2011年10月15日

海外の反応 - 日本製「そっくり3D仮面」-

本日はこちらから。


双子みたいにそっくりすぎて、困る?日本の企業が、超リアルな(ちょっと気持ち悪いが)顔の複製を開発した。

さて、市場には、かつて誰も参入したことがない隙間というものがある。大胆にも、日本の新興企業、REAL fが、これまで誰も見たことがない「自分の顔」を見るチャンスを提供してくれた。

価格は2500ポンド(うん、マジで)、ドルだと3920ドルだ。この企業は、あなたの顔のデジタル・スティール写真から3Dモデル用の型をとり、硬質塩化ビニールの「あなたの顔」を作ってくれる。

3dpf.jpg

(↑写真:スティール写真から3Dモデルを造り、それを硬質塩化ビニールに写す。結果、「自分の顔ってどんなだろう」とみんなが夢見てきた「あなた自身の超リアルな仮面」が出来上がる。)

出来上がったモデルは3DPF(3 Dimensional Photo Form=3次元写真形式)と呼ばれるもの。顔だけじゃ満足がいかなければ、頭部全体、あるいは肩までのモデルも選べる。

3dpf2.jpg

(↑写真:「あなたの顔の仮面」というだけなら、制作できそうなところは他にもあるだろう。だが、しかし、REAL f製のものはこれまでで最もリアルだ。メーカーによると、血管や虹彩のような細部も再現できるという。)

3dpf3.jpg3dpf4.jpg


(写真:ね、わかるでしょ、いや、そっくりすぎてわからないか。……このマスク、気味が悪いぐらい瓜二つ)


この企業は、こうした制作方法を「人間コピー機」と表現している。

奇妙な話だが、自身の顔を仮面にするというのはこれが初めての新興事業というわけではない。だが、かつてないほどリアルなものとなると話は別だ。

REAL fは、血管や虹彩のような細部も判別がつくようにできると言う。

「モノクロからカラーへ進化を遂げ、今、3Dの時代になったということですね」と企業側は語る。

ただ一つ、企業側が対処できていないのは、この商品の使い道は何なのかということだけ。マネキンの頭部として使えるということは提案されてはいるのだが(マネキンの頭部モデルは仮面の倍の価格だ)。

いずれ、使うにしろ使わないにしろ、注文すれば2週間でこのマスクが届く。

もっと写真が見たければ、REAL fのFacebookへ。●



コメントはこの記事についたものとこちらから。


■はてさて、これがリアルドールの顔に使われるのもそんな先じゃないような…。(+23)

■リアルすぎて、マダム・タッソーも戦々恐々ってとこだなあ。(+30)

■いや、鏡見るだけで十分だ、僕は…。(+14)

■うん、オレも金がもったいないから、鏡で満足。(+36)

■鏡だよなあ。安いし、いつでもそこにいるのは最新流行の前髪のオレだし。(+16)

■だから、何に使うんだよ!(笑。(+12)

■下院議員にはこんなもん要らんよな。……そもそも、表と裏の2つの顔をもってるやつらだからな!(+76)

■下院議員にしたら、午後中浜辺で遊んだ後に、「さあ、議会だ、寝るぞ」ってなときに使えるんじゃないの。どうせ、議会に出たところで、やつら、なにもわかっちゃいないんだしさ!(+2)

■そうだな。生態認識で顔を照合されるのが怖いってときに、顔を変えるために使うとか。それか、ハロウィーン用。

金持ち連中が肖像画を描かせたり、胸像を作らせたりするのと似てるけど、大きな違いは、こっちのは「実物よりきれいに描いてはくれない」ってことだね。(+13)

■頭の後ろに1個つけられたら、サッカー観ながら、嫁さんの話を聴いてるふりして点数稼げるけどなあ。天才だろ、これ!(+353)

■デジタル写真を超えた素晴らしい一歩じゃないか。
子どもたちが小さいときに、3Dで顔を作っておいてやりたかったなあ。育つにつれて、1個ずつ作ってくんだ。絶対に素晴らしいことになるだろ!

こういう事業を始めるとしたら、どのぐらい金がかかるんだろう。昔は、写真って言ったら、学校で撮るやつって感じだったのに、良い時代になったよな!(+132)

■誰かが死んだ後に、そいつの顔をかぶって出歩くとか……(-5)

■どうして私が若いときに、これがなかったの。若いときに作ったやつを、今かぶりたい気分よ。いいでしょ、若いってだけで、私であることには変わりはないんだから!(+4)

■…ねえ、これ買ったらさ、今から20年後も今のままの私でいられるってことよね?(+3)

■これ、下手すると、誤認逮捕なんてことになりかねんぞ。目撃者が「あ、そいつです!間違いない!そいつ!私ちゃんと見ましたから!」。犯人は、オレの仮面をかぶったやつで、すたこら逃げてる、と。(+155)

■この事業が成功することを祈ろう。失敗したら、この企業の「顔」がつぶれる。なんちゃってw。(+41)

■ノーサンキュー。オレなんか1人いれば十分だよ!(+27)

■これ、仕事の会議で使える。これかぶってれば、寝てても気づかれない。(+177)

■カレン・ギランか、ユマ・サーマン、サンドラ・ブロック、ハイディ・クルム、エマ・ワトソンあたりで発注するわ。……あ、自分用にはジョージ・クルーニーで(笑。カートゥーンのキャラクターで作ったりするのもありか?(+19)

■iPhoneとかMacでフェイスタイム(テレビ電話)で話をするときに、素晴らしく使える。化粧なしでもイケるから!(+8)

■銀行強盗が黄金時代を迎えそうだな。(+39)

■100個ぐらいいろんな人の顔で作って、イギリスに渡って、助成金の申請をする。女王陛下より良い暮らしできそう。(+39)

■このマスクを心を癒す療法に使うことを考えてみた。まず、ブレア(訳注:第73代英国首相)、ブラウン(訳注:第74代英国首相)、キャメロン(訳注:現・英国首相)のマスクを作る。それをマネキンにかぶせ、……あとは好きにしたらいい。オレだったら、ボコボコにしてやるけどね。(+19)

■スピード・カメラ用に1個ほしいわ。英国州警察本部長の顔のやつで。(+8)

■自分の顔の複製?こんな顔、2つも要らない!(+2)

■みんないっつも、日本人のクレイジーな発明品で笑ってるけどさ。彼らのロボット工学分野での奇抜なアイディアだって、実際に人工装具として重宝されてるんだよ。これだって、未来はそうなるって。(+1)


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■これ、顔だけじゃなくてもいいわよね。………誰か私と同じこと考えてる人いる?

