSPのポスターがあるのに気づいたんだけど、考えたら、PSPのハードもゲームもこの店では売ってないのにちょっと変だよね。そう言ったら、ただの飾りだからって言われたよ。


でも、PCエンジンと任天堂ディスクシステムのゲーム(米国ではTurbografix 16)のゲームはいっぱいあった。実は、僕が稼動できるディスク・システムを見たのはこの店が最初なんだ。悲しいことに、そのときお金をぜんぜん持ってなくて、買えなかったんだ。この写真は小さくてわかりにくいけど、下の棚には最初の『ゼルダの伝説』もあるんだよ。わかるだろ? 僕には囁きが聞こえたよ、これを買えっていう、ね。


こっちは64コーナー。小さな店なのにたくさんゲームがありすぎるから、それを全部ディスプレイできるように並べるのはちょっと難しいよね。でも、店員さんたちは在庫をちゃんと把握してて、客が探してるゲームをたちどころに見つけるんだよ。



↓64コーナー。

n64.jpg


これは全部昔のファミコンのゲーム。今もなお、これが、本当にこの店のハートの部分なんだよ。もしレアものを探してるなら、ここがキミの行く場所だ。この店の商売のかなりの部分が、ファミコン・ゲームの売買なんだ。(訳注:他の写真はこちらで。)


この後、ネオジオ、SEGAのミニコーナー、PS2のゲームの棚とかも見て、店内ツアーは終了。さあ、インタビューの時間だ。




本日はここまでということで。

それにしても、なごみますなあ。隣の芝生は青い、じゃないけど、田舎でゲーム屋とか、夢のようだ。実際はいろいろ大変なんでしょうけれども…。


私も田舎はありますが、田舎すぎて、開業どころじゃありません。かといって、農家でもないので、帰ったところで仕事はない。中途半端な田舎なんだよなあ。すぐそば山なのに…。

せめて、もっともっとインターネットが発達して、地元で暮らせる生活になるといいなあと夢想します。昔とちがいますからね。アマゾンがあれば、どこでも暮らせます、私。ゲームとマンガと本とアニメと音楽と映画と化粧品があればいいです(……けっこうあるな)。


明日は、この店のオーナーのインタビューをお送りいたします。



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posted by gyanko at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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