2011年09月10日

海外の反応 - 日本って、アートはダメだけどアニメはスゴいよね -

本日はこちらから。

なかば釣り、なかばジョークのトピックのようですので、気楽に読み流してください。


日本のアートはダメだけど、アニメはスゴいよね。

アートの場合↓。

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でも、カートゥーンとなると↓。


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日本って、
スゴいよね。



コメント件数157件。おおまかに一通りお送りいたします。


■笑ったよ。まあ、同意。(ルーマニア、オラデア)

■ロシアのカートゥーン、どこから見つけてきたの?ソ連の崩壊から20年経つけど、いまだに子どもたちはこういうコミックがなによりも好きだよ。

■『ドラえもん』はどこ?(マレーシア、Mara Sabah技術大学)

■アンチに生きたまま焼かれそうだけどさ、……『ナルト』は? みんなは嫌いかもしれないけど、あれが世界中で最も成功したマンガでありアニメの1つなのは事実でしょ。

■まず、カートゥーンといっても、日本と西欧じゃ完璧にスタイルがちがう。比べられないよ(僕自身、『アステリスクとオベリスク』(訳注:フランスの人気コミック)は好きだよ)。

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第二に、僕はアニメ・オタクでもファンでもないけど、その僕ですら、『ロボテック』が、侮辱であることは知ってる。真のアニメ・シリーズ『マクロス』はもっとはるかにバイオレントなものだったのに……。(ボリビア、サンタ・クルス市)

(訳注:『ロボテック』=1985年に米国で放送されたSFロボットアニメ。竜の子プロダクション製作の『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』の3作品のライセンスをハーモニーゴールド USA 社(Harmony Gold USA)が取得。連続する一つの大河シリーズとして翻案し、再編集された作品)。

■『ロボテック』は大失敗作だよなあ。3つの別々のシリーズを米国が編集したっていう。
それと、『アステリスクとオベリスク』もクールだけど、日本のアートも最高だよ。(ベトナム)

■神への冒涜だ!日本のアニメに『ロボテック』の画像を加えるなんて!なんてことだよ!(シンガポール)

■確かに、……って、え、『ポケモン』は?(マレーシア、パタリン・ジャヤ )

■『ナルト』がないって、どういうこと?(インドネシア、バンドン)

■『ナルト』と『BLEACH』、最高だろ。ここにあがってないけどさ。

■日本はスゴいよ。……でも、アニメはダメだ。この記事は正しくない。

■キミが日本のアートについて何を知ってるかは、まあいい。オレだってさして知らん。

でも、広重だとか、水墨画のジャンル全体を見れば、面白いものがたくさんあるってわかるだろ(明白だよね、もう)。とにかく、欧州のアート同様、日本のアートだって、スゴんだよ。ただ、独自の方法論をもってるってこと……。(カルガリー、ゲイ・ロデオ協会)

■『遊戯王』は?! ねえ!

■イエス、イエッス。そうなんだよ、そう、その通り、イエーーーース!(叫びつつ昇天)

■なんで日本のアートがダメなの?真剣に理解できない。笑える投稿をしようと思って、ついでにアートの歴史に対して必死になってるっていうだけなら、わかりはするけど。(シンガポール)

■私は芸術を学んでる学生。日本のアートは素晴らしいよ。アニメっていうのは、日本の生活の中の一側面ってだけでしょ。(ジャカルタ、ラワマングン)

■『アステリスクとオベリスク』>>>日本。

■こう言えない?ヘンタイがなかったら、アニメはダメ、と。

■『ONE PIECE』!これだろ!(フィリピン、アテネオ大学ダバオ校)

■1790年代に米国は存在しないよ。気づいたの、僕だけ?若い国なんだよ、米国は。(セルビア)

■あっちよりこっちがいいなんて考え方じゃなくてさ、両方を愛そうよ。

■日本のアートって最高でしょ。これなんか↓。あなたは、美術のなんたるかをまるでわかってない。

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■訂正だな。日本ってのは、なよなよしてるし、感傷的な国だ。ただし、やつらのハイテクだけは、超イケてる。(ブダペシュト、コルヴィヌス大学)

■ちがう。日本のアートはスゴいんだって。これって、単純化されたスゴさなんだよ。
一方で、欧州のコミックだってすごく良いもんだ。
リアルじゃないからって、ダメってことにはならないだろ。

■この投稿したやつ、なんにもわかってないなあ(笑。

■この投稿を見て、もう一度最初から『犬夜叉』を見ようって衝動に駆られちゃった。

■日本のアートがダメだなんて言ってる時点で、お前は地獄へ落ちるのがふさわしいよ。(メキシコ)

■文化遺産の比較なんてするもんじゃないぞ。意味がない!それぞれスタイルが違っていて、それぞれ良い。

追伸:画像の、『ドラゴンボールGT』以外のアニメは全部すごいよな!

■まあ、ヘイターは何だって嫌うから。でも、私個人としては、アニメって、宮崎が作ったもの以外は、何かが足りないって感じてしまうの。いや、すべてが足りない感じがする。

■いつでも、カートゥーンよりアニメが好き。けど、この2つのジャンルは共通項がまったくない。どっちも描かれたものだってことだけ。

あ、それと、アニメはカートゥーンじゃありませんから!アニメはアニメなの。

■画像の14番目のアニメってなんてアニメ?(オランダ)

 ■↑『トトロ』の上?『カードキャプターさくら』だ。CLAMPの最高傑作の1つ。

■『アステリスクとオベリスク』は、史上最高の子ども向けコミックだから!(フランス)

 ■↑子ども向けだなんて考えてるとしたら、キミは『アステリスクとオベリスク』を理解してないね。対照的に、ほとんどのアニメは、最高でも8〜12歳の子どもが対象だよ。(ギリシャ、ピレアス)

■うん、わかってるよ。全部見てるし。

■画像の日本絵画は江戸時代のものだね。当時の日本のアーティストは、絵画の新スタイルを模索してたんだ。

で、ヨーロッパのほうはロマン派の時代のだね。当時のアートのスタイルは、特定のものに限定されてたんだな。今からすると、ダメダメだよ。

■日本のカートゥーンはクソ。『るろうに剣心』以外は!