 ■↑3D版デビッド・テナントの等身大人形とか?

  ■↑二人で買えば、安く済むと思うの。

↓デビッド・テナント
davidtennant.jpg

■ハロウィーンに最高じゃないの。「えーっと、マスク作りたいんですけど。じぶ、……あ、いやいや、…………誰にしよう……」

 ■↑僕のガールフレンドは、ナタリー・ポートマンのマスクがお気に入りになりそうだよ。

■もう考えはじめちゃってるよ。オリヴィア・マンの頭部を注文する。で、だ。その後に、どうやって口のところにオナホールをつけるかが問題なんだが……。

 ■↑まさに、考える価値のある問題ですな。

■これでもう、顔照合ソフトってのは、低レベルのセキュリティになっちゃったね。

■ほしい。いろんなやり方で人をびっくりさせられる可能性がある商品だ…。

■ついに、ハロウィーンの仮面も新しいレベルを迎えたようだな。
自分以外のマスクを作るのが非合法になっちゃうような時代がくるのかもなあ。
オレ的には、チャーリー・シーンで1個頼む。

■空港の税関を誰かのマスクをつけて通過、なんて時代も時間の問題になったわけだ。

■しっかし、残念なことに、値段が高すぎる。毎年、自分のマスクを作れたら、こりゃもうステキなアイディアなんだけどね。

■↓これだよ。

Mission: Impossible Mask Compilation


■なあ、嫁さんに、1つ買ってやりたいんだが、えーと、……まずは『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集の最新号を買ってきてから考える。

………買ってきた。バー・ラファエリにする。
もちろん、彼女のために、オレもトム・クルーズの仮面をつけてもいいと思ってる(涙。


↓バー・ラファエリ。
Bar_Refaeli.jpg


小学生のときに、似顔絵描きの人に描いてもらった自分の絵があります。これが、ちゃちゃっと描いてもらったわりには恐ろしいほど似てまして、一度、大掃除のときに出てきて、家族中の爆笑を買いました。……「そっくり!こんな顔してた!」みたいな。

このリアル複製仮面も、小さいときに作っておけば、いずれ家族が笑い合うネタになるかもしれませんなあ。
お値段が高いので、似顔絵みたいにはいかないでしょうけれども。




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posted by gyanko at 16:18 | Comment(63) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月14日

海外記事 - 法隆寺の五重塔が地震で倒壊しない理由 -

本日は、あっさりと。
こちらから。


日本最古の建物はどうやって地震をかいくぐってきたのか?

houryuji.jpg

法隆寺の仏塔が建てられたのは607年だ。以来、日本は、マグニチュード7.0以上の地震をなんと46回も経験してきた。この122フィートの建造物が、幾度もの地震を乗り越え、今もそこに建っているのはどうしてなのだろうか。

五重塔の建築技術が、仏教とともに中国から日本にもたらされたのは6世紀のことだった。
が、大陸では、仏塔というのは伝統的に石で作るものだった。石造りというのは、日本の地震の起こりやすさや年間雨量の多さを考えると、単純に言って維持が難しい。

そこで、数々の試行錯誤の果てに、日本の大工たちは、地震の多い土地柄に合った建築法を編み出した。建築法の3つの点で変更したのである。
庇(ひさし)を幅広で重いものにし、各階を独立させ、かつ衝撃を吸収する心柱を使うというものだ。

日本は雨の多い国だ。おおざっぱに中国の年間降雨量の倍だ。このため、雨水が建物から流れ落ち、土台周辺の土壌に降り注ぐと、五重塔がいずれ沈んでしまいかねない。
これを防ぐために、大工たちは、庇を壁からかなり離して長く造った。建物の全幅の50%以上にもなる軒だ。この巨大に張り出した部分を支えるために、片持ち梁を庇ごとに採用している。

また、建造物の著しい燃えやすさへの対抗策として、庇には瓦が積まれ、木造建築物に火が燃え広がらないようになっている。

ちなみに、仏塔というのは本当に燃えやすい。日本で最も高い木造建築物である東寺の五重塔は、824年の創建以来、3度、落雷によって燃え落ちている。落雷による火事というのは、仏塔が崩落する最も大きな原因だ。
このため、屋根のてっぺんに大きな金属の尖塔を取り付け、避雷針にしている。

実際、(訳注:地震より落雷のほうが崩落を招きやすく)ここ1400年間で、地震だけが原因で倒壊した仏塔として知られているのは、2件のみ。東大寺の2基の仏塔だけだ。

幅広で重い庇は、火災防止のためだけではなく、巨大な安定装置としても機能している。庇によって、膨大な慣性が働くため、建造物が(地震の際に)横方向に揺れ動きだす。つまり、強震が襲っても、この庇があれば、建物は振動するというより、むしろ柔らかく揺り動かされるというわけだ。

法隆寺の五重塔は、現代建築に見られるような、中央の耐力柱がない。上に行くほど細くなっていく構造のため、耐力垂直柱で繋げている部分は一つもないのだ。(訳注:原文ではbeam(梁)ですが、コメントでご教示いただき、文意から見ても「柱」が適切かと思われます)。
要は、各階が強固に繋がっているわけではなく、ただ単純に重ねたところを取り付け具でゆるく留めているのみなのだ。

この構造は実際、地震国では大変な強みになる。地震の際、上下に重なり合った各階がお互いに逆方向にくねくねと横揺れするため、強固な建物にありがちな揺れ方はせず、振動の波に乗った液体のような動きになるのだ。

一方で、あまりにも各階が柔軟になりすぎるのを避けるために、日本の大工たちは、とある独創的な解決法に行き着いた。これが心柱だ。見た目は、大きな耐力柱のようだが、実際にはこれは建物の重さをまったく支えていない(重さを支えているのは、外側12本、内側の4本の柱を組んだもの)。

心柱は、松の巨木の幹から出来ていて(訳注:法隆寺の心柱はヒノキ)、屋根の下から建造物の中央の軸となって吊り下げられている。
心柱の根元は地中に埋められることもあれば、地面の上に軽く置かれているだけの場合もある。ときには、地面に接触していないことすらある。……つまり、まさに自由な状態で吊り下げられているだけなのだ。

