2009年08月05日

海外ゲーマーの嘆き - 『龍が如く3』は北米には来ない…?

筆休めエントリです。今日の話題は、これです。


セガ、『Yakuza 3』はローカライズする気はなし


Yakuza 3』とは、初作が2005年に発売され、全世界累計320万本を売り上げた『龍が如く』シリーズの最新作でございます。いや、スバラしい英題ですなあ…。ヤクザがファンタジー足り得る、異文化圏アメリカならではの傍若無人(そのまんま)さです。ちなみに、このゲーム、カバーもアメリカのほうが直截的で笑えます。


龍が如く Play Station2 the Best →→→ Yakuza-sega.jpg


もうベタな絵柄といい、YAKUZAの赤文字の微妙な間抜けさ加減と言い、あまりのインパクトにしばらくひとりで笑っておりました。『龍が如く』をプレイしたのは一昨年なのですが、このカバーだったらもっと早くに買っていたと思います。(ちなみに、『龍が如く』は歌舞伎町がモデルの街を舞台にした、広域指定暴力団アクション・アドベンチャーです。脚本、『不夜城』の馳星周


さて、「『龍が如く3』は北米には来ない」。このニュースは意外にも、海外ゲームサイトでは、かなりの波紋を広げました。そもそも最初に報じたのはexaminerと思しいのですが、大手ゲームサイトに次々に転載され、喧々囂々のトピックになりました。予想外の反響に驚いたのか、IGNが珍しく、自サイトでは第一報を扱わなかったというのに続報を伝えたぐらいです。

まずは事の発端から。


最新作は、米国での売上不振のため、日本国外には出ない。

まだチャンスはあるとはいえ、英語圏のみんな、残念なお知らせだ。北米ではたった4万本の売上に終わった『龍が如く2』をもって、セガは『龍が如く3』が経費をかけてまでローカライズするには値しないと決定した。

セガの代理人、Ray Almedaは、Examinerに答えて、にべもなく「『龍が如く3』はない」と言い切った。前作までの数字を根拠に、セガは売れないと単純に判断したようだ。

本シリーズはいまだ日本では人気があり、常にトップの俳優や声優を配してきた。現時点でセガは『龍が如く4』を開発中。これには日本の俳優、桐谷健太、成宮寛貴が出演し、最新のモーション・キャプチャー技術を使い、ゲームに彼ららしさを取り込む。


↓桐谷健太、成宮寛貴。

kiritani.jpg narimiya.jpg


『龍が如く3』が日本国外に出ないということは、『龍が如く4』も西側でローカライズされない可能性が高いということになる。前2作のファンには、日本語能力を磨き始めるときが来たということだろうね。●


龍が如く2 PlayStation 2 the Best 龍が如く3 龍が如く見参! PLAYSTATION 3 The BEST


■イタイ…
股間、蹴られた感じ。

■Wow
セガに残された良作だったのに、アメリカに持ってくる手間すらかける気はないのか。オレ的には、もう、次に不況の犠牲になるのがセガ・アメリカだとしても、どうでもよくなったよ。

■発売元、募集!!!
Xseed Games(訳注:米国スクエニの元社員によって創立されたゲーム配給会社)かAtlus(訳注:米国Atlusは他社ゲームの販売やローカライズもやってます)。僕はキミたちに注目してる!!! このベイビーを米国に持ってくるんだ。すでにこのゲームにはカルトなファンがついてる。サウンドトラックといっしょに出して、売上が低くても利益を最大化できるようにするんだよ(他のアトラスのゲーム同様に)。

■輸入しないとなんないのか…
『龍が如く3』の英版をずっと待ってたんだよ。前2作はPS2のお気に入りゲームだ。すべての希望が失われたよ。日本語できたらなあ。

■信じられない…
股間にダブルキックだった。きっとセガが『龍が如く3』をこっちに持ってきてくれるって思ってたから。今は輸入したいのかどうかも考えられないよ。悲しい知らせだった、マジで………

■セガは酷くなる一方じゃないか……
セガが本当に『龍が如く3』の売上に関心があったってんなら、ちょっとは宣伝の形も考えてたろうよ。2作とも批評では絶賛されたけど、米国中に出回ったわけじゃない。実際、ハードコア・ゲーマーの95%は『龍が如く2』がリリースされたことすら知らなかった、賭けてもいい。

『龍が如く』シリーズは凄いよ、私見だけど、このジャンルの大方のゲームより面白い。でも、セガはこのゲームの凄さを気づかせるような宣伝をやらなかったくせに、これは売れないって判断したんだよな?

