2011年02月09日

海外ゲーマーの反応 - Gacktは『ファイナルファンタジー』から抜け出てきた男 -

1月下旬に唐突に上がった記事です。
何を今更な感じは正直いたしたのですが、あるいはライターのかたがファンなのかもわかりません。というか、たぶんそう。


こちらから。


ファイナルファンタジー』から抜け出てきた男。

gackt.jpg

歌手であり、ソングライターであり、俳優であり、ゲームキャラクター。自らを1540年生まれの吸血鬼だと言っていた時代もある。彼に対する永遠の問いかけはこれだ。「彼は、気が狂ってるのか?」

いや、彼は気が触れているわけではない。むしろ、日本で最も興味深い(そして華やかな)人間の一人だ。ソングライター、ファッション・モデル、俳優、小説家、レストランのオーナー、脚本家、そして霊能者。Gacktは、齢40前に、このすべてをやってのけた。

沖縄生まれのこのロッカーは、神威楽斗というステージネームで、ロックバンド、MALICE MIZERのメンバーとしてデビューした。ただのロックンロールではなく、ヴィジュアル系であり、日本版グラムロックであり、メタルであり、ポストパンクだった。
その後、Gacktはソロキャリアをスタートさせて成功し、TVのバラエティ番組や、ドラマ、映画にも進出した。

が、Gacktの面白いところは、これだけではない。

Gacktは心からゲームを受け入れた人間でもある。単純にCDセールスを上げるために、新しく出たゲームなら何でもいいから最新シングルをタイアップさせるというのではなく、声優として出演し、自身に似たキャラクターをゲームに登場させた。日本でかつてこんなことをしたメジャーなレコーディング・アーティストはほとんどいない。

2003年にリリースされた『武刃街』には、Gacktをモデルにした主人公、劉王羽(ラウ・ウォング)が登場する。このゲームで、彼はモーションキャプチャーだけでなく、ストーリーにも手を貸し、ゲームのCMにも出演した。『武刃街』はタイトーの50周年記念作品として発売された、当時のタイトーの大作である。
が、Gacktのゲームとの関わりはこれが最初ではなかった(そしてまた最後でもないはずだ)。

Gackt - Bujingai CM


『武刃街』より2年前、Gacktは『メタルギア ソリッド 2』のCMシリーズに出ている。これは、Gacktのニコリともしないシニカルな面を強調したCMだった。
「『メタルギアソリッド2』知ってる?」と尋ねた後、Gacktはこう言う。「僕は知らない」。だが、Gacktが身につけているドッグタグが、『メタルギアソリッド』の世界を知っていることを物語っているのだ。

Gackt - Metal Gear Solid 2 CM 1


Gacktをこれほど魅力的にしているものは何かといえば。
それは、ほんの少し変わり者だということ以外に、笑いの間を知っているという、天性の恵まれた面白さだ。日本のエンターテイメント・ビジネスには数え切れないほどのクールな男たちがいる。だが、Gacktは、クールであると同時に、何が出てくるかわからない面白さがあるという、他の男たちが通れない細い道を歩くことができる男だ。

『ファイナルファンタジー』は、おそらく最も彼らしい仕事だった。…なぜなら、Gacktは『ファイナルファンタジー』のキャラクターそのままの容姿をしているから。スコールのような『ファイナルファンタジー』のキャラクターは、Gacktをモデルにしていると思われる。『アドベントチルドレン』のクラウドも同様。『 B00065G7N8 ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- 』では、キャラクター、ジェネシスの声とモーションキャプチャーを担当し、このキャラクターはその後、『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII』でも再登場している。

Gacktは熱心なパチスロ・ファンでもあり、PS3版『バウンティキラー』をはじめとするパチスロ・ゲームのモデルにもなっているし、『戦国無双3』やオンラインゲーム、『ドラゴンネスト』のサウンドトラックの担当もしている。

音楽や声優としての仕事をしていないときも、Gackt自身は忙しく過ごしているようだ。たとえば、ヘリコプターの免許取得。「自分が操縦するヘリコプターでコンサート会場に行ってみたいんですよ」と、自身が声優として出演している『スーパーナチュラル』のイベントでGacktは語っている。「普通の人がやらないこととか、バカじゃないのって思うことを僕はやりたいんです」と。●



この記事についたコメントです↓。内容のかぶったものを省いて、一通りお送りいたします。


■気取った男の集大成、それがGackt。

■↑そう思いがちだけど、こいつ、すっごく良い俳優だよ。

■変わった人だよな。クールだとは思うけど、レディ・ガガと同じようなものを感じる。

■↑レディ・ガガは、音楽なんてまるでわかってないけどな。

■↑音楽ってことなら、Gacktは本当に面白いなあって思う。メディアはいろいろクソなこと言うからさ、ちゃんと音楽をチェックしてみるまでは、Gacktってダサいわって思ってたんだ。
Gacktは自分のことをちゃんとわかってる人だよね。

■Miyaviとは明らかにちがうよね。Gacktのほうがアピールがある。音楽だけじゃなくて、人として。他人が自分をどう思おうと関係ないっていうスタンスで人生を送ってる人って感じ。そこをオレは尊敬してる。
みんなもっと自然になるべきなんだよな、たまには気を抜いて奔放になってもいいよね↓。

Gackt


■↑動画、大笑いした。アホみたいに思われることをちょっとも怖がってないな、こいつは。

■Miyaviとはちがうって?