心柱は、大型の同調質量ダンパーの役割となって、地震の揺れを軽減する助けとなっている。各階の床が心柱にぶつかることで、崩壊するほどの横揺れを防ぎ、揺れもいくらか吸収しているわけだ。
言うなれば、基本的には、十分な質量のある不動の振り子であり、より軽い各階の床があまりに自由に横揺れしすぎないように歯止めをかけているのだ。

現在でも、これと同じダンパー技術が使われている。台北101(台北国際金融センター)は、92階から巨大な、730トン4階分の鋼鉄の振り子をぶら下げ、強風でビルが横揺れするのを防いでいる。ニューヨークのシティコープ・センターもまた、ハリケーンの際の揺れを防ぐのに、400トンのコンクリート・ブロックを使用している。●



建築用語がまったくわからず。load-bearing beamは日本語ではどんな用語になっているのか、ご存知のかたがいらっしゃったら、ご教示ください。


コメントはこの記事についたものと、こちらから。数が少ないので、ほぼすべてお送りいたします。


■こういうのっては長く持つんだよな。なんたって、ちゃんと建てるために時間をかけてるんだからさ。昨今は、ここまで持つよな建物ってそうそうないんじゃないの。

■ハースト・キャッスル(訳注:米国の新聞王ハーストの大邸宅。1919年完成)を建てたエンジニアって、ここからアイディアを頂戴したのかもな。大広間とかネプチューン・プールの屋根とかって、固定するより「浮かせて」あるから地震を耐え抜いてきたって評価されてるじゃん。

↓ハースト・キャッスル
hearstCastle.jpg

 ■↑ハースト・キャッスルを設計した女性って、なにか前代未聞のことやったんでしょ。強化コンクリートを使ったり。当時は一般には使われてなかったようなこと。

   ■↑それはその通り。まあ、プランには大きな欠陥が1つあったんだけどね。記憶が確かなら、砂浜の砂を混ぜて使ったせいで、普通の砂より、腐食が早くなっちゃったらしい。

■いずれこの法隆寺に行ってみたいんだ。まだ、そうなったらいいなっていう希望でしかないけど。

■構造工学と建築においては、垂直梁は柱って呼ぶ。水平ものだけが「梁」。水平と垂直とか使うと、混乱するだろ。

■あのさ、これ、日本最古ってだけじゃないよ。「世界」最古じゃなかった?

 ■↑ノルウェイにある木造教会も、似たような年代の建造物じゃなかったっけ?(訳注:ノルウェーのウルネス教会の創建は1130年前後と推測されている。)

  ■↑どうせこんなんだろ!(笑↓。

340x.jpg

■すごい記事!五重塔の、あの松ぼっくりみたいな形って、単純に美意識のなせるわざかと思っちゃってたよ。

■だから、西海岸の建物は、レンガじゃなくて木で造るわけですよ。地震耐性が段違いだからね。森に住んでるのも、そんなこともあってだな。

 ■↑ロスとかサンディエゴのどこが森なんだよ?

  ■↑太平洋岸北西部の話だって(訳注:米国アラスカ州からカナダのブリティッシュコロンビア州にかけて)

■台北101はマジで見所だぞ。こういうダンパーってのはすごいもんだなあ。五重塔の中のダンパーについて学びたくなるよ。
台北101のダンパーはこれね↓。みなさんを啓発するために。

Taipei 101 Damper movement on 12 May 08


■まさにためになる情報だったよ。妻といっしょに、この寺を見に行ったんだ。本当にすごい場所だった。写真もすごいのが何枚が撮れた。

そのときも不思議だったんだ。なんでずっと壊れないで建ってんだろって。そのときは、設計が大事なんだとは思いもしなかった(記事にあるように、中央柱がまったくないのが大きいんだな)。

記憶が間違ってなければ、この寺から2ブロックほどくだったところに、もうファンタスティックなトンカツを出す小さい店があってさ(トンカツってのは、パン粉をまぶしてあげた豚肉)。いやもう、……そのためだけに戻りたいぐらい。

■きわめて興味深い記事だったよ。たぶん、僕だけだろうが、こんな昔の人々に建築の知識があったってことに驚かされた。いや、昔の人がこんな知識をもってたってことがうれしくもある。

こういう様式の建物は、実は本でしか見たことがないんだ。だから、すごく見惚れてしまう。今でもまだそこに建ってるってことがまたうれしいじゃないか。



法隆寺の五重塔の相輪の下には鎌が4丁刺さっているとか、開けてはならない伏蔵があるとか、いわゆる法隆寺の七不思議だけでもゾクゾクいたしますが、再建の理由もわからず、建築学的にもまだ謎が多いあたりが、法隆寺の魅力なんでございましょう。



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隠された十字架―法隆寺論』は、真偽のほどはとにかくとして、げに恐ろしきは人間なり…という怖い本でございます。夜中に一人で読んでぞぞぞっとしたいかたに。


   
タグ:法隆寺
posted by gyanko at 01:03 | Comment(123) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

海外の反応 - 米国テレビドラマは、日本のドラマや女性向けマンガを参考にするべき -

御礼

本日は、とにもかくにも御礼から。

前回、はなはだ身勝手なお願いをしてしまったにもかかわらず、コメントとメッセージでそれぞれ書き換えてくださったかたがいらっしゃいまして、ありがたくコピペで修正させていただきました。

お忙しい中、わざわざ時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
自分の情けなさを棚にあげるようではございますが、理数系のかたがたのカッコよさを実感させていただきました…。ありがとうございました。感謝の言葉にたえませんです…。



↓前回の記事についたコメントです。本日はやや長めとなっております。


■くー、チキショー。私の中の13歳が、もっとアニメやマンガをガツガツ食べたいって、期待と喜びに震えてるよ。

 ■↑イエー!マンガ!