■うーん……『スポンジボブ』のほうがどんなアニメよりはるかに上だって。

■『カウボーイビバップ』はどこだよって思ったら、あったのね。うん、それなら意味がある、この投稿には。(ハンガリー)

■『アステリスクとオベリスク』なんて、つまらん。ここであがってるアニメはほとんど見たな。大好き。

■ねえ、本当にスゴいのはアニメじゃなくて、マンガだって思ってるの僕だけ?カートゥーンも同様。見るより、読むほうが好き。問題ある?(ブラジル、パラナ連邦大学)

■80年代のアメリカのカートゥーンも上げてくれよ。

■なんとまあ………欧州のアートのほうが浮世絵より上だと言うつもり?最近の学校はいったい子どもに何を教えてるの。(フィリピン)

■本気か?日本のアートがダメだって言うために、ルネッサンスの絵画を引き合いにだしたのか?ダメなのはお前だ。……(メキシコ、ベラクルス大学)

■きちんとよく見たら、日本の絵がキュビズム的なのがわかるはずだが。一方で、西欧はリアリズムで行き詰っていた。ものを抽象化するっていうのは、リアルになにかをコピーするよりぜんぜん難しいことなんだよ。(コロンビア)

■暴論だなあ。(スペイン、バルセロナ)

■アニメ>すべて。(マイアミ)

■フランスの勝ちだと思ってます。

■言っとくが、『アステリスクとオベリスク』はフランス産じゃない。ベルギーのものだ。(訳注:初出はフランスPilote誌(Wikipedia))

■アニメがスゴい!って。……ハハハハ、いや、ちがうだろ。(ウクライナ、オデッサ)

■ヘンタイをお忘れだよ。ここが日本のスゴさなんだから。

■触手ポルノも忘れないでくれ。

■スゴいものはただ一つだけ。『ONE PIECE』だ。(フランス、ブルトン)

■日本によって、素晴らしい子ども時代がみんなにもたらされたってわけか…。

■僕、日系4世なんだ。僕からすれば、日本はスゴい国。でも、アニメはつまんないや。ずいぶん見たけどね。

■ふざけてんのか。日本型のカートゥーン(アニメね)は、ビジュアルでも脚本でも最も独創性がないものだ。過大評価されてるよ。

ただ、1つだけ、僕に一時間以上ずっとすわらせ、じっくり鑑賞させるアニメを作るスタジオがある。それがジブリだ。(Mirage3D、アニメーター)

■『アステリスクとオベリスク』がいつでも最高。例外は『ポケモン』。

■正論とはいえないな。アニメは文化。ポップ・カルチャーだ。まあ、アートでもあるが、ポップ・アートってやつだな。

■さて、じゃあ、オレがアニメ擁護をするか。そうだな、カートゥーンには傑作がある。ほとんどが欧州産。しかし、カートゥーンは、全体の98%が子ども向けだ。

アニメというのは、あらゆる人向けのジャンルが揃ってる。日本は、アニメってものが子ども向けばかりじゃないスゴいものだってことをちゃんと理解してる国なんだよ。むろん、アニメにも傑作はあるしな。

それと、日本のアートもダメじゃあないよ。

■日本、最高でしょ!(ブラジル、サンパウロ)

■はああ…、お願い、もう13歳以下向けのサイトを別に作ってちょうだい!(ハンガリー、アート&デザイン大学)

■日本が楽勝でしょうよ。勝負にならない!(ベトナム、ホーチミン、テクノロジー大学)

■浮世絵が「ダメ」だって言うわけ?冗談もだいがいにしろ。(インドネシア、西ジャワ州)

 ■↑浮世絵がダメなのは、スゴすぎちゃってまわりのものが色褪せちゃうからじゃないの?で、余計に凄みが増す、と(笑(インドネシア、ペリタハラパン大学)

  ■↑そうか(笑。

   ■↑これとか、覚えてといてくれよな。

■日本のアートがダメって…。おめでとう!あなたは世界一の馬鹿の1人に決定しました!(ハンガリー、ブタペスト)

■世界は、アートってものを深刻にとらえてるよね。で、カートゥーンのほうは、ギャグや寓話を語るのに使ってる。

かたや、日本。彼らは、アニメを深刻なものとして描き、アートをギャグや寓話を語るのに使ってるんだな。(イスラエル)

■日本のマンガはアートとして考えられるべきです!そして、コスプレもまたアートとして考えられるべきなんです!

 ■↑ここのサイトの連中は、日本のアニメを『アステリスクとオベリスク』と比べてるんだぜ。
僕は、100作品以上のアニメを見てきた。……だから言うけど、『アステリスクとオベリスク』には何もない。日本のアニメは、ここにある画像だけで語れるものではない。(インドネシア)

 ■↑だね。ここにいる多くの人が、日本のアニメのほうが、ほとんどのヨーロッパや米国のカートゥーンより上だということをなぜ認められないのか。理解できないよ。ストーリーという点で、日本人のほうがはるかにクリエイティブだということは確かなことだ。

日本のアニメを嫌う人の多くが、数点作品を上げて、全部似たようなもんだとか指摘するよね。『コボちゃん』、『バカボン』、『あたしんち』、『星矢』、『名探偵コナン』などなど、……どれもユニークで独創的だろ!(インドネシア大学)

■真面目な話、ヨーロッパと日本でカートゥーン産業を比較なんて無理。今のヨーロッパになにがあるんだよ?『Nemi』ぐらい?(訳注:ノルウェーのコミック)
一方、日本は、この地球上で最もコミックとアニメが盛んな中心拠点だ。

■…エロでくだらないだけのカートゥーンのほうが、ストーリーはないけどビジュアル面で上だっていうのか。…オレはもうこんな地球に住みたくないよ……。

 ■↑あのねえ。……ヨーロッパや米国のカートゥーンやコミックだって、それぞれちがった独自のユニークなスタイルをもってるもんだ。要は、アーティストそれぞれの創造性、感情、コンセプトの問題なんだよ。

■イタリアにはヒューゴ・プラットがいる。
日本は、プラットの靴の紐でも結んどけ!