■↑Miyaviはヴィジュアル系のミュージシャンだよ。最初に見たときは、可愛い女の子だなあって思った。そしたら、チキショー、男だったっていう。

■↑Miyaviが誰なのかは知ってるって。「ちがう」って、どういう意味かと思ったの。それぞれちがう人でしょ、だって。

私は、Miyaviの音楽も好きだし、彼のスタイルも大好き(私の最初のタトゥーはMiyaviのタトゥーをちょっと変えたやつ)。まあ、彼の才能やクリエイティビティは、Gacktの何分の一しかないのかもしれないけど。

■↑Gacktのほうがいろいろ才能があると僕も思う。

■「彼は、気が狂ってるのか?」

明らかに狂ってる。
Gacktは、最高にセクシーなクレイジーだよ。

■「日本のきれいな少年、美しい男」っていうと、みんな嘆いたり、不平を言いがちだよね。
でも、きれいな男を軽蔑する考え方ってのは、日本にはないんだよね。西欧とはちがう。

日本文化における「美しい男」ってのは、もう数世紀にわたって続いてる考え方で、歌舞伎とか文学の作品に反映されてる(現代もそういう作品はあるよ。僕が好きなのは、三島由紀夫。この人は、「美しい男」や自分にとって死とは何かについて長々と議論してる)。

西欧映画だと、筋肉だとかタトゥー、話し方なんかで、そいつがどれだけカッコいい男かを見せつけたがるよね。それが僕たちのやり方。
でも、日本文化は、きれいな男でも、カッコいい男や男っぽいキャラクターを表現できちゃうの。たとえば、1950年代の『宮本武蔵の映画3部作』。三船敏郎が出てるんだけど、ライバルの佐々木小次郎(訳注:鶴田浩二)はめっちゃきれいな青年なんだよ。それでも、ぜんぜんおかしくないし、場違いでもないんだ。

Gacktは、こういう日本の「美しい男」っていう、何世紀も続く、昔ながらのコンセプトの現代版なんだよ。

■37歳?……チキショー、アジア人め、……チキショー…。

■↑安心しろ。確かにアジア人は若く見える。だが、ある時点から、ちゃんと年をとった外見になってくから。信じろ。

■『ムーンチャイルド』っていう映画が好きなんだ。Gacktの素晴らしい作品の1つ。

Gacktって全然年とらないように見えるよなあ。そこがなんか怖いんだよね。

■↑あれは良い映画。変わった映画だけど。

■Gacktは、好きな曲があったんだ。曲以外はあんまり知らない。でも、応援はしてるよ!

■彼がどんだけクレイジーな人か見てみたいってだけの理由で、彼と友達になりたいと思うなあ。クレイジーなヘアスタイル、クレイジーなワードローブ、クレイジーなヘリコプターの操縦、クレイジーなモーションキャプチャー、クレイジーなアフレコ、Gacktを好きなクレイジーな女の子たち。Gacktって、クレイジーだもん!

■『ファイナルファンタジー』の世界が現実になったら、Gacktが主人公だろうね、そりゃ。

■↑Gackt一人でキャラクター全員演じられるよ。女の子もな。

■↑だな(笑。

■14歳の頃、Gacktに恋をしてたことを思い出したよ。今は、機械みたいな人だなあって思う。

■Gacktについて、書き忘れてることがあるだろ。
彼は格闘技が大好きなんだ。彼のスタッフのほとんどは、なにがしかの格闘技をやってるし、Gackt自身、空手の黒帯。
記憶が間違ってなければ、ライブの数日前にスタッフとスパーリングしてて肋骨を折ったことがあるはず。……今も、空手はやってるんじゃないかな。

■1日に2時間しか寝ないって言ってることも、書き忘れてる。家には照明はなくて、ロウソクのみ。変わった人だけど、才能のあるミュージシャンだよね。ピアノを弾くスキルにも驚かされたし。…あー、もう!この記事を読んだせいで、ファン魂にまた火がついちゃったよ!

■↑戻ってくればいいのよ!↓

Gackt Cube Drug party Ver


■↑オレ、男だけど、ずーっとGacktのファンだよ。大好き。

■興味はないけど、面白いやつだっていうのは認めるよ。

■この記事の書き方を見るとさあ、…疑う人もいると思うよ。Brian(訳注:記事のライター)、ちょっと恋をしてない?

■吸血鬼だとか言うことで、自分をよりクールに見せて、14歳のオタクのファンガールたちを惹きつけようとしているのなら、そういうのは嫌い。でも、心底、彼がそういうふうに信じてるなら、彼をファンタジーの世界に漬からせておいてあげたいと思う。
オレも、そういうファンタジーで彼みたいに成功でいたらいいんだけど!

■ハハハハ。面白いやつだ。誰か、Gacktがカレーの作り方について語ってる動画のリンク貼ってよ。スーパーから、スペシャルな牛肉のブロックを買ってくるってやつ。

■↓はい↓。

Gackt talking about the way he cook :)



■この人は、男なの?

■↑そう。ちゃんとタマがついてる。

■↑そりゃ、…不思議な話だ。

■野村哲也(訳注:『ファイナルファンタジー』)がGacktのファンなんだよね。……彼のデザインはほとんど、Gacktがモデルだった。

■Gacktは凄いよね。Malice Mizerの頃と初期の音楽が好き。最近の曲はそれほど好きでもないけど。
とにかく、何でもできる人だよ。何でも演奏できるし。本当に何でも。彼の能力を考えると、彼がまともな人だっていうのは、むしろ不思議に思うね。

■Gacktは気が狂ってるよ。彼がどれほど凄いことをやってもなお、自分のことを1500年代生まれの吸血鬼だって思ってるなら、気が狂ってるとしか言いようがないだろ。

■「彼は、気が狂ってるのか?」

短い答え。:イエス、Gacktは気が狂ってる。でも、日本のセレブはだいたいがそう。

■ヴィジュアル系って、オレが絶対に魅力を理解できないだろうスタイルなんだよな。

■↑オレの中国人の友達がヴィジュアル系が大好きなんだよ。オレ自身はわからん。見苦しいとしか思えない。

■いつかKotakuがGacktのことを語ってくれるって、ずっとずっと待ってたよ。本当にずっと。

■Gackt、愛してる。

■↑私も。

■↑同じく。

■↑同じ。

■ってことは、200ドルはかかってるだろうっていうヘアスタイルをしてて、なよなよしてて、顔の青白いキャラクターってのは、一部の責任はGacktにあるってこと?