■「リリーを自由にしてあげて!」…か。確かに、彼女ってほとんどいつも、ひどい扱いを受けてるよね。それでも、そういうときの彼女のリアクションを見るのがすっごい面白いんだけど。

女の子ってさ、コミカルなタイミングで使うと天才的に面白いもんだよね。

■『NANA』、ラブ!あのぐらい良質の物語をもったマンガをずっと探してたけどやめた!この記事の作品をチェックしてみるわ!
『NANA』の実写映画は見た?2作目は駄作だったけど、初作は見る価値ありよ。

 ■↑中島美嘉は大好きだけど、映画の『NANA』は合わなかったなあ、私には。理由はいくつかあるけど。

アニメの『NANA』の世界にひたりすぎたせいかも。2次元以外で、小松奈々っていうキャラクターの存在を信じるのがむずかしかった。

 ■↑実写映画はどうでもいいよね。マンガからかけ離れすぎてると思う。マンガのことを全部忘れて映画を見れるなら、キャラクターの出来を気にする必要もないし、もっと深い人間関係を理解しなくてもいいんだろうけど。
例をあげると、早乙女淳子と高倉京助の扱いが小さすぎちゃってもう…。

とにかく、矢沢あいの病気が回復して、戻ってきてくれることを祈ってる。VIZから20巻が数週間内に出るけど、この後しばらくは北米では『NANA』の出版スケジュールは立たないだろうね。

■ああ、この記事は10点満点以上の出来。これ以外で私が指摘したいのは1つだけ。

性別の符号化って、雑誌連載の対象が統計的にどんなふうな層に分けられてるかっていうことが大きいの。(訳注:層分けが硬直していると、符号化がきつくなる)。
たとえば、成人女性にはjosei(女性)ジャンル、成人男性にはseine(青年)ジャンル、それからshojo(少女)、shonen(少年)、サラリーマン、スポーツ、などなど。

日本のマンガ雑誌って、読者側の心の中の刷り込みを映し出すときの視野が広いんだよ。つまりさ、出版社側が、対象層のいろんなタイプに応じて、いろんなレーベルを出してる。クッキー、Wings、モーニング、少年サンデー、Asuka、LaLa、そりゃもういろいろ。

出版側が、女の子、男の子、女性、男性の多種多様な好みにうまく応じようと努力することが結局、主人公やストーリーの多様性につながってるってことね。

そのうえ、ニッチなマンガですら(まあ、Wingsのことだけど)発行部数がそれなりにすごいから、紙や経費がより安く済む。
だから、米国市場だったら即効で握りつぶされてしまうようなストーリーや主人公だって、日本市場なら隅っこのほうでなんとかやってけちゃうんだよ。

■『紅色HERO』はすごいよね!高梨みつばはすごい話を書いたもんだ。

日本のメディアが英語圏のメディアより全体として性差別が少ないかどうかを議論するのは、難しいことだとは思う。
でも、やっぱりなんらかの理由があるからこそ、日本のメディアでは、女性クリエイターたちのメディア露出がより多いし、レンジもパワーもあるんじゃないかな。

まあ、マンガには今だって、男の子vs.女の子っていう厳密なジャンル分けはありはするけど(その下にまた、細かいジャンル分けがあるのは置いといて)、女の子向けコミックのバリエーションって、もうそれ自体がジャンルっていうより、1つのメディアになってしまってる。

だって、スポーツっていったら『紅色HERO』、ストレートな恋愛ものっていったら『ピーチガール』、SFアクションなら『東京クレイジーパラダイス』。ロマンス少な目の人生ドラマなら『NANA』。ファンタジーだったら『彼方から』、歴史モノ?『ベルサイユのばら』。

なんかもう、男の子向けと女の子向けに分けたおかげで、逆に、女の子向けコミックが、特定のメディアのニーズに応えるはめにもならず、私たち米国のテレビや映画(それからコミックも…)でよく見る、ステロタイプで小さくまとまった女性キャラクターにもはまらず、自由に成長、発展したって感じがする。

 ■↑同意。日本のメディア・ミックスに、米国と比べて性差別が多いとか少ないとかって話じゃなくて、「ちがう」んだよね。だから、解説や比較がどうにも難しいものになってしまってる。

伊藤の論文は、このあたりの難しいところをいろいろと解体してる。たとえば、kawaii(かわいい)とkakkoii(カッコいい)の力学、性別が米国のオタク・コミュニティでどんなふうな扱われ方をしてるかってあたりから説明してるの。
ここに書くにはオタク的過ぎる話だから、ここまでにするけど。

あと、それ自体がメディアになってるってのに賛成。サブジャンルのおかげだよね。

 ■↑伊藤の論文、絶対読むわ。kawaii(かわいい)とkakkoii(カッコいい)の力学っていうのが気になる。
シリーズものって、どっちかに分類されることが多いよね。女の子だったら「かわいい」カテゴリとかさ……。

それと、オタク・コミュニティとジェンダーの関係っていうのは確かに面白い。女の子が、男性キャラクターのコスプレするのなんて、ごく普通のことだしね。
もっとも、男の子が女性キャラクターのコスプレしたのは一度しか見たことないけど。

男性キャラクターを演じる女性声優だって、たくさんいるもんねえ。…剣心の声優が女だって知ったときはびっくりしたもんよ!

ちょっと、マニアックな話になってきたから、ここらでやめとく。

■私の「読みたいものリスト」に新しい作品を加えてくれてありがとう。ヤオイに関する記事はやってほしいな。どうしてかと言うと、どんな作品が選ばれるのか興味があるから!

私だったら、『X』と『BANANA FISH』!

X illustrated collection 2 X∞〔INFINITY〕 (X illustrated collection (2))  BANANA FISH REBIRTHオフィシャルガイドブック

■記事の5つのポイントについては完璧に同意。米国メディアにこういうポイントを組み込んでいってほしいと思う。

『ママと恋に落ちるまで』も『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』も本当に大好きだけど、女性キャラクターが徐々に脇に追いやられていっちゃって、ガッカリだったから。

■『BASARA』をみんなに薦めたいわ!有名なタイトルじゃないし、価格も高い(27巻あるし)。ときどき馬鹿馬鹿しい展開にもなる。

でも、世紀末後の日本を統一しようと、革命を先導する女の子の話なんだってば!もうマジで、これだけ言えば、十分でしょ?

BASARA (1) (小学館文庫)

 ■↑十分です!

 ■↑それ、英語版かイタリア語版、それかインドネシア語版、出てる?日本語読めない……。

  ■↑英語版がVIZから出てるよ。

   ■↑よっしゃ。これでまた、金が飛ぶよー。

■つい先日のことだけど。別に、主役が男か女かでマンガを選んではいないつもりだったんだけど、考えてみたら、好きな作品って女性作家ってことが多いなって気づいたの。

このへんが、どうして私がアメリカのインディー・コミックやヨーロッパのコミックにはまらないかっていう理由の手がかりになるかもしれない。

ヤマトナデシコ七変化』はいまだにお気に入り。少女マンガの学園モノって、もう自分が学生じゃなくなっても、読む価値があるよね。

ヤマトナデシコ七変化 (29) (講談社コミックスフレンド B)  僕らはいつも 7 (マーガレットコミックス)

僕らはいつも』とか『好きっていいなよ。』もお薦め。

好きっていいなよ。(5) (デザートコミックス) きみはペット L’integrale(1) (KCデラックス)

■ありがとう!『きみはペット』をこれから買いに出かける!