■日本はスゴいさ。アートも最高。でも、アニメは嫌い。でもって、『アステリスクとオベリスク』以上のものはないよ。

■邪魔するようだけど、……ロシアにはそれはそれは美しいカートゥーンがあるの。……これを言いたかっただけ。はあ…。

■日本のアニメってゲイっぽいんだよ。

 ■↑それでも、『トワイライト』ほどじゃあない。

■オーマイガ。…どれだけ多くのエクセレントなアニメがあるか。……『エヴァンゲリオン』、『るろうに剣心』、『ドラえもん』、『キャッ党忍伝てやんでえ』、『ポケモン』、『ドラゴンボール』、『ONE PIECE』、『鋼の錬金術師』、『犬夜叉』、『聖闘士星矢』、『キャプテン翼』、『カードキャプターさくら』、………それ以外の画像は僕にはわからないけど、本当に素晴らしかった。日本はスゴいよ。(ポルトガル、ナザレ)

■イタリア人だが、……この投稿は悲しいことにあたってるよ……。(イタリア、サレルノ大学)

■日本のアートがダメですって?あなた、アニメといっしょに部屋に閉じこもって、そこから一生出てこないで。(フランス、マルクブロック大学)

■ベルギーには、『タンタン』と『スマーフ』がある。隅々まで探して、そのうえで嘆くなら嘆いてくれ。(ベルギー、ルーヴェン・カトリック大学)

■『ONE PIECE』も『ドラゴンボール』も『るろうに剣心』見たことある?見たうえで、『スマーフ』やら『アステリスクとオベリスク』のほうがいいとか言ってるの?

 ■↑『ONE PIECE』はひどいと思うよ。好きになる理由がわからん。他に良いアニメはあるのに。『ONE PIECE』のシリーズはクソ。

  ■↑笑うわ。『ONE PIECE』って何話あるか知ってんの?全部見てんの?

  ■↑見てないんだよ、やつは。賭けてもいい。……で、絵柄から判断してるのさ。『ONE PIECE』のストーリー・ラインは信じられないほど面白いのにね…。(フィリピン、イマキュレート・コンセプション大学)

  ■↑趣味悪いんだろ。あるいは、『ONE PIECE』を全部見れるほど忍耐強くないか、理解できないアホか。『ONE PIECE』を超えるアニメはないって。(フィリピン、アテネオ大学ダバオ校)

  ■↑『ONE PIECE』はただもう完璧!『アステリスク』だって好きよ。子どものころ、いっつも見てた。でも、今は、アニメだ。だって、練りに練ったアイディアが注ぎ込まれてる。ありがちな勧善懲悪なキャラクター設定じゃないんだよ。

『アステリスク』は良いアニメからは程遠い。すまんね。まあ、『バッカーノ』(全13話)、『DEATH NOTE』(全37話)を見てみることだ。僕の言ってる意味がわかるから。(ハンガリー、デブレツェン、Tóth Árpáギムナジウム)

  ■↑うん。それと、付け加えると、『ONE PIECE』は男に涙を流させる唯一のアニメだ。(フィリピン、アテネオ大学ダバオ校)

  ■↑日本じゃ、『ONE PIECE』と『ドラゴンボール』は傑作って言われてるよね。(フィリピン、メンディオラ、サン・ベーダ大学)

■『エヴァンゲリオン』、『さくら』、『ドラゴンボールZ』以外は、そこまでスゴくないよ。『キャプテン翼』って、『アステリスクとオベリスク』より上かな?そう?(ジュネーブ、スイス)

 ■↑『ケロロ』がないのよ、このリストには。作り直せ!(モントレー、メキシコ)

 ■↑あと、『るろうに剣心』も。

 ■↑真面目にやれよ。『Dr.スランプ』だろ。

  ■↑その通り。『サムライチャンプルー』、『攻殻機動隊』、『アフロ・サムライ』、『交響詩篇エウレカセブン』、『アキラ』、『エルゴプラクシー』、『イヴの時間』、『フルメタル・パニック』………とにかく、日本の良いアニメを上げてたらキリがないよ。でも、この人のあげるアニメ、90年代のアニメ中心だなあ。(ハノイ、ベトナム)

■日本のアートはダメじゃないね。ジャポニズムでググれ。



ヨーロッパは、『アステリスクとオベリスク』一択という感じのコメントが多かったです。……というか、これ以外にあまり作品が出てこない。『テンテン』、『スマーフ』、『Nemi』ぐらいでしょうか。

どっちの質が上という話ではなくて、思い出せる作品数の圧倒的差が産業規模の差だろうなとは思いました。



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posted by gyanko at 00:32 | Comment(340) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

海外の反応 - 「同人誌を含む、マンガをノーパソ内に所持していた」ことで、アメリカ人が児童ポルノ所持容疑でカナダ税関で捕まる。 -

前回の記事についたコメントです。
長文の議論が多かったのですが、方向性はある程度まとまっており、さほどばらけてはいませんでした。だいたいの流れを一通り。


■もうマンガは、クラウド・ストレージにでも隠しとくしかないな!