■↑多少は。

■真面目な話さ……これって古いニュースじゃない?だいたい、今更、Gacktのヒストリーの講義なんて必要あんの?いまだに知らないやつがいるとか?

■gackt sukidesu!

■何が起こったんだ、日本よ。……あんなにクールだったキミが……↓。

mifune.jpg

■↑『七人の侍』だって、ホットなキャラクターとして登場するのは三船だけじゃないよ。木村功が演じたキャラクターは、若くて、フェミニンで、きれいな少年だ。あの時代ですらそうだったんだよ。

日本の男性の美しさのスタンダードってのは、あんまり変わってないんだ。

isao.jpg

■↑でも、きれいな男とカッコいい男ってのは、別のタイプだったんだろ。今は、きれいな男=カッコいい男だ。
自分の文化じゃないからはっきりとは言えないけど、きれいな男をカッコいい戦士にするってあたりが、現代風の新しさなんだろうなって思う。

■↑歴史の中で、日本のクールが、侍からオカマになったってのかよ!

黒澤映画のカッコいい男を蘇らせてくれよ。男らしい男。オレが惚れ込んだ、ゴージャスな日本の美意識を!

鶏がらみたいに痩せた、頭の変な、作り物だらけの吸血鬼なんてクールじゃないってば。こういうのがアメリカにまで広がってきてて(『トワイライト』のことね)、もううんざりだよ。

■↑男らしさが女らしさより、上位のものだって暗に言いたいのね。でもって、ジェンダー・ロールやアイデンティティを押し付けることが、どれほど愚かなことかをさらに知らしめたい、と(笑。

■↑自分たちのどうしようもない、インスピレーションのかけらもない暮らしを嘆くことしか能がない、退屈な連中ばっかりのこの世界で、なにかを本当に面白いものにしてくれるのはGacktみたいな人たちだけじゃない?

■『ファイナルファンタジー』から飛び出してきたみたいなGacktのヘアスタイルが超クール。ああいうヘアスタイルで日本を歩いてる男の子たちより、さらにクール。こういうヘアスタイルの人がアメリカを歩いてるの、想像つく?

■私はもう年をとってしまって、Gacktをホットだとは思えなくなってる(14歳の頃なら、確かに好きになったかもしれないけど)。男性的な容姿の男性がいいなって思うようになったの。

でも、なんてことよ、この人、めっちゃ面白いわ。笑える悪戯小僧。これじゃ、日本の女の子たちがGacktに釣られるのもわかる。インタビューで語ったGacktの話、Gacktが出たCM……はああ……変わり者って素晴らしい。

■『メタルギアソリッド』のCMは初めて見たよ。Gacktって、無表情で面白いことやるんだよね。

■どこにでもいそうな顔だと思うけどなあ。すごく一般的な日本人顔というか。

野村がどれほど彼を愛してようと構わないけど、Gacktに妄想して、『ファイナルファンタジー』なら何でもかんでもGacktってのはやめるべき。

■Malice Mizer時代のGacktは本当に凄かったと思う。

■面白い男だなあ!日本版ザフォド・ビーブルブロックス(訳注:『銀河ヒッチハイク・ガイド』の登場人物。自己顕示欲が強い奇人として銀河帝国中に有名な男)って感じか。

■↑パーフェクトな例えだ。ザフォドは自分を銀河の大統領に選ばれたと考えてるんだが、銀河市民はワースト・ドレッサーに投票したつもりだったんだよな(笑。

■Gacktは凄いよ。……彼の音楽はそれほど好きじゃないけど、バラエティ番組に出てると、すっごく面白いし、マルチタレントだなあって思う。それに、料理の腕前は良いし、北京語も話せる。

私にとって、彼は、1つのロールモデルなのよね。カッコいいけど、変わったことをやる(ヘリコプターのライセンスとか)ところとか、やるって決めたら、すぐに行動に移すところとかね。

■うーむ。………うなるほどの金。疑わしい演技の才能。実際より若く見せようとする努力と、その容姿。謎の個人生活とセクシュアリティ。突飛な趣味。アホらしいSFものへの声優出演………。


レディース・アンド・ジェントルメン!ご紹介いたします!日本版トム・クルーズです!

■↑いや、少なくとも、彼はトム・クルーズより歌が上手いよ。トム・クルーズが、自分で作詞作曲した歌を自分で歌うところを想像してみろよ。寒気がするわ。

■↑Gacktは音楽の才能は山ほどあるからねえ。

■数年前に、友達がYoutubeのリンクを送ってくれた。言うまでもなく、最初はキモいと思った、………良い意味で。日本のパワーメタル、すげえわ…。彼の曲はちょっとしか聴いたことがないけどさ。オレが真剣に聞く日本のバンドはGalneryus(ガルネリウス)だけだから。

■Gackt以上に、日本って国がどんな国なのかを体現してるやつはいないだろ。

■強烈に覚えてること。Gacktがバラエティに出てた。そこで、Gacktが「股裂き器」を見せてたんだ。基本的には股の筋肉を伸ばす機械なんだけど、もう爆笑したよ。ついでに、Gacktの体脂肪率が5%ってことも、その番組で知った。

別にこの男が好きってわけでも、音楽が好きってわけでもぜんぜんない。でも、……誰だって、Gacktからは逃げられないと思うよ。

■こいつすごいよ。オレも、Gacktのことを、よくいるきれいな日本のJロッカーだろって思ってた。けど、彼はホットで本当にちゃんとパーソナリティがある。

■これは忘れるな。これだけ有名な男だが、こいつは『北斗の拳』のアーケード・パンチング・マシーンでお前らをKOできる。しかも片手で。これ本当。

■なんて面白い男なんだろ。この記事をあげてくれてありがとう。前からGacktのことは知ってはいたけど、ちゃんとはわかっていなかった。この人が、ジェネシスのモデルだったんだね。