■ああ、『Shojo Beat』…。それと『NANA』!あの雑誌に載ってる作品は、だいたいどれも面白かった。うん、思うよ、バリエーションの幅が広いの。

実際、同じ作者の『Paradise Kiss』も読んでたせいで、『NANA』はハマった。『Paradise Kiss』って(もう本当に心から大好き)、『NANA』よりたくさんの問題があるんだよね、キャラクターに。
主人公は、自分をボーイフレンドのアクセサリ以上の存在にしようって気がないせいで、どうしようもない生活をしてる女の子なんだ。

ファッション・デザイン・スクールの10代の子たちの話なの。面白いよー。だって、ありがちな人間関係ドラマもあるんだけど、キャラクターがみんな、それぞれの分野で成功しようって躍起になってる人ばっかり。
人間関係に構ってられないぐらいガツガツがんばってる10代を描いた話なんて、そうそう見つかるもんじゃないわよ。

 ■↑私も大好き。でも、あなたの言う通りの理由で、ここで紹介するマンガではないかなって思う。ファッションはステキなんだけど、主人公がかなり弱い子だから。

『Shojo Beat』がなくなったのは悲しかった。いろんなマンガを紹介してくれる雑誌だったのに。Yen Press(訳注:米国のマンガ出版社)はまだチェックしてないけど、やっぱり少女マンガがいいんだ、私は。

 ■↑恋で自分を見失った女の子が自身を取り戻してく話だよね。そこが、このマンガの魅力。

 ■↑面白い話だったと私も思う。主人公が欠点だらけだから、感情移入ができる。ただ、「ご立派なロールモデル」ではないってだけのことだよね。

 ■↑私も心から大好きだ。欠点のある主人公だけど、ストーリーはそういう弱さに批判的だったように感じる。

記憶が確かなら(読んだの数年前だから)、ジョージが彼女のことを「熱意が足りない」って言うところがあってさ、そういうところがよかった。女性が主役の本における表現を超えてたと思う。

 ■↑エンディングはウザかったけどね。私の場合、結局、主人公が「ロールモデル」にはなりえなかったっていう事実にイラっとしたんだな。
入り組んだ人間関係をほろ苦いエンディングで締めておしまいって感じがしたし。

■ああああ、この記事にどのぐらい幸せな気持ちになったか。独身時代、ほろ苦い20代を日本で過ごしていたころ、『きみはペット』を読んだ。オリジナルの日本語で。あれで心の平穏を保ってたなあ。

■中学校から高校にかけて、しばらくの間だけど、ものすっごい少女マンガ・ファンだったの。
それで気づいたのは、日本の少女マンガって、ストーリーのある部分が甘ったるく、性差別的になればなるほど、独創的になってくんだ。そりゃもう、焼き直しばっかりの米国のロマンティック・コメディのストーリーとは比べものにならないぐらい。

でも、(訳注:そういう甘ったるくて性差別的な部分もあるから)、『フルーツバスケット』とか『ママレード・ボーイ』みたいな作品を米国で映画化したり、テレビドラマ化するなんて、想像するのもむずかしいよ。

フルーツバスケットファンブック/宴 (花とゆめCOMICSスペシャル)  ママレード・ボーイ 4 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 よ 15-16)

それと、私はホモ的要素は多いほど好き。まあ、要は、男でも女でも、ジェンダー・ロール(男女の性別による役割)がゆるくなればなるほど好きなんだ。

ゲイじゃないけど女っぽい男性キャラクターがいたっていいし、隠れレズビアンってわけじゃないけどオテンバで元気の良い女の子がいたっていい(必ずしもステロタイプじゃないゲイ・キャラクターが大勢出てくるのだってもちろんいい)。

私は、毎日メークしたり、オシャレを楽しんだりっていうタイプの女の子に自分を投影できないの。しかも、ムキムキの筋肉質の男性より、繊細な男の人にいっつも惹かれる。
そういう人間だから、マンガを読むと元気をもらえる。こういう10代向けのメディアって、アメリカにはないでしょ。

■アハハ。松潤って、意志の強い女性が好きになっちゃうような意地っ張りの男の子を演じることにかけては実績あるよね(『花より男子』の前に『ごくせん』で松潤を見たの。それで恋に落ちちゃった。松潤は、不良っぽい役柄のほうがいいなって感じる)。

■この記事、大好き。私、少女マンガの中でも、頭の変な女の子とか、そういうのが登場するようなアホな感じの作品が大好きなんだ。
こっちで女性向けマンガが一般に広く認められるようになったことがうれしいよ。

『NANA』ってさ、アートワークもラブリーだけど、それ以外にもストーリーがファンタスティックなんだよ。映画化されたのもそこが理由でしょ。

女性キャラクターの成長とバックボーンを描いてるって意味で、私が薦める日本モノのシリーズは、『ライフ』だな。マンガもテレビ・ドラマもある。学校でのイジメが題材で、主人公には自傷癖があるの。
読んでてゾッとするところもあったけど、興味がある人は試しに読んでみて。

ライフ 1~最新巻(講談社コミックスフレンドB )

それから、『ごくせん』のヤンクミとかどう?(マンガでもドラマでも)『XXXHOLiC』の次元の魔、侑子は?私の中では、確実に強い女性キャラクター。

■『XXXHOLiC』は女性向けってわけじゃないけど、侑子が知的でスピリチュアルなんだよね。酒ばっかり飲んでるけど、本当にすごいキャラクター。恋の相手はいないの。他にキャラクターとして、四月一日(わたぬき)って男の子が出てくるけど、特に何もないし。本当に大好きだったなあ。私、アニメ好きですらないのにね!

■『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』でついにアレクサンドラ・イームズの話になったでしょ。飛び上がって喜んじゃった。素晴らしく力強いキャラクターだよね(やっと脚本家も、イームズが相棒だってことに気づいたんだね(笑。しかも、もう終盤だってのにさ。お前なんか、呪われろ!)

