主軸となるのは、東北出身の、中学を出たばかりの少女。彼女が置屋に身を置き、厳しい教育を受けつつ、修行をする様子を追っています。
解説は英語ですが、インタビューはほとんど吹き替えではなく字幕ですので、十分に楽しめますし、……なにしろ少女がいたいけです。手紙の場面や故郷への電話の場面などはもらい泣きいたしました。
パート6までございます。コメントはそこからプラス評価のものを中心に抜粋してお送りいたします。
見れない場合は、こちらから↓。
Becoming a Geisha 1
Becoming a Geisha 2
Becoming a Geisha 3
Becoming a Geisha 4
Becoming a Geisha 5
Becoming a Geisha 6
■このドキュメンタリーを6回ぐらい観てるけど、全然飽きない。この文化がこれほど魅惑的だとは。(+11)
■なんて厳しいんだ……驚きだよ。(+5)
■芸者はクールだ。日本の伝統では売春婦じゃないのかい?オンラインで読んだよ。じゃなきゃ、ただの芸者にもなれるってことか。(-8)
■↑ちがうよ。彼女たちはエンターテイナーなんだよ(体は売らない)。(+4)
■↑オー、そいつは知らなかったよ。
■↑繰り返すが、一般的に言われていることに反して、芸者は売春はしない。彼女らはホステスなんだ。男は金を払って、彼女たちと時間を過ごすが、体は使わない。そりゃ、売春宿だよ。(+4)
■↑頼むから、芸者と花魁をいっしょくたにするなよ。芸者は、花魁のように体は売らないんだよ。(+1)
■芸者がお茶屋で芸をするのを見てみたいもんだなあ。彼女たち、すごくきれいだよ。(+4)
■薄紫の着物の舞妓が、ものすっごくゴージャス!(+6)
■そう。ホントだよ。芸者は芸を売るのであって、体は売らない。(+10)
■彼女の強さを尊敬する。(+5)
■これだけは言えるわ。もし日本に生まれていたら、芸者になってた。(+5)
■…ワオ、これはすごくクールね。日本人だったらなあ!!!!!!!(+5)
■はあ。お茶のお盆をもって、膝をついた状態から立ち上がるのに、私だと少なくとも片手を足下につかなきゃできないし、お盆がひっくり返って、私の周り6フィート以内にいる人みんなにお茶がかかるわ。芸者って凄いのね……(+2)
■芸者っていうのは実際には芸妓のことだ。芸妓は、京都の人が使う言葉だが、日本人は、芸者っていう言葉はめったに使わない。キャリアによって、舞妓か芸妓を使い分ける。僕たち、アメリカ人は、芸妓と舞妓両方の意味で、すごく普通に芸者っていう言葉を使うけどね。(+1)
■元々の芸者文化はこれよりもっと厳しいんじゃないかと思う。これは、現代の芸者文化じゃないかなあ。(+1)
■わかんないけど、「きくの」は摂食障害じゃないかと思うよ。着物を脱いでるとき、太ってるって不満を言ってるだろ。でも、彼女、ぜんっぜん太ってないって!他の舞妓より胸のラインが大きいだけ。でも、今は芸妓なんだから、そんな子供みたいに小さくなくたっていい。舞妓/芸妓の性格のネガティブな一面だと思ったよ。(+1)
■芸者になりたいの。これは現実的な私の最大の夢よ。でも、私、ヨーロッパ人なのよ。だから、不可能ね。(+1)
■西欧人の芸者、日本にいるよ。読んだことある。だから、キミもなれるよ。ちゃんといろんなことを学ばないとだめだろうけど。
■いた。名前はLiza Dalby。今はもう年齢がいってるよ。彼女が最初の西欧人の芸者だったけど、自分の楽しみや夢でなったんじゃないよ。日本の歴史の研究かなんかの助けにするためにやったんだ。他に西欧人の芸者がいるかどうか知らないけど、彼女がそうだったのは知ってる。彼女の本読んだよ。読みづらいし、入りづらかったけど、面白かったよ。『Geisha

■おいしそうなもの食べてたなあ。単純に芸者が好きだ。彼女たち、とってもきれいだし。修行にはすごく驚いたな。唄や踊りを習ったうえに、お茶の正しい入れ方や飲み方まであるのか。それを全部ちゃんとやってるんだから恐れ入るよ。芸者の芸術様式が廃れてしまったら、僕はとても哀しい。
■↑あれ、かき氷ね。削った氷にトッピングがかかってる(シロップや小豆なんか)。
■年取ったら膝が悪くならないかって思うよ。ずっと膝ついて座ってるんだろ。襖を開け閉めするときですら。
■↑ほとんどの場合、体重だ。使うから悪くなるんじゃない。お前、西欧人みんなに、しじゅう椅子にすわってて尻が悪くならないのか聞けよ。(+3)
■信じられないストーリーだ。あんな、なかば自己犠牲的な、要求が厳しい生活なんて想像できないよ。(+1)
■ちゃんとした着物は5000ポンドもするのか。ドルで1万ドル。なんと。
■芸者って携帯電話持てるのか???
■↑もてない理由を聞きたいね。(+3)
■あのこは優しいお姉さん役だなあ。初桃とはちがって(笑(訳注:『SAYURI』で適役の芸妓)。(+10)
■ゆきなの成熟度合いに唖然としたよ。15歳なのに、彼女には並外れた決意と知恵がある。(+17
■なんで襖を開け閉めするときまでいっつも膝をつくんだよ。すっごい魅力的に見えたよ!!!!(+3)
■彼女らは何にでも配慮と正確さを期するんだ。すべてが儀式だし、襖の開け閉めもそう。間違ってるかもしれないけど。(+6)
■日本ではそれが礼儀なんだよ。特に、修行中の舞妓は、そうしなきゃ叱られる。実際的なことを言うと、ああいうふうにすると襖が外れにくいんだよ。力を加える方向によっては外れちゃうからね。
■ゆきなが祇園小唄を唄いながら、鏡の前で踊るところが好き。(+7)
■この動画をあげてくれてありがとう。いつか芸者を目の前にしたいけど、今はテレビかYoutubeだ。ベールに覆われた世界を見るのはいいね。(+6)
■彼女のお母さんのとこ、泣けたよ。(+5)
■素晴らしい動画。舞妓はこの世界で最も美しい人々だ。この番組は、彼女たちの世界への見事な洞察だった。目が離せなくなる魔法だよ。(+3)
■↑完全に同意だ。芸妓と舞妓の違いとかはわからないけど、……人間に思えないほど(良い意味で)美しくて優美な人たちだ。芸妓になるための修行はただただすごいの一言。僕は、彼女がきっと乗り越えていくと太鼓判を押すよ。素晴らしかった。ありがとう!(+2)
■実際に舞妓になるためには、ゆきなのような態度が必要なんだよ。彼女は断固たる決意をもってるし、意欲もあるし、学ぶ熱意もある。人生をこの仕事にかけようと思うなら、彼女みたいな本当に特別な種類の女の子じゃなくちゃいけないんだ。(+2)
■彼女が合格したとき、彼女と同じぐらい興奮したよ。…入り込みすぎだね!(+11)
■変な事言うようだけど、彼女たちが楽々と箸を使ってるのがすごく良い。僕自身、かなりうまいと思ってたもんだけど、彼女たちが箸でご飯をすくうのを見たら、全然、話にならないって思った。
■またこの動画を見てる。ゆきなが泣き出すと、感情が差し迫るんだよ。バカみたいだけど。でも、きくゆうは今、僕の大好きな芸者だし、すごくきれいで、夢に満ちあふれてる。バカな言い方だけど、彼女ことをすごく誇りに思ってるんだ。
■西欧で私たちがやるみたいに、皿の上に前屈みになるんじゃなくて、口元に茶碗をもってくる日本の習慣がすっごく好き。(+2)
■すてきな番組だった。『SAYURI』を観た後、この美しい文化がなくなりつつあるのは哀しいって思ったけど、失われてなんかいないってわかってよかった。彼女の幸運を祈ってるよ。(+6)
■また彼女の番組を作ってくれたら最高なのに。今度は、芸妓としての彼女の。(+9)
■私個人的なことだけど、きくゆうが経験していることを私が乗り越えていけるとは思えないわ。彼女は、夢を追いかけて素晴らしい仕事をしてる。彼女に幸運を。この番組がもっと長かったらよかった…(+5)
■芸者になれるだけの才能があって、かつ繊細だったらなあ。これを観てて、私ってなんて怠け者なんだろうって思ったわ。恥ずかしい。あぁ、…でも、私は、自分の創作コースの退屈できつい道を歩くわ。(+3)
■オレ、ゲイのゲイシャになりたい。(-7)
■↑なれるよ!太鼓持ちって言うんだよ。(+3)
■彼女が合格したのは当然だよ。業界は人材がほしくて必死だもの。いずれ、相撲のように間違いなく外国人だって受け入れはじめるって思うなあ。きくなの物言いだと、芸者の仕事にセックスは明らかに入ってるし。(-8)
■舞妓や芸妓の数がそんなに多くないのは事実だ。でも、置屋のおかあさんが外国人を絶対受け入れないと思うよ。まず、舞妓になるには教育を受けて、修行を積まなきゃいけない。で、最終的に、そのまま修行を続けると芸妓になる。お母さんは絶対にこういうことにいいかげんになんかならないよ。それからもう1つ.舞妓や芸妓は絶対に娼婦ではないよ。どっちもちがう。伝統を学んだエンターテイナーだ。日本の芸術だ。