■変な人だってことがわかってから、惹かれるようになった。彼はすごく面白い男だし、自分のことを深刻に考えてないんだよね、イメージのある有名人なのに。

■Gackt(別名、スコール)、マジで凄いな。沖縄って、日本のモータウン(訳注:シュープリームスやスモーキー・ロビンソン、ジャクソン・ファイヴらが所属したデトロイトのレコードレーベル。モータウンはデトロイトの通称)だよ、きっと。

■アートスクールに通ってたころ、友達がGacktのライブのDVDを見せてくれた。セックスのことを歌ってるセクシーな歌があって、曲の最後で白い紙吹雪が観客の上に振ってくるの。観客が大喜びしてた。もう最高に笑ったよ。

彼って、プリンスとマリリン・マンソンとケヴィン・スミスを混ぜたような人。主成分はプリンスだけど。

■彼っていくつなの?不老なの?永遠に年をとらない?Gacktを見てると、人間についていろいろ考えちゃう。……これほどきれいな人がいるわけがないとか思ったりね。



人気あるなあ…と思いました。「外見は浮世離れしてて、才能もあるのに、あえてバカなこともできる」というあたりがポイントが高いようでございました。

そしてまた、日本在住のわたくしより、海外のゲーマーのかたがたのほうがよほどGacktに詳しいという事実。ネット社会の凄さでございます。



↓励みになりますので、よろしければ、ひとつ。

人気ブログランキングへ


   
タグ:Gackt
posted by gyanko at 10:00 | Comment(93) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

海外の反応 - 坂本龍一、『Merry Christmas, Mr Lawrence』-

メリークリスマスでございます。
本日は、こちらの動画です。


Merry Christmas,Mr Lawrence


再生回数、1,216,973回。コメント数、439件。

名曲でございますなあ。
映画『戦場のメリークリスマス』のラストシーンでこの曲が流れた瞬間に、異様に感動した記憶がございます。

『戦場のメリークリスマス』のラストシーンはこちら↓。

Merry Christmas Mr. Lawrence Ending


オリジナル・バージョンがこちら


評価の高いコメント

■信じられないほど美しい。チェロとバイオリンの伴奏がすごく好きだ。アジア人、白人、黒人が全世界数百万の人々の前で、この美しい曲を演奏する。そんな光景を見ることができるなんて、なんてクールなことなんだろう。私たちたちがいつかちゃんと理解しあえる日がくると、信じさせてくれるよ。(+130)

■この曲、……まさにこの曲こそが……世界共通語ってものだ。(+35)


■ただ一言、素晴らしい。(+4)

■大好きだ!この曲を聴いているとリラックスする…。(+4)

■美しすぎるよ!(+6)

■切なすぎる!この曲を聞くたびに、体が震えるんだ。……。悲しみ、希望、決意、たくさんのいろんな感情が沸き起こってくるんだ。(+2)

■オーマイガ。これがこの曲のベスト・バージョンだ。……本当に本当に本当に大好きなんだ!龍一の曲は『スキヤキ』(訳注:『上を向いて歩こう』)しか知らなかったんだけど、……これは凄い曲!(訳注:坂本九と坂本龍一を同一人物だと思ってらっしゃるようです)。(+2)

■美しすぎるよね。このコメントを書きながら、泣いてる。心が慰められる。(+8)

■この曲を、もう一度、映画のテーマ曲に使うべきだって思う。これほどの良い曲だもの、映画の中でもう一度流されてしかるべきだよ。(+11)

■もう昔のことかもしれないけど、この映画の俳優たちは本当に才能があったよね。ミュージシャンのデビッド・ボウイ、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞をとった坂本龍一、やはりさまざまな賞を獲った映画監督、北野武。彼らがまだ若い頃の出演作だけど、その後のキャリアのポテンシャルがこの映画でもう見てとれる。(+10)

■僕の葬儀でかけてほしい曲がこの曲なんだ。(+8)

■魔法のような曲。(+14)

■頭にこびりついて離れないメロディー。一度聴くと、しばらく頭の中で流れ続ける。……彼は、米国でとても見過ごしにされてるアーティストだと思う。(+7)

■一度聴いたら、一日中頭にこびりついて離れないメロディか……それって、作曲家すべての夢だよな。90年代の終わり頃に、幸運にもロスで彼のライブを見たことがあるんだ。素晴らしいライブだった。彼がまたアメリカでうまくいくことを祈ってるよ。(+12)

■素晴らしい!(訳注:スペイン語)

■わーーーお。誰かこの曲の譜面をもってない?(訳注:スペイン語)

■本当に素晴らしいミュージシャンだと思う。実に良い曲。(訳注:スペイン語)

■ピアニストが演奏に魂を込める様を見るのって、いつだって素晴らしいこと。特に、坂本龍一は、演奏を見るたびに感動するよ。(+5)

■とても美しく、特別な曲。そして、坂本龍一が作曲した中で最高の1つ。(+3)

■この曲は夢への招待状だ。本当に凄い。聞き飽きない。この曲をありがとう、ミスター坂本。なんという感受性。(訳注:フランス語)(+3)

■死ぬほどこの曲が好きなんだ。メロディーが僕の心にストレートに響く。聞くたびに、涙がこぼれる。ミスター坂本がこれを読んでいるとは思わないけど、それでも、彼にありがとう!と言いたいんだ!(+93)

■僕はオランダ人だけど、心はいわば日本人的。
坂本の作曲は、驚異的だし、独創的だし、メロディアスで感動的。そのうえ、とても実験的で、時代の何年も先を行っていることもあるんだ。