あと、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』には、少なくとも、エミリー・プレンティス、ジェニファー・ジャロウ、ペネロープ・ガルシアが出てるから。

とりあえず、次のシーズンが始まるまでは、マンガを読んで待ってるよ。


訳注:『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』=途中から、『LAW&ORDER クリミナル・インテント』に改題。
アメリカの現役刑事が最もリアルに感じるキャラクターと絶賛した天才刑事、ロバート・ゴーレンが、豊富な経験と知識で、次々と凶悪殺人事件を解決していくドラマ。アレクサンドラ・イームズは、相棒の女刑事。)

訳注:『クリミナル・マインド FBI行動分析課』:FBIの行動分析課のメンバーたちが、犯罪者たちをプロファイリングし、犯罪心理を読み解き、事件の解決に挑む。)

■『New Adventure of Old Christine』はホントに笑ったなあ。

子どもができたら、宮崎駿の映画は全部買って、見せるつもり。ディズニーは買わない。見たいと思えば、どっかで見られるもんだしね、ディズニーは。

■『NANA』大好き。でも、私が熱愛してるのは『Paradise Kiss』のほう。特にイザベラ。


Paradise kiss (1) (Feelコミックス)

訳注:イザベラ:『Paradise Kiss』の登場人物。物心ついた頃から自分が男であることに違和感を持っていたため、「イザベラ」と名乗って女装で生活している。)

よつばと!』もお気に入り。シングル・ファーザーに育てられてる4歳の可愛らしい女の子の話。隣の家の3姉妹とお母さんとの交流も描かれてる。4歳から40代まで、女性キャラクターが全員、素晴らしく良く出来てるんだよ。

よつばと! 10 (電撃コミックス)

エマ』もかなり好きだなあ。物語の主体は登場人物2人のロマンスなんだけど、家庭教師だとか、貴族、その他いろんな脇の女性キャラクターにも焦点が当てられてる。
英国のビクトリア朝時代の下流〜中流階級で暮らす女性たちをめぐる短編の連作。

エマ (7) (Beam comix)

■『サプリ』にがんばってほしい。Tokyopopは出版をキャンセルしたみたいで、怒りのあまり髪の毛をかきむしってるよ…。

サプリ10 (Feelコミックス)

これ、広告代理店で働く27歳の女性の話なの。恋に破れて、なんとか仕事と恋愛のバランスをとろうとする中で、自分とは何かってことを理解してく。Tokyopopの出版物としては、驚くほど深くて成熟した作品だよ。

 ■↑グッド・ニュース!Tokyopopがサプリの出版を再開するよ!

  ■↑おおおお!イエス!

■『R.O.D -READ OR DIE-』の主役の女性、読子・リードマンが力強かった。数年前に見たアニメだけど。
ジェームズ・ボンドみたいな有能な秘密エージェントでさ。あれはよく出来てた。

『NANA』、読んでみるよ。あと、ここにあげられてるマンガやアニメも。

■『放課後保健室』!『放課後保健室』だって!
この作品を絶対的に薦める、とまでは言えない。でも、「ジェンダーと恋愛」っていう問題と闘う若者を魅力的な視点で描いてるマンガに興味がある人には、薦めたい。

放課後保健室 10 (プリンセスコミックス)

■まず、最初に。私は昔、マンガやアニメって総じて、かたくなに男性向けと女性向けにジャンルを分けるよね、って考えてた。
『NANA』とか、そういう少女マンガ、女性マンガを大好きな男たちがいることも知ってるし、私自身、少年マンガや青年マンガに好きな作品がたくさんあるのに、って。

日本って一般的に、ジャンルにはっきりと線引きするよね(性別とか年齢で)。一方で、作品によっては、突出して、そういうジャンルの壁を乗り越えてしまうものもある。
私は、すべての日本のメディアが性別の壁を乗り越えられてるとまでは言わない。けど、乗り越えることにかなり成功してるシリーズもやっぱりあるんだよ。

アメリカのテレビにも、こういう鋳型をぶちこわそうとがんばってる番組はあるとは思うけどね。
思いついたところだと、『フリンジ』。アクション・ドラマとして卓抜だし、主役は強くて、複雑な女性キャラクター。『ベター・オフ・テッド』も、男女のバランスが取れてる番組。女性キャラクターがいろいろコミカルなことをやるあたりとか。


訳注:『フリンジ』:世界中で発生する説明不能なおぞましい一連の事件。これを解決するため、「fringe science」(疑似科学)と呼ばれる型破りな手法で捜査するFBIのFringeチームの活躍を描く。

訳注:『ベター・オフ・テッド』:真実をゆがめ、目標のためだけに突進する巨大ブラック企業で働くテッド。仕事を愛しながらも、会社の体制に疑問をいだくテッドを巡るオフィス・コメディ。

■ヤオイや百合は、女性視聴者、それから少数だけど男性のファンのニーズに応えてる。百合は特に(ヘンタイ系の話じゃなくて)。

ただ、物語って意味では、最も変化に富むのがヤオイだと思うなあ。量的にもたくさん出てるし。ヤオイの物量って、百合の比じゃない。もちろん百合だってレンジは広いけど、市場はヤオイのほうに傾いてるよね。

ヤオイの中でも、ベストと言ったら、よしながふみ。露骨なシーンはないけど、ストーリーに重点が置かれてる。『西洋骨董洋菓子店』はアニメ化もされたし、台湾でドラマになったうえ、韓国じゃ映画にもなった。

西洋骨董洋菓子店 (1) (Wings comics)  honey & honey

百合なら、私が読んだ中で一番ユニークだったのは、竹内佐千子の『honey & honey』だな。作者が、現代日本でレズビアンとして暮らす自分の体験をもとに描いてる。

■この記事はありがたい。ここ1年半ほどでアニメにハマったの。西欧のテレビや映画より女性キャラクターに多様性があるところがすっごくいいの。

マンガは読まないけど、コメントを読む限り、マンガってアニメより女性の象徴的キャラクターが多いのかもって思った。
女の子が中心になるアニメって、年少の視聴者が対象になりがちでしょ(高校生とか、もうちょっと下の子たち)。今後、もっと女性向けのものがアニメになってくれたらなあって感じる。そしたら、私たちみんなが楽しめるもの。

どっちかって言うと、私はアニメだな。アクションやキャラクターの成長、深い含意があるし、目立つキャラクターだと、男であれ女であれ、単純なステロタイプってことは稀だから。

■私もマンガを読まなくなりかけてた。だって、あまりに、「気が利かなくて、おどおどしてて、そのくせめちゃくちゃ可愛い」っていうヒロインばっかりだって思って。
でも、そうだね、日本には、良質の複雑なストーリーやキャラクターがあるんだな。

なにもないとしても、いつだって宮崎とジブリに頼れるし。『ナウシカ』は永遠の私のお気に入り。みんな、正直に認めようよ。彼女って、すごいじゃない?

■この記事をこのサイトで読めたことがうれしい。ただ、ここで言及されてないことを1つ。少女マンガで私が気になるのは、女性の性の取り扱い。

彼 First Love』とか『ホットギミック』みたいなマンガでさえ、成長と成熟を描きながら、セックスが全編を通じて、大きなテーマになってる。セックスってまるで、「女の子は求めてないもの」みたいな扱われかたなんだよね。

マンガの中で、女の子がセックスをためらうことはしょっちゅう。なのに、それで彼氏に疑問をぶつけたり、話し合ったりするわけでもなくて(誰かにアドバイスを求めるわけでもなの)、ただもう丸め込まれてセックスになだれこむって感じ。
でもって、セックスを楽しんでいるときですら、苦痛を感じてるような描かれ方。

マンガは大好きだけど、特に矢沢あい(『NANA』の作者)、それ以外の少女マンガってほとんどが「ひどいな」って思うことのほうが多いよ。

彼first love 8 (フラワーコミックス)  ホットギミック 2 (フラワーコミックス)

 ■↑実際、『NANA』だと、主人公の1人は、「セックスしたがりだけど、それに罪悪感を感じてる子」として描かれることが多いよね。それでも、やっぱり「すごい子」っていう描かれ方ではあるけど。

たださ、アメリカみたいに、混乱も少なくあっさりと性を扱うようなマンガを、少女マンガとは私は呼ばないわ。
性は気楽に話せるカジュアルなことである場合が多いけど、ほとんどのアメリカものと比べたら、日本のほうがずっとヘルシーなんじゃないの?私見だけど。

 ■↑少女マンガのセックスの取り扱い方って、いろいろだよ。そうだね、一般的には、セックスをしたがるのは悪い女の子、良い子は「決意をもって取り組む」って感じか。

でも、そういうのは女性マンガと少女マンガのミックスなジャンルだよね。josei(女性)マンガは大人向けに調整されてるから、セックスするキャラクターも出てくる。『きみはペット』とかは、何度もセックスが出てくるでしょ。桜沢エリカの作品はほとんどそうだし。
『スパイシーピンク』はないけど、これは環境が環境だし、ヒロインが無関心だしなあ。『砂時計』は、杏が成長するとそういう場面がある。

マンガの性表現って多様性があるんだよ。多くは、良い子と悪い子っていう相対化がされちゃうとはいえ、ね。
まあ、メジャーな会社が輸入して翻訳した作品だと、一般に性体験とかは出てこなくて、高校生活に焦点がおかれたものが多いとは、読んでて感じる。

『彼first love』はセックスに至るまでずいぶん引っ張るけど、少女向けに描かれたものだし、いいんじゃないの?こういう本だってないとだめでしょ。

『ホットギミック』はセックスの話っていうより、セックスを抑制する話に思える。あのシリーズ大好きだけど、初(はつみ)って煮え切らないよねえ。ああいう性格じゃなかったら、セックスに対しても態度はちがったかも。……とりあえず、私的には、イライラして叫びたくなるわ。

■『NANA』も『きみはペット』も大好き。アメリカの主流メディアでも、ああいうキャラクターがもっと増えるといいよねえ。『Daria』(訳注:米国のテーン向けアニメ)以来、米国のテレビですごいなって思う女性キャラクターってマジでいない。

■ヤオイと百合マンガ、かなりの量、そればっかり読んでるよ(ぎりぎりshonen-ai(少年愛)な要素が多少入ってるのも)。だから、ヤオイや百合がベースになったアニメや実写版には特に興味があります。

■すごい記事だった。
私は真面目に日本のアニメーションやマンガ産業に関心をもってる。
昨今、萌え文化がどんどん大きくなりつづけているよね。不況で韓国や中国に外注に出される作品が増えて、そのせいで小さなスタジオがつぶれてもいってる。小さいニッチなスタジオが置き去りにされないといいなって願ってる。

それと、『NANA』の映画版は、大崎ナナ役の中島美嘉の音楽が素晴らしかったよ。ソニーのアーティストを売るためのタイアップなんだろうけど、それにしてもすごかった。『GLAMOROUS SKY』とか。

■私もMysoju中毒なんだけど、『Around40 注文の多いオンナたち』は、どうしてもみんなに薦めたいの。

これね、独身の医師の話。年齢は、タイトル通りの40前後で、そろそろ女性としての賞味期限も切れそうって自覚してるのね。
で、彼女には、同年齢の主婦の友達がいる。この人はまた仕事に戻りたいんだけど、スキルがなにもない。
それから、もう1人。彼女たちよりちょっと若い雑誌編集者がいて、こっちは独身主義。

……もう本当に面白かった。スイートな番組。セックス・アピールだけのセクシーな10代なんか一人も出てなくて、30〜40代の女性をちゃんと描いてくれてるところがステキだったの。

■マンガもアニメも、蔵書として買って集めてる。軽めの人気作も買うけど、メインの目的は、良質で、現実的で、意味のあるストーリーとキャラクターが出てくる作品を見つけ出すこと。
けど、ここ何年も、輸入されてくるものって、軽いやつばっかりに思えるんだよなあ…。

■『きみはペット』とか『サプリ』のどこが大好きって、「若くて貧乏な男の子」が、真面目に仕事をしてるキャリア・ウーマンに「筋の通った選択肢」として提供されるってあたりよね。

明らかにこれって、今までの「成人男性と、社会的地位を誇示するため迎えた、若くて美人の妻」っていうパラダイムを変えつつあるでしょ?
同時に、今までの「白馬に乗った、私の王子様は誰?」っていうテーマに対する新鮮な挑戦だとも思うの!