オレは頭は良くない。でも、これだけはわかる。成功したいとか思ってるなら、新作は重点的にマーケティングするもんだろ。好例が『アサシンクリード』だよ。

■ひでえ、セガ
ひでえよ、セガ。だいたい、お前は最初の時点でも『龍が如く2』をこっちで出すのに死ぬほど時間がかかった。出たの去年だから。

一体、お前は、2008年にもなって前世代のゲーム機で出たゲームがどんだけ売れると思ってやがったんだ? 4万本売れたことすらビックリだっつの。オレは買ったんだ。……他にどれだけ多くの人が買ったのかは知らないけど。バカにしてくれて、ありがとう、だよ、しかも2度も。

■なるほどね…
……輸入して良かった。こっちで出るの待てなかったから。筋がところどころわかんないけど、たいしたことじゃない。プレイできないよりマシ。

■イヤーーーーー!!!!!
オレは日本に3年住んでたけど、どんどん日本語が下手になってる。……とうとう流暢に日本語が話せるようにならなきゃいけない理由ができたってわけか。輸入版をクリアしたら、みんなに知らせるよ。……5年後だがな。

■セガには休息がいるんだよ
これは基本的には、消費者としても経済としても、オレたちが悪い。みんなして、ソニックを利用するだけしてるって言って、セガをけなしてたろ。けど、あのキャラクターがあったから、セガは『Madworld』、『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル』、『Alpha Protocol』、『BAYONETTA』なんかをリリースできたんだ。けど、誰も最新の偉大なるソニックのゲーム『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』を買わなかったじゃないか。誰も、セガの良作ゲームを買わない。もうセガが傷つくまで蹴るのはやめるんだ。誰も、『龍が如く』の前2作を買ってないんだから。

個人的には、ソニーが、字幕付きで最小限度の生産数にしてこっちに持ってくるべきだと思うけど。そしたら、来年は、PS3独占の素晴らしい夏になるはずだし、市場は小さいとしてもかなり売れると思うよ。

■バカげてるよ
セガは、『龍が如く2』を本国リリースから3年も経ってから、前世代ゲーム機で出した。しかも、ファンの興奮以外にプロモーションはいっさいなし。セガの落ち度だ。すっごくがっかりしてる。

■あまりに悲しい知らせだ
オレは前に進むよ。Play-asiaでこれを買うんだ。しばらくはGameFAQs(訳注:ゲーム攻略サイト)が僕の親友さ。

■もう死にそう、セガめ……
PS3を買った大きな理由はこのゲームなんだよ。しばらく前にPS3で『龍が如く3』が日本だけで出たとき、興奮したんだよ。なのに、今、これ。ひどすぎる。だって、輸入して、日本語を習うか(じゃなきゃ、オレがプレイしてる間中いっしょにいてくれる翻訳者を雇うか)、誰かがローカライズしてくれるってニュースが聞けるように、すべての神に祈るしかないんだから。なんか動物とか生け贄に捧げたほうがいいのかな………(T_T)

■ひどすぎる。
『龍が如く3』に本当に大喜びしてた。北米リリースの知らせが届くのをずっと待ってた。でも、これは僕が望んでたものじゃないよ。セガがこれをリリースしないことを責めてるやつら、……聞け。オレは文字通り、『龍が如く2』を3本買ったんだ。

■畜生
こんなことは言いたくないが、どれだけの人が実際にこのゲームを知ってる? 宣伝なし、マーケティングなし。でも、これはビジネスだ。たぶん、将来出すよ、セガは。

■簡単な解決方がある。セガ、聞け
まず字幕をつける。これは費用効率がそこそこ高い。それから、プレイステーション・ネットワーク用のゲームにする。どうなるか見てろ。誰も買わなかったら、そのときはゲーマーを責めていいよ。ローカライズにたくさんの金をかける必要はないんだよ。

■なんていうひでえ話!
僕は、コメントとかあんまりしないんだ。360は持ってるんだけど、PS3は299.99ドルに下がるのをずっと待ってる。このゲームは、PS3を買ったらほしいって思ってたゲームなんだ。『龍が如く3』、『龍が如く見参!』、それに『戦場のヴァルキュリア』も。
セガ、目を覚ませ!じゃなかったら、誰か、頼む、頼むよ、このゲームと『龍が如く見参!』を出してくれ!

■ふーむ…
前2作を北米でリリースして売れなかったのに、セガをどうして責めるのか理解できない。宣伝が足りなかったからだって泣き言、言うのもわかんないなあ。理解できないのは、たぶんオレが住んでる場所のせいかな。だって、ゲーム雑誌やゲームサイトを読まない限りは、ゲームの宣伝なんか見たことないもん、オレ。あるゲームがすごーーーーーく良いなら、宣伝なんかに関係なくちゃんと売れるはずだよ(『戦場のヴァルキュリア』は20万本売れたんだから)。

でも、そしたら、PS2のゲームだから売れなかったって、みんな不平を言うんだろうな。それに対してオレが言いたいのは、最初のゲームがファンを掴んでいれば、次のゲームは口コミだけだって、もっと売れたろうってことだよ。もし間違ってるなら訂正してくれ。でも、このゲームが出たとき、PS2の売上はPS3と似たようなもんだったし、今だってPS2は最大シェアのゲーム機だ。

結局、市場が理由を語ってるんだよ。『龍が如く』のファンには分が悪いけど。

■欧州
これ、ヨーロッパのリリースにも影響してくるかな? 売上どうだったんだろう?

■ひどい。
デモをダウンロードして、ちょっとやってみたんだけどさ、日本語がわかんないんだもん、あんまりできなかったよ。アメリカに来ないなんて残念だ。面白そうなゲームなのになあ。

■パッチは?
英語字幕のパッチも当てられないのか? オレはこのゲームに英語の声優なんかいらない。とにかく、オレとしては、日本の街を歩き回るってのが、実体験ぽくてどっぷりハマれそうだったんだ。ムービーで日本人キャラクターを見て、それがアメリカ人声優の声で話すのを見るまでは、だけど。英語字幕のパッチだけならそんなに経費もかからないし、手間も要らないんじゃない? 

なんとなくオレには、何もしないセガの言い訳に聞こえるんだよね。



ほとんどが悲嘆の声。理由を探してセガを責めてみたり、自らを責めてみたり…。日本独占という言葉が余計に、このゲームを魅力的に見せているというのももちろんあるでしょうけれども、4万本しか売れなかったゲームがこんなに愛されてる、期待されてるというのも、不思議な話です。

が、こればっかりは「ゲームサイトだから」としか言いようがございません。結論から申せば、ハードコアゲーマーは買うけど、Wii Fitをやってるカジュアル層は買わない。だから、結果、4万本。おそらく、そういうことなのでしょう。


それでも、こういう異文化のゲームを自ら進んで買おうとするのがハードコア・ゲーマーというもので、そういう彼らが私は好きだったりします。『龍が如く2』を3本買ったと豪語した彼などは、愛ゆえの悲哀すら感じます。


さて、このニュースから一転、IGNが事態の混乱を重く見た、……のかどうかは知りませんが、重い腰をついに上げました。セガに直接、聞いたみたいですな。さすが最大手、人脈あるなあ。


この記事は明日、お届けします。



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posted by gyanko at 21:00 | Comment(7) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. ドラマは面白かったよね
    ゲーム部分はお使いアドベンチャーだったけど
    桐生ちゃんかっこいい><
    Posted by at 2009年08月06日 02:56
  2. 日本人的には思い付いても使えないタイトルですね
    「かたわ少女」なんてのもあったなぁ
    ヤクザとは完成度が月とスッポンですけども
    Posted by 犬彦うがや at 2009年08月06日 05:36
  3. 馳星周さんは別ペンネームでウィザードリィのノベライズを担当してくらいで、もともとゲームとは親和性の高い作家です
    Posted by 犬彦うがや at 2009年08月06日 05:52
  4. こういうの読むと、日本人で良かったなと思うよ
    Posted by at 2009年08月06日 17:49
  5. 何を言っても売り上げ命なんだから仕方ない
    セガに落ち度はあるだろうが責めれたもんじゃない
    Posted by at 2009年08月06日 18:58
  6. 皆様、コメントありがとうございます。

    ウィザードリィのノベライズ、馳星周ですか。初めて知りました。
    Posted by gyanko at 2009年08月07日 00:07
  7. むしろ去年出たPS2のゲームで、ろくに宣伝しないでアメリカで
    4万本売れているっていうのは凄いんじゃないかな。
    儲かったかどうかは別として。

    ムービーシーンに字幕だけつければいいじゃないかって意見が
    あったけど、アイテム名とその説明文なんかも英文じゃなきゃ
    厳しいんじゃないのかね。そこら辺を全部説明書に載せるとかの
    手抜きローカライズならすぐ出せそうだけど、どうなんだろ。
    Posted by ttt at 2009年08月28日 05:05
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