■この曲を練習して女の子のために弾いたら、彼女の心を捕まえられるかな?どう思う?(+3)

■才能あるピアニストによる、優れた演奏。

■2009年にイギリスのブライトン・ドームで坂本のライブがあった。そのときこの曲を聴いた。彼の演奏のパワー、エモーションに涙がこぼれたよ。(+3)

■↑この曲を聞くと、心が揺れる。純粋な意味で。ライブが見たいよ。うらやましい…。

■聞き覚えのある曲だ。……たぶん、日本映画だったと思うんだが。……美しい曲だ。

■いつも深く感動する。いつも初めて聴いたような気持ちになるし、いつも真新しい。美しい曲。デビッド・シルビアンが歌をつけていたのも同じようによかったよ。(訳注:『Forbidden Colours

■曲を聴いてる途中で、泣いてた。気づいてなかった。(+4)

■ブリリアント。特に、このライブ会場が好きだ。アテネの ヘロデス・アッティコス音楽堂のように見えるんだが。(訳注:そのようです。)


↓ヘロデス・アッティコス音楽堂。ロケーションが素晴らしいですなあ。

Herodio.jpg

■車に飛び乗って、最寄のピアノスクールに駆け込みたくなるわ。……この曲以上の曲はない。これ以上の曲が存在するなら、オレにメッセージをくれ。

■長いことすごく尊敬してる人いてね、最近、その人と話していて、この曲を知った。心に刺さる曲だ。うまく言えないけれど。(訳注:ドイツ語)

■僕はピアノ曲を書くし演奏もするんだけど、こんなにインスパイアされる曲はめったにない。……ただ一言、表現できないほど美しい。(訳注:ドイツ語)

■もし宇宙に向けて1曲だけ送り出すなら、この曲だろうね。(+38)

■たった70万人(訳注:コメント当時)しかこの動画をみていないっていうことが、この曲に対して否定的に思えてしまう。もっと多くの人がこの素晴らしい曲を知るべきだ。とはいえ、…僕だけの秘密にしておきたいような気持ちにもなる。誰も知らない、美しい逃避行のような、ね。(+2)

■坂本龍一の曲を初めて聴いたよ。吹き飛ばされた。

■これはたぶん、これまで書かれた音楽の中で最高の曲だろう。素晴らしすぎるよ。この曲を弾けたらなあ。

■この曲の美しさをわからない(訳注:ネガティブ評価の)9人の人を気の毒に思うね。(+29)

■ジャスティン・ビーバーのファンが9人いるってことさ。

■この曲の中にはさまざまな感情が入っている。出だしは、会いたい人にやっと会えたときのような気持ち。1:57あたりは、楽しいときをふたりで過ごしてはいるけれど、ゆっくりと1つのパーティが終わっていくことをわかってる。2:50からは、怒りと追及。3:48は、どれほど努力をしても、物事がなにも変わってくれない中での戦い。そして、曲の最後は後悔で終わっていくんだ。(+2)

■この人はもっと認知されてしかるべき人。昨今の流行の音楽の陰に隠れてしまっているよ。僕にとっては、これこそが芸術。(+5)

■現代日本の音楽で最高に感動的な1曲。聴くたびに目が潤む…。

■心を揺り動かされる曲なの。人生で聴いた中で一番美しい曲。ボーイフレンドとドライブしてたら、流れてきて、感情を抑えられなくなってしまった。彼とは遠距離だから、今、彼との時間を思い出しながら聴いてる…。

■前回、ミスター坂本のコンサートを見てからほぼ一年だ。また欧州ツアーをやってほしいよ。彼の音楽は本当に尊敬してるし、あの天国のようなピアノを弾く彼のエモーショナルさが大好きなんだ。

■この宇宙にこれ以上に美しいものがあるとは思えない。

■坂本san、いつもと変わりなく最高だ…。いつも僕は、ビートルズ、アバ、…彼らと同じ時代を過ごした両親をなんて幸運なんだろうって思ってた。…でも、今わかったよ。僕の子供たちは、坂本龍一と同じ時代をすごした僕のことをなんて幸運なんだって思うんだろうね。……音楽の真の天才だ、あなたは。ブラボー!(訳注:ロシア語)

■音楽は言葉以上に物語るってことだ。(+3)

■ラッキーにも、今年初めにエディンバラで彼がコンサートをしたとき最前列だった。まん前だったから、ちょっと緊張したよ。だって、前の前に座って、演奏中の彼の表情を見れたわけだから。本物のミュージシャンだよ、彼は。一日中でも聴いていられる。彼の初期の作品も聴く。どんどん良くなってくんだよ。この曲は天才が作った素晴らしい音楽。(+4)

■18歳のとき、映画館で『戦場のメリークリスマス』を見たときから、ずっとこの曲が好き。今、僕は45歳。でも、この曲は今も僕に涙を流させるだけの力をもってる。力強く、憂鬱で、悲しく、メランコリック。僕の葬式はこの曲にしてくれって常々言ってある。辛気臭いこと言ってごめん。でも、この曲がどれほど僕の心にくるものなのか言葉でうまく言えないんだ。

■僕の娘たちへ。愛してるってことを言葉で表現すると安っぽくなってしまうから、この曲をキミたちに贈るよ。健やかに、幸せに育ってくれ…。

■メリークリスマス!すべての人にハッピーを。

■メリークリスマス!フロム台湾!!!!

■メリークリスマス、マニラ!

■メリークリスマス、フロム東京!…すべての人にとって、幸せで実り多い2011年でありますように!