■この記事読み始めるとき、「もし『きみはペット』に言及してなかったら、絶対にコメントで言わなきゃ」って思ってた。

マジで、これは私がかつて読んだ中で一番素晴らしい作品の1つ。
実は、本屋でマンガを眺めてて、この本のタイトルと宣伝文句が初めて目に入ったとき、「ハハハ、馬鹿じゃないの…」って冷ややかな態度だったの。
けど、結局、45分経っても、私はそこから離れられず、第1巻を半分まで読んでしまってた…。

買わざるをえなかったわね。4巻まで全部まとめて。

あとはもう、次の新刊が出るのをストーカーのように待ち続けたよ。1年間ずっと。

スミレが大好きなんだ。他人に思えない。かなり長いこと、架空のキャラクターなんだって納得できてなかったぐらい。

テレビ・シリーズはかなり原作とはちがってたけど、気にしない。松潤の可愛さがもう神がかってたせいだ、これはたぶん。

■こういう話題を議論できるなんて、超ハッピー!josei(女性)ジャンルが大好き。理由はこの記事にあるのがすべて。

ほとんどのアメリカのシリーズって、強い女性キャラクターが出てきても、その強さの理由って肉体的な強靭さか、さほど強靭な肉体をもってない女性の場合は、メンタルに優れてるかのどっちかしかない。

つまりさ、フェミニンな人が「強い女性」とみなされることって稀なの。「強い女性」っていうと、すぐに「美人」と対照化して、肉体やメンタルの力を誇示するんだよね。

私は特別、肉体的にもメンタル的にも強い人間じゃない。だから、こういう2値化されたキャラクターじゃ、勇気をもらえないの。

『NANA』を見てると、勇気が出てくるんだよ。だって、大崎ナナの肉体的な強さやメンタルの強さを楽しみながら、小松菜奈と気持ちを通わせることができるから。小松菜奈って、私に似てるんだ。強い女性としては描かれてないから。

■あなたの記事っていっつもグレート。本当に。

『ホタルノヒカリ』、探しに行く。だって、主人公が私みたいなんだもの。「遊びまわるより、ゴロゴロしていたい」?……友達になりましょう、ぜひ。

■ここで、私たちが共有できるもの、それは、………

松潤!ギャーーーーー!!!

……失礼。

私が言いたいのは、少年マンガだし、女性が主人公ではないけど、『鋼の錬金術師』もリストに加えてってこと。もうね、主要女性キャラクターが全員、とにかくダイナミック。
ほぼ間違いなく、主役の兄弟以外で一番タフなのが女性。アニメにもなってるよ。ほぼ原作通りの出来。
カッコいいイケてる女性がついに登場したってことよ。

 ■↑『鋼の錬金術師』は、描いてるの女性だもん。当然、女性キャラクターはイケてるって。

少年向けのアクション・マンガ雑誌で、女性がマンガを描いてるってことと関係があるかもなあとは思うけど。
(少年向けアクション・マンガって)『BLEACH』とかに登場するような、異常に巨乳なキャラクターが目立っちゃうけど、その背後を見れば、けっこうな量の「クールな女性」が出てくるよ。

  ■↑私、荒川(『鋼の錬金術師』)の人となりにちょっと惚れこんでる。荒川って、「男は大きくてがっしりしてるべき。女性は曲線美」って言うわりには、オリヴィエ(訳注:「ブリッグズの北壁」「氷の女王」という異名を持つ苛烈な性格の女性司令官)みたいなすごいキャラクターを出してくる。
でもって、そんな例外的なキャラクターなのに、ストーリー上で「だからダメなんだ」とばかりに酷い目に遭うなんて展開にもしないんだよね。

また『鋼の錬金術師』みたいな素晴らしいストーリーを描いてほしいよ、彼女には。

それと。『BLEACH』の久保は、ありえないぐらいの巨大な乳が好きってだけでしょw。女性キャラクターはだいたい、イケてると思うよ。パーソナリティもちゃんと作られてるしさ。…だから、私的には、たとえストーリーが永遠に進まないとしても、『BLEACH』はお気に入りの1つ。

女性キャラクターの描き方じゃ、岸本(『NARUTO』)より良いよ。…って、これじゃ、さして褒め言葉にならないか。

■『ドラゴンボール』と『スラムダンク』を読み返してた(いや、うん、もうけっこうな年なのよ、私)。

どっちも女性がステロタイプじゃないんだよなあ。ブルマは、めちゃくちゃ機械に強い天才だし、彩子は素晴らしいバスケ部のマネージャーで、しかもグラマー。

彩子って、キャラクター作りが「リョータが好きになった女」ってだけの立ち位置じゃないんだよね。それって、サイドラインのネタでしかないの。彩子はリョータの恋心なんて完無視だしさ。

■『エイリアス』のシドニー・ブリストウって、ここ十年はアイコンって言える女性キャラクターだよ。


訳注:『エイリアス』:国語教師を目指しながら大学院での学生生活を送るシドニー・ブリストウ。実は、CIAの秘密作戦支部のエージェントとしての顔を持つ。だが、シドニーは自らがスパイであることを恋人に打ち明けてしまう。情報漏洩を恐れた秘密作戦支部はダニーを殺害、シドニーも同じく追われる身となる…。

■↑けどさあ、私、シドニー・ブリストウほど自分が強いとは思えないし、彼女の生活って、私の実生活とかけ離れすぎてるんだよなあ。

 ■↑アイコンだというのは同意。

最初の頃のシドニーは、「誰に対しても、なんでもやってあげようとする若い女性」って感じだったよね。

……たとえば、カー・チェイス中なのに、いきなりフランシーからチャーリーのことで泣きながら電話がかかってきて、シドニーは、カー・チェイスをしながら、スパイ活動もして、フランシーのことも励ます、しかも全部同時みたいな。
…それに、なにかっていうと、体を鍛えてたし、いっつも走り込んでたしね…。

……ま、このドラマ、私とは相性が良かったよ。『エイリアス』のテーマって、「すべてのエピソードに、シドニーのエイリアス(替え玉)がいるので、なんでも同時にできるんです」だったのかな。考えすぎか。



長文が多いうえ、数が少なくなかったので、「アメリカのドラマだったら、この作品の女性キャラクターが好き!」、「日本だったらこれも!」という品評会コメントはある程度の数に抑えております。


ずいぶん前、米国の図書館で日本の少女マンガが人気があるというニュースを見たことがありますが(『フルーツバスケット』が米国のベストセラーランキングに入ったりしていた頃だと思います)、映像には小中学生の女の子が図書館でマンガを読んでる様子が映し出されていました。
あのころの子どもたちがそろそろ大人になって、女性向けマンガを読んでいるのかもわかりませんな。



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posted by gyanko at 21:12 | Comment(162) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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