 ■↑じゃなかったら、妙なものは読まないことだ。日本からは実に良い作品がたくさん出てるだろ!『トトロ』とか『ラピュタ』を見ることを提案させてもらう。

■また募金のときがきたか。カトリック・チャリティーズとデンバー・レスキュー・ミッション(訳注:どちらのキリスト教の慈善団体)の次に、僕がお金を注ぎ込んでるのがCBLDFだっていうと、みんな「頭大丈夫?」って顔で僕を見るんだよね。

■ひでえ。マジでひでえ。絵じゃねえか。オレだって、後背位でセックスしてる絵ぐらい、棒人間でよけりゃ描けるぜ。で、それに「この子は12歳です」って書いておいたら、捕まるっていうのか?じゃあ、捕まえてくれよ。

 ■↑いや、ことは深刻なんだよ。カナダでオレたちは、国中にはびこる児童ポルノ組織に少なくともこの5年間、関わってるんだ。この組織に関連して逮捕されたやつらの多くが、成人アダルトもの以上に、あきらかに未成年の性行為や猥褻な行為を描いたマンガを大量にもってた。

「ただの絵だろ」なんて擁護論は、バカげてる。子供じゃないならいい。でも、絶対にちがうとは言えない、一線を踏み越えたものなんだ。そういうマンガが大量にだぞ。

 ■↑棒人間の後背位と露骨なロリコンのアダルトマンガの違いがわからないなら、キミは問題を理解してないってことだよ。

ただ、この記事の捕まった男に必要なのは、セラピーだ。刑務所じゃない。

  ■↑おいおいおい。なにをワケのわからんことを。説明してくれ。なにが違う?紙と線だろ。児童ポルノが違法なのは、「キモいから」とか「間違ってるから」じゃないよ。子供とセックスすることは、子供を傷つけることだからだ。けど、「児童ポルノを描く」ことで、子供が傷つくわけじゃない。

実際にところ、むしろこういうもので子供が傷つかないようにしてるところもある(「すべて解禁しろ」理論には問題はある。だが、最近の研究では、暴力のようなものには効果があるのが証明されてる)。

なんでこの捕まった男がセラピーを受ける必要がある?誰かを傷つけたとでもいうのか?子供の絵でオナニーしたからって、刑務所いかなきゃならんわけか?
そりゃ、ゲームの中でそのへんを歩いてる人を車で轢いたら、刑務所行きだって言ってるようなもんだぞ。なにかちがうか?ちがいがあるなら、僕に説明してくれ。「キモいから」とか「間違ってる」なんて逃げ口上はやめてくれよな。

検閲が許されるのは、制作過程で実際に人(それと動物も、と僕は考えてる)が傷つくときだけ。そうじゃない場合は、完璧にバカげてる。

   ■↑小児愛者の行動っていうのはエスカレートしてくっていう研究もあるんだよ。まずコミック。それから、写真の売買。次は、なにかしてやろうと考えながら、通りを歩く子供をつけ回しはじめる。そして、いずれ実際に、甥っ子だとか隣の家の子供と2人きりになる時間を作る…。

それに、ほとんどのポルノにはストーリーがないだろ。児童ポルノにもない。ただ興奮するためにだけ提供されるもの。だから、こういうもので性的に興奮した人が病んでしまって、実際に子供に危害を加える傾向がある。

こういうものを見る人たちの100%が子供に犯罪を犯すわけじゃない。でも、彼らの100%が病んでるんだ。セラピーを受けるべき人たちだね。

    ■↑通常のポルノとなにがちがうのさ?普通のポルノを見て興奮して、地滑り的にレイプするとでも?
ロリコンと暴力的なゲームの違いも教えてくれよ。暴力的ゲームがよくて、ロリコンがダメな理由は?
あとさ、じゃあ、ストーリーがあれば、ロリコンもOKなわけ?

>でも、彼らの100%が病んでる。セラピーを受けるべき人たち。

↑なんで?こういうものを読む人たちが社会にどういう危害を加えてるか説明してくれないかな?「キモい」、「間違ってる」っていう理由以外でね。

■>漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く)で

どうして文学は対象じゃないの?音楽は?
子供が虐殺されてるマンガは持ち歩けないの?そこまで悪いことじゃないだろ?

■カナダに入国するとき、同じようなトラブルになったことあるよ。カナダは好きだ。すごく。ただ、……入国が最悪。あれは持ち込むな、これは持ち込むな、ウザすぎる。カナダ人だって絶対もってるくせに。

■オレなんて、パソコンに入ってるアニメのおかげで生きてるようなもんなんだが。

 ■↑僕もだよ。パソコンに入ってるマンガのほとんどは、裸なんて出てこないやつだけどね。エッチ(ecchi)シーンはいっぱいあるけど……。

■ノーパソの中を捜査する権利なんてどこにあるの?ノーパソ自体をチェックするのは理解できる。爆弾じゃないってことを確認したり、ドラッグを隠してないか見るためでしょ。でも、中のファイルまで?ありえないだろ。

 ■↑カナダだもん。僕たちの米国とはちがう法律なのかも…。ただ、100%確信をもって言えることは、米国だったら、たとえそれで「証拠」が出ても却下されるだろうってこと。データ検査をしてもいいぐらいの強い優先的理由がない。

  ■↑オレたちのカナダも、捜査や検査に関しては米国と似てるよ。ただ、カナダ国境サービス庁の場合は、爆弾ではないことを確かめるためにノーパソの電源を入れる権利をもってるんだ。

でも、人のハードドライブの中まで嗅ぎまわることは、あきらかに『権利と自由のカナダ憲章』の2項Bを侵してる。裁判じゃおそらく、却下されるね。
カナダ国境サービス庁側は「ハードドライブを捜索する理由があった」って反論するだろうけど、法学を学びたての1年生でも、そんな主張は跳ねつけられるよ。

■米国も、税関で電子機器の捜索はするよ。対象は、非アメリカ人だけじゃない。手短に言うと、アメンドメント4(訳注:理由もなく捜索されることを拒む権利)はこの場合一時的に停止されて、容疑の理由を提示しなくても所持品を捜索できる。

■チビ・キャラクターにも、マンガにも、なにも問題はない。ただのマンガに過ぎないからね。
でも、どうやったらその存在に言い訳できるのか理解できないヘンタイものがたくさんあるでしょ。頭と足が大きいデフォルメされたキャラクターじゃなくて、実際の子供にかなり近く描かれたもの、それでレイプやら拷問やらさ…。

最近は、デジタル・グラフィックの精度が上がってきてるから、想像物と現実をちゃんと分けて、合法、違法を判別できるもんなのか疑問に思う。本物の子供が使われてないなら、写真みたいに精巧な児童ポルノでも許すべきなの?