コメントで、杜甫の夢李白を引用していらっしゃる中国のかたがいました。詩の部分以外は機械翻訳にかけてもわからなかったので、ご紹介できなかったのですが、なるほどなあ…と妙に納得いたしました。
夢李白の全文はこちら


今年も残すところあとわずかとなりました。クリスマスが過ぎればお正月休みはもう目の前でございます。今日明日あたりで、お正月にやるゲームは買っておきたいものでございますな。据え置きはもって帰れないので、ここはやはり『タクティクスオウガ』か…と思っとります。



↓励みになりますので、よろしければ、ひとつ。

人気ブログランキングへ


   
posted by gyanko at 12:00 | Comment(97) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

海外の反応 - 津軽三味線、吉田兄弟 -

本日は、2010年の7月30日〜8月1日に米国ボルチモアで開催されるOTAKONのゲストに決定した吉田兄弟でございます。

吉田兄弟は、1999年メジャーデビュー。2003年の米国デビューののち、米国西海岸、ハワイツアーを敢行し(2005年)、2007年には全米のWiiのCMの音楽にも採用されました(Wikipedia)。


Rising_Yoshida Brothers



再生回数、1,515,865回。コメント数、2,303件。この動画の人気分布マップはございませんでした。

コメントが多いため、プラス評価がついているものを中心にお送りいたします。


■この兄弟、大好きだよ。彼らは凄いんだよ。(+2)

■緊張感ある!(+1)

■コンサートに行ったことあるよ〜。本当に驚いたし、素晴らしかった。イェイ!

■吉田兄弟は津軽三味線の新しい可能性を追求しつづけてるよね。…がんばってほしい!

■『キルビル』みたいなアクション映画にものすっごくぴったりの音楽だと思う。(+1)

■こういう音楽、似てるものすら聴いたことがなかったよ。めっちゃすごいわ。(+1)

■悲しいことに、僕の住む街じゃCDが見つけられなかったよ。バンクーバーに行かないとだめだな、これは。

■ありえない。なんていう勢い!総毛立った。

■中世の鎧をつけたフェラーリ。それを実現したって感じだ。しかも、スムーズに。

■イントロのリフ、『Hocky Night in Canada』(訳注:カナダのホッケーリーグの番組)のテーマ曲を弾いてるみたいに聞こえたよ。ハハハ。(+1)

■↑彼らが弾いてくれたら、凄いことになるだろうなあ。(+2)


↓『Hocky Night in Canada』のテーマ曲はこちら。
Hockey Night In Canada Theme Song (Save The Song!)

■信じられない!!! 彼らのコンサートが今月、ニューヨークであるんだ。行くつもり。

■これほど凄いものは聴いたことがない。『Jay Leno』(米国NBCのトーク番組)かなんかに出ればいいのになあ。

■うーむ。もっと伝統的な感じで弾いてた頃の曲が好きだなあ。リスペクトはするけど、こういうJPOP風の三味線は好きじゃない。

■↑JPOPが別に悪いわけじゃあないだろ。……これ、実際、かなり良い感じだし。

■東洋の伝統的楽器と現代西欧風な音楽をミックスしてるの?『ナルト』症候群にかかってるって感じがする。(-1)

■↑『ナルト』の前から彼らは音楽をやってるよ。…たぶん、『ナルト』症候群にかかってるのはキミのほう。

■アジアのZZトップ(訳注:1969年結成の米国のバンド)。


↓ZZトップ。

zztop.jpg

■Origato!すごいわ。米国の人間でも彼らのアルバムを手にいれる方法はあるかな。

■ロックと三味線?ノーグッドだ。(-5)

■なにかのカバー?聴いたことある気がするんだけど。

■↑カナダ人でホッケー番組を見てるなら、イントロが『Hocky Night in Canada』のテーマソングに似てるんだよ。(+2)

■↑それだわ!イエス、オレはカナダ人。

■凄いもんだなあ。三味線、買わないとだめだな。

■ワイルド。すごくいい。

■信じられないほどいい。ジミヘンの日本版だ。エレキギターで弾いたら、良いだろうなあ。

■こいつらは、どうしてこんなに良いんだ???(+1)

■↑5歳で三味線を始めたらしい。それと、生まれながらの音楽の才能があるのは確か。(+1)

■↑5歳で始めたのは大きいなあ。楽器を弾ける友達がたくさんいるけど、やっぱり小さいときからやってる人が多いんだよね。生まれ持ったなにかが必要だとしたら、音楽への変わらぬ愛情だろうな。(+1)

■幸運なことにライブを観れたんだ。信じられないの一言。(+1)

■正直言うと、ラジオやBSを聴いたりするのはずっとやめてた。どれもクズだからさ。でも、これは本物の音楽。デジタルラジオを買ったのは、こういう曲を聴くためなんだ。吉田兄弟、最高だ!(+2)

■この動画のおかげで一週間幸せだったよ。50回以上聴いた。でも、まだ飽きない。

■純粋な伝統音楽ではないよね?自由の国ってわけか。

■↑そこが吉田兄弟の三味線のユニークなところ。

■いつもだったら、こういう楽器といっしょに別の楽器を弾いてみたらとか思うんだけど、この場合はギターが曲を台無しにしてる。

■↑マジで?すっごく合ってると思うんだけどなあ。

■バイオリンだったらどうかな。深みがでる気がするし、もっと面白い音になるんじゃないかな。

■新しいものと古いものを混ぜ合わせてる。とても良い仕事だと思う。(+2)

■すごいな。……でも、こういう楽器って高価なんだよ。なんの飾りもない普通のものでも、900ドル/450ポンドはする(ほとんどは蛇の皮で出来てる)。安っぽい合皮のやつでも、ebayで200ドル/100ポンドぐらい。……でも、やっぱり本物はオーマイガ!って感じなんだよ。宝くじにでも当たらない限り無理だわ(笑。(+1)

■↑蛇側のは三味線じゃないよ。沖縄の三線だね。今はもう蛇皮では作ってない。本物の三味線は、猫か犬の皮でできてるんだけど、そんなのはなかなか見つからない。動物愛護とかあるし。わかるだろ?

