では、本日の記事を。
『FF XIII』がNBAオールスター・セレブリティ・ゲーマーをスポンサードする
「2010年のNBAオールスター・セレブリティ・ゲームは『ファイナル・ファンタジーXIII』がお送りいたします」。NBAとスクウェア・エニックスがプロモーション契約を交わしたおかげで、金曜、ESPN(訳注:ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のスポーツ専門チャンネル)のアナウンサーがこういうのを僕たちは聞くことになりそうだ。
(訳注:オールスター・セレブリティ・ゲームは、オールスター・ゲーム中のイベントとして、米国のセレブリティがゲームを行うもの。公式ページはこちら。)
スクウェア・エニックスが、NBAをスポンサードするという声明を出したのは今日(訳注:10日)。これに加えて、オールスター・ゲームに付帯するNBAオールスター・ジャムセッションでも、『FF XIII』のプレビュー・ブースが設けられることになる。今年のオールスター・ゲームはダラスで行われる。
(訳注:オールスター・ジャム・セッション。3ポイントシュート・コンテスト、シューティングスター、スラムダンクなどのバスケットボールのアトラクションを見せるオールスター・ゲーム中のイベント。)
声明では、NBAのファン層が、若いゲームファン層とかぶるというようなことを言っていたが、プロ・バスケットボール・リーグのスポンサーって、こんなに多種多様だったっけ?まあ、とにかく、セレブリティ・ゲームは金曜日、イースタン・タイムで7時からだ。●
バスケットボールと『FF XIII』。考えたこともない取り合わせで、合ってるのか合ってないのかもよくわかりませんが、セレブリティゲームの際、センターコートに『FF XIII』の広告も掲げられたようです。
↓センターコートの宣伝広告はこちらで。
2010 ALLSTAR CELEBRITY GAME WEST WINS
↓セレブリティ・ゲームで放映されたCMはこちら。
Final Fantasy XIII 13 Commercial US HD
この記事についたコメントです↓。
■変だよ。それしか言えない。変。
■控えめに言っても、『FF XIII』がNBA関連のスポンサーになるって、……行き当たりばったりって感じがするけど、今までで一番家族向けな『FF』がリリースされるってことなのかな。
■ESPNでコネチカット大学vs.シラキュースの試合のとき、これ、言ってた。
■『FF XIII』より、『ダンテズ・インフェルノ』とか『バイオショック2』のほうが良かったなあ。
■↑確かにね。スクウェア・エニックスのゲームを米国のメジャー・スポーツで見たことなんてないもんなあ。
■↑オールスター・ウィークエンドでプレビュー・ブースをもつことを考えたら、……成人向けゲームはスポンサーとしては良いアイディアじゃないよ。特に、『ダンテズ・インフェルノ』はだめだ。あのゲーム、巨乳が走り回ってるもの。
■Xbox360版やバンドルに金を注ぎ込むかわりに、セレブリティ・ゲームで宣伝しようって決心したのかねえ。
■これがどれだけの金の浪費かわかってないんじゃないの?そりゃ確かに、若いゲーマーだってたくさん試合を見るだろうけど、オレが若い頃って、JRPGは変なものだと思ってたし、オレの回りもそう思ってたよ。みんなじゃないにしてもさ。
バスケットボールのファン層と『FF』のファン層って一致しないよ。コメディ・セントラル(訳注:コメディ中心の米国のケーブルTV)みたいなネットワークにお金を使うべき。
■↑『FF』は知らないけど、CMを見て、クールな感じって思ってくれるかもしれない層にお金をかけるか、それとも、すでに『FF』を知っていて、予約をしてる層にお金をかけるかってこと?広告は、そんなごちゃごちゃ言うほど小難しいものでもないだろ。
■↑スクウェア・エニックスとしては、レオナ・ルイス(海外版のテーマソングの歌手)を使ったし、その「若い」ゲーマーたちが『FF』に惹かれるかもしれないって考えてるんじゃないかなあ。
■↑そういうことが言いたいんじゃないんだ。スクエニは、この宣伝で、より多くの若いゲーマーに買ってもらえるって考えてる。でも、何も知らないにしろ、少なくとも、より詳しい情報がほしいって思ってくれるような、もっと大人のゲーマー層に買わせるほうが、オレ的には簡単だろうと思うんだ。
■若い層にアピールするっていうのが的外れだっていうのは、確かに。でも、若い層って、セレブリティ・ゲーマーを金曜の夜にじっと座って見てないと思うんだわ。これを見てる見込みが高いのはもっと大人の層じゃないかな。
■妙な感じ。……最初に見出しを見たときは、冗談かと思ったよ。
■昔ながらのアメリカのスポーツマンってのは、JRPGが大好きってことになってるのか。
■↑広告というのはほとんどの場合、それまで気にもかけてなかった人たちに、商品への興味をもたせるためにある。
■↑筋骨隆々の男が、テレビの前で「リミット・ブレーク!」(訳注:『FF XIII』の戦闘システムの1つ)って叫んでるのを想像しちゃったよ…。
■↑オレたちに宣伝してもしょうがないもんな。ほとんどがすでに買う気なんだし。リサ・クドロー(訳注:TVドラマ『フレンド』等の出演した米国の女優)が『レイトン教授』のCMやるのと似たようなもんか。
↓リサ・クドローの『レイトン教授と不思議な町』のCM。
Professor Layton and the Curious Village | Lisa Kudrow Trailer
■サッカーとか野球のほうが、バスケットボールよりはターンベースっぽいのになあ。
■スクエアの素晴らしいやり方なのかも。セレブリティ・ゲームを観戦する人たちはたぶん、ゲームはやらないんだろうけど、『FF XIII』のビジュアルには歓心を得るだけの魅力がある。そういう人たちが、好き嫌いは別としても、ゲームを買ってくれたら、売上は上がるもんね。
■信じるかどうかわかんないけど、ドワイト・ハワード(訳注:NBAの選手。リーグ屈指のセンタープレーヤー)って、オーランドのオレが働いてるGameStopに何度も来てるよ。『ファイナル・ファンタジー』のことも知ってる。
■↑億万長者のドワイトが、GameStopで中古のゲームを買って、節約にはげんでるとか、やめてくれよ。
■↑新品買ってったよ。でも、中古の下取りはやったな。本当の話。
■NBAオールスターのファン層と『FF』のファン層はちがうだろ?ま、一番良い金の使い方ではないけど、スクエア、ナイス・トライだよ。
■『FF』とNBAって、マスタードとアイスクリームぐらい違うよね。どっちもファンタスティックだけど、共存できるものじゃ絶対ない。
■かなりアホらしい提携だわ。スクウェア・エニックスがより広い西欧の客層にアピールしようとしてるのはわかる。でも、必死すぎて、要点を見失ってると思う。お金を使うなら、北米で、前話にあたる小説を翻訳出版してくれるとか、コレクターズ版を出してくれるとか、そっちでしょうよ…。
■こうだな…。
選手がフリースローを決めようとしてる。
スコアは同点。時間はもうほとんど残ってない。
決まるか、外れるか、勝利のすべてがこの1投にかかってる。
みんなの目が彼に集まる。彼の顔から汗が飛び散る。
ハイ、ここで、チョコボの音楽がイン!
↓チョコボのテーマ曲。
FF - Chocobo Themes
■↑これだな。
■サッズやチョコボならNBAに入れるはず。問題は、彼らがデニス・ロッドマンのことを気に入ってくれるかだ。
■選手の誰かにサッズのコスプレさせないとだめだ。
■こんな奇妙なゲームのマーケティングは初めてだよ。次はなに?ハローキティDSがスーパー・ボウルのスポンサーか?
■変ではあるけど、……それほどでもない。昔、月曜の夜のRAW(訳注:アメリカ合衆国のプロレス団体WWEのテレビ番組)で『FF』の宣伝をアナウンサーがやったの思い出したよ。
■シカゴ・ブルズにヘイスト(訳注:動きが早まる魔法)をかけたいよ、いっそ。ブルズ、今、ダメなんだもん…(涙。
■↑ヘイストじゃ効かない。ブルズがダメになるのが早くなるだけだ。むしろ、相手チームにブライン(訳注:暗闇状態にする魔法)をかけたほうがいい。
■↑もういっそ、ニューヨーク・ニックスのファンになったほうが。
■↑JRPGがオールスターをスポンサードするなら、せめて『ファンタシースター オンライン』がよかったな。
■スクエニ、いくら払ったんだろ。
■NBAを観てる人の中で潜在的に『FF』のファンになりそうな人がどれぐらいいるのかわかんないけど、スクエアのマーケティング・チームにとっては意味があるんだろうな。……そうオレは思う。
■僕は、とにかく観るよ。だって、選手に、『FF』のファンですか?とか、このゲームをやろうと思いますか?とか聞くかもしれないし。これって、エキサイティングだよ。
■『FF』のすべてを愛してるけど、これは正しくないって思うんだ…。
■ま、「2010年NBAオールスター・セレブリティ・ゲームは、『ウイニング・イレブン2010』の提供でお送りいたします」ってよりはぜんぜん良いだろ。
■面白くもあり、変でもある……。ビジネス面では、下手なマーケティングの一例。間違った層にゲームを売ろうとしてるってことでは、EA並み。
■スクエニは、北米でより広い大衆へのマーケティングをする時期が来たんだよ。『FF XI』のときは宣伝が少なすぎて、スタートが弱かったから。
■みんな、NBAを見るやつは『FF』を知らないって言うけどさ、宣伝はなんのためにあるんだ?
■スクエニ。ずれてるって。セレブリティ・ゲームを観戦して、かつ『FF XIII』をプレイするやつなんて、オレはたった一人しか知らない。
■↑オレ、今、『FF XIII』とNBAっていう大好きなもの2つの組み合わせを絶賛しようと思ってたとこだった。
■↑じゃ、これで二人だ。オレの兄貴とキミ!
こういうマーケティングは北米のスクエニが担当するのだろうと思いますが、いろんなことにチャレンジしますなあ。
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それともあっちではFFは日本で言う深夜アニメみたいな存在なのかな?
日本ではお笑い番組かなぁ
といっても熱心なJRPGファンはほっといても買うだろうし、わざわざ宣伝するとしたらむしろあまりゲームを知らない層の方がいいのかもしれんね。
>サッカーとか野球のほうが、バスケットボールよりはターンベースっぽいのになあ。
NBAの話題なんだから、アメ人なんだろうから、サッカーじゃなくてアメフトのこといってんでねえの?
ま、どんだけ効果あるのかは分からんけど
EAとかならわかるけど
口うるさいコア層よりもライト層のが美味しいことに気づいてスクエニも任天堂ぽくなったりして。
野球もアメフトもシーズン中じゃなかったし、しょうがなかったのかもね。あとはNHLくらいか
ラッパーみたいな黒人とレッドネック白人が
怪訝な顔してる場面しか想像できんが・・・
日本だと歳とるにつれ離れて行く印象だが…。
ていうか以前の記事ではFF=若年層向けって意見がでてた気がするのに。
その辺の層にリーチしたいってことだろうし特におかしくもないんじゃないの。
ていえばちょっとは買ってくれるよ
嘘じゃないしなww
戦闘は良かったけど、シナリオが糞で一方通行だったし
アメリカでは受ければいいけどな
ってまた日本が叩かれるんですね
わかります