文明社会で店の棚に普通にそういう商品が置いてあるなんて、想像するのはオレにはしんどい。

 ■↑オレも思う。現実じゃないからって、なんでも許せるもんなのかって。ハリウッドのすっごいリアルな3Dで幼児の強姦を描かれて、それが合法って言われても冷静でいられる?みんな大丈夫なんだな…。

 ■↑お前は、ゲームの殺人やらそういうのは大丈夫なわけ?

 ■↑写真の場合は、制作過程で実際の子供が被害に遭ってるわけだからな。でも、絵は誰も傷ついてない。差は明らかだろ。

 ■↑小児愛者であること自体は犯罪じゃない。その性癖に基づいて行動することが犯罪なんだ。

僕は、たとえキミが『グランドセフトオート』で、大量殺人を犯す社会病質者になって楽しんでたとしても、それでキミを判断したりはしない。『カウンターストライク』で、他人の頭を後ろから銃でぶち抜いて楽しんでても、それでキミを判断はしない。『モータルコンバット』で女性をぶちのめし、残酷に殺しても、それでキミを判断しない。

こういう行動はどれも、現実にやらかしたら、倫理にもとるし、違法だ。
けれど、現実の犯罪を連想させるような架空の世界を楽しでるからって、それで人を取り締まるなんてことを、キミはマジで支持するの?

 ■↑法律には問題点がある。それは一度、先例を作ってしまうと、次の事例が続けて作られてしまうってことさ。つまり、ここで、「本物ではなくても、児童ポルノは違法」としてしまうと、一足飛びに「本物ではなくても、殺人は違法」になっていくわけだ。

実際にやってない犯罪で人を罪に問うようになるってこと。犯罪を起こそうと考えるだけで、罪に問われるってことだ。

ほとんど人は、少女がレイプされる絵も3Dも嫌いだろうね。でも、だからと言って、グラフィック表現を禁じることはできない。そうなれば、ヌードがあるからって理由で、18歳以下は米国の美術館の芸術の半分を見ることができないなんてことだってありえる。

 ■↑オール・オア・ナッシングな話ではない。言論の自由だって、規制されることはある。

たとえば、「私を中傷するのはやめてくれ」と訴えることだって、言論の自由を地滑り的に奪っていく一歩ではある。目撃者の身元を保護するために規制することもあるし、ある人々にとって危険を生む「言論」を禁止することもある。

けれど、社会というものは一般に、こういう地滑りをコントロールすることをかなり得意としてるもんだよ。だから、(訳注:そのコントロールの結果として)暴力的なゲームは存在する一方で、児童ポルノは違法っていう現状がある。

■カナダの児童ポルノ法は、すべてのビジュアル表現を含んでる。未成年の性行為を描いたものすべてだ。現実の子供の写真でなくても構わない。ここでは、「想像は想像でしかない」というのは通用しない。

カナダの犯罪法から見て、ハンドレーは違法なものをカナダに持ち込んだ。彼は法を破り、告訴された。それが事実の核心だ。

外国を訪問するとき、その国の法律を知っておくのは自分自身の責任だろ?

 ■↑くだらねえ法律だ。

 ■↑無害なマンガをもっているだけで逮捕されるかもしれないってのが心配なんだよ。

  ■↑「無害」とはどういうことかについて議論するのは価値あることだとは思うが、我々カナダ人はみんな、不要はものは切り捨てたいし、児童ポルノに関しては現状のままでいさせてくれ。

 ■↑ここ米国でも、しばらく前に似たような法律を作ろうとしたことがあった。ところが、問題が出てきた。この法律を採択すると、『ロミオとジュリエット』も、聖書も、『すてきな片想い』も、もういろいろ発禁にしないといけなくなっちゃったんだよ。だって、どれも未成年のセックス描写があるから。

 ■↑ってことは、『クレヨンしんちゃん』も『バトル・ロワイアル』も、カナダじゃ完璧&究極に非合法だな。

■僕はアーティストだ。確かに、絵を描いたからって、実際に子供を傷つけるわけじゃないよね。問題は、「言論の自由」を理由に、突然、児童ポルノ・アートが大手をふって通りを歩いていいものになってしまうことなんだろう。

厄介な状況だ。児童ポルノ・アートを甘んじて許してると、そういうものを見てる連中と同じだと思われるリスクがともなう。かたや、排除しようとすると、道徳警察になるリスクがともなう。

僕の場合、人が児童ポルノ・アートを描いていたら気にするかっていうと。しない。
見たいかっていうと。絶対いや。
自分のサイトに児童ポルノ・アートっぽいものをのせられるか?ダメ。これは、クライアントになってくれる可能性のある相手に見られて、好きなんだなと思われるのを避けたい。
児童ポルノ・アートを描いたり所持していて、法律に抵触した人に同情するか。しない。

 ■↑(訳注:ナチにだって権利はあるが)他人の権利を支持するために、ナチになる必要はない。(おそらくキモい)ペドの絵を描く権利を支持するために、ペドになることはないんだよ。