幸運なら、ebayで600ドルか700ドルぐらいで、修復済みの犬の皮のを手に入れられるかもなあ。でも、初心者なら、合皮でも400ドルぐらいの良いやつなら大丈夫だよ。
フェラーリで運転免許は取らなかったろ?同じことさ。(+7)

■三味線ってバンジョーよりいいって僕は思う。アジア音楽の五音音階って大好きなんだ。(+6)

■すごいわーーー!!!! 三味線をこういうふうに弾けたらなあ。(+2)

■こいつら、すごい。(+3)

■ヘイ!って掛け声のタイミングが完璧。鳥肌立った。(+4)

■押し寄せてくるギターの音みたいだ。(+1)

■Wow!オレだけかな。中毒になる音だ。聴くのをやめられない。少なくともオレにとっては新鮮だ。

■本当にいい。こんな美しい楽器がロックに合うなんて考えたことがなかったよ。(+4)

■吉田兄弟。なんていう素晴らしいミュージシャン!悲しいことに、米国にはこれと比べられるようなものがない。今夜、日本に旅立つよ!

■僕が部屋に入っていくときのテーマ曲にしたい。どうしてこんなに好きなのかわからん。(+2)

■WiiのCM,大好きなんだよ。(+3)


↓吉田兄弟の曲が使われたWiiの米国CM。

Nintendo Wii Commercial


■すごいなあって思う。特に、Wiiの曲を聴いてから思うようになった。彼らの音って、Wii!って言ってるみたいに聞こえるよ。(+3)

■伝統的な楽器でこれだけロックできるとは知らなかった。素晴らしいね!(+7)

■凄いって以上だよ!すぐにCDを全部そろえないと!この曲、素晴らしいよ。ギターで弾く練習してるところなんだ。イギリスで三味線は手に入らないからね。くっそー!

■世界一クールなものの1つ。三味線ほしいよ!!!! クリスマスに!(+2)

■リプレイ×100(+2)

■カリフォルニアのオークランドで実際に見てきたよ。ちょーー凄かった!いろんなアーティストが三味線を弾くのを聴いてきたけど、認めざるをえない!1:41のソロパートでロック・ギターみたいに三味線を弾くとこ、マジで才能があるよ。オーマイガ!!!! すげえ!!!(+1)

■何回も聴いてるのにまっだ飽きないんだよな。ただ、ただすごい。(+4)

■とてもとても面白い!どんな音楽ともちがう。グレート!彼らの音楽が好きだ!!(+11)

■なんつー、ダサさ…(-9)

■↑驚くべき凄さ、だから心を閉じて、認めまいとするバカがいる。つまりキミのことだ。(+25)

■↑ファンクのノリがこいつらにはある!(+8)

■独創的だわ……大好き。(+1)

■最高のロック三味線。1:15のところ、大好き。なんていう美しさ…(+2)

■吉田兄弟、熱いわ!!! おー、イエー!ハハ。(+4)

■アルバム買ったばっかり。ものすっごく三味線がほしくなってるんだ。(+4)

■コミカルだし、同時に素晴らしい。伝統的な衣装と楽器で、ロックバンドと共演って面白いなって思ったよ。素晴らしい組み合わせ。でも、カナダでは彼らのCDを見つけるのはめちゃめちゃ難しい。
彼らの楽器って、ギターよりもっともっと複雑で弾くのが難しいんだろうなあ。(+1)

■1:45あたりまでは平凡な感じだけど、そのあとはなんかクールだね。(-6)

■三味線がこんなカッコいいものだとは。(+7)

■素晴らしすぎて言葉がない…(+5)

■↑同意。素晴らしいよね。最初に彼らを知ったのはanime networkのbento beat boxってとこだった。(+2)

■西欧の音楽と日本の楽器か。グレート!(+2)

■すげえ。耳が興奮するわ。(+11)

■すごいパフォーマンス。東京に行ったときにどうして三味線、買わなかったんだろ…。(+1)

■伝統的な三味線の弾き方っていうのは、堅苦しくて表情のないもの。でも、吉田兄弟とか上妻宏光みたいな若い演奏者が、すべてを刷新したんだ。ロックンロールだって言うひともいる。こういうアプローチは若いファンをつかんだし、興奮もさせたけど、一方で年配層は腹を立ててる。まあ、気にすることでもないだろうけど。彼らは、凄いんだから!!(+11)

■古い楽器なんだな。……でも、新しくても古くても、グレート!!オレの心を奪ったよ!(+4)

■おい!ハーマン・リ(訳注:イギリスのバンド、ドラゴンフォースのギタリスト。速弾きで有名)なんか目じゃないな!こいつら、カッコいいわ!!(+2)

■超好き!!! 吉田兄弟のCDをできる限り揃えるつもりで、買いに出かけようとして、足の指をデスクにぶつけたよ。いてえ…。(+1)

■そして、第二日目、神は吉田兄弟を作った。(+9)

■↑ハレルヤー!

■神はこのロックを正しいとおっしゃられた。(+4)

■聴くのをやめられないよ。中毒。三味線の音が好き。ライブがあるってわかったんだ。もうすぐ。この曲に夢中!DAI SUKI DESU! Sugoi deshoo!(+5)

■古い、歴史的な楽器に新しい次元をもたらした。これは伝説だよ。(+5)

■クレイジーすぎる。最終最後の最高さだ!(+16)

■彼らが着てる伝統的な衣装の日本名はなんていうの?好きなんだけど。(+5)

■デカいパンツみたいなのは、袴ってやつだと思う。上に着てるのは、「ぎ」(着)。マーシャルアーツのひとたちが着てるやつみたいなの。ただ、こっちは着物として、もっと伝統的なスタイル。(+8)

■古代日本のすげえロックマンだ!(+6)