■きくゆうが「見せ出し」してもらったとき、涙目になっちゃったよ。幸せな気持ちになった。彼女が仕事を楽しんでるようなのがうれしい。(+3)
■水揚げはもうやってないのか。彼女はセックスが仕事に結びついてることを告白してないけど、確かにあるよ。でも、彼女が言ってるのは、旦那とか夫のこと。一人の男にパトロンになってもらうんだ。ほとんどの場合は結婚するけどね。(-3)
■ノーノーノーノー!売春禁止法ができる前は、水揚げは舞妓が芸妓になるための儀式だったんだよ。でも、それはもうない。芸妓は、旦那をもつかどうか選べるんだ。義務的なもんじゃないよ。(+2)
■このドキュメンタリーで芸者と舞妓を今まで以上に尊敬したよ。アップしてくれてありがとう。(+5)
■このドキュメンタリーは、舞妓になりたいという夢を実現するゆきなを巡る話だ。私がYoutubeで観た中で最も面白くて感動的だった。
芸者と彼らの職業意識には常々尊意を抱いているが、今は、これを観たら、もっと尊敬するようになったよ。
「ゆきな」が「きくゆう」へ徐々に変わっていく様は啓示的だったね。彼女が合格したときは涙を拭ったよ。彼女と他の舞妓たちは複雑にからみあった美しい、生きた芸術だね。おめでとう、きくゆう。(+3)
コメント中でも言及されていましたが、私も、彼女の成熟度に感嘆いたしました。本当に15歳とは思えぬほどにしっかりしてる。素直で、優しくて、芯が強そうな少女です。立派な舞妓さんになられてください。
↓励みになりますので、よろしければ、ひとつ。

舞妓か芸妓を使い分けるなんて初めて知ったw
以前見てとても感心した記憶がある
置屋のおかあさんが凄いかっこよかった
こういう伝統はなくなってほしくないなぁ
太鼓持ちのマゲって独特でおもしろいよ
芸妓は、明治に入って男の芸者と区別するため東京で使われ始めた呼び名だ。
まぁ、今は男の芸者はいなくなっちゃってるけどな。
そうやすやすとエロい事が出来る訳じゃ無いぞ
資格が有るかどうかを見極められ
自分が花魁側に選ばれなければ女の顔すら見れない
ttp://www.youtube.com/watch?v=KrDGTUm2vBc&eurl=http%3A%2F%2Fgyanko%2Eseesaa%2Enet%2Farticle%2F127291476%2Ehtml&feature=player_embedded
「昔の性格が変わるのが複雑だったけど、今は当たり前のことと思う」
こういう風に自分の変化を恐れないのって、すごく難しいことだと思う。
素直で強くて、しかも柔軟な子だわ。
カブロ、つまり見習いの幼い女の子が姉さん芸者のことを「おいらん(おいらのねえさん)」みたく呼んでたことから、姉さん芸者や高級女郎を総称して花魁って広く呼ばれるようになったんだよ。
上位の遊女にしか使われない呼称ではあるけど。
このあたりはっきりした線引きがない呼び名だから、日本人でも難しいね。
ただ、この世界に飛び込んだ女の一部しか花魁と呼ばれることはなかったわけで。
昔は売春に近い事はしてたのは事実なんだよね。
今はありえないけど。
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/2729/saiken/oiran.htm
こういう話もあるけど。
おいらの姉さんが語源だというのを断定するほどの証拠は無いみたいよ。
今は形骸化してるけどきちんと残ってるぞ。
とんでもねぇ金額で二十歳そこそこの俺には無理だったけど。
あ、でもあの時無理しておけば俺は今独身じゃなかったかもな。
ま、そうウマくいかんのが現代だけどねw
堂々として、とても綺麗な舞妓さんになってました。
本当に凄い尊敬します。
良い感想だね。同感です。