「おそらく」と描いたのは、捕まった人がどういうものをもってたのかわからないから。女性が『東京少年少女』もってただけで告発されてるんだもんなあ……。

 ■↑言論の自由は言論の自由。他人を傷つけない限り、描きたいものを描くことができるはずだ。

ロリコン・マンガが健全かって?たぶん、ちがうね。じゃあ、言論の自由で守られるべきものかって?絶対そうあるべき。

 ■↑ゲームやマンガは、容認されてるでしょ。どっちも邪悪さは同じようなもんだけど、僕は楽しんでるよ。だって、現実じゃないから。

道徳ばっかり言うやつは過去にもたくさんいた。偽善者だよ。誰からも好かれない。

誰だって、人から肯定してもらえないものはどこかにもってる。でも、ほとんどの人はまともだよ。お互いに他人の好き嫌いを受け入れてもいる。
嫌なのは、直接的に誰かを傷つけたり、考えを押しつけたりすることだけ(必ずしも宗教方面ばっかりじゃなくてね)。

■カナダって、すべてがクールでイケてる国だと思ってたわ。同性結婚とかマリファナ規制のゆるさとか。

でも、ポルノに対する態度は、米国よりひどい。米国なんて、建国したの(訳注:道徳に厳格な)ピューリタンだぞ?…こりゃ、どっかで断絶があるなあ。

あと、まあ、正直言うと、日本よ、……ロリに関して、あんまり最先端を行かないでくれると助かる。

■ロリを擁護するのは、KKKが行進したり、集会やったりする権利を擁護するようなもんだと思うがな。

■主流のマンガって、そんなに僕たちにとって必要なもの?排除する良い機会だと思うが。

 ■↑キミが言ってることって、言論の自由を守るっていうこととまったく関係ないよね。

僕たちは日夜、マンガのアーティスティックな面でのメリットやクオリティについて議論してる。このアート形態はどんなふうに強化されていくのか、あるいはどんなふうに弱体化していくのか。
キミはマンガの何を知ってる?大事なことは何も知らない。

自分が使っていない権利だから要らないって言うのはね、結局は、自分が必要な権利すら放棄することになるんだよ。

  ■↑レスしちゃダメ。僕が見たそいつが書いてるコメントはぜんぶ、釣りか嫌がらせ。悲しいかな、こうやって返信してても、やつのコメント欄が伸びる始末。
愛されてないやつなんだよ。誰かがハグしてやらないとだめなやつ。ハグにはすごい力があるからね。

   ■↑わかった。

■自分用メモ。オレはカナダ人だけど、ノーパソをもって飛行機に乗るときは、中身をよーくチェックしておくこと。

■カナダには行かない。所持品を嗅ぎまわるよな連中、好きじゃない。ましてノーパソの中身まで。
CBLDFには前に募金したことあるけど、今回もやる。(彼らの信念は)見込みのない希望かもしれないけど、オレが信じてる希望の1つだから。

■『リリカルなのは』を知らない人はほとんどが、児童ポルノだと思っちゃうんだろうなあ。まあ、そう勘違いしたからって、この男を捕まえていいわけがないけど。

 ■↑児童ポルノ・マンガってどういうのだよ?だって、絵だろ。現実の人間にすらオレには見えないんだが。

■マンガ自体はカナダで許されてるって。でも、児童ポルノは、どういう表現形態であってもダメ。簡単な話だよ。

■ロリものは個人的には、キモいし、変だし、げえっとは思うさ。でも、ここで現実の子供が傷ついてはいない。1年間、収監されるなんておかしいと思う。

ロリものを所持していたら、そりゃ本物の子供を使ったポルノもあるんじゃないかとは疑われるよ。でも、捜査して、現実の児童ポルノが出てこなかったのなら、釈放すべきだ。

 ■↑だよな。吐き気がするし、キモいが。違法なはずがない。

 ■↑うん、その通り。絵を違法にするなんてありえん。

■酷い場面を写真のようにリアルに表現した3Dってのはもう存在する。血まみれの殺人シーンがある映画なんて、1本2本じゃないだろ。

だから、要は、それで誰が傷ついてるのかってことだ。

 ■誰も危害を加えられていない。だから、違法にすべきではない。わかるよ。

でもね、世の中のことのすべての根っこには、大衆がどういうルールで動かしたいかっていう集合的決定がある。

僕だって言論の自由は信じてるし、アートの価値も信じてる。
でも、同時に僕は、すべての理想は、民衆の意見に根ざしているというのも信じてるんだ。こういう民衆の意見が法律になる。その社会に住む人々がルールを作らないのなら、それは自治とは言えないわけだしね。

僕たちの社会には暴力表現がある。これは僕たちがそれを選んだから。子供をレイプする表現はない。それは僕たちがそれを選ばなかったから。
(宗教的な)神聖なスタンダードがあるからとか、そんなことじゃないんだ。これが僕たちが選んだことだってだけさ。

■カナダに行く予定なんだ……。ノーパソにもiPodにもひっかかりそうなものはもってないけど、個人のデジタル・データをチェックするとか、どんだけクソだよ。

サンディエゴに行ったときにさ。女性の税関職員が、携帯を見せろって言うんだ。画像ギャラリーが見たいって。パスワードをかけてたから、解除して見せた。思ったね。「この女、なにを考えてんだ?画像ギャラリーにオレとビン・ラディンがいっしょにビールを飲んでる画像があるとでも??!」

それとも、あれか。iPodがジェイルブレイクされてるかどうかとか?そんなの警察って気にするもんなの?

 ■↑ジェイルブレイクは違法じゃない。

■この記事は、マンガと性的なヘンタイものをちゃんと区別できてない。今回、問題になってるのは後者。マンガ・スタイルで描かれてるヘンタイものね。これじゃ、支持運動を広める記事じゃなくて、混乱を起こすだけに思える。

この件に関しては、もう少し事実情報が要る。見つかったデータはどういうものなのか。税関は今後、どういうものを取り締まる気でいるのか。子供たちが少年ジャンプを家から持ち出さないようになる前に、そのへんを知りたい。

 ■↑日本で使われてる定義だと、マンガっていうのは媒体。本とか映画みたいな媒体を意味する言葉だよ。まあ、マンガ媒体の特定のスタイルを指す言葉とも言えるかもしれない。

エロやヘンタイっていうのは、マンガやアニメ、ゲームの中の1ジャンルだね。

記事の人が所持してたものが実際どういうものなのかは公表されてないけど、エロやヘンタイかもしれないし、露出がまったくないマンガかもしれない。ここではまだマンガとしか、わかってないからなあ。

■『ソドムの市』を持ち歩くのは許されるんだな。近親相姦も汚食症もあれば、7歳の子供とのセックスも入ってるのに。でも、マンガはダメ、と。

■わかった。言おう。僕はカナダ人だ。数多くの空の旅を経験してきたが、一度もノーパソの電源を入れろなんて言われたことはない。非常に変な話だと思う。

 ■↑なにが変だよ?カナダの税関が、カナダ国民を検査するとき態度がゆるいのは当たり前だろ。

■一年も収監されるってのが信じられん。カナダって、たいして深刻な犯罪はないってことに思える。

■実際の子供の児童ポルノなら逮捕も当然だけどなあ。……マンガでしょ。絵。ただの想像……。

想像上の犯罪で人を逮捕して、税金と時間を使う。バカな国だ。

■カナダに行く準備はできたかい?まずは持ち物チェックだ……

ロリータ』は?『ソドムの市』のDVDは?SMっぽいものが必要になったときのためのユダヤ教の割礼のイラスト解説は?

オーケイ、カナダ、じゃあ、行こうか!



税関でノーパソの中身までチェックされることへの嫌悪感を訴えるコメントが目立ちました。ほぼこれに関しては、擁護なし。

ロリ・アダルトマンガについては、8:2か7:3で、規制反対が優勢といった印象。ただ、これはあまりネットをやらない年配層や保守層を入れると、多少、賛成派の比率が増えるのではと思います。


参考までに児童ポルノ規制法を簡単に(詳細はこちらから)。

米国:2002年の連邦最高裁判決で、実在しない子供を描いたポルノを規制するのは表現の自由を不当に侵害するもので違憲と判示。

カナダ:大変厳しい。作品に現実の子供が出ていようといまいと、処罰対象。ビジュアルだけでなく、文章や録音も規制対象になりうる。
2001年に最高裁が、規制を合憲(『権利と自由のカナダ憲章』)と判示。

英国:実在しない子供を描いたマンガ等のポルノが規制対象になるかどうかは、「どれだけ写真に近いか」による。擬似写真と判断されれば規制対象。ただ、写真のように見える「写実性」は該当しない。

その他、こちらに、ドイツ、フランス、アイルランド、オーストラリアの児童ポルノ規制法の現状がまとめられています。


最後になりましたが。
記事のアメリカのかたと表現の自由を支持するためのComic Legends Legal Defense Fundへの募金はこちらから。同じページから、PAYPALによる募金も可能です。



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posted by gyanko at 12:30 | Comment(143) | TrackBack(0) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

海外記事 - 「同人誌を含む、マンガをノーパソ内に所持していた」ことで、アメリカ人が児童ポルノ所持容疑でカナダ税関で捕まる。 -

本日の記事はこちらから。


アメリカ人がノーパソにマンガを入れて持ち込むと、最低でも1年間、刑務所に入ることになる。

カナダの税関は道徳警察の役割を果たしていることで悪名が高いが、今度、カナダに旅行に行くときは、日本のマンガは、デジタルにしろ本にしろ、家に置いていったほうがよさそうだ。

Comic Book Legal Defense Fund(訳注:以下、CBLDF)は今日、カナダへ渡った際、ノーパソにマンガを入れていたことで罪に問われている米国人を守る取り組みを支援するため、協力体制を作ることをプレスリリースで発表した。

(訳注:Comic Book Legal Defense Fund=コミックの作者たちの表現の自由を守るために1986年に設立された米国の非営利団体。)

有罪判決を受けた場合、児童ポルノ所持の罪で最低1年間は刑務所に入ることになる。

以下、CBLDFのプレス・リリースから引用。

”事件の事実には、コンピュータ・プログラマーであり、熱心なコミック本のファンである20代の米国市民が関わっている。彼は、米国の居住地からカナダに住む友人を訪ねようとしていたところだった。

彼がカナダの税関に到着した際、税関職員がアメリカ人の所持品の検査をした。ノーパソ、iPad、iPhoneもこの検査に含まれた。税関職員は彼のノーパソの中にマンガを発見、これを児童ポルノであると見なした。
被告の名前は、法廷戦術上の関係で秘匿するよう弁護士側から要請されているので、ここでは述べない。

問題となった画像は、すべてマンガ・スタイルのコミックである。あきらかな犯罪行為を示す写真のようなものはない。にもかかわらず、逮捕令状が出て、ノーパソは警察に押収された。

結果として、このアメリカ人は、児童ポルノ所持とそれをカナダに持ち込んだこと、この2つの罪に問われることになった。裁判で有罪になれば、彼は最低1年間服役することになる。
この事件は、北米のコミックやマンガに将来的に広い範囲にわたって影響をもたらすことになるかもしれない。”

日本でも海外でも、マンガの中の性的要素が取りざたされている昨今、こうした事件は他にも起こっている。
2007年には、アイオワ州のマンガ収集家、クリストファー・ハンドレーが税関で引っかかり、日本からの荷物を開けられ、児童ポルノ所持で告発された。その後、警察が彼の自宅に捜査令状をもって入り、彼のコレクションに数冊の「ワイセツな」マンガがあったとして、彼を起訴した。

CBLDFを初めとして、ニール・ゲイマン、マンガ研究者のマット・ソーンといったコミック界の著名人たちがハンドレーを守ろうと精力的に支援したにもかかわらず、最終的には2009年に有罪を申し渡され、6ヶ月の実刑判決が下された。


(訳注:
ニール・ゲイマン:イギリスのSF 作家、ファンタジー作家。ヒューゴー賞を2003年と2009年に受賞。ブラム・ストーカー賞を1997年と2002年に受賞。『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』、『壊れやすいもの』、『コララインとボタンの魔女』。

マット・ソーン公式サイト。文化人類学者、京都精華大学芸術学部マンガ学科助教授。 『風の谷のナウシカ』などを英訳。日本の少女マンガが女性に与える影響を文化人類学の立場から研究。 手塚治虫文化賞選考委員。)

2010年には、東京都が、1964年に制定された埃まみれの「東京都青少年の健全な育成に関する条例」を拡大改正する156議案を採択。東京都が、インターネットや携帯電話への未成年のアクセスに広い範囲で介入したり、未成年者に以下のものを販売することを犯罪として取り締まれる力をもつことになった。

”漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く)で、刑罰法規に触れる性交もしくは性交類似行為、または婚姻を禁止されている近親者間における性交、もしくは性交類似行為を、不当に賛美し、または誇張するように、描写し、または表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの。”

この議案に対しては、数多くのマンガ家が反対して陳情書に署名をし、『少年ジャンプ』の集英社をはじめとするメジャーなマンガ出版社が東京国際アニメフェアをボイコットするという警告行為に出たが、「児童を守れ」的な美辞麗句を掲げる支持者たちに推し進められ、可決した。(このボイコットが影響力になることはなかった。フェア自体が地震によって中止になったからだ)。

条例は7月1日から発効する。だが、東京都はすでに、この条例下でターゲットとなる最初のマンガ、6作のタイトルを公表している(訳注:『奥サマは小学生』、『あきぞら』、『彼氏シェアリング』、『恋人8号』、『碧の季節』、『花日和』)。

とはいえ、当てつけがましいようだが、この東京都の条例は、米国の保護法とはちがって、18歳以上の指定がある限り、成人向けマンガの販売を阻止するものではない。つまり、実際には、この条例では、ハンドレーが所持して罪に問われたようなハードコア・マンガ自体を犯罪にはできない。
ただ、十代のセックスをテーマとしたコメディや、売春や近親相姦といった禁忌の問題を扱った気骨のあるマンガ等が、取り締り対象としてボーダーラインに立つことにはなる。

日本と米国の、マンガに関わる法規への取り組みは、関係がないわけではない。日本のポップカルチャーのライター、フレデリック・ショットやロナルド・ケルツが指摘するように、日本における検閲は、米国やカナダの検閲への取り組みに影響を受けて、強まっている。東京都条例156の支持者たちの多くが、「西欧では許されていないこういうものを許しているのは恥ずべきことだ」という論法を使ったほどだ。


(訳注:
フレデリック・ショット:ノンフィクション作家、翻訳家、通訳。旭日小綬章受賞。『ニッポンマンガ論―日本マンガにはまったアメリカ人の熱血マンガ論』、『日本のまんが―Manga! manga!

ロナルド・ケルツ:ライター。東京大学講師。アメリカ人の父と日本人の母をもつ。「プレイボーイ」「ダブルテイク」「サロン」「ヴィレッジ・ヴォイス」「ニューズデイ」「コスモポリタン」「ヴォーグ」などの雑誌や新聞に、数々の作品・記事・エッセイを寄稿。

条例156の重要な支持者である都知事、石原慎太郎は、条例可決後の最近、4期目の再選を果たした。2010年12月の記者会見で彼はこう言っている。

”世の中には変態ってやっぱりいる。気の毒な人で、DNAが狂っていて。……西洋の社会ではあんまり認められないと思うけどね。日本はあけっぴろげがありすぎたから。”

今回の事件で、カナダ税関の激怒を買ったのはどんなマンガなのかと情報を求めたところ、CBLDFの事務局長、チャールズ・ブラウンスタインからこういう返答があった。

「こちらで把握しているのは、問題となっているものにさまざまなマンガスタイルで描かれたファンタジー・コミックが含まれていること。彼が所持していた作品の中に、主流のマンガシリーズ『魔法少女リリカルなのは』の同人誌もあったと思われます。つまりファンが作ったコミックです。また、セックスのいろいろな体位を棒線画で表現したような日本語のオリジナルのマンガもあったと言われています。

とにかく、どうであったとしても、当局は表現芸術をターゲットにしてるってことなんです。写真のような犯罪の確固たる証拠ではなくてね。」

当然のことだが、ノーパソから発見されたアートワークが厳密にどういう性質のものであろうと(訳注:たとえ猥褻なロリータポルノであろうと)、言論の自由の問題であることには変わりがない。
だが、ハンドレーの場合だと、彼が所持して起訴されることになった作品が、ヤオイでもなく、マイルドな変態セックスを扱ったコメディ・マンガでもなく、露骨なロリコンの成人向けマンガだったことが明らかになると同時に、彼に同情する気をなくしてしまった人たちもいる。

この他にも、マンガを所持していて、カナダの悪名高い、使命感に燃える税関職員に捕まり、検査を受けた人に、エリザベス・マッカラングがいる。彼女は2006年に、相原実貴のヤングアダルト向け恋愛マンガ『東京少年少女』を持ち込もうとして、カナダ当局からゲイやレズビアンの要素を含んでいると告発された(税関職員は、タイトルにboyという単語が入っていたことで怪しんだ)。

だが、そこに性的な行動が描かれていようとも、想像は想像なのだ。アートワークはアートワークなのだ。言論の自由を守るということは、いかがわしいものであっても、不愉快な言葉であっても、それを守るということだ。

ハンドレーの有罪答弁は、法的先例がなかったということがある。
しかし、今回のゾッとするこの新しい事件は、言論の自由を守る法的戦いの次ラウンドになる。もちろん、被告人にとっても、児童ポルノ所持で有罪になれば人生が台無しになるという、大きな戦いだ。

CBLDFは、Canadian Comic Legends Legal Defense Fundと協力し、この戦いへの資金を募る。見積もり経費は15万カナダドル。詳しい情報は、CBLDFのプレスリリースを見ていただきたい。●



この記事についたコメントは明日か明後日に。



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posted by gyanko at 12:19 | Comment(108) | TrackBack(0) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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