■日本文化に入れ込んでってわけじゃ全然ないけど、これはファンタスティック。三味線でこんな演奏ができるなんて思ってもみなかった。(+1)

■中国のチャイニーズ・バンジョー(サンシェン)みたいだなあ。いやいや、わかってるよ。三味線のほうがバンジョーより古い。似てるって言ったぐらいで責められたりはしないだろ。(-6)

■↑中国じゃないよ。ハハハ。責めるなと言われたら、責めとくしかないからな。(+8)

■凄いなんてもんじゃない!!! 伝説的!! このままロックしつづけてくれ!この音楽が決して絶えることがないように!(+6)

■おー!弦で指が切れたりしないのかな?(+1)

■↑弦楽器はなんでも、最初は指を切る。でも、しばらくすると慣れるもんだよ。

■ゲームとかアニメの戦闘テーマになりそう。(+1)

■ちょっとナルトを思い出したよ。(-1)

■素晴らしい。日本のギターとヘビメタ!!!!(+5)

■↑三味線っていうの。

■ものすっごいスキルだわ。凄い!(+7)

■三味線とギターはちがうよ。僕、ギターはマジで下手くそなんだけど、6年ぐらい三味線を弾いてるんだ。今、12歳。ベースもまたちがう楽器。(+5)

■↑ちがうね。三味線ってカッコいいんだよ。日本には、三味線にみせかけた剣もある。ネックのところに刃が隠されてる。

基本的には、かなりバンジョーに似てる。バンジョーは、200年前に米国のアフロ・アメリカンの奴隷が作ったんだよ。アフリカにいた頃に使っていた弦楽器を懐かしんでね。これ、オレはすごく理解できる。オレも、音楽なしじゃおかしくなっちゃうから。(+2)

■任天堂がハードコアゲーマーにアピールしたいと思うなら、彼らの曲をCMで使わないと。この曲をどうやったら愛さないでいられるっていうんだよ。(+4)

■この音楽は、音楽があってもなくてもすごい。(+2)

■↑…どういう意味だよ?ものすごい勢いで矛盾してるぞ、おい。

■↑三味線だけでバックバンドの音がなくても、あってもすごいってことだろ。ちがう?(+1)

■ポーランドにファンをつかんだぞ。オレだ。(+2)

■ノルウェーにもつかんだ。(+2)

■スエーデンもつかんだから!(+1)

■メキシコも(笑。(+2)

■モロッコ!!(+1)


(訳注:この後、ロシア、ドイツ、フィンランド、イギリスのケンブリッジシャー、米国のデトロイト、フランスと続きました。)

■民族ヘビメタだな。(+3)

■サムライ・パワー!(-6)

■sugoi sugoi sugoi!!! (-2)

■kawaii(-6)

■↑オレがマジでウザいと思うものがなんだかわかるか?上の二人みたいなやつら。日本語で書いて、オタクっぽく見せようとかしないで、AmazingとかCuteって書けばいいだろ。本当に日本人じゃない限り。っていうか、日本人なら、(訳注:アルファベットではなく)日本語で書くだろうからね。(+4)

■↑完全に同意。こういう超オタクには、死ぬほどうんざりする。僕は日本文化が好きだけど、ワパニーズじゃない。他の国にも興味があるしね。
今、大学で日本語を勉強してるんだけど、もうバカばっかりさ。アニメTシャツに人形やテディベアをくっつけてるような。日本語はほとんどわからないくせに、くだらないポップ・ミュージックを翻訳したがってるだけなんだよな。

■↑まったく同じ。高校時代ずっと日本語を習ってた。kawaii!とか言うやつら、うんざりだったわ。ほとんどは女の子なんだけどね。オレは日本も他のアジアの文化も大好き。取りつかれてるって言ってもいいかも。でも、日本人になろうとは思ってない。(+5)

■↑好きっていう気持ちの表現方法なのに、どうしてウザいと感じるの?(悲(+1)

■すごくいいけど、彼らの音楽はもっと伝統的な曲のほうが好き。(+3)

■アメリカの曲のほうがいいよ。(-12)

■↑こういう曲、アメリカにあんのか?(+1)

■吉田兄弟の記事を読んだ。彼らの目標は、若い世代に伝統的な楽器や音楽がクールだってことを知ってもらうことだって書いてた。成功したと思う。あと、私の父は一般的に音楽は雑音って言って好きじゃないんだけど、彼らのことは大好きなの。(+3)

■日本人ってなんでもできるよな。(+13)

■スイート!どうしてMTVで聴けないんだろう?

■↑そりゃ、MTVがクソだからだよ!!(+25)

■ジョナス・ブラザーズ(訳注:米国のロックバンド)より良いのは確かだな。(+24)

■今年のOTAKONは凄いよー!(+2)

■↑同意。OTAKONが待ちきれないよ。(+4)

■ボルチモアのOTAKONのライブ、見に行くんだ。楽しみ!大興奮。(+4)



途中、「この楽器はなんていうの?」「三味線」というやりとりが幾度となく繰り返されていました。
伝統的な楽器でロックぽいアプローチをしていることが新鮮だったことにくわえて、WiiのCMの影響もあるのか、かなり好意的な意見が多勢でございました。

津軽三味線に若者の目を向けさせたかたといえば、初代高橋竹山ですが、後に続く若い世代のかたが伝統だけにこだわらない意欲的なアプローチをしたり、海外に進出していくというのも頼もしいことだなあと感じます。
(高橋竹山は、動画のコメントがもう少し増えれば、ニューヨークタイムズの激賞論評とともにいつかご紹介したいと思っています。)


最後に。こちらは、2008年5月のロスアンゼルのライブでございます↓。

Yoshida Brothers - "Kodo" - Live at The El Rey - 5-14-08




↓励みになりますので、よろしければ、ひとつ。

人気ブログランキングへ

   
posted by gyanko at 18:00 | Comment